11 【完全RP村】つかの間の平和に語らいを【R15】
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散々吐いた後は脱水症状を起こしかねない。
「待てるか?…───今、水を持ってくる」
背中から手を離し、意識があるかはっきり分からない相手の両肩に手を置いて軽く揺さぶる。
顔を上げ、目が合った後だったか。突如掴みかかられそうになったが、すぐにバランスを崩されてしまい、その身体を支えるように、こちらから腕を伸ばす。
「…────」
耳元に届いた声に、僅かに目を瞠った。
(167) 2023/10/10(Tue) 23:26:30
「そう、あれは……君の姉さんの声だったんだ。
助けたかったんだけどね、
でも、君の姉さんは自ら死を選んでしまった」
(168) 2023/10/10(Tue) 23:26:53
自死に追い込んだ事を人殺し呼ばわりされる事は仕方がない。
敵国の人間にとっては、ましてや遺族ならそう呼びたくなるだろう。
俺たちは敵国同士の人間だ。
その点に関しては、申し開きをするつもりはない。
(169) 2023/10/10(Tue) 23:27:27
で、俺は何がしたかったんだろうな。
声の縁者が見つかったら、こうなる事はわかっていた筈なのに。
休戦の最中に交流の国へ訪れて、
戦い疲れた人たちに歌を届けながら、遺族を探して旅をしたかったのかもしれない。
何のために?
贖罪のため、か…?
罪の意識など、本当はあまり持ち合わせていない。
何故なら両国間は戦争中だ。俺は国の為に使命を全うし、国の為に敵国人を殺す。
称賛されこそすれ、罪に問われる事などない。
なのに、こんな事をしでかしてしまったのは、
…───初めて訪れる休戦と、慣れない平和のせいだ。
(170) 2023/10/10(Tue) 23:28:19
「立てるか?席まで戻ろう。
食った分、全部出しちまったな。でも、もう入らないだろう。
俺はすぐにこの店を出る。
君はもう少し休んだ後にした方がいい」
手を添えて立ち上がるのを支えると、
そのまま席へと連れて行こうとする。大人しく従ってくれたら、ゆっくりながらも戻る事ができたかな。
席に座らせることができると、すぐに自分の伝票を取って店を出る支度をする。
「ああ、コレ、……やるよ」
彼女の前に差し出したのは、ケース入りのマイクロチップ。
この中には、先程聞かせた音声データがおさめられている。
(171) 2023/10/10(Tue) 23:28:49
「そういう事で。それじゃあ、元気でね」
引き留められなかったら、このまま店の外に出ただろうか。
何か話があるなら、また会う機会はすぐに来るさ。何たって、明日はライブをすると時間と場所を伝えた後だ。用があるなら、また来ればいい。俺は逃げも隠れもしないし、ね。**
(172) 2023/10/10(Tue) 23:29:08
【V】 国家機密警察 ジェイドは、メモを貼った。
(A36) 2023/10/10(Tue) 23:31:37
【M】 メトロポリス軍副官 グノは、メモを貼った。
(A37) 2023/10/10(Tue) 23:31:52
[そして>>150青いほうの者が、ジイさんに渡されてと聞くと]
じーちゃんだか?
[なんか、渡してきた人=目の前の人物がじいさんと、思った様子。
まじまじとみて。]
ぐしゃっとしてねぇべ。
じーちゃん、こうなるんだべ
[そういって、自分の顔をぐしゃっと手でしわだらけにして、
そのままの顔のまま]
んどな、おらのことさ知ってるやつ
知りたいべ。
けんど、おら、おらんこと知りたいがわかんねべ。
けんど、知りたいが知りたがったかは、知りたいんだー
[自分のことを知ってるやつのことは知りたい。
[そして>>150青いほうの者が、ジイさんに渡されてと聞くと]
じーちゃんだか?
[なんか、渡してきた人=目の前の人物がじいさんと、思った様子。
まじまじとみて。]
ぐしゃっとしてねぇべ。
じーちゃん、こうなるんだべ
[そういって、自分の顔をぐしゃっと手でしわだらけにして、そのままの顔のまま]
(173) 2023/10/10(Tue) 23:38:25
んどな、おらのことさ知ってるやつ
知りたいべ。
けんど、おら、おらんこと知りたいがわかんねべ。
けんど、知りたいが知りたがったかは、知りたいんだー
[自分のことを知ってるやつのことは知りたい。
でも自分のことは知りたいかわからないけれど、
自分が自分のことを知りたがっていたかは知りたい。
と、まとまらない言葉を答えるが今のところ近くで自分のことを知っていると思われるのは、2人が出会ったじーさんか、>>161>>162そこで、様子見している、ソルティ・ゴーストを作り上げた人物だろう*]
(174) 2023/10/10(Tue) 23:38:32
(-80) 2023/10/10(Tue) 23:40:51
(-81) 2023/10/10(Tue) 23:44:33
ひと時、過ぎて
[手を添えられ、立ち上がるのを支えられれば
女はまるで糸の切れた人形のように、覚束ない足で立ちあがる。
支えられるまま、連れられるまま。
席へと戻れば腰の落ちるまま座らされ、テーブルと再び邂逅した。
>>171その様は、改造などまるでしたことのない女と変わらぬやわさだったか隣で身支度を済ませる男の様子を
下げた頭のまま確認しながら、コップに入っていた水を飲む。
冷たい水は少しぬるくなっていて
女の思考をはっきりさせるには少し物足りないものの
己が口走った言葉の意味と、続いた男の言葉
>>168を噛むには十分だった。]
(175) 2023/10/10(Tue) 23:50:05
[女がコップを置くのと
男が物を差し出すのは、きっと同じだっただろう。
目の前に置かれたそれを、理解するのに一拍
かけられた言葉に反応するのに、一拍。
引き留めようと手を伸ばして
いったい、なにを言おうというの?
かける言葉が分からずに、一拍。]
(176) 2023/10/10(Tue) 23:51:00
[店を出ていく男の背中>>172を
女はただ見つめる事しか できなかった。]*
(177) 2023/10/10(Tue) 23:51:47
ーソルティックソルジャー、ようやく気づくの巻ー
…ん?んんん…???
[観察を続けつつ、髪の毛を弄っていると、
ふと、見たことのあるゆらゆらした金髪が>>174
見えた気がした。あの独特のゆらゆら感…]
…………か、確認するだけ確認するだけ。
[そーーーっと…じわーーーーっと。
距離だけ詰める。だけ。本人とは限らねえし?
人の通りが多いので、ちょっぴり裏路地寄りのとこで
とりあえず、変わらず三人を観察。]
…タエナシ…さん…だよなあ……
[なお声掛けはまだしない模様。とりあえず、目の良さそうな青いでかい男の方に手を降ってみたり…?いや、気づかれなくても全然!いいけど!!!**]
(178) 2023/10/10(Tue) 23:52:53
(-82) 2023/10/10(Tue) 23:52:58
/*
あっ、どうしようかな青年との合流ロールが書きあがったが。
まあそろそろ0時だし一旦待つか
(-83) 2023/10/10(Tue) 23:54:51
[目の前の人物が自分の顔をくしゃっとした>>173のを見て、男はけらけらと笑った。]
ちがう、ちがう。こいつじゃねェよ。
こいつはおれより年下だ、まだ若い。
お前に会う前に、おれたち二人が会った
ジイさんがいたのさ。
[そう言って、肩を竦める。
なるほど、アロールが自分のことを知っている人物だと思っているのか。と合点がいったような顔で頭を掻いた。]
(179) 2023/10/10(Tue) 23:57:41
[自分のことを知っているやつを知りたい、と言う>>174。
だけど、自分のことを知りたいかどうかはわからない、と。
ただ、自分が自分の事を知りたがっていたかは知りたい──
──なるほど、なかなかどうして哲学的な問答に思えてきた。
なんて冗談は脇に置いておこう。此処にツッコミ役がいれば話は変わったかもしれないが、いま口にするとボケが広がっていくような気すらする。]
わかった。なら、あのジイさんの所へ──
連れて行、く…か……
[ぎゅるり、と左右の目が互いに反対方向に動いて、そのまま白目を向いた。
少しして、両目が定位置に戻ってくる。なんか、知ってそうな人を探していたのだが──。]
(180) 2023/10/10(Tue) 23:57:43
よし、じゃあそこのヤツに聞いてみるか。
[此方に手を振る男>>178を親指で笑顔で指した。*]
(181) 2023/10/10(Tue) 23:58:04
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