21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して
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有象無象 シャムは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 展望台 ―
[旅のはじめの頃や、あるいは目立った星の付近を通る旨の放送が入るときなどはたくさんの人が訪れる展望台も、特に何も見えない今、人の姿はまばらだった。
いや、特に何も見えないわけではない。
とても厚いガラスの向こうには、今でも旅のはじめと変わらず遠くに星々が瞬いている。
ただ、皆慣れてしまっただけだ。
それでも、ある程度広いとはいえども閉鎖空間である宇宙船の中、少しの解放感を味わえるこの場所は自分のお気に入りであった。
何なら、自分はまだ、今でもこの場所に来ると、名もなき星の美しさに見とれる時すらある。
ここまでの人生、ほとんど地球から出るということがなかったのだ。
毎日少しずつ、見える星ぼしの位置や明るさが変わるだけで、自分にとっては新鮮なものだった。
さて、そんな解放感がお気に入りと言いながら、自分の好きな席は展望台の端っこの、1人用のソファー席だ。
端っこは落ち着く。
みんなそうだと信じている。]
(47) 2024/05/29(Wed) 20:36:42
[そんないつもの席で今日ものんびりと、セルフで注いだコーヒーを飲みながら、部屋から持ってきたパンフレットと、船内の購買で購入したホワイト・マーブルの観光雑誌を開いていた。
今時雑誌は電子書籍より大分高い。
だけれども、自分には慣れたものであったし、退職手当も想像以上に貰った今、特段金には困っていない。
だから、この星にきたのだ。
『地球からの方向け
当施設は自立されている時から入居された場合、原則終の棲家として利用いただけます。
当施設は公的機関を始めとした様々な主要機能が集う中心市街地からLRTで30分圏内でありながらXXXX年代の地球****を彷彿とさせる木々と古風な建物の並ぶ####に所在し…』]
悪くないな
[もう大分読み込んだパンフレットを再び読みながら、呟いた。]*
(48) 2024/05/29(Wed) 20:38:46
こんにちは。お嬢さん。
[立ち上がった彼女は想定していたよりも身長が高い。
自分の方が身長が高いとはいえ、立ち上がる前には
それなりに圧迫感を感じた。
それに動揺するほど、
人間らしい人間でもないのが男の惜しいところだ]
ジロジロと見てしまったこと、謝罪しよう。
先程から随分と深く息をつかれるものだから
体調でも悪いものかと思い、様子をうかがっていた。
様子を見る限り…何事もなさそうで何より。
[と、暇だったので観察してましたという本音を
お首にも出さず、しれっとそんなことを言いつつ…]
(49) 2024/05/29(Wed) 20:42:32
有象無象 シャムは、メモを貼った。
(A13) 2024/05/29(Wed) 20:43:12
…まあ、ため息をつきたい気持ちもわかりますよ
一月もの航行は、流石に変化もなく退屈なもので、
結局私も、そうなっているところ。
[と、またグラスを傾けつつ、空を眺めるが、
広がる無限の星空は、相も変わらず輝くばかり。
掬えもしない景品には、男はあまり興味がなかった]
…若者は、こういった船には
喜ぶものかと思っていたが
存外そうではないのですね
お暇ならば、
何かお話でも?
[と、男はもう一度席に座る。
そして、隣の席をちらりと見つつ。
退屈の化物に食われる前に、幽霊同士お話でも*]
(50) 2024/05/29(Wed) 20:50:24
社長 ツァリーヌは、メモを貼った。
(A14) 2024/05/29(Wed) 20:52:19
――食堂エリア――
[ペーパーフィルターを利用するので豆の粒度は中挽きにしている。粒の大きさはグラニュー糖と同じぐらいだ。ゆっくりとハンドルの手応えを感じながら豆の砕ける音に耳をそばだてる。]
…良い音がするでしょう。豆の機嫌が良いとね、
こんな音になります。
毎日相手をしていても、
その日の湿度や温度で機嫌が変わるもので…
中々に難しいのですよ。>>35
[その素敵な名前は豆が砕けて行く音に混じり私の耳に心地よく響き。
ワインを味わうように数度舌に転がした。
勿論、人工の舌だ。それでも発声機能は別に人と変わりはしない。
私は電子音で話すわけではないから。]
(51) 2024/05/29(Wed) 20:53:59
グリーディアさん。素敵なお名前ですね。
新天地…ですか。
何か新しいものを求めて…?
地球では得られなかったものでしょうか。
[ついと顔を上げて問う。話したくない内容に触れるつもりはないが、こうして珈琲を振舞う間に他愛なく言葉を交わすのが私は好きだった。
彼女の質問には、ドリッパーをセットしお湯を沸かしながら答える。]>>36
(52) 2024/05/29(Wed) 20:54:32
前の所有者は。……亡くなりました。
この船旅は、ある意味の私と彼女の
最期の旅行…かもしれません。
私は彼女の「夫」を模して作られているのですが、
この旅が終わるまで…そのままでいてほしいと。
それが彼女の遺言でして。
[俯いた私の瞳は、眼鏡に隠れて見えないだろう。むしろこんなに簡単に人は、涙を零さないのではないか。
でも私は亡き所有者、ドロシーの事を想えば丸眼鏡の硝子を曇らせるのである。
それが私の想いなのか、ドロシーの望んだプログラムかというのは、私にはわからない。
静かに湯をペーパーフィルタ―にセットした粉に注いでいく。湯を吸った粉は膨らんでいい色合いを見せた。
彼女を待たせて申し訳ないが、もう少しかかる。]*
(53) 2024/05/29(Wed) 20:55:47
曇硝子 スイッセスは、メモを貼った。
(A15) 2024/05/29(Wed) 20:58:03
/*
おっさんパラダイス…
若い女の子とおっさん、じいさんしかいない村…
(-6) 2024/05/29(Wed) 21:01:02
[レディなんて呼ばれると、なんだかくすぐったい。>>49
席を立った相手の目線を目で追っていけば、自分の物より高い場所に落ち着いた。]
別に、そんな、謝罪なんて
それよりも、
……心配させてしまって、すみません
[そう言いながら、申し訳なさそうに目を伏せる。
体調不良、か。
……私、そういう風に見えるんだ。
他者に無用な心配をさせてしまった事を少し恥じる。溜息の癖、直さないと。
ややマイナスに傾いた思考に気を取られた物だから、じろじろ見られていたなんて事は流してしまった。]
(54) 2024/05/29(Wed) 21:57:53
/*
どうしようもう眠いです(;´д`)
おじいちゃん並みです……
(-7) 2024/05/29(Wed) 21:58:06
一か月も閉じ込められるって、
嫌になっちゃいますよね
[短いようで、思考が煮詰まるには十分すぎる時間。
自分と同じように退屈を持て余しているという相手に、少しだけ親近感が沸く。
グラスの中に揺れる鮮やかなブルーに視線をやりながら、やや自傷気味に笑い会話を続ける。]
私は、娯楽施設とか、
そう言うの、あまり興味無くて
[退屈の星空を紛らわせるものを、この船は十分に積んで居ると思う。
単に、私がセカイに対してピントを合わせられないだけ。]
(55) 2024/05/29(Wed) 21:58:27
一人旅、ですし、
[シネマは都合の良い物語を上映するばかりだし、AI相手のゲームも退屈。>>9
食堂で振舞われるジェラートは早々に食べ飽きて、古今東西あらゆる土地の料理が振舞われるにもかかわらず、食に対しての興味も薄れてしまった。
どれも体験を共有できる相手が居ないが故、虚しく感じる事ばかり。
カジノはそもそも、入場するには己は若すぎる。
でも、本当に虚しいのは自分の方。
長い襟足の先を指先で少し弄んで、引き続き小さく笑った。]
(56) 2024/05/29(Wed) 21:58:55
…ん、じゃあ、
[お話でもと、現れた選択肢にきょとんとした年相応の顔を一瞬返したが、それはすぐに気だるい雰囲気へと戻ってしまったか。]
お言葉に甘えて
[そう言いながら、先ほど彼が座っていた席の隣に、トスンと遠慮なく腰掛けた。>>50
足先は少し内股気味。子供っぽく、爪先をやや遊ばせて。
一度足先へ落した視線は、次に相手の顔を興味深そうに見上げただろう。]
おじさんも転勤で引っ越しとか、
そう言うの、なんですか?
[ホワイト・マーブル移住の理由を尋ねる。
相手の事は知らないが、こちらはそうだ。
ただし転勤したのは親なのだが。
おじさん呼びは失礼とは思わない。
その辺りは、若気の至り、と言った感じで。*]
(57) 2024/05/29(Wed) 21:59:15
一人旅 レットは、メモを貼った。
(A16) 2024/05/29(Wed) 22:02:11
/*
1村に1人ぐらいは老けた男居るとええですからね。と言い続けて10年(???)ぐらいたちましたが、とうとう来ましたよ、私の望んだ時代が。
ヒャホーッ
(-8) 2024/05/29(Wed) 22:08:00
曇硝子 スイッセスは、メモを貼った。
(A17) 2024/05/29(Wed) 22:12:41
お構い無く。
家内も、もともと身体が弱いものでね。
少々人の顔色に意識がいきやすいだけだよ
[心配かけたということに意識を向ける男装の彼女に>>54、
男は気に病むことはない。と、言葉を続ける。
人間観察で暇をつぶしていた側からすれば、
むしろ気味悪がられなかったことに意外性を感じる]
…奇遇ですね。
私も、ギャンブルやダーツなど
カジノに置かれている娯楽は、あまり興味がなく。
かと言って、通常の遊技場も一人で足を運んだところで楽しさがいまいちわからないのですよ
[娯楽施設に興味がないという彼女には、男も似たような感覚を覚えていたことを伝える。>>55
一人だからつまらないのか、自分だからつまらないのか。
それは…解明しても虚しいだけなので、あえて目を背ける]
(58) 2024/05/29(Wed) 22:19:32
…独り、というのは
あまりにも静かですからね
[ぽつり。
独り旅の彼女に。
独り旅の男は呟く。]
(59) 2024/05/29(Wed) 22:21:34
[一瞬キョトンとしてみせた彼女の顔は、年相応の若さというか、素の彼女をさらけ出したかのようなものだった。>>57
薄汚れたビジネスの世界では、
とって食われてしまいそうな、ちょっとした隙。
若さの証拠だな、と思いつつ、
それが一瞬で気だるげなものに変わってしまえば、
この子をそれほど失望させる退屈の悪魔の強さを思い知らされることになった
どうぞと席を促せば、彼女はそのまま遠慮なく座り、無警戒さを感じさせた]
ええ、私は…「ホワイト・マーブル」で
会社の支社が設立されたので。
その組織の立ち上げに駆り出されてきたのですよ
こちらの星では、うちの企業の会社はほとんどなくて、まずはその足がかりということで。引っ張りだされましたよ、困ったことにね。
[と、少し苦笑いしてみせる。
その企業系列の社長は自分なのだが、むしろエライ人に無理やり連れてこられたかのようなやれやれ感を醸しつつ言えるのは、自分の正体をわざわざ言う必要がないのと、『おじさんも』という言葉に引っかかったから]
(60) 2024/05/29(Wed) 22:29:19
[本当は友人も一緒に連れて行きたかった。
でも、それは叶わなかったから。
私は私に繋がる全てを捨ててこの船へと乗った。
全てを捨てて、何も持っていない私。
籠の中で生きてきた鳥と同じくらいものを知らない。
とても一人で生きていけそうにないのにね。]
(61) 2024/05/29(Wed) 22:35:03
[でも、籠の外で生きることを望むなら
少しでも、他の人を知らなければ。
だから、この船で少しでも他の人と話してみよう。
そう思っていたから、挨拶にもふわりと微笑んで。>>39]
(62) 2024/05/29(Wed) 22:35:40
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