21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して
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人
狼
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全
水鏡に映る自分の姿は何に見えるだろう。
人か、それとも――。
どうやらこの中には、村人が11名、人狼が1名いるようだ。
─過去:ドルチェ─
[決められるわ、>>0:238と彼女が断言すると、不思議とそう思えてきます。そうですね、とわたしも微笑んで頷きましょうか。
しかし続く彼女の言葉には、わたしは悲しそうな顔をしました>>0:239
それから…さらに続いた言葉にも。>>0:240]
……そうなのですね。
…誰かから見る幸せの物差しと、自分で感じる度合いって、…たぶん。違うこともあるから。
[そう、“逆も然り”であったように。
わたしがそうであったように。あなたは不幸な子なのだ、かわいそうな子なのだ、と、言われ続けた記憶が蘇ります。]
(65) 2024/05/31(Fri) 06:57:29
[互いに哀しい顔をしていたかもしれません。>>0:241 だけどもし、最後の言葉が聞けたなら]
…よかった。
わたしも、今の時間が好きですよ。
お互いに本当のしあわせ、見つけられるといいですね。
[そう。互いに、そして“誰から見たって幸せなのだ”と言ってもらえるような、そんな暮らしをホワイト・マーブルでは送れたらいい。わたしは、こころからそう思います。
そして食事が終わって離れる時には、彼女にこう言ったでしょう]
良い船旅を、ドルチェ。
いいえ、良い人生を、でしょうか。
[笑って別れます。
きっとこれっきりではなくて、多分その後も長い船旅の中で、何度か話をしたことがあったと思います。そのたびに、“今日もこの時間が好きだった” … そう思えていれば、それほどうれしいことはないのです。]**
(66) 2024/05/31(Fri) 06:57:52
かたわれ リーンは、メモを貼った。
(A12) 2024/05/31(Fri) 07:07:43
─現在:食堂・キッチン─
[“厨房を貸していただけますか?”なんて聞いたら、船の方はどう仰ったでしょうか。具体的にはオーブンが使いたいのです。ええ、調理方法すら発展を遂げたこの時代に、旧時代のオーブンなんてもう古臭いと思われるかもしれませんが。
でももし貸してもらえることができたのならば、わたしはきっとその日、甘い匂いを朝からキッチン、もしくは隣接の食堂に漂わせていたことでしょう。
焼くのは本当に旧時代の作り方で作る、ベーシックなクッキーです。わたしたちの暮らしを支える栄養物質が入っていたり、今やオーブンなどなくとも作れる焼き菓子ではありません。それこそむかし話に出てくるような、粉と、卵と、牛乳を混ぜ合わせた。素朴な味のクッキーでした。
宇宙環境でもオーブンが使える、というのは旧時代には無かったのかもしれませんので、そこだけは違うかもしれませんが。
作り慣れていましたから、失敗することはありません。
もしも誰かが顔を覗かせるのならば、ええ、もちろん。つまみ食いはご自由に。]**
(81) 2024/05/31(Fri) 10:26:21
かたわれ リーンは、メモを貼った。
(A16) 2024/05/31(Fri) 10:27:15
─キッチンにて、コラーダと─
[>>105 彼とはこの長くて短い旅の中、会ったことがあったでしょうか。彼をコラーダという名だと認識していれば、名を呼んで、そうでなければ初めましてを添えて。]
おはようございます、もちろん。
すみません、朝からお邪魔してます
[クッキーは今、オープンの中でいい匂いをさせていて、わたしは道具を片付けたりしていました。
アンドロイドがやってくれる? いいえ、つい自分のことは自分で、と。その癖は染み付いておりました。]
なんか、…その。昔よく焼いてたの、ふと思い出したら、焼きたくなっちゃって。
あっ、あと少しで焼けるので、せっかくならいかがですか?
[なんだか言い訳みたいになりながら、わたしは答えます。取り繕うように笑うのも、あの星にいた、“わたし”のままでした。
…朝からクッキー?深く考えてはいけません。]
(126) 2024/05/31(Fri) 20:12:49
[わたしはホットミルクの用意をします。彼はコーヒーを淹れていたでしょうか。]
……明後日ですね、もう。長かったような、短かったような。
……ホワイト・マーブルから見る宙は、何色なんでしょうか。考えたこと、ありますか?
[ふと気になっていたことを尋ねてみます>>0:12。あなたが宇宙の研究をされていたなど、たぶんわたしは知らなかったでしょうけれど。*]
(127) 2024/05/31(Fri) 20:13:09
かたわれ リーンは、メモを貼った。
(A26) 2024/05/31(Fri) 20:14:42
─キッチン・コラーダ─
[どうやらわたしがここでクッキーを作っていたのは赦されたようでした>>209 思い出の味、という言葉に、記憶が呼び覚まされて、わたしは話します]
……姉や、母と。一緒によく作ったんです。まだ小さい頃の話ですけど。
[懐かしそうに目を細め、わたしは片付けを続けるでしょう。あの頃の思い出の味。
ひとり減って、ふたり減っても、わたしはまだ作り続けている]
…
[空の色の話には、なにかコラーダさんの考えがあるようでした>>210。予想してしまったものがある、だけど予想なんてしないほうが良かったのかも、と彼は言います。]
そうですか…
[わたしは少し考えます。ここで聞くべきなのか否かを。普通の人にとってはなんともない選択肢だったのかもしれませんが、わたしにとっては少しだけ重い選択肢でした。
……………先入観。他者の意見、見方というのは、時には強い影響力を与えるものだから。]
(246) 2024/06/01(Sat) 10:31:16
…わたし、地球と同じで青いのかなあ、とか、やっぱり白いのかなあとか。宇宙でみる空と同じように、黒いのかなあとか、でももしかしたら全然違う色に見えるのかも、だとか。
予想すら、ぜんぜんつかないんです。
コラーダさんの予想、すごく気になりますけど、
やっぱりわたし、明後日を楽しみに待ってみようかなと思います
でもその代わり、向こうに着いたら。
予想と合ってたかどうか、ぜひ教えてください。
[わたしが出した答えは“否”でした。否を出したわたしが微笑むと、オーブンが焼き上がりを告げてくれました。]
(247) 2024/06/01(Sat) 10:31:38
[わたしはコラーダさんがどんな人生を生きてきたのか、知りません。だからその方向性は全然違えども、どこか似たところがあることも、わたしはまだ、知りません。
誰かからの悪評>>201。わたしへの風評>>65。
だからこれはクッキーを冷ましながらの、わたしの独り言です。]
……誰かが、空の色は絶対に青い、って言ったなら
“理由”や”根拠”が確たるものであるほど、人はそれを信じてしまうんです。
空の色も、“誰かに対する評価”も同じ。
…たとえば、誰かと比べて劣っているからかわいそうだとか
…たとえば、家族を失ってかわいそうだとか
本人や、親しい周りが決してそう思っていなかったとしても
“あの子は可哀想な子”だと言われ続ける
幸せに、前を向いて生きようとしても、どうしたってレッテルや枠組みが付きまといます。
…それを、どうってことない、って言えるくらい強ければ。いいんですけどね。
[クッキーは少し、冷めたでしょうか]
(248) 2024/06/01(Sat) 10:31:52
空も。今多分、コラーダさんが「絶対に青いよ」って言ったら
わたしは信じてしまうと思います。
信じた結果空を見て、やっぱりって思うのか、がっかりするのか
なんかどちらも、違うなって思って。
……クッキーも、
[むかしから作り慣れたクッキー。材料に一切間違いはない]
見てください、このクッキー、
塩をいっぱい入れたのでとってもしょっぱいんです。
…なんて自信満々に言ったら、なんとなく信じちゃいませんか?
[そうしてほかほかとまだ温かい、甘くて美味しいクッキーを口に入れました。おひとつどうぞ? *]
(249) 2024/06/01(Sat) 10:32:04
かたわれ リーンは、メモを貼った。
(A46) 2024/06/01(Sat) 10:34:38
─独白─
[傍から見たら、不幸な家族とみられても仕方がなかったのかもしれません。
裕福な家庭でした。父と母、わたしと双子の姉の4人家族で、何一つ不自由なく暮らしていました。姉はわたしよりもすこし気立てがよく、愛嬌のある娘でした。でも、わたしは別に姉を羨まなかったし、自慢の姉と一緒に分け隔てなく愛情を注いでもらえて、なんの不幸もありませんでした。それはきっと姉も同じだったと信じています。
幼い頃から少しだけ母と姉は体が弱く、それは遺伝性のものだと言われていました。
わたしが15のとき、父が飛行機事故で亡くなりました。
田舎の古臭い場所にいたわたしたちは、ちょうど15のとき、姉もわたしも、地元の名家に嫁ぐ予定でした。しかし、わたしの縁談は、父の事故により破談となりました。理由が「当主が不在ゆえに」だったので、結局父の影響力だけを求めていたのだと思います。
縁談が破談になったこと、わたしは寧ろ幸いに感じていました。これで身体の弱い母と一緒に居ることができる。今やアンドロイドがなんでも助けてくれるとは言え、わたしにだって、できることはあるはずです。]
(259) 2024/06/01(Sat) 11:09:49
[一方で姉は名家へと嫁いでいきました。主人となった方はとても聡明で思いやりがあり、身体の弱い姉を常に気遣ってくれました。もちろん無理して働かせるようなこともなかったし、当主の居なくなった我が家のことも気にかけてくれました。
しかし、そんな姉も亡くなりました。18の時のことでした。
そしてそれを追うように、母も、わたしが20のときに亡くなりました。
いかに現代医学が発達しようとも、治らない病気というものはありました。…いえ。それを治す方法が決してなかったわけではきっとありません。ただ、すこし人道的ではなかったり、賛否両論あったりする治療法で、そうですね。わたしたちはむかしながらの生き方を選んだだけ。
それが、わたしたちの選択で、最良で、その中でも”幸せ”に暮らしてきたんです]
(260) 2024/06/01(Sat) 11:09:59
[わたしはレッテルをたくさん貼られ続けてきました。
家族を失った不幸な女
縁談が破談になった可哀想な娘
姉と違って引っ込み思案な可哀想な妹
医療を受けずに命を失った愚かな家族
嫁いだせいで寿命を縮めた姉と冷酷なその夫
金しか残らない哀れな一家
さらには母の死後アンドロイドを手放したわたしに対する非難も、相当なものでした。]
(261) 2024/06/01(Sat) 11:10:31
[…わたしは、自問します。
哀しいことがあったら、ずっと不幸せでいなければならないんですか?
もちろん父の死、姉の死、母の死、いつのときだって深い悲しみを抱きました。それでも、そのたびに乗り越えようと、わたしたちは強く、その時々の些細な幸せを大切に生きてきました。
姉との差異も、なにも気にしたことがなかった
姉の夫は冷酷なんかじゃなかったし
適切な医療はきちんと受けてきました
わたしは、慎ましく幸せに生きてきました。それでも、わたしはこれからもずっと、可哀想で不幸なわたしとして生きていかなければならないのですか?
あの星に遺してきたのは、そんな"わたし”だけです。>>0:12
そんなわたしに未練はありません。だからわたしは"わたし”を置いてくることにしました。
暮らしも、名前も、全て。
知らないところで、何のレッテルも貼られていないわたしから始めるために、輪廻転生を試みるのです。>>0:39 *]
(262) 2024/06/01(Sat) 11:10:53
─午後・庭園─
[午前中はクッキーでお腹を満たし、コラーダさんと話したあとにも誰かにお裾分けすることはあったでしょうか。たくさん作ったと思うので誰でも大歓迎なのです。
そして一度目のワープを経てお昼を軽く食べ、わたしは船内を歩きます。お出かけ用の小さな鞄には必要最低限のものと絵本が入っておりました。どこかでのんびり本でも読めたら、と思ったのです。]
…あら?
[読書の場所を求めて辿り着いた先の庭園では、どうやら先客がいらっしゃるようでした。>>279 起こさないように…という気遣いに加えて、ふと心に思い浮かんだのは「あの芝生気持ちがよさそう…」という好奇心。
庭園は来たことがないわけではありません。だからかの先客ともお話をしたことがあったかなとも思います。
船の中で無いかのような美しい景色と、やわらかな芝生に心奪われながら、その先客よりももう少し離れた場所に座ろうとします。
でもそのとき、わたしの不注意で、鞄が手から離れてぽふ、と芝生に落ちました。
そんなに大きな音ではなかったので、彼を起こさずには済んだでしょうか。起こさなかったのならば、そこで暫くひとり絵本の世界に浸るでしょう。起こしてしまったら、すみません、と謝罪を述べて。 *]
(280) 2024/06/01(Sat) 16:22:01
かたわれ リーンは、メモを貼った。
(A52) 2024/06/01(Sat) 16:23:10
[1]
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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