26 ― 境界の先への手紙 ―
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[やがて弟子が寝落ちる頃、宴はお開きとなった。
護衛の者達が彼らを担ぎ、宛がわれた部屋の寝台に寝かせる。
何も知らないですやすやと寝息を立てている彼らは明日にはどうなる事か。]
さて、私達も休もう。
[護衛に左右を挟まれた男の部屋は、景色の良い特等の部屋だ。
男も眠気を覚えており、その日はすぐに床に就く事となった。]
(+24) 2024/09/25(Wed) 23:16:37
煙霞山 山主 蓬儡は、メモを貼った。
(a0) 2024/09/25(Wed) 23:17:15
わたしの知っていること。
わたしの見ている世界。
わたしの感じるもの。
それらはきっとひどく狭くて小さいもの。
然程大きくはない小惑星の、更に狭い家。
ここにあるものが今の私にあるもの全て。
何も知れないまま来る終焉を受け入れた。
「 ゲホッ、…… 手紙、 」
今はなんだか、この場所の良いところが
なにひとつうまく浮かばずに終わる、
そんな気がしてしまって。
もう少し、よいことを、良いところを
考えられるようになったら、返事しよう。
(99) 2024/09/26(Thu) 00:37:10
枕元にでも置いておいたら、夢の中で
他の小惑星の夢でも見られようか。
ゲッカから来た封筒は、なにやらどこか
不思議で落ち着くような香りがしたもの。
そう思いつつ、丁寧に手紙を畳んで──
「 ──っ、 ……う゛、ぐぅ…… 」
雨垂れが戸を打つようにざわざわと、
頭への痛みがつのる。視界がぐらつく。
頭を抱えるよう蹲って、胸の奥から熱いものが
なにか込み上げてきて。抵抗の間もなく戻した。
(100) 2024/09/26(Thu) 00:52:46
ぜえ、ひゅうと不規則な呼吸を繰り返し、
現状を理解しようとつとめるけれども
今のわたしにそのような余裕はないに等しくて。
また、ごぼりと鉄の味が通っていった。
「 っ゛え、…… はっ、は、 っぶ゛ 」
掃除しないとたぶんこれは染みになって、
こんなに酷くなったことって、薬切れたっけ、
気持ちわるい、怠い、痛い、 どうして、
数多の疑問が浮かんでは棄却されて、
身体を支えるのが難しくなって、倒れ込む。
(101) 2024/09/26(Thu) 01:05:20
意識を保てたのはそこまで。
次に目が覚めたら、きっと目の前は惨状だろう。
目を覚ますことができれば、よいのだけれど!
(102) 2024/09/26(Thu) 01:09:42
"トラッシュ" イオニス から 越境貿易商 マーチェンド へ、秘密のやり取りが行われました。
"トラッシュ" イオニス から 越境貿易商 マーチェンド へ、秘密のやり取りが行われました。
"トラッシュ" イオニス から 越境貿易商 マーチェンド へ、秘密のやり取りが行われました。
"トラッシュ" イオニス から 越境貿易商 マーチェンド へ、秘密のやり取りが行われました。
本当はもっといろいろ書きたかった。
あのお店のアップルパイ以外の料理微妙だったでしょ、とか。
とりとめのない話を、もっと綴りたかったけれど。
でも言葉が出てこなかった。感謝の言葉以外は。
(103) 2024/09/26(Thu) 08:15:03
いくども いくども ■■■をつづる
なんども なんども ■■■をつめる
おわってほしくなかった
どうしようもなく おわってしまった
■に ■■■ ほしかった
■■■■■の けつまつを
(104) 2024/09/26(Thu) 08:15:26
「……いつかきっと」
お墓参り、出来るといいなって思えるくらいには回復して。
視界に映るのは、瓶の中に入ってる"招待状"。
いままで、選ぶことをたくさん失敗してきたけれど。
でも、この招待状を処分しなかったのはきっと
そして、この招待状を拾い上げたことすらも、
今考えてみても、"正解"だったと確信できた。
(105) 2024/09/26(Thu) 08:17:26
無数の遺書が出来上がった頃
それを入れるべき小瓶が足りないということに
泥は今になって ようやく気づく
周りを見て、完成品が2つと…おや
一つの小瓶がまだ開けられていないことに気がつく
どうやら 書く方に意識が向いていて
読む方はそのがらんどうの頭から抜けていたようだった
……雨脚はどんどん強くなっていく。
今読んでいると、小瓶の回収や手紙を送り出すことが難しくなりそうだ。
泥は、完成品だけを抱えて、清濁合わさる雨の中に身を這い出した
(106) 2024/09/26(Thu) 08:20:25
清い雨が 体を溶かす
淀んだ地面が 泥の体を再構築する
とけてはもどる ちってはあつまる
ひしゃげたひめいをあげながら
それでも ■かへととどく うみへとむかう
(107) 2024/09/26(Thu) 08:24:18
…たどり着いた砂浜は いつより波がたかく
そして潮に満ちていた。何度も寄せては返す波をみて
まだ使える小瓶はないかと探す。
……波が荒々しいおかげで、いつもより漂着物が多い。
使えそうなもののいくつかを拾い上げて、泥の体に飲み込む。
そして、完成していた2つの返事と
一通だけ混ざっていた誰かのための物語を小瓶につめて
その荒れ狂う波へと放り投げたのだ。
(108) 2024/09/26(Thu) 08:29:12
疼躊化葬 コルデリア から 机城勤務 コルンバ へ、秘密のやり取りが行われました。
これは、エンジニア・ヘロンが「革命」について俺に密かに知らせてからの遣り取りだ。
「なあ、ヘロン姐さん。
どうしてわざわざ俺にこんなことまで話したんだ?
俺に実は王の連中の息が掛かっているとか、
そうでなくとも情報を漏らすとか、考えなかったのか」
「……君は“夜の女王”との繋がりを疑われる方を
心配した方がいいぞ。全く。
まあそうだな。まず、君の口は堅いと見込んで。
そして部外者である君に、この国で起こることを、
“地を這う”者の口から伝えておきたかった――
といった理由だと考えてくれ」
(109) 2024/09/26(Thu) 09:54:13
「私はな、別に“夜の女王”の構成員そのものじゃない。
とはいえ――…まあ、察してくれ。
このトーチバードも入念に調べられるだろうとは思うが、
“夜の女王”と繋がるものは何一つ組み込んでいないから、
その点は安心してくれていい。勿論、クロウの方もな」
(110) 2024/09/26(Thu) 09:54:39
……俺は別に、革命の争乱を望んでいる訳じゃ、ない。
過去に訪れたリージョンで、実際に革命に巻き込まれたことがある身としては、望めない。
硝煙。銃声。炎。怒号と悲鳴。―――――。
どうしたって、ああいった争いごととその先にある犠牲は、好めそうになりやしない。
ただそれでも、この地に根付きながらも虐げられている民の中には。
その生き辛さから、愛する者への想いから、王国との戦いを望んだ民もいる訳で――。
(111) 2024/09/26(Thu) 09:55:06
……トーチバードに積み込んだ土産物は、大丈夫だ。「民の一部」を原料に組み込んだ素材を扱っていない店から購入している。
生地や資材の産地を直接訪ねられた訳じゃないが――エナガやヘロンの話から、幾つかの店舗について教えて貰えたからな。
そしてそれは、今ここを飛び立とうとしている火の鳥の外装も、そうだ。
それまでの特に代わり映えのしない鋼鉄の輸送機は、
いまや灯火のごときオレンジの“羽毛”で胴部を覆い、燦燦と輝く金と紅蓮の“風切羽”を纏った翼で空を翔けるモノとなった。
フロント部分に一対の可愛らしい鳥の目のボタンがついちまっているのは、まあ、うん、妥協した。
(112) 2024/09/26(Thu) 09:59:25
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