21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
[1]
[2]
[3]
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
全
全て表示
ー 現在:バーにて ー
…………。
……………………。
本日も異常なし…それにしても…
もう少しまともな記事を書けんのか?
[カタン、と電子端末をカウンターに置き、
透き通る緑色を喉に通す。
すう。とスッキリとした感覚が、
ほんの少しの不快感情を洗い流す。
記者の個人感情や推測などが交じると情報の価値が一気に下がってしまう。
人間の感情というものは、なかなかに厄介なものだと一つため息をつく]
(233) 2024/06/01(Sat) 08:14:45
…… ……
しかし、こういうものでも
『同じ視線』というもので捉えるとなると
なかなか難しいな……
[ちらり。正義の味方から授けられた
ヒーローグラスに目をやる。
子供たちと接するのに必要な『同じ視線』。
かのヒーローに授けられた叡智だが、
人間感情に対して虚ろに生きてきた男には、
それはどんなものか…正直、検討もつかない。
レット嬢にしたアドバイスが、
まさか自分に返ってくるとはついぞ思っていなかった。
『何もない』自分を受け入れきって、
世界と自分は違うものだと諦めきっていたのが、
まさかこんな形で逆転し、
『何もない』ことに思い悩むことになるとは]
(234) 2024/06/01(Sat) 08:26:46
…………
[試しに、もう一度カチャリと赤い視界を掛けてみる。
そのまま新聞に目を通す。やっぱり赤いままだった。
男は眉間にシワを寄せて、また1つ2つ思考する。
真っ黒な出で立ちなのもあいまって、
その様は怪しい秘密結社的なアレに見えるかもしれない**]
(235) 2024/06/01(Sat) 08:31:24
社長 ツァリーヌは、メモを貼った。
(A44) 2024/06/01(Sat) 08:32:35
ー 展望施設(午後) ー
[バーでひとしきり思考を巡らせた男は、
それでも結局答えを出すことはできず、
正義の味方のゴーグル>>78を胸ポケットにさし
またふらりと館内を彷徨って…
レット嬢にアドバイスを贈った
あの展望施設へと戻ってきていた。
相も変わらず流れ続ける星々や星雲は、
静かな思考を繰り返す人々をそっと見守っている]
……む…
[しかしそこには先客が。
彼のことはよくカフェで見かける。>>288
というよりも、一度か二度会話をしたこともあるだろう。
ぱっと見は人間のそれにうり二つなのだから、挨拶の1つ2つはしたし、コーヒーを入れて貰ったことも何度かあったはずだ。
しかし、深くは対話しようとしなかった…というのも]
(290) 2024/06/01(Sat) 17:39:28
ー 回想:ある日のカフェにて ー
『…なぜ、アンドロイドが客室を利用している』
[数回の接触のあと、男はこの老人がアンドロイドであり
『客』としてこの船に乗っている事実を知るだろう。
最初のうちは、カフェのバリスタ用に作られた設備だと
思っていた男は…『客』の存在を知って、驚いた。
彼側の事情は聞いただろう。理解しただろう。
彼が大切に思われていたという事実を知っただろう。
…だからこそ、男は]
(291) 2024/06/01(Sat) 17:48:31
ー 現在 ー
…………ーーーー。
[男は、アンドロイドから少し離れた席に座る。
そして、彼の行動の観察を始める。
…読書をしているらしい。
それも、効率的に情報を摂取できる電子媒体ではなく、
わざわざ紙に印刷された書籍で。
中に何が書かれているかはわからないが
本のサイズを見るにおそらく小説や文学作品。
非効率的にもほどがあるそれを、
そのアンドロイドは、たいそう愛おしそうに
読み耽り、そしてページをめくっていた]
(292) 2024/06/01(Sat) 17:52:44
『面白い』かね?
[訊ねたのはそんな言葉。
人間のような機械。 機械のような人間。
人を慈しむ機械。 人を読み解く男。
この機械は、男が持ち得ない共感性を持っているのか
確かめるように*]
(293) 2024/06/01(Sat) 17:56:04
社長 ツァリーヌは、メモを貼った。
(A56) 2024/06/01(Sat) 18:00:10
ー 回想・バーにて ー
[赤いゴーグルのまま、電子端末を操り新聞を再度読む。
視界が真っ赤になっただけで、別に内容に変化はない。
当然読み解く内容、分析結果も変わらない。
追加注文した*トム・コリンズ*を片手に読み進めていくが
特に心情に変化は見られなかった。
変化はそう。
男の座る姿がこれから世界を混沌に陥れる
悪の組織の幹部然としたそれになっていること。
指先で電子端末の表面に触れ、つうっと操作し、
タンっと決定キーをタップする様は、
街に超凶悪爆弾を落とすスイッチを押したかのよう
無表情の悪の幹部は、
人にこの姿が見られているとは微塵も思っていなかった]
(298) 2024/06/01(Sat) 19:41:05
……ん?
[…しかし、ふと。
どこからか小さな物音に、>>294
悪の幹部はピクリと顔を上げる。]
(299) 2024/06/01(Sat) 19:47:00
誰だ。そこにいるのは
[端末の電源を落とし、懐にしまう。
そして、声のした方に、一歩、また一歩。
ズンズンとその巨体が近づき……
首を左右に傾け、誰かいないかをじっと見つめる…。
アーネストが隠れる柱の影に…
迫るハンター…あと一歩…二歩…もうすぐそこに…]
(300) 2024/06/01(Sat) 19:47:10
…気のせいか?
[しかし、あと一歩というところで男は追跡をやめた。
赤い視界だったのが影響し、
どうやら同色に近いアーネストには気づかなかったようだ。
なにを警戒していたのだろう。
別にメガネをかけて新聞を読むことが恥ずかしいわけもあるまいし…と思いつつ、男はゴーグルを外してそっと胸ポケットにかける。そろそろ気分転換に、別のところに行こう。と
そういうわけで、男はアーネストの隠れる柱をスルーして、
展望施設へと向かうのであった…>>290
うまく 撒いたようだ…(ナレーション)**]
(301) 2024/06/01(Sat) 19:50:48
社長 ツァリーヌは、メモを貼った。
(A60) 2024/06/01(Sat) 19:53:17
ー展望施設にて アンドロイドと ー
[人間の老人を真似て作られたアンドロイドは
ひどく精巧にできていた。
文の一つ一つを目で追う眼球の仕草。
本来ならば反応できるであろう私の接近に
気づかなくなるほどの没頭感。
物語の余韻に浸るかのような深いため息…>>315
そして物語を読み終え…男に微笑みかける様すらも
まるで人間そのものだった]
(326) 2024/06/01(Sat) 21:42:37
…『宙色の鍵』…。
少年・青少年向けの冒険活劇ものだったか。
作者は確か、もともと心理描写を得意とすると聞く>>32
その分、少年に起こった困難に対する心理描写は非常に丁寧であったと認識している。
[興奮冷めやらぬ様子の老体に対し、
男もまた、その本を既に読破してることを示唆する。
また、その感想が非常に分析的であることもすぐに分かるような答えになっているのは、そもそもこの場に男の機械的な一面を責めるような人間がいないからだ。
人間相手ならば、多少言葉を装飾させるだろうが、それをしないのは、相手がアンドロイドであり、評価を気にする必要もない相手だから。]
(329) 2024/06/01(Sat) 21:53:59
…しかし、まだ発売されたばかりだというのに。
よほど『好き』なのだな、読書が。
……その、『ドキドキ』とは物理的にか?
それとも、お前のAIシステム上に感じる『感情』なのか?
アンドロイドのAIは…
[感情ではなく、模倣行為ではないのか?
そう聞くつもりだった。
そこにお前の感情は本当にあるのか?と
そう聞きたくてたまらないのは、
男が人に見せる好意的な行動のほとんどが、
人に好意的に見えるようにするためにエミュレートしたものだから
…つまり、男はこう聞きたいのだ。
『お前と、私は、一緒の原理で動いているのではないか?』と]
(330) 2024/06/01(Sat) 22:03:30
[…が。その話題は。
男の胸元にあるそれに一度かき消される。
正義のヒーローが、幼い子供のために与えた
正義のゴーグルが赤く燃える。
男は示されたゴーグルを手を取ると]
スタントマンの女性からもらった。
子供との触れ合いには同じ目線に立つといいと言う言葉と共にな。
……かと言って、仮面ライダーになりきったところで、子どもたちと同じ視点には到底辿りつけそうにないのが、目下の課題だが
[と、一度軽くゴーグルをかける。ハンター再び。
もちろんすぐに外すが、そのシュールな姿をみてご老体はどう思ったろう*]
(331) 2024/06/01(Sat) 22:09:58
社長 ツァリーヌは、メモを貼った。
(A67) 2024/06/01(Sat) 22:19:23
ーー展望施設(午後)ーー
[視界の端、こちらに会釈をしながら入ってきた男>>335をちらりと見つつ(そして会釈を返しつつ)、男は目の前の老人アンドロイドと対話を続ける。
小説の感想を互いに語らい合う様を見ても、
彼が心より小説を楽しんだ事が読み取れる。]
…そうだな。子供の心は正直分からない。
あの小説に出てきた大人たちの理屈のほうが理論として私は理解しやすかった。>>334
それに対抗する子供の心は…複雑なものだと思う。
それを丁寧に描けることは素直に賞賛すべきだ。
[不意に男は批評的だった感想から、どこか実感の伴った感想をこぼす。
それは、目の前の老人が告げた『子供の心』というものに、ちょうど男は思い悩んでいたからだ。
『人の心』ではない。
『子供の心』に理論は通用しない。
男が目下悩んでいることを描ききり、そして大切なものを見つけたあの物語は、社長からすれば、どれだけの時間をかけても自分には書けないものだろうと感じる]
(350) 2024/06/01(Sat) 23:31:29
[男の質問は、当然ながら不躾で無礼なものだったろう。
お前には心があるのか?なんて、聞かれる側からすればドキッとするものだ。ましてや、家族にまでその存在を疑われていたとなるとなおさら…。
…しかし、その老人はどこか拙いながらもその心のメカニズムを教えてくれる。プログラムが先か感情が先か。彼にとっては、感情は自然に生まれ出るということ…>>339>>340>>341>>342]
…そのように認識すれば、とっさの判断のとき、
より『オリジナル』に近い反応をすることができるだろうな。
何かを模倣するとき、最もいい方法は、
自らがそうであると思いこむ暗示の手法だ
それと同様の理屈であるならば…理解できる。
[そのように、男はスイッセスの言葉に納得したようだった。
同時に、アンドロイドのAIができていることが、おそらく自分にはできていないということもなんとなく把握した。つまり、何かの共感に必要な『思い込み力』が足りていないのだ]
(354) 2024/06/01(Sat) 23:40:27
(355) 2024/06/01(Sat) 23:42:35
……なんだね、意見があるなら言うように
[ゴーグルを軽くかけてみせたとき、目の前の老人アンドロイドが、明らかに止まったことで>>344>>345、人間マシーンの方は少し怪訝そうな顔で彼を見ていた。
当然だろう。まさか、スイッセスの中で新たなスーツ紳士の爆誕が起こっているなんてことは、堅物頭男には想像も尽きようがないのだ。
想像してみよう。絶海の船の上…
フルフェイスヒーローとカフェマスターが、
敵勢力に囲まれ銃を構えられている…
そこにさっそうと現れるスーツ紳士ヒーロー!
彼は敵勢力に向かって真っ向からこう告げるのだ…
『そんなことをしていていいのか?
貴様らの銃の乱射のおかげであと4分33秒で船が沈むぞ?』
どーーーん!いきなり傾く船…
滑り落ちていく敵陣営…そして颯爽と助けるスーツ紳士…
…ちょっと夢を盛りすぎた気がする。が、そんな姿を…]
(362) 2024/06/01(Sat) 23:51:55
……かっこいい?
[さて現実のスーツ紳士は、普通にスーツ紳士なので、
突然零された賞賛の声に、驚きの声を漏らす。
そう、全く持ってそのような賞賛が来ると思っていなかったのだ
少しキョトンとした顔で、しかし、老紳士が続けた言葉に、少し考え込む素振りを見せる]
……ヒーローになる。か。
私は正直、勧善懲悪物のヒーローの良さはよくわからない。
結局のところ、あれも互いの理屈をぶつけ合った結果、敵をねじ伏せただけに過ぎないとも言えるからだ。
[…ゴーグルを翳しつつ、男はまた一つ思案する。
そして、声を漏らす。]
……人の気持ちを、心から理解したいと思ったのは、思えばこれが初めてかもしれないな…君のように、分析の結果出た反応であるということに気づけないほど、私も思い込めればよかったものだが
[…ヒーローに、今更憧れるなんて、おかしな話と思うだろう?
男は、そういって…『心』を持った『隣人』に心の一部をさらけ出した*]
(364) 2024/06/01(Sat) 23:58:48
[1]
[2]
[3]
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
全
トップページに戻る