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小説家 サンシア は 一人旅 レット の名前を書いた紙を箱に入れた。
[そして、それは
隣で同じように大地を見下ろしている人も、また同じ。
白い星から視線を横へと動かして、少しためらいを残したまま]
……カラントさんはさ、
ホワイト・マーブルでも、やっぱり絵を描くの?
それとも、他に何をしたいとか…
誰か、待ってる人とかいたり、する?
[彼が、どんな生活を送るのか。
ずっと踏み込む勇気が無かったところに、
些細な一歩を踏み出してみた*]
/*
おつかれさまでしたー
ドルチェさん大丈夫かなって思ってたらいらっしゃって良かった体調お大事になさってくださいね。
地震の影響ある方も無理なさらず、自分大事にです。
そしてアーネストさんにはなんかめっちゃ勝手にいっぱいしたけど大丈夫だったかなご都合主義でも妹さんもアーネストさんも助けたかったからいっぱい動かしてしまった…
そしていっぱいしてる私が拾ったら拾いすぎかなって思ってサンドレス姿目撃するの遠慮しちゃった見たかった…
[彼にとって自分は待つ対象になり得ていない。
まだ何も意思表示すらしていないのだから当たり前の話なのだけど
感じた痛みはそのまま、こちらに向いた顔が首を傾げたから]
ん…、座る。
[ぽふんとカラントさんの隣に腰掛けて
シアタールームで見慣れた角度で彼を見上げる。
船を降りたらもうこうして隣合うことも難しくなるかもしれないと思ったら、苦しくなって]
カラントさん、今。
待つこともない、って言ったけど。
私は、その、
カラントさんのこと待ったり、
私のこと、待っててもらったり。
カラントさんの隣に、
当たり前に居られるように、なりたい。
…………そう思うのは、迷惑になる?
[上手く言えない、纏まらない感情のまま
初めて抱いているこの気持ちを押し付けていいか、問いかけた*]
/*
あ、PL視点では唐突過ぎるの分かってるので迷惑だよって言われたらちゃんとサンシア分かったって言ってそれでおしまいにします大丈夫です!
/*
コラーダさんもお休みなさいかしらお疲れ様でした。
遊戯室はあんまり行かないキャラだったのでお会いするタイミング逃してしまってたけど個性あふれて魅力的な人だったのでおしゃべりしたかった…
エピのどっかでお話できたらいいですねぇ
としつつ今日は朝ちょっと寝れなかったからこれでお休みなさいしますまた明日ー!**
─ 回想:午後 展望施設 ─
[船の着陸についての理由は私も調べていなかったからそれ程話は広がらなかった。
いつもなら、今日は何書いてるの?見て良い?とか
遠慮なく聞いていただろうから怪訝に思われたのだろう
座らないのか、と聞かれたから座ったけれど
いつものようには出来なくて。
踏み込んだ問いかけは、やっぱり困惑を呼んでしまった>>16]
…そう言われてたら、
多分私、カラントさんのこと避けてたと思う。
[言った覚えも無いとカラント>>17の挙げたお世辞に、弱く苦笑して肩を竦める。
恋愛対象として意識されていないと分かる態度だったから
安心して側に居られた。
そうじゃなくなりたいなんて思うようになるとは知らなかったから]
過去の話は別に良いよ。
勿論、カラントさんが話したいことなら聞くけど、
言いたくないことなら知らなくて良い。
[私だって話してないことはいっぱいあるし、過去もある。
カラントにだってあるのは当然だし、私の言葉に躊躇うだけの理由もあるのだろうが、
話したくないなら無理に聞き出したいとも思わないと返した後。
とん、と立てられた音から映し出された映像に、
一体これは何、と問うように見た彼から教えられた事>>18に
目を丸くして]
これ、全部作ってるの?
あ、空はスクリーンで映してるのかな…
山はこれ、表面を土で覆ってる?
[実物ではないホログラムでは分かり辛いけれど、じっくりと見れば推測できる材質もある。
細かい部分まで気になると集中して見ている間もカラントさんの説明は続き]
[そんな中、
私が彼へとした問いかけに向けての問を
彼から返されたから、好奇心に占領されていた意識がこちら側に戻り
彼へと向き直り]
好奇心は、あるよ。
同じものを見ても、カラントさんは私と全く違うものの見方をしてる。
どんな風に見えるんだろう、思うんだろう。
その手が、どんなものを生み出すんだろうって。
そこを知りたい、知っていきたいって思う所が大きいのは本当。
でも、それだけなら私、
今までだって色んな人に思ってきた。
[取材だったり、プライベートだったり。
好奇心を刺激された相手は数知れず居たし、その人達と交流も持ってきた。
けれど、それは純粋な好奇心だけで]
私以外の誰かに、
カラントさんの隣に座って欲しくない。
その手に触れたいし、
触れて欲しいって思ったのは、
カラントさんが初めてで。
それが何でなのか、自分でも、分からないの。
[なんでカラントにこう思うのかを知りたい。
これも好奇心といえばそうだろう、
でも誰でも良いのではなく、カラントだけなのだと真摯に伝えた*]
/*
先にカラントさんにお返し落としつつこんばんはー。
スイッセスさんがスイッセス・サンさんになったまでは読みました!()
マイケルさんの台詞が台詞だけに二度も殴ったね!って怒るアフロさんな見た目で思い浮かべてしまった…
あとアーネストさんが可愛い!ヒロインなってる可愛い!って広報腕組保護者面して見てますね!
/*
シャムさんレットさんこんばんはー。
シャムさんはこちらこそありがとうございます、紙の本読んでらっしゃるからどこかでお会いできたら良いなと思いつつ動き鈍くて会いに行けずじまいでしたね…うぐぐ遅筆がにくい。
シャムさんのゆったりとしつつ諦念も滲んだダンディなアンニュイな雰囲気が素敵だなぁと思いつつ見てました、おやすみなさいー。
─ 回想:日中 カフェ ─
[物思いに耽っていたせいで気付かなかったと認識している私は
変な声を出したのは私自身のせいですすみません>>26、と申し訳なく思っていたので
いつもよりも香りの良い珈琲が、スイッセスさんからのお詫びとは全く気付かず]
あぁ、そんな
すいません持ってきてもらっちゃって!
えぇと、良かったら
スイッセスさんも何か如何ですか?
折角だし、私も追加で何か…
ブラウニーでも頼もうかなって。
[せっかく淹れてもらった珈琲だ、
甘味と一緒に頂けば、より深みを味わえるだろう。
お礼がてら同席を勧めたわけだが、どこまで受け入れてもらえたか。
ともあれ、暫しの時間の共有は叶い
スイッセスさんから向けられた問いかけ>>27にぱち、と瞬いた後]
そうですね…
こうする、というのは決まっていたんですけど。
したいことは、まだ…
輪郭が掴めていないのが、正直なところです。
[何せ自分の中で自覚したか、位の思いだ。
思わぬ気掛かりが出来たことも含め、考える時間が少なすぎて今はまだ、変わりたい位の曖昧さしかない。
答えながらの苦笑は、スイッセスさんに向かう時にはなりを潜めて]
スイッセスさんは。
船に乗り込まれた時、本を持っていらっしゃいましたよね?
…あれは、読み切れましたか?
[読み終わったか、ではなく最後まで読めたか。
ずっと気になっていたそれを、問いかけた*]
………どきどきしすぎて、
よく、わかんない
…てゆか、顔って、
こんな熱く、なるものなの…?
[触れたいと思ったし、
触れて欲しいとも思ったとは言ったけれど
すぐに叶うとは思っていなかったから心構えも何も出来てなくて。
なんだか顔を見られるのも恥ずかしくて、
視線をそらしながらカラントに問いかけた*]
/*
スイッセスさんもおやすみなさいー
そしてミニキャラなヒーロー三人衆かっこいいしすごい可愛いー!!
/*
レットさんににまにまされてる…!
となりつつ、ログ書きがんばですー。
そしてアーネストさん可愛いー!
ヒーローは道を踏み外さないものだものな、スイッセスさんに無条件で縋るのは難しいよな…
/*
ドルチェさんだこんばんはー!
ドルチェさんにも会いに行けなかったなぁ…お淑やかで綺麗だなぁって指くわえて見てるだけであった…
[それから、
この間言ったと思うんだけど>>140との前置きから切り出されたのは
先日彼が観ていたエンドロールの映画が起点の話。
あの映画のアンドロイドに起きたことを実際体験しているとの告白から
カラントさん自身にあった過去を聞いた>>141>>142。
あの時私はどんな答えを返したのだったか>>1:198。
蔑ろにされて平気でいる人なんて居ないと言った私の言葉を、カラントさんはどんな気持ちで聞いていたのだろう。
今目の前で淡々と話しているのと同じように、
あの時>>1:211も、彼から感情の揺れは感じられなかったけれど]
……そっか。
[自分の都合を押し通した結果、取り戻せない時間を望んで代替品を愛でる。
勝手すぎると責めるのは簡単だけれど、私だって書く自由を奪われたらどうなるか分からない。
今まで在った生き甲斐を失って、新たに見つけたものが代替であれ叶うなら。
その葛藤も、憤りも、カラントさんはもうとうに見切りを付けているのだろうから。
私に言えることは何も無く。ただ、聞いたことだけは受け入れた後]
私とは逆なんだね。
私は、代替品になれなかった方だから。
[彼が明かしてくれたように、自分の過去も明かすことにした]
私たちが住んでたところは文明の最先端だったけど、
男しか継げないなんて時代錯誤な家でね。
兄弟のスペアとして作られたのに、
女で生まれた私は最初からできそこないだったの。
…せめて少しでも役に立つ所に嫁がせるために
ひいおじいちゃんの名を使って
好事家あたりにちょっと顔を売れるくらいで良かったのに
私はそんなこと分からなかったから、すごく頑張っちゃってね。
[ずっと不要品として、居ないものとして扱われていたから
初めてこれをしろと言われ、応えようと必死に書いた。
一人で読みふけっていた先達の本から得た人の心、動きを基に
書き上げた
壮年の男性の、変わらぬ日常は
10代が書き上げたとは思えないと高評価を得られたけれど]
私の書いた本を読んだ人達から、
自分のことまで私に書かれたくないって、
逆に嫌厭されるようになって。
縁を繋ぐ役にすら立たない役立たずは要らないって
家族の縁を切られたから、此処に来られたの。
[家族から縁は切られたけれど、曾祖父の姓を分籍で貰ったし
自分も、家族を続けたいと願い続けることはもう難しかったから。
血を分けた家族から離れたという点ではカラントと同じだと笑ってみせて]
本題?
[ここまで言ってなんだけど、と仕切り直された言葉に首を傾げたら
端的に、私の申し出についての答えが返された。
あまりにあっさりだったから、最初何を言われたか理解が遅れたくらいだけど]
……ふぇ…?
[カラントから見て魅力的だと言われたと理解して、
やっと熱さが収まったと思った顔にまた熱が集った。
恥ずかしくて嬉しくて、頬に手を当てたまま]
…じゃあ、その。
隣にいさせて、くれますか?
[カラントさんに視線を向けて、問いかけた*]
/*
いっぱい書いた!
としつつ、こんばんはーの
レットさんは延長ありがとうございます助かります!
アーネストさんの妹さん無事保護できてよかったー、男の方は撃退されてるけど法的措置も取れるように手を回そうね…(そこまで出来るかは謎)
スイッセスさんが搭乗されているとき、
手に持っているのを見かけてから
ずっと不安だったんですが
…私の子が、
貴方の旅の良き友人となれたようで、良かった。
遅くなりましたが、改めてご挨拶を。
サンシア・ロメロと申します。
[言葉通りの安堵に染まった笑みを浮かべ、頭を下げた*]
[住所を登録し、
地図に反映させたデータを見て問いかけたものの
実際は現地を見てみないと分からないだろう。
端末をしまった後、そうだ、と顔を見上げて]
ね、カラントさん。
後で、
カラントさんのこと、抱きしめてもいい?
[今此処では流石にしない分別はあるけれど。
彼の話を聞いてからずっと、
したいなと思っていたことをしても良いかと問いかけた**]
/*
勝ち負けではないと分かってはいるんだけどもカラントさんの切り返しが勝てる気しない…!
もう頭が残念なのでお返しは明日がんばりますね、アーネストさんの病院同行も明日頑張る…
ただアーネストさんの方は妹さんの心身大事にしないとだから病院までは行くけど外で待機とかだろうなぁ。
妹さんが元気になったら初めましてでよろしくねの挨拶出来たら嬉しい**
─ ホワイト・マーブル 到着日 ─
[色々あった一か月を経て、とうとうホワイト・マーブルに到着の日。
最後の案内をしてくれる乗務員アンドロイドの指示に従い下船して
ホワイト・マーブルの地に降り立ったわけだが]
えぇと、まずはアーネストさんの妹さんとこに行くから
待ち合わせ場所に行かないと…
[手荷物以外は全部窓口から自宅への配送を頼んで、
身軽な態勢を整え、移動しようと思ったら端末に何か届いたのに気づき。
調査会社からの確認かな、と差出人の確認も無く何の気なしに開いたわけだが]
あれ、これカラントさん…って、え…?
[届いたのはカラントさんからの通信>>254で。
書かれていたそれを読んで、固まってしまったのはびっくりしたというよりは]
…そっか
魅力的って思ってくれてるってことは、
可愛いとかも、思ってくれてるってことで…
てゆか、私も抱きしめていいとか
聞いたけど、けど…
[昨日抱きしめてもいいかと聞いたのは、
彼が過去を過去として完結させているのを知って、言葉が出なかった。
それでも過去の彼も含めて抱きしめたいと思ったから出た希望だったけれど
隣にいるということに特別な意味を置くのなら、彼からも抱きしめられるということで。
そんな当たり前のことに気付いていなかった、とも今更ながら気付いて]
…うわぁ…
[自覚した事実に耳まで赤くなった顔を両手で覆い、あがりそうな声を抑え。
暫くした後に「はい」とだけ返信はしたものの、カラントさんに次会うまで返信の確認は出来ず仕舞いだった*]
/*
気圧に負けて頭痛が痛いってなってるので書けたとこから細切れにロールを落としていくスタイルになりますこんばんは。
中の人もサンシアと同じく、そっかそういうことになるのかってなってたとか言えない(
─ ホワイト・マーブル到着後 ─
[思わぬ動揺はあったものの、
アーネストさんと一緒に調査会社の担当者との待ち合わせ場所に着いた時には冷静を取り戻し。
負担を少しでも掛けないよう、妹さんに会うのはアーネストさんだけ。
主治医の話を聞くのは私も同席するとして、病室の外まではアーネストさんに付き添った>>170。
部屋の外まで漏れ聞こえる妹さんの悲痛な声>>171>>172は
妹さんと面識の無い私でも悔しく苦しいもので。
彼女をずっと守り大事にしてきたアーネストさんの憤りの程は慮ることすら出来ない。
眠ってしまったからと言って出てきたアーネストさんと共に
妹さんの主治医からの説明を聞けば、その内容にやはり怒りを抱いたものの
他人である私に今出来ることは無く、
妹さんの付き添いをするアーネストさんを残し帰ることとなり
その足で調査会社との打ち合わせに入ったのは、
男への調査と、妹さんの警備の話]
なるほど。
警護の許可が出たのは、身内の方が付き添えるまで、だったんですね。
それでは仕方ありません、ここまでの警護ありがとうござい……何か問題でも?
あぁ、さっきの説明からして妹さんの所に男が来た時
取り押さえる人員の配備が出来ない、ですか。
それはアーネストさんが追い返されるでしょうから、
皆さんにはこのまま引き続き男の居所の継続的な調査と
この先妹さんが望んだ時に法的措置を取れるように手回しをお願いします。
[憤りを抑えながら私がこの時言った通りのことが、まさかたった数日後に起きるとは思っていなかったが
数週間後には妹さんの転院も済み、離婚も整い。
アーネストさんと妹さんが他者からの害を危ぶむことなくゆっくりとした時間を過ごせるようになった所で
調査会社とのやり取りも終了となっただろう]
[妹さんの転院は
アーネストさんからの連絡で知っただろうか。
ホワイト・マーブル到着時に入っていた病院に入院中は
妹さんの心身を考え、会わず仕舞いでいたけれど]
アーネストさん。
私も妹さんとお話出来るかな。
アーネストさんの自慢の妹さんと、
お友達になれたら嬉しいなって、思うんだけど。
何よりね、自己紹介したいんだ。
お姉さんの友達のサンシアですって、
[妹さんを助けてくれるアーネストさんを、助ける人間もちゃんといるよって妹さんに伝えたくて。
この願いが叶うなら、
妹さんと一緒に、アーネストさんの乙女なお話に盛り上がる未来もあるだろう*]
/*
よいしょっと、
これでアーネストさんの妹さん救出のお話は〆でだいじょぶかな。
アーネストさんの恋のお話、サンシア気付く切っ掛けすらつかめてないんだよねぇ…ってなりつつ
結婚式は呼んでもらえたら喜んで行くし、泣いちゃうね!
[アレクサンド・ロメロ。
彼が数十年に渡って書きあげた「冒険」は、一人の男の生涯そのものだ。
第一作目は青年期から始まり、
若さゆえの無謀と、希望に溢れた展開が
徐々に己の力の限界を学び、
挫折と諦めを経て、尚消えぬ熱意に再度旅立ちを選び、
若さを失いゆくことへの苦悩、それでも潰えぬ飽くなき渇望に
足掻き挑む気概は最後まで貫き通した
彼がそれまでに手に入れた最高の宝に囲まれて
寝台に横たわる彼の最期に添えられたのは
『長きに渡る枷から離れ 果て無き道へと旅立った
我が生涯の友に感謝を捧げる
願わくば 彼の軌跡が後に続くものの標とならん』
という一文だ]
─ 回想・日中 カフェ ─
はい。
私が作者の、サンシアです。
[これまでと打って変わって興奮した様子>>277に、
名乗れて良かったと思いながら頷きを返す。
感動した、と伝えてくれるスイッセスさんからの言葉>>278は
私がそう伝わってくれたらいい、出来たら良いと願ったそのままを
受け取ってくれたと分かるもので。
読み終えても一緒に頑張れるように想えた>>279という言葉に
嬉しいという一言では表せないくらい嬉しくて、泣きそうになった]
あ、いえ、
違うんです、気になさらず…っ
[もしかしたら目が潤んでしまったのか、
慌てて謝られる声>>280に目を抑えたものの
申し訳なさそうに目を細められたのを見てこちらも慌てた]
[そんな私に、居住まいを正されたスイッセスさんから
式番まで含めた正式な紹介を受け。
光栄ですとまで言ってくれた相手に、私も向き直り]
こちらこそ。
実は、宙色の鍵は
小説家としての私が初めて自分の為に生んだ物語なんです。
同じ年を重ねた方に、読んで頂けて良かった。
[作家の私と、同じ年月を生きた彼に届く物語を書けて良かった。
そう言って笑った後、彼が話してくれる感想を聞き、
作家になった経緯や苦労などは流石に面白い話でもないから濁すものの、
スイッセスさんが作品内に抱いた疑問には何でも答えただろう。
勿論、サインを下さいというお願いも、
もし相手の方が望まれるなら、スイッセスさんが感想を言い合ったという方にもサインを認めるくらいには快く応じたのだった**]
/*
彼女…
そいえば、アーネストさんにカラントさんに告白したって言えてないな…!?
中々自分から言えなさそう、さすがにこー、キスとかするような関係性になったらアーネストさんにカラントさんと付き合ってるって言えると思うんだけど…顔真っ赤にしながら。
/*
そして、こー、
シャムさんはひーおじーちゃんの本に触れてくれたし
ツァリーヌさんも私の本に触れてくれたのにこちらから接近することが進行中出来ず仕舞いだったなぁという後悔をスイッセスさんあてのロールの中に潜ませておくのです。
サンシアは作品自身に委ねる書き方をする作家だけど、
ひいおじいちゃんは作品の最後まで責任を持つ書き方だった人ってことになりました。
/*
え、リーンさんも読んでくれてた!?見落としてました拾いたかった!
リーンさんは本当、こう柔らかなショールみたいに優しい言葉運びが素敵だなぁって思って見てました
もう何度も言ってるけど、本当に私のコアずれと遅筆がにくかった…
/*
わー、本当だ拾ってきてくれてありがとうございますありがとうございます!
この後どっかに練りこめたら良いな…!
てしつつ、皆寝る人はおやすみなさいです
私はもうちょっとがんばる…貰ってる分くらい返したい…
─ ホワイト・マーブル移住後 ─
[アーネストさんは暫く病院に付き添いするだろうし、
妹さんも知らない人が周りに居ては気が休まらないだろうから
アーネストさんの着替えを届けたりとか、
調査会社との連絡や打ち合わせは私が引き受けるくらいで、
状況が変わるまでは積極的に関わらないことにした。
そんなわけでホワイト・マーブル移住初日はともかく、
次の日から暫くは生活の基盤を整える方に集中していたのだが]
あ、ここ良い匂いしてる。
バケット試しに買ってみよっかな。
[元々そんなに私物があるわけじゃなく、
家具も備え付けのものでほとんど賄えたから
時間を取られるのは大量にある資料の収納くらい。
急ぎの仕事も今は無いから、そこまで慌てる必要もなく初めての一人暮らしを楽しむ余裕があった。
仕事が詰まると時間を忘れがちだから
余裕のある内に近所の把握をしようと思って出た訳だが]
…あれ?
[何の気なしに寄ったパン屋さんのイートインに、
見慣れた──とはまだ言い難い姿に気付いて足が止まった。
あの返事をした後、通信を開いても送っても無かったから
こちらから声を掛けるかどうか、すごく悩んだけれど]
…久しぶり、っていうにはちょっと早かったね。
こんにちは、カラントさん。
隣、座るね?
[隣に居たいと願った人相手に、偶然会えた嬉しさの方が勝ったから。
頬を赤らめながら、カラントさんに声を掛けた*]
/*
は、ロールを細切れにこねこねしてたらアーネストさんもリーンさんもおやすみなさいですー
サンシアの赤差分いいですよね、威圧感強い笑顔素敵…
差分といえばレットさん桃差分無い理由教えてくださってありがとうございます本当に悲しい御事情だった…
[そんなこんなで、思っていた以上に早くカラントさんとの交流も始まって。
アーネストさんから妹さんの転院が決まったと連絡が来た時>>322にはカラントさんのお家にもお邪魔するようになっていただろう。
本当ならシアターやジムで共通の交流があるアーネストさんにはカラントさんとのことを伝えるべきだろうけど、
流石に妹さんのことが落ち着くまで浮かれた話を伝えるのも、気が引けて言えなかった。
改めて言うには恥ずかしくて、中々切り出せなくなるとはこの時には思ってもいなかったわけだが]
ほんと?良かった。
それじゃ、妹さんの体調が良い時に呼んでくれる?
しばらくは急ぎの仕事入れないから、いつでも良いよ。
[妹さんも会いたいと言ってくれてると聞いて、
妹さんの体調に合わせて会いに行くと約束をした通り。
数日後には、彼女と初めての対面をできることになった]
[新しい病院は、私が住んでいる所から3駅程の近さだった。
連絡を貰ってそれ程待たせること無く訪問した病室には
全体的に細く、けれどきっと前よりはふっくらとしたのだろう女性が
ベッドの上、半身を起こして待っていてくれて>>323]
いえ、私が手を貸せたのは
アーネストさんが助けてって言ってくれたからです。
それも、妹さんが助けを求めてくれなかったらできなかったことですから、
こちらこそ、助けてと声をあげてくれて、アーネストさんに伝えてくれてありがとう。
そして、初めまして。
私はアーネストさんの友達の、サンシアです。
お名前を、伺っても良いですか?
[こうして妹さんからも名乗ってもらった後は、
ビューさんへと変わった呼び方に
アーネストさんが居ない時にもお話出来るくらい距離が縮んでいった]
[お気に入りのパン屋さんで売っていたシフォンケーキが美味しかったから。
今日はそんな理由の手土産付で訪れた病室で
ビューさんといつも通りの他愛ない話をしていたのだが]
え?
アーネストさんも?
[おねーちゃん好きな人いるんだよ>>324のタレコミに、
思わず返した声は自分も、と取れるものだったが
それに気づくよりアーネストさんの想い人についてを話したい熱意の方が強かっただろう。
船で出会った人で、珈琲を淹れるのが上手い人、という言葉に
浮かぶのは一人の男性──
落ち着いていて包容力もありそうで、私の作品を大切に扱ってくれた人だ。
彼がアーネストさんの想い人で、想いを受け取ってくれるなら
きっとアーネストさんは、誰より大切に思われるだろう]
…その人ならきっと、
アーネストさんのこと
誰よりも幸せにしてくれるよ。
それだけじゃない。
幸せにも、なってくれる。
そうなったら、
私たちも、幸せになれるね。
[自分がそうであるように、アーネストも恋をしているなら。
そしてその恋の相手があの人なら、きっと悪いようにはならないだろう。
言葉にした通り幸せを感じる笑顔でビューさんに同意しながら、いい加減恥ずかしさに甘えず自分もカラントとのことを話さないとな、と内心で呟いた**]
/*
Oh,もう2時半とな…
時間が経つのは早いなぁってなりつつ、頂いた分は返せた満足。
もう今日で村も閉まっちゃうから、日中も覗くくらいは出来たらいいなぁ・・・(すやぁ**
[書けと言われたから書いた私の処女作は
曾祖父の著書の出版権を持つ会社から賞を貰った。
受賞の賞金は私の手元に来なかったものの、
三年間の作家契約は私のものとなって
結果、そのおかげで今いる私は守られた。
尊厳が踏みにじられそうになって、
無体を働かれる前になんとか逃げ出したけれど、
怖くてどうしたら良いか分からない私に
担当についてくれた人が、逃げて良いと言ってくれて。
作家としての立場を確立する為に書けるだけ書いて
自立する為の力を付けなさいと励まし、
支えると言ってくれた言葉通り
作家契約の更新と共に家出した私を引き受け、
共に暮らしながら自活できる術まで与えてくれたから]
[そのおかげで私の心は殺されずに済んだし、
家族の思惑を潰しまくった代わりに
血の繋がりだけの縁を切ることも出来て。
でも、それまでに間接的にも直接的にも向けられ続けたよこしまな悪意に、
大柄な身体や、大きな手は苦手になっていた。
勿論、非道を行うのは男性に限った話ではないし、
男性が全員そうではないことも知っている。
なので誰彼構わず避けることは流石にしなかったけれど、
新たに築いた人間関係は、以前より更に距離を保つようになった。
ろくに知らないのに、怖い、と押し付けるのは嫌だったから。
このまま誰にも近付かず、
物語を生み続けるだけで良いと思っていたのが
まさか、一人の人の隣にいたいと願って、
隣にいても良いと言ってもらえる日が来るなんて
地球にいた時には、思いも寄らなかった]
[そんな予想外から始まった新生活の拠点は
一人暮らしには大きな一軒家。
淡い橙色を基調とした煉瓦壁に、深みのある緑の屋根。
シンプルにクリーム色の壁紙で統一した部屋の中
一番目立つのは、オーディオルームと
壁にびっしりと本棚を並べた資料室だろう。
それ以外は必要最低限の家具家電と執筆用の机のみという
シンプルに書くことだけを想定した室内と、
連れてきてもらったカラントさんのおうちは、全然違った]
ふわぁ…
すごい、うちと全然違う…
てゆか、あれ、あっちに置いてあるのってジオラマ?!
カラントさん、あの、近くで見ても大丈夫なのってある?
[お互い荷解きやら何やらがあって、
家に連れてきてもらったのは早くても1週間は過ぎてから。
案内された自宅もだけれど、目を輝かせたのはやっぱりアトリエの方だった。
絵具や木、土などが混ざった独特な匂いは、意外と気にならなくて
カラントさんの隣と同じような、居心地の良さがあって。
わくわくとした様子を隠さない態度は、カラントにどんな表情を浮かべさせたか。
初めての訪問は、それでも長居せずに帰ったものの]
…かえりたく、ないな。
[カラントの作る空間にずっといたい、と
彼自身の傍からも離れたくないという気持ちが、
訪れる回数を重ねるにつれ深くなって、
帰りたくないと我儘を言うことも、増えたのだった*]
[地球に居た頃には思いも寄らなかったことはもう一つ、
海辺の病院で初めましてとなったビューさんとの交流>>338。
入院中で気持ちも滅入るだろうし
時間の自由が利く内はとなるべくビューさんとお話に伺って
何度目かの訪問時に彼女から切り出された話題>>339は
私にとっても嬉しいことだったから]
んー…
お話しても良いんですけど
私がここでどんな人か言っちゃうと、
アーネストさんが惚気る分が減っちゃうんじゃないかしら。
[そう言って笑った後、
どうしても気になるようなら、
好きなものに真っすぐ向き合おうとする人だよとだけ話して
私たちも幸せになろうという彼女の言葉に頷いた
その数日後には恋人が出来た!と勢い込んだ様子>>340に、
身体に障らないかと心配しつつも一緒に微笑み喜びあった]
[とはいえ、そんなこんなもあったものの
アーネスト自身から聞いた訳ではないから
アーネストさんの妹さんが入院されていて
お話してる間に友達になったの、とは伝えていたものの
アーネストさんの恋?話はカラントさんには話さなかった。
その代わりに話すのは、別のこと]
あのね、カラントさん、
その、私…カラントさんの彼女って
アーネストさんに言っても良い?
[そもそも言いふらすものでもないと思うけど、
周りに言われたくない人もいるらしいとは知っているから
確認に問いかけたのだが、カラントからはまだ言ってなかったのか?くらいの反応が返っただろう]
[それから、カラントさんも一緒にアーネストさんと会ったのは
アーネストさんからチケットを貰った映画の席で>>327だろうか。
それならば観た映画>>284>>285>>286の感想でひとしきり盛り上がった後になるだろうけれど、
「なんでこんなヤツが良かったンだい?」とアーネストさんから聞かれたことにぱち、と瞬いた後]
最初はね、
カラントさんの絵が好きだなって思ったからだけど
今はね、手とか、声とか、考え方とか、
カラントさんの全部が好き。
いっぱいドキドキして
どうしたらいいかわかんなくなることも多いけど、
カラントさんが傍にいてくれるだけで、
安心できるし、息もしやすいの。
[カラント自身にも伝えていることだから、
照れも衒いも無く答えたのだが、二人の反応はどうだったろう**]
/*
ふぅ、これで最低限村の中で出しておきたいところは出すの間に合ったかな…!
そしてツァリーヌパパさんがとっても良いパパさんしてらっしゃる…!
着ぐるみ目撃するまで手が回らなかったから出来なかったけど、見たかったですね…
あぁそういえばスイッセスさんのテレビ中継もビューさんとのお話の中で触れようと思ってて忘れていた…
/*
カラントさんかっこいい!!!
ってなりつつひそっとついったさんフォローさせていただきましたかっこいい・・・
…だって。
[当たり前だと思っているわけじゃない。
仕事の迷惑になる時なら、遠慮する。
でも、好きな人と一緒にいたくて、
近くにいたくて。
もっと近付きたいと思うのに、
どうしたらいいかわからなくて]
……離れたく、ない。
[被っていた毛布も取られてしまって心許ない手を、
カラントの頬に触れさせた後、シャツの胸元を握った*]
/*
怒られた上に毛布とられてしょんぼりしてるの想像するとワンコみたいやな…ってなりつつ
もう9時半か早いですね…!
自分以外のロール読み込めてないから読みたい気持ちも山盛りだけどキャパが足りない…
リーンさんがコラーダさんの幸せ祈ってるのとても尊いとか、ツァリーヌさんがめちゃいいパパさんしてるとか色々触れたいところはあるのに手が届かない・・・!
……なりふり構ってない、
わけじゃない、よ?
[顔を上げれば、
先程よりもずっと近くなった距離でカラントと目が合う。
更に顔を寄せて、自分から唇を重ねた後]
…好きな人と、
もっと近くなりたいって、
ちゃんと、思ってる。
[真っ赤になった顔を逸らさず、
まっすぐ見つめたまま、カラントの返事を待った*]
/*
よいしょ、と落としつつツァリーヌさんの村!
ゆっくり読める時に読ませていただきますねしつつ
アーネストさんが恋する乙女みせてくれたわーい♡
お返事書いてる余裕ないと思うからこっちでビューさんと一緒にクラッカーぱーんしてますね!
カラントさんに泣かされることは無いんじゃないかなぁ。
泣かせてくれることはあると思うけど。
わ……私、かわいい…?
[それでも、自分で言うのは恥ずかしすぎたから、
問うような語尾になってしまったのは言い直させられただろうか。
続けて、ほら、と促されるままにもう一文も声に出して]
豊かな感情と、
素直さも、魅力的、です…
[自分でこんなことを言うという羞恥心と、
カラントとこんなに密着していることへの動悸の早さに涙目になってしまって。
言えたご褒美とばかり向けられた問いかけに、
言葉を返す余裕もなく、それでも一緒にいたいという気持ちを頷きで示した*]
/*
あああああ、スイッセスさんおやすみなさいお疲れ様でしたとフォロバありがとうございますと
シャムさんこんばんは、多忙お疲れ様ですひーおじいちゃんの本読んでくれてありがとうでした直接お礼言いたかった…!!
と、勢い任せて言いつつ、とても恥ずかしいロールを落としました
全年齢なのに何でこんな思いすることになってるんですかね…!!!
カラ…
[何から手を付けようか、と問うよりも
カラントさんの顔が近付いたのに気づくのが早くて。
さっきの自分がしたことを、
今度はカラントさんからしてくれるのだと分かったら
また声が出せなくなった。
代わりに目を閉じて、
大きな背に手を回すことで応え、
明日からのことは明日に任せることにして
今は、好きな人と近づける幸福に身をゆだねた**]
[地球を飛び立つ所から始まった一か月の宇宙の旅と、
ホワイト・マーブルに着いてからの日々の間に色んなことがあった。
その中でも、
これから先の人生を共にするだろう人も、
もう会えないかもしれない人も、
一度も会えず仕舞い、言葉を交わさずに終わった人も
皆一緒に、
同じ船の中で過ごしたあの時間は
私にとっても掛け替えのない体験であり、
自分だけの『自由』を得られた経験を基に
認められたのは、
ホワイト・マーブルに着いて
二度目の転居を終えて、しばらくした後]
『これから先も私は書き続けるだろう。
これまでも書いてきたように、
平凡な壮年の男性であったり、
AI搭載の機械であったり、
老いて光を失くした女性であったり
自分が選んだ道を進む少年であったり
色んな人生を進むものの物語を書くだろう』
『私にとって掛け替えのない出会いがあったように
この本との出会いが、
貴方にとってかけがえのない出会いとあれるように』
『たとえ過去に置き去られようと、
何度だって頁を開けば
変わらぬものがあると伝え続けるために
何度だって、貴方の前に赴こう。
どれだけ時が隔てようと、
どれ程世界を跨ごうと、
夜間飛行で追い越して───』
[あの船で出会った人、
言葉を交わさずとも同じ空間を過ごした人、
一度も出会うことなく、すれ違うことも無かった人。
その中の誰かの手に届いてくれたら良い。
そんな思いを認めた、初めてのエッセイが出版された**]
/*
素敵なタイトルなのでどこかで拝借したかった!
と言いつつ
皆様おつかれさまでしたー
カラントさんとドルチェさんは何度目ましてですが
村建てさんとほとんどの方は初めましてでした、なであ。と申します。
いっぱい遊べたし、直接交流できなかった方も触れてくださって嬉しかったですありがとうございます。
またどこかでご一緒できましたらどうぞよしなにお願いします。
Xにも生息しておりますので、余裕あったら登録させてください…後でID拾えたら登録しにいきます…!
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