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21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して
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ごめんなさい、
だって、…ふふっ、おかしくて
[笑いながら、笑ってしまった事を謝罪する。
全然反省できてないや。]
……小さい子供って、たまに親が世界の全てで
だから、親が好意でしてくれた事、
大きくなっても覚えてたり
大切に思ってたりとか、します
[母さんと手をつないで歩いた、ささやかな散歩道。
飾りつけの多い誕生日のケーキ、折り紙のカーネーションを贈った母の日の笑顔。
遅い帰宅の後、抱きしめてもらった記憶。
忘れがちだけど、ちゃんと愛されていた証。]
(199) 2024/05/30(Thu) 21:16:56
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だから父親がしてくれた事、とか
旅のお土産、とか
きっと喜んでくれると思うんです
[いつかその子の人生を形作るであろう、記憶の一部。>>172
私の中にもあった、あったかい物の欠片。
ぽつり落とされた言葉に、子供である私は少しだけ、子供時代の話をする。]
(200) 2024/05/30(Thu) 21:17:11
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……ん、
何かを、求める――、
[うずくまって不安がるばかりの私が、何かを求めている。
…そうなの?>>173
自己が霧散する前に、ソレを受け入れる前に、沢山悩む。
……うん、それってきっと大事なこと。
改めて人に言われる事で、自分の中で何かが確固たる物に変わって行く気がした。]
はい、分かり、ました
悩んでみます
[大丈夫、私まだ、存在できる筈。
泣きそうだったり憂鬱だったり。そんな私の顔は、最初よりスッキリしていただろう。
沢山笑ったから?話を聞いてもらったから?感情を共有したから?
それとも沢山悩めって言って貰ったから?
分からない。]
(201) 2024/05/30(Thu) 21:17:50
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こちらこそ、
お話ししてくれて有難うございました
[ぺこりと、小さく頭を下げる。>>174
彼の暇つぶしでも構わない。私にとっては、凄く貴重な時間だったと思うから。]
私、レットって言います
自己紹介が遅くなってしまってごめんなさい
[そうだよね、話し込んでいたけれど、お互い初めましての人だった。
そういえば、たまごぼーろのおじさんの名前も聞いてないや。]
それから――、
私なりに悩んで、何か探してみますね
[そうして次にお話しする時は、私の不安もマシになってるといいな。
今度はもっと良い話が出来たら、と。そんな風に思いながら。]
(202) 2024/05/30(Thu) 21:18:14
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あの、おじさんの名前は?
[きっとハンカチを返す時に必要だから。
でも、内緒なら内緒で構わない。
借りたハンカチを大切そうに胸に握って、展望台を去る背中を見送った。**]
(203) 2024/05/30(Thu) 21:18:27
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一人旅 レットは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A45) 2024/05/30(Thu) 21:20:39
夢想家 コラーダは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A46) 2024/05/30(Thu) 21:25:44
ー いつか:遊戯室にて夢想家と>>195>>197 ー
奇跡というものは、残酷なものだよ。
影も形も存在していないのに、そこにいるかのように錯覚させる。
雑兵の針の一突きで国が落ちるのは、
奇跡などではなく、相手国の油断、慢心
それに対して、奇跡の味を語るとは、
君は私と違い、随分夢想家なようだな
[夢想家の青年の言葉に、会社を統べる社長は淡々と返す。別に彼の言葉に何か思うわけでもない。ただなんとなく、自分と彼は視線自体が大きく違うように聞こえるので…ほんの少しばかりのチューニングは必要かと、思考の中で言葉の論理を組み始める。
カッ、ごッ、と響く、ボールたちの悲鳴とともにゲームセット。
彼の前に座れば、今まさに片付けようとしていた駒たちを、嬉々としてまた広げる]
(204) 2024/05/30(Thu) 21:41:28
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では、面白いゲームにして頂かないとな。
退屈なゲームでは、暇を潰すこともできない。
1000戦も10000戦もやりたくはないだろう?
どうぞ、良い試合を。
[先行、後攻お互いどちらを取っただろう。
どちらが、その小さな歩兵に先に手を掛けたろう。
チリン、と一つコイントスをして
決められた手番がお互いに示されて、ゲームが始まる
小さな歩兵を前に出した最初の一手目。
男はまず青年の顔色を見つめていた。]
そういえば…
君にとって、チェスとはなんだね?
[と、暇つぶしの言葉も添えて。
これが一つの、ゲームの楽しむ方*]
(205) 2024/05/30(Thu) 21:52:27
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社長 ツァリーヌは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A47) 2024/05/30(Thu) 21:54:53
― バー ―
いやいや、いくら俺の見目は悪くはねーとはいっても二人きりがご褒美は言い過ぎだろ。
[茶化すようにいっても、彼女の視線>>103はクロッキー帳のほうを気にしているのも知っている。当初からそういう傾向もあったからだ。
別にこれで食っていけるようなことはないが、それを卑下するような贅沢も特にはなく。
おう、倒れない程度に飲め飲め。と無責任なぐらいにいいながら、ポリポリと音を立ててクラッカーとチーズを合わせて食べる。]
気にするな。俺も我慢できずに飲んじまってるしな。ってことで、乾杯。
[掲げるだけでもよかったが、触れあえない微妙な距離感でグラスが彩る星雲と琥珀を添わせ、グビリと喉を鳴らしグラスを傾けた]
(206) 2024/05/30(Thu) 22:20:18
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私たちが交わした言葉は、そう多くなかった。
その言葉の中に目尻を濡らすそれ>>196に言及することもなく。
ただ、きっとこれだけは伝えたはず。
「お幸せに。」
それは夫婦最期の旅立ちに。
訪れてしまう記憶の終わりへの船旅。
お話出来て、よかったわ、スイッセスさん。
でも、また無くしてしまうのは、……残念だわ。**
(207) 2024/05/30(Thu) 22:21:27
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望郷 グリーディアは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A48) 2024/05/30(Thu) 22:21:47
いいぞ。
[あっさりとサンシア>>105の言葉にサラミを噛みながら肯定する。]
……こういうのは改まって言わないと変えづらいよなぁ。
[あちらがどうしてお兄さんと呼んでいたかはわかっていないが、自分だってロメロ嬢と呼んだり、スポーツジムだけではなくシアタールームでも時折会うアーネストには名前のまま呼び捨てているし、他の面々だってそんなものだろう。実際最初もなんとなくであった]
(208) 2024/05/30(Thu) 22:27:42
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曇硝子 スイッセスは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A49) 2024/05/30(Thu) 22:28:01
― 航行中(過去回想) 礼拝堂 ―
[船に乗り込んで、何かすることでもないか?なんて馬鹿正直に従業員型のアンドロイドへと聞いた...はいくつもの回答をもらった。
例えばスポーツジムで体を鍛える。だとか、遊戯室の存在とか、バーでは時折演奏なども行われている。とか。過去の映像などが見えるシアタールームがある。
他にも自然と触れ合うための庭園だとか、広さに任せてよくもここまでと
ただ船内の長旅ともなればストレスとためないためにいくつもの施設が必要なのだとのこと。そんな中でお祈りを捧げることで安心を得る客もいると聞いた。
自分はそういう信心深さはなかったが礼拝堂そのものに興味があった。
庭園にあるらしいと聞いて時間があったらという感じでいった。
青く彩られた空という映像、人工的に作られた整えられた庭園の片隅に槍状の尖塔が連なる、白と水色の水鏡のような外観の教会はどの宗教かは知らないものの美しく感じることはあった。
眼鏡型電子機器を使って映像として記録に残したのはもちろんだが、その後はクロッキー帳を開いてペンでラフ画を描いていた時のこと]
(209) 2024/05/30(Thu) 22:29:29
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…ん?あんたは……乗客だったよな。
[食堂とかでちらっと見たことがあった子である。
その時はまだ小説を書いているとかは知らなかったが、軽く自己紹介なんかを済ませたときも、彼女はクロッキー帳に興味があっただろうか、軽く見せれば背景やらラフ画が描かれている]
古臭いだろ。でも趣味ぐらいなら何やっても変なやつって言われるだけで終わるからな。
[肩を竦める。ここに限らずクロッキー帳を持ち歩いて時折足を止める姿は彼女のみならず他の乗客にも見覚えがあるものかもしれない。]
で、ロメロ嬢は散歩かい。
[その時も呼び名はなんとなくで決めて、そんな出会いであった]
― 回想終了 ―
(210) 2024/05/30(Thu) 22:30:12
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― バー ―
[その後、サンシアも意外と古臭い難儀なのを好むらしいとか。彼女自身は自分の仕事のためにか、自分は趣味のためにジム以外でもシアタールームで会うこともあっただろう。
その際にアーネストにも会っていたり、スポーツジムではよく死にそうになっている若人に挨拶したりなど他にもとあったが、三週間もいれば生活リズムや船が広いということを置いてもちょこちょこと人とは会えるものだ]
移住したらどうなるかなーって思ってたが、どっかに知り合いがいるって思えるようになるとは考えてなかったなぁ。
[搭乗したてのときのことも思い返すように口にしながら残りのビールも飲みほした*]
(211) 2024/05/30(Thu) 22:30:49
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ー 少し:展望台にてレットと ー
[鈴の転がるような謝罪の言葉に>>198>>199
相も変わらず男はまばたきを繰り返す。
怒っているわけではない。
純粋に、彼女が笑う理由がよく理解できていないだけで。]
……
…………
………………
[そのあと、彼女が語った淡く優しい思い出たちに、
男は何かを考えるように黙りこくる
好意。好意を持って。
まだ幼い未確認生命体たちに対して。
大切だとは思う。愛しいはずのものだとも思う。
だがこれは、好意…といえるのだろうか]
(212) 2024/05/30(Thu) 22:32:05
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渡航者 カラントは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A50) 2024/05/30(Thu) 22:34:01
(うびゃあああ〜〜〜!!!)
(な、なくな…なくんじゃない…はあ…)
親になって、赤子の世話をして。
一番困ったのは泣きやまなかったときのこと
妻には負担をかけてばかりだったが、
彼女が抱けば、赤子たちはピタリと泣きやんだ
…思えば、あれも、
(213) 2024/05/30(Thu) 22:36:12
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…ツァリーヌ。
ツァリーヌ・ナハトムジーク、という。
また会おう。"レット"嬢。
…君の話は、とても参考になったよ。
[名を尋ねられた男は、自身の名前を伝える。
一つの気づきをくれた若者に敬意を込めて。
…男もまた、少しの変化とともに探し始める。
"好意"というものの正体を**]
(214) 2024/05/30(Thu) 22:39:45
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――スイッセスの手記1――
[目を開いた瞬間、私はまず年老いた女性の顔を見た。
彼女は「まあ、起きたわ…」と驚いたように言って。
それから私の頬を撫でた。皺だらけの指で。
そして私の事をこう呼んだ。
「あなた」と。
十一年前、ドロシー・サイフォンは長年連れ添った夫に先立たれた。
夫のスイッセス・サイフォンは多額の遺産を遺してくれたが、その使い道として選んだのが…アンドロイドをフルオーダーで造る、という道で。
既存のアンドロイドを買うのと違い、それは破格の値段を要求された。
息子のマイケルは母親の決断に激しく反対を示す。
しかしそれでもドロシーは、アンドロイドを造る事を諦めなかった。
夫を模したアンドロイドを。]
(215) 2024/05/30(Thu) 22:41:32
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[そして一年後。
産まれたのが私である。
亡き夫と同じ顔、同じ声、性格パターンや記録をコピーし製造された、RS‐63857。
当時の最新級技術を詰め込んだリッツ‐ルッカ社製のアンドロイドである。
「スイッセス、今日からまた逢えて嬉しいわ。これからどうかずっと、私の傍にいて頂戴ね。」
涙を零すドロシーを私は抱き締め、背中をすった。生前の夫がそうしていたのがデータにあったからだ。
この時の私はまだ「ドロシーの夫として振舞う、それが自分の仕事である」という認識しか持ち合わせていなかった――。]
(216) 2024/05/30(Thu) 22:41:55
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社長 ツァリーヌは、メモを貼った。 ![](img/memo.png)
(A51) 2024/05/30(Thu) 22:42:07
ー 売店にて ー
[長きに渡る航行を慰めるべく。
または、航路の途中で地球が恋しくなったときに
地球によくある商品を手に取れるように。
この船の売店は、そこそこに品物が充実していた。
菓子類もそうだが、1ヶ月の泊まりをより豊かにするためのものや地球が恋しくなったときに、かの星を思い出せるようにする食事や商品もある。
ホワイト・マーブルで作られた品も当然存在し、
他の部屋と比べても狭い空間はたくさんの『楽しみ』で溢れているように思う。
問題は、男にその『楽しみ』を楽しむ感性が弱いこと]
(217) 2024/05/30(Thu) 22:50:55
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― 航行中のこと(回想) ―
[そんな風に誰かと出会ったりはしていたが気まずい思いをしたこともあった。
それはある日の食堂のことである。
食事をアンドロイドへと注文をした。
そこで問題なのがアンドロイドはアンドロイドでも従業員型ではなく、自分と同じ搭乗者だったことである。
言い訳をさせてもらうと、人かアンドロイドかというのは発達した現状においてぱっと判断できる要素が少ない。製造会社によって特徴が、などはあるかもしれないが少なくとも俺はしらん。
だから眼鏡型の電子機器がアンドロイドだと判別した人を見つけたときに、搭乗者だと思わずに従業員と勘違いした。頭が鈍っていたのも起因している]
コーヒー頼める?出来るだけ濃いやつ。変な恰好で寝てたせいでなぁ。頭がぼーっとしててよ。
後はなんか腹に溜まりそうなやつをお願いな。
[ただそんなことを知らなかった自分が注文を頼んだ相手が、スイッセス。あるいは製造番号RS‐63857のアンドロイドで搭乗者だと知るのは少しだけ後のことだっただろう*]
(218) 2024/05/30(Thu) 22:51:04
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