情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
2人目、 Y&N.Corp.社長 ツァリーヌ がやってきました。
Y&N.Corp.社長 ツァリーヌは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
[バイオレット・フィズのような明るい紫色の星雲を眺めながら、壮年の男は、レストランで購入した*チャイナ・ブルー*のグラスを傾ける。
新たな地、新たな星で始まる新たな生活。
正直、地球に残してきた支社の数々が無事に会社を回してくれるか不安は残るが、今最も注力して事業を開拓すべき地を目の前にして、考えることは山のようにある]
………あいつは「ホワイトマーブル」での生活を楽しんでいるだろうか
[そんなことも考えながら、
物静かな男はただグラスを傾ける*]
Y&N.Corp.社長 ツァリーヌは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
Y&N.Corp.社長 ツァリーヌは、 社長 ツァリーヌ に肩書きを変更しました。
……それにしても、やることがないな。
まったく…社用に採用している通信機器の
アップグレードが必要なようだな…
[ワープを繰り返し、新たなる新天地を目指す「リベルテ」の中。この一ヶ月もの間、男の通信機器は非常に調子が悪かった。
地球本社との通信も、出来たばかりのホワイト・マーブル支社との通信も、ワープを行っていない数刻の間しか行えず、業務報告は滞るばかり。
最初の通信の際に、このままではまともに仕事にならないと、各所に通信が繋がらない間の指示ができたから良いが…一方で、もともと船内でやるつもりだった仕事もなくなり、退屈紛れに行っていた
もともと趣味が多い方でもない男が感じているのは、手持ち無沙汰な感覚というか…正直。暇。]
…
[暇を持て余した男が何をするかといえば、
グラスを傾けながら、人々がどう動いているかの人間観察。
それはそれは、気だるげに**]
[男にとっての『地球』というものがなんだったか
そう問われたなら、男は臆面もなくこう言葉にするだろう
我々人類の生まれ故郷であり、
これまで生活してきた土地であり、
経済を回すべき社会であり、
自らの
清濁混じる人間の世界、悪意の泥すら飲み干し、
人間関係などという不安定な綱を渡る。
惨たらしい強者と悍ましい弱者が溢れる
夢を見るには薄汚れていて、
現実を見るには、狂気にあふれている。
そんな場所だった。]
[ 一方、地球を離れることに対して
何か思うところがあるかと問われれば、
これまた臆面もなく答えるだろう。
いや、特には。と。
地球を離れていく頃には郷愁のようなものくらいは
感じるものだろうと考えていたのだが、
遠く離れていく青と緑の人間社会をみても
特に何か感じ入るようなこともなかった。
この土地を離れたところで、会社は回り続けるし
むしろこれからやるべきことに頭が一杯になっていた]
/*
ウオ〜〜〜、みんな積極的に動いていて偉い
社長は年も年だし、重鎮すぎる性格してるので、
若き女の子に手を出しづらい…!
今は、レットちゃんをみつめるしかできない…!じいっ
こんにちは。
[立ち上がった彼女は想定していたよりも身長が高い。
自分の方が身長が高いとはいえ、立ち上がる前には
それなりに圧迫感を感じた。
それに動揺するほど、
人間らしい人間でもないのが男の惜しいところだ]
ジロジロと見てしまったこと、謝罪しよう。
先程から随分と深く息をつかれるものだから
体調でも悪いものかと思い、様子をうかがっていた。
様子を見る限り…何事もなさそうで何より。
[と、暇だったので観察してましたという本音を
お首にも出さず、しれっとそんなことを言いつつ…]
…まあ、ため息をつきたい気持ちもわかりますよ
一月もの航行は、流石に変化もなく退屈なもので、
結局私も、そうなっているところ。
[と、またグラスを傾けつつ、空を眺めるが、
広がる無限の星空は、相も変わらず輝くばかり。
掬えもしない景品には、男はあまり興味がなかった]
…若者は、こういった船には
喜ぶものかと思っていたが
存外そうではないのですね
お暇ならば、
何かお話でも?
[と、男はもう一度席に座る。
そして、隣の席をちらりと見つつ。
退屈の化物に食われる前に、幽霊同士お話でも*]
お構い無く。
家内も、もともと身体が弱いものでね。
少々人の顔色に意識がいきやすいだけだよ
[心配かけたということに意識を向ける男装の彼女に>>54、
男は気に病むことはない。と、言葉を続ける。
人間観察で暇をつぶしていた側からすれば、
むしろ気味悪がられなかったことに意外性を感じる]
…奇遇ですね。
私も、ギャンブルやダーツなど
カジノに置かれている娯楽は、あまり興味がなく。
かと言って、通常の遊技場も一人で足を運んだところで楽しさがいまいちわからないのですよ
[娯楽施設に興味がないという彼女には、男も似たような感覚を覚えていたことを伝える。>>55
一人だからつまらないのか、自分だからつまらないのか。
それは…解明しても虚しいだけなので、あえて目を背ける]
[一瞬キョトンとしてみせた彼女の顔は、年相応の若さというか、素の彼女をさらけ出したかのようなものだった。>>57
薄汚れた
とって食われてしまいそうな、ちょっとした隙。
若さの証拠だな、と思いつつ、
それが一瞬で気だるげなものに変わってしまえば、
この子をそれほど失望させる退屈の悪魔の強さを思い知らされることになった
どうぞと席を促せば、彼女はそのまま遠慮なく座り、無警戒さを感じさせた]
ええ、私は…「ホワイト・マーブル」で
会社の支社が設立されたので。
その組織の立ち上げに駆り出されてきたのですよ
こちらの星では、うちの企業の会社はほとんどなくて、まずはその足がかりということで。引っ張りだされましたよ、困ったことにね。
[と、少し苦笑いしてみせる。
その企業系列の社長は自分なのだが、むしろエライ人に無理やり連れてこられたかのようなやれやれ感を醸しつつ言えるのは、自分の正体をわざわざ言う必要がないのと、『おじさんも』という言葉に引っかかったから]
…それから、そう。
私には妻がいるのですが、
彼女は体が弱くてね……
きれいな空気の環境でないと体調を崩すのですが…
…それも、転勤を受け入れた理由でしょうかね
彼女が、生きていきやすい場所に移ってやりたくて。
ただ、彼女自身は地球にいつか戻りたいようですが…
[男は退屈紛れに話にエッセンスを加える。今度の話は、本当のお話。
妻に生きていてほしい。それ以外に理由などなく。
地球に対して愛着のない男は、地球にいつか里帰りしたい妻の気持ちが、あまりよくわからないでいた]
……あなたはどうです?新たな新天地について。
地球を置いてきて…やはり帰りたいと思うものですか?
[と、通常の人間の反応を確認したり**]
/*
一気に増えたな。
顔を覚えるのが大変そうだ(人の顔を覚えられないおじさんのような感想)
コラーダは、PLがかつて使ったこともあるキャラクターだから、
なんとも不思議な気分だ。
愛着のあるキャラクターがたくさんいて
とても嬉しい
/*
中の人の特徴として、思考と発言の温度感がPCに引っ張られるとこあるので、淡々としてますが、人が多くて嬉しいです(いえーい
…いや、そんな言葉は子供騙しか
なんの感想も持てないものに、
帰りたいかどうかなんてわかるはずもないか
…私と、同じだな
[と、ぽつり。
分かってしまう。
愛着もない、執着もない、こだわりも無い土地に
いつまでたっても想いを馳せられるほど
男は未練がましくも人間らしくもなく。
妻や家族以外のものに執着しないこの男は
だからこそ、なんとなくわかると]
……………………
[いやしかし。こうも俯かれると困ってしまう。
というのも、男には二人の子供がいるのだが…
男は、幼子という生き物が大の苦手だった。
仕事仕事に生きてきて42歳。
妻の体調と体質が原因で子供が生まれるのが遅かった。
なので、40代にして初めて出会った
未知の生命体は…それはそれは男にとって難敵で。
ある程度、人の心を分析解読して会話する技術に長けている方だと思うのだが、その能力は、泣きじゃくる子供の前にはなんの効果も発揮してくれなかった。]
……………………………
…………………………………お嬢さん。
[とりあえず、慰めにハンカチでも渡そうと思って…
……
…………
…………………
[ポケットから出てきたのは、
子ども向けお菓子
たまごぼーろ(対象年齢1〜歳)。]
すまない、間違えた。
[そっとベンチの横にでも置き、今度は赤いハンカチを差し出す。何事もなかったかのような顔をしているがベンチの横から存在を主張し続けるたまごぼーろはそれはそれはサクサクそうだった*]
[誤って差し出してしまった幼児用お菓子を目にした若者は、まずキョトンとした顔で私の顔を見返した。そこで間違えたと気づいた男は、改めて、本当に渡そうとしていたハンカチの方を差し出すことで行動を訂正した。
間違えたことに対して、照れたり恥じたりする前に、
行動の訂正をしたほうが確実に次の一手になる。
…というのが男の持論だったが。
そこから吹きこぼれてきたのは、先程まで泣きそうだったその子の、予想外の笑い声だった。>>156]
…………
………………
どういたしまして?
[肩を揺らして笑う彼女を見つめながら、1つ、2つと瞬きを繰り返す。どうやら彼女は『面白い』と感じている様子であるが、さしだしたものの訂正がそこまでツボに入るとは思っていなかった。
そういえば、妻とも笑いのツボが違うというか、
面白いと感じるものの方向性がだいぶ違うことも多かったなと思い返すが、まさかこれは面白いのだろうか。と瞬きの中で思考]
……
……………
菓子を差し出して、
笑ってもらったのは
さすがにこれが初めてだな
[と、相変わらず増え続ける瞬き。
表情自体は変わらないが、思考の読み込みができてないAI的な反応というべきか]
売店のお土産コーナーで見かけて、
まだ幼い子供たちにと思ったのだが…
どうも、私が渡すものはどれもこれもお気に召さないようで…
…だが、君が笑ってくるのなら、
それなら多少は話が変わるかもしれんな
…もう少し、多めに買っていくか……
[と、ぽつり。]
……先程の話だが。
[ふと思い出したように男は語り始める]
何もないことを嘆くということは、
何もない自分に不安を感じ、
何かを求めているということだ
『何もない』ことは恥じるべき事象ではない。
しかし同時に、それを受け入れてしまう時は、
世界との断絶すら受け入れることだ。
…そうする前にたくさん悩むといい。
答えは出るかもしれないし出ないかもしれない。
そういうものだよ
[そう言って。男は若者の顔をもういちどだけみて、
顔色が良くなっていることを確認したら]
…さて、息子たちへの手土産を…
もう一度買いにいこうか。
丁度、私のグラスも空いたことだ
[と、また売店に行って、例のお土産ぼーろを買う算段を立て始める。そろそろちょうどいい頃合いだと思っていた。彼女が笑ったのだから]
…暇つぶしにつきあってくれてありがとう。レディ
君のお名前を聞いてもいいかね?
…君が、もしまた何もないことに悩むなら、
多少は話を聞いてあげられるかもしれないからね
……また、暇になったら、話してくれると嬉しいよ
君自身の話も、また、聞いてみたい
[と、彼女の答えを待ち…それを聞いたならその手にハンカチを残したまま、展望台を去っただろう。"次話すときにでも返しておくれ"と小さく言葉を手向けながら*]
ー 航行中:いつかの遊技室で ー
[仕事という最大の時間潰しのカードを奪われた男は、
その茫漠すぎる時を埋めるため、
宇宙船『リベルテ』の様々なところに顔を出していた。
自分から誰かに話しかけに行くことはあまりなく、
同乗者たちのやり取りの観察をしたり、
そうでなければ設備に使われているものを観察していたり。
そのときはちょうど、遊戯室の設備をぐるりと見て、
ビリヤードにでも興じていた頃か。
様々なゲームがあるなか、
男は法則性のはっきりとしているゲームが好ましかった。
ビリヤードはちょうど…物理法則という名のルールがはっきりしている。トンと弾かれた白玉からの連鎖がちょうど心地よく響いた頃、どこからか声がした>>116]
……、……
どう、というのはわからないが。
君はずいぶんとマクロな視線で
チェスというものを見ているのだなと思う
この手の駒取りゲームは、大物食らいというより
小物共への蹂躙と相手の思考の制御が
主眼だろうに
[もう一度、白玉を打つ。
カツン!となった音ともに転がる玉たちは、一斉にその場から逃げ回る。その先にある無限の闇に気づきもしないで、ごとりごとりとおちていく。
まるで弱き歩兵の首をハネるように]
まあ…
好ましく思わないならやらなければいい。
幸い、ここにはゲームはいくらでもある。
[ワンゲームを終わらせた男は、体を上げ、改めて青年の方に体の向きを変える。
そして彼のやっているゲームを覗き込み]
…ちょうど暇を持て余していてね。
AI程度が相手で退屈なら、お相手するが
[と、彼の前の席へ座ったろう。
いつか一度はあったであろう、退屈紛れの暇つぶしの一つ*]
ー いつか:遊戯室にて夢想家と>>195>>197 ー
奇跡というものは、残酷なものだよ。
影も形も存在していないのに、そこにいるかのように錯覚させる。
雑兵の針の一突きで国が落ちるのは、
奇跡などではなく、相手国の油断、慢心
それに対して、奇跡の味を語るとは、
君は私と違い、随分夢想家なようだな
[夢想家の青年の言葉に、
カッ、ごッ、と響く、ボールたちの悲鳴とともにゲームセット。
彼の前に座れば、今まさに片付けようとしていた駒たちを、嬉々としてまた広げる]
では、面白いゲームにして頂かないとな。
退屈なゲームでは、暇を潰すこともできない。
1000戦も10000戦もやりたくはないだろう?
どうぞ、良い試合を。
[先行、後攻お互いどちらを取っただろう。
どちらが、その小さな歩兵に先に手を掛けたろう。
チリン、と一つコイントスをして
決められた手番がお互いに示されて、ゲームが始まる
小さな歩兵を前に出した最初の一手目。
男はまず青年の顔色を見つめていた。]
そういえば…
君にとって、チェスとはなんだね?
[と、暇つぶしの言葉も添えて。
これが一つの、ゲームの楽しむ方*]
(うびゃあああ〜〜〜!!!)
(な、なくな…なくんじゃない…はあ…)
親になって、赤子の世話をして。
一番困ったのは泣きやまなかったときのこと
妻には負担をかけてばかりだったが、
彼女が抱けば、赤子たちはピタリと泣きやんだ
…思えば、あれも、
…ツァリーヌ。
ツァリーヌ・ナハトムジーク、という。
また会おう。"レット"嬢。
…君の話は、とても参考になったよ。
[名を尋ねられた男は、自身の名前を伝える。
一つの気づきをくれた若者に敬意を込めて。
…男もまた、少しの変化とともに探し始める。
"好意"というものの正体を**]
ー 売店にて ー
[長きに渡る航行を慰めるべく。
または、航路の途中で地球が恋しくなったときに
地球によくある商品を手に取れるように。
この船の売店は、そこそこに品物が充実していた。
菓子類もそうだが、1ヶ月の泊まりをより豊かにするためのものや地球が恋しくなったときに、かの星を思い出せるようにする食事や商品もある。
ホワイト・マーブルで作られた品も当然存在し、
他の部屋と比べても狭い空間はたくさんの『楽しみ』で溢れているように思う。
問題は、男にその『楽しみ』を楽しむ感性が弱いこと]
……
…………
…………………
[男は菓子類のエリアで、立ったまま一人黙々と商品を見ている。特に地球製の…なるべく、喉に詰まらせないようなお子様向けのもの。
どれが、一番彼らが喜びそうか。
たまごぼーろと…それから…]
(……わからん。)
[どれが美味そうに当たるのかわからない。
正直どれもこれもちゃっちい子供だましの
不健康フードに見える。
もちろんそんなことはないはずだが、菓子類にはとんと疎い男は、たまごボーロ以外、本当に子供に食べさせていいのかすら考えてしまう。
一人しばらく悩む。
好意と共に送る菓子とは何だろうと**]
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