21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して
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…こんにちは?
[歩み寄り、近くで立ち止まると、そのまま話しかける。
異性に舐められない為の男装。
自己確立を求めた故の髪色の変更は、かえって人を寄せ付けず、人との距離を広げるばかり。
女としては高めの部類に入る身長は、同年齢の人間に圧迫感を与える物だっただろう。
だが、大人相手では何の意味もなさない物だったのかもしれない。
彼と同じような、気だるげな瞬きを一つ、二つ。>>16
脱色した髪を揺らしながら、座る相手を見下ろして。**]
(44) 2024/05/29(Wed) 20:05:54
一人旅 レットは、メモを貼った。
(A12) 2024/05/29(Wed) 20:12:14
9人目、 有象無象 シャム がやってきました。
[レディなんて呼ばれると、なんだかくすぐったい。>>49
席を立った相手の目線を目で追っていけば、自分の物より高い場所に落ち着いた。]
別に、そんな、謝罪なんて
それよりも、
……心配させてしまって、すみません
[そう言いながら、申し訳なさそうに目を伏せる。
体調不良、か。
……私、そういう風に見えるんだ。
他者に無用な心配をさせてしまった事を少し恥じる。溜息の癖、直さないと。
ややマイナスに傾いた思考に気を取られた物だから、じろじろ見られていたなんて事は流してしまった。]
(54) 2024/05/29(Wed) 21:57:53
一か月も閉じ込められるって、
嫌になっちゃいますよね
[短いようで、思考が煮詰まるには十分すぎる時間。
自分と同じように退屈を持て余しているという相手に、少しだけ親近感が沸く。
グラスの中に揺れる鮮やかなブルーに視線をやりながら、やや自傷気味に笑い会話を続ける。]
私は、娯楽施設とか、
そう言うの、あまり興味無くて
[退屈の星空を紛らわせるものを、この船は十分に積んで居ると思う。
単に、私がセカイに対してピントを合わせられないだけ。]
(55) 2024/05/29(Wed) 21:58:27
一人旅、ですし、
[シネマは都合の良い物語を上映するばかりだし、AI相手のゲームも退屈。>>9
食堂で振舞われるジェラートは早々に食べ飽きて、古今東西あらゆる土地の料理が振舞われるにもかかわらず、食に対しての興味も薄れてしまった。
どれも体験を共有できる相手が居ないが故、虚しく感じる事ばかり。
カジノはそもそも、入場するには己は若すぎる。
でも、本当に虚しいのは自分の方。
長い襟足の先を指先で少し弄んで、引き続き小さく笑った。]
(56) 2024/05/29(Wed) 21:58:55
…ん、じゃあ、
[お話でもと、現れた選択肢にきょとんとした年相応の顔を一瞬返したが、それはすぐに気だるい雰囲気へと戻ってしまったか。]
お言葉に甘えて
[そう言いながら、先ほど彼が座っていた席の隣に、トスンと遠慮なく腰掛けた。>>50
足先は少し内股気味。子供っぽく、爪先をやや遊ばせて。
一度足先へ落した視線は、次に相手の顔を興味深そうに見上げただろう。]
おじさんも転勤で引っ越しとか、
そう言うの、なんですか?
[ホワイト・マーブル移住の理由を尋ねる。
相手の事は知らないが、こちらはそうだ。
ただし転勤したのは親なのだが。
おじさん呼びは失礼とは思わない。
その辺りは、若気の至り、と言った感じで。*]
(57) 2024/05/29(Wed) 21:59:15
一人旅 レットは、メモを貼った。
(A16) 2024/05/29(Wed) 22:02:11
10人目、 渡航者 カラント がやってきました。
11人目、 さすらいのライダー アーネスト がやってきました。
[独りって、
孤独で、何にもなくて、つまらなくて、不安で。
それと少し、寒い気がする。
静かだと語る彼の呟きに、そんな感想を抱く。>>58>>59]
(86) 2024/05/29(Wed) 23:57:54
[所詮自分は、世間知らずの小娘だ。
鬱々と自分に不安を抱き、世界との繋がりばかりを気にする無力な存在。
悪意ある誰かにひょいと摘み上げられれば、あっという間に飲み込まれてしまうだろう。
そんな事すらも分からないまま、無警戒に言葉を紡ぐ。]
支社設立……、
じゃあ、これから一気に忙しくなるんですね
[偉い人などとはつゆ知らず、相手の苦笑いに笑みを返す。>>60
この人も大変だなぁ。
会社の勝手で振り回されるのって、どこも同じなんだなって。
先にホワイト・マーブルへ行った母さんの事を思い出して、少し胸がチクンとした。]
(87) 2024/05/29(Wed) 23:58:10
[それから、]
そう、なんですか
[体が弱いという奥さんの話に、やや目を伏せた。
綺麗な空気。なら、この人は都心からは少し離れた場所に住むのかな。
都心の真ん中に聳えるタワーマンションが行先の自分とは、全く違うのかもしれない。]
じゃあホワイト・マーブル行きは
大切で、良い事なんですね
[自分の笑みに苦いものが混じる。良い事だな思うと同時、どうしようもなく羨ましく思うのだ。
身体の弱い奥さんが?違う。
依存じゃなくて、支え合える人が居ると言う事。
この人達にとって、ホワイト・マーブルは良い場所であると言う事。
それと、奥さんにとっては、地球も良い場所に数えられると言う事。
私はどれも持っていない。だから、曖昧に笑う事しかできなくて。
だから、続いた彼の言葉に息が詰まった。>>64]
(88) 2024/05/29(Wed) 23:58:49
[目を見開く。]
わたし?
地球…、帰る……?
[帰る?母さんの居ない星へ?
無理だ。だってもう、地球じゃ私は存在できない。
私をこの世に産み落とした事を証明出来る血縁者は、もうホワイト・マーブルに行ってしまった。]
わたし、
私は――……
[言い淀み、視線を落とすと、膝を覆うスラックスの布地を握りしめる。]
(89) 2024/05/29(Wed) 23:59:10
私、よく分からない
だって地球には、もう何もない、から
ホワイト・マーブルも……多分そう
[地球にはもう居場所は無い。
けれどホワイト・マーブルに着いたら、地球で存在してきたであろう私の情報は、徐々に消えてしまうから。
きっと私、そのうち霧散しちゃうんだ。]
ごめんなさい、
みんな目的を持ってホワイト・マーブルに向かうのに
私には、何もないんです
[泣きそうな表情を隠すように、ぎゅっと歯を食いしばる。
そう言ってから、初めましての人に語るべき事じゃないなと後から気づいて、顔を上げられなくなってしまった。**]
(90) 2024/05/29(Wed) 23:59:37
一人旅 レットは、メモを貼った。
(A23) 2024/05/30(Thu) 00:01:29
12人目、 夢想家 コラーダ がやってきました。
[人との繋がりの作り方って、なんだろう。
ネットワーク構築とは違うの?ケーブルを繋いだだけじゃ、他者とは友達にはなれない。
積極的に話しかけたり、同じ時間を過ごしたり、何度も約束を重ねたり。
そうやって顔見知りから友人へとシフトしていく過程は理解できても、それを実際にこなせる訳では無くて。
目的探しもそう。
好きな物ってどう選ぶの?
自分の好む物すらよく分からないのに、将来なんて一人では絶対選べない。
地球では上手くこなせなかったソレなのに、新天地では上手く行くなんて事、果たして本当にあるのだろうか。
皆、どうやってこの世界で、上手に息をしているのかな。]
(154) 2024/05/30(Thu) 16:49:38
[静かに降ってくる慰めの言葉を、申し訳なさを抱えながら静かに聞いていた。>>119
あんなに消えたくないって思って居たのに、今はこの場から消えてしまいたい。
けれど、「私と同じ」と言う言葉に微かに反応する。>>120
地球と言う惑星は、この人にとっても空っぽな場所なのかもしれない。]
………………、
[お互いの長い沈黙の後、かけられた声と共、不意に差し出された品が一つ。]
(155) 2024/05/30(Thu) 16:49:59
[それは、サクサクのたまごぼーろ。>>121>>122
個包装された可愛らしいソレは、目の前の男性のポケットから出てくるには、あまりにもギャップが大きすぎる。
顔を上げ、差しだす相手の顔を一応確認。きょとんとした顔で瞬きを一つ。]
――っン、ふふっ
[その後間違えたのだと引っ込められた事も相まって、全部コントみたいに思えてしまい、困り眉のまま笑い出してしまった。
本来、箸が転んでも可笑しい年頃。ツボに入ってしまえばもうおしまい。]
あり、がと、っございます
[笑う口元を片手で覆うも、笑いをこらえ切れる訳でも無し。
肩を揺らしながら、礼と共に赤いハンカチを受け取っただろう。
飴玉とかじゃなくて、たまごぼーろなんだ。
どうして?いつも持ってるのかな。こんな真面目っぽいスーツの人が?
どうしよう、凄くおもしろい。
もしかしなくとも、私今、失礼な事してるのかな。]
(156) 2024/05/30(Thu) 16:50:54
折角だし、
たまごぼーろの方も貰っていいですか?
[笑いで滲んだ目元を、赤いハンカチで小さく拭いながら。
それはそれは美味しそうな、ベンチの上のソレを、指さした。**]
(157) 2024/05/30(Thu) 16:51:12
― きっと、いつもの光景:スポーツジム ―
はあッ、はあッ、
もう…むり………!!
[ふらつきながら、ヘロヘロ状態でランニングマシンから降りると、その場で立ったまま膝に手をつき、大きく呼吸を繰り返しながら、額の汗をぬぐう。
ダブつく黒のトレーニングウェアは、既に汗でぐしゃぐしゃ。
もう無理、これ以上は死んじゃう。
マシンに着いた簡易ディスプレイには、日のカロリー消費タスクを終えた通知のほか、体力等に見合った走り込みでは無かった事が映し出されていただろう。
ジム常駐アンドロイドが差し出すスポーツドリンクに気付けば、無言で受け取り、身体が欲する水分のまま、ソレを一気に飲み干した。
長い長い船旅、運動不足のままでいては、太ったり筋肉が落ちてしまったりとか、そういうのが一番困る話だ。
これでも一応、年頃の女であるからして。
だがインドア寄り故、運動は得意ではない。
正確に言えば「運動を行う学校授業が得意では無かった」なのだが、運動神経が良いと言う訳でも無いのだ。]
(162) 2024/05/30(Thu) 17:29:37
[ジムで使用しているのは、主にランニングマシン。
後は、軽めのトレーニングマシンを幾つか。
本格的に体力づくりをしている訳では無いのだけれど、出来る範囲で頻繁に通うようにしている、と思う。
だって、船内でやることあんまりないし。
そういう顔の出し方だったから、顔見知りも一応とぽつぽつ居たかもしれない。
イマイチサイズが合わない、ぶかぶかのトレーニングウェア。
薄っぺらい貧相な身体と、ぺったんこの胸。
身長ばかりが高くてホント嫌になる。
牛乳を飲んだら胸が大きくなるなんて嘘っぱちだ。
知った顔が居れば軽い挨拶を返すだろう。
初めましての頃なら多分、こんにちはと共に、簡単な自己紹介を。
大抵汗だくで、体力の限界この世の終わりみたいな顔ばかりしていたと思うけどね。**]
(163) 2024/05/30(Thu) 17:31:17
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