星狩りの国-暁の街-


21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して


情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点: 人

全て表示


父親 ツァリーヌ

ー …アフターストーリー… ー

[…その後。恐竜のきぐるみを脱いで
ようやく現れた妻と再会し、
自動運転のレンタル車に乗って、私達は街の郊外に建つ少しばかり敷地のある我が家へと帰る。

正確には、私は初めて訪れるため、
帰宅というよりは初訪問という感じではあるが、家族のいる場所が、私のいる場所であると最も感じるのだから、帰宅ということでいいだろう。

息子たちがメイドロボにあやされてぐっすり眠っている。
助手席に座る妻は、黒く長い髪をかきあげ嬉しそうに笑っていた。

地球にいた時は、随分悪かった顔色が、血の気が通った色合いになっている。恐竜ごっこで興奮しただけという可能性もあるが、それだけできるようになったのは僥倖だった]

(352) sleepsheep 2024/06/07(Fri) 19:56:47

父親 ツァリーヌ


…………。なにかね?

『うふふ、ツァーリさん、
なんだか嬉しそうなんだもの。
何か旅の間にいいことがあった?』

[男は正面を向きながらも、パチリと瞬きをする。
また妙なことを言い出したと思うが、彼女は何でも分かってますと言わんばかりの顔で嬉しそうに微笑んでいた]

…………なぜそう思ったんだ?

『だって、貴方が何か話したそうにしてたり、
子どもたちと一緒の視線で遊んでくれたの、
初めてでしょう?
こんなに楽しそうにしてるの始めてみたかも』

……そうか?

[何か私は変わったのだろうか。よくわからない。しかし彼女がこの上なく嬉しそうにしているのはわかった]

(353) sleepsheep 2024/06/07(Fri) 20:05:24

父親 ツァリーヌ

…いいことは…あったな

…私とよく似た子供が、
何もないことを嘆いていた子供が、前を向いた

…子どもたちと向き合うきっかけをくれた
正義のヒーローがいた

…私の頭脳と渡り合う知性を持った音楽家がいた。

…人の心を理解するアンドロイドがいた。

…家族に愛される娘がいた。家族がいた。

…旅を続ける男がいた。

……他にも、たくさんいた。絵を描く男、
可憐な少女、利発そうな女性、扉を開ける鍵の小説…

(354) sleepsheep 2024/06/07(Fri) 20:12:33

父親 ツァリーヌ


…………
子供たちが、喜ぶことをしたいという
気持ちを知った。

(355) sleepsheep 2024/06/07(Fri) 20:14:06

渡航者 カラント

── とある日のアーネストとの一幕 ──

[それは唐突に巻き起こったものだ。
普段にはない電話での連絡]

 おう、急にどうして、びっくりしたぞ。

[こンの薄情モノーーーーー!!!>>342からはじまる声に耳が痛い]

 いや、サンシアから聞いてると思ったからよ。

[言わなかった理由といえばそれにつきる。ようは共通の知り合いがいたからであり、その共通の知り合いことサンシアとアーネストの仲もこちらにきてからも良好だ。
何やら心身を患ったらしいアーネストの妹のお見舞いにもいっているぐらいだ。
ちなみに事件詳細については知らないカラントだが入院しているという話を聞けばお見舞いの品をサンシア経由で届けてもらうことも自然としていただろう]

 悪かった悪かった。今度なんか奢るからそれで勘弁してくれ。

[明らかにあまり悪いと思っていない風のいいかただが、まあ少しぐらい?は反省したつもりという雑さだが、問題はないだろう。

その後に、アーネストがスイッセスとお付き合いしているということを知り、ほとんど同じようなやり取りがもう一度行われることになるのはまた別の話*]

(356) S.K 2024/06/07(Fri) 20:18:14

父親 ツァリーヌ


……だから、ほら。
貰い物ではあるが…

[私は、そう言って、正義のヒーローから受け取った
ゴーグルを装着してみる。
視界が赤い。自動運転でよかった。]

…お前たち、こういうの好きだろう。

[ちらりと目を横に向けると、妻は…
目を輝かせて…そして、ニッコリと笑っていた]


『うふふ、そうね!きっと子どもたちも好きよ。
かっこいい、私達のヒーロー様!』

(357) sleepsheep 2024/06/07(Fri) 20:18:48

父親 ツァリーヌ

ー さらにそのご… ほわんほわん ー

[ぼくのなまえは、あーべんと!
おとーとの、もるげんと、
ままとめいどままとくらしてた!]

『らいだーきーっく!かいじゅーぱーんち!』
『ぱーんちぃー。いっくー!』

[きょーも、ぼくらはおおいそがし!
だって、せいぎのみかたにやすみはないのだ!
わるものは いつもぼくらをねらってる!]

『あーーー!!!』

[そしてきょうもみつけた!
ぼくたちのへいわをみだすわるものを!]

(358) sleepsheep 2024/06/07(Fri) 20:22:12

父親 ツァリーヌ


『ぱぱあああああーーーーー!!!
しごといっちゃやだああああああーーーー!!!
びゃああああああーーーーー!!!!!』

あっ、こ、こら待て!!!
私はただ書斎に…!!!!!


[そう!わるものは、おしごと!
おしごとのときのぱぱは、
まるであくのおやだまみたいなかおをする!
きっと、おしごとがぱぱをのっとって、
ぼくたちのおうちを
めちゃくちゃにしようとしてるにちがいない!

ぼくはせいぎのみかただから、ぱぱがおしごとに
いかないようにぎゅっ!としてまもってあげるの!]

(359) sleepsheep 2024/06/07(Fri) 20:24:56

父親 ツァリーヌ

『おじごどいっぢゃやだあああああああ!』

[パパはどこかにおでんわをはじめた!>>39
おしごとめ!ぱぱとのじかんをうばうきだな!
ぶくううう!ぼくはもっとていこうする!!!!

ぱぱからでていけ、おしごとめ!!!

…そうおもってたら、パパはおおきくいきをついた
それで、ぼくをだきあげていったんだ]

…………わかったわかった。行かないから。
今日は日曜日だからな…もうすぐテレビも始まるしな…

今日は朝ごはんを食べたら、おやつを食べてもいいから

[ぱあああ!ぼくはおしごとにかった!
ぱぱがいっしょにてれびみてくれる!
やっぱりせいぎはかつのだ!やったー!
ぼくはいきようようと、御飯のおせきに、おすわりするのだった]

(360) sleepsheep 2024/06/07(Fri) 20:30:00

父親 ツァリーヌ


[ごはんをみんなでたべる。
もるげんと、ぱぱとままと、めいどままと。
おなかいっぱい!

けどまだたりない!おやつ、おやつ!

にちようのあさはとくべつなんだ。
だって、ぱぱが、いっしょにおかしをつくってくれるの!

まほうのおかし!ねりねりしたら、いろがかわるの!
パパは、おかしのまほうつかいなのかもしれない!]

…よいしょ、とほら、きれいな紫色になったぞー…と
おや…


[パパは、テレビでながれてるかめんライダーをみる。
いまは、かめんらいだーじゃなくて、べつのもの?をみてる。
仮面ライダーと、かっこいいおじいちゃんヒーローと…あくのせいぎのみかたのおはなしを!>>284>>285>>286]

(361) sleepsheep 2024/06/07(Fri) 20:35:05

父親 ツァリーヌ




…いくら何でも、似すぎだろう。


[くすくす笑う、ぱぱのかお。
ぱくっとねりねりをたべるぱぱはうれしそうで

ぼくのおかげで、
せかいはへいわになったのでした!

…少年は、それはそれは嬉しそうに、そうやって今日も無邪気に笑うのだ**:]

(362) sleepsheep 2024/06/07(Fri) 20:36:38

小説家 サンシア

[地球に居た頃には思いも寄らなかったことはもう一つ、
海辺の病院で初めましてとなったビューさんとの交流>>338

入院中で気持ちも滅入るだろうし
時間の自由が利く内はとなるべくビューさんとお話に伺って
何度目かの訪問時に彼女から切り出された話題>>339
私にとっても嬉しいことだったから]

 んー…
 お話しても良いんですけど
 私がここでどんな人か言っちゃうと、
 アーネストさんが惚気る分が減っちゃうんじゃないかしら。


[そう言って笑った後、
どうしても気になるようなら、
好きなものに真っすぐ向き合おうとする人だよとだけ話して
私たちも幸せになろうという彼女の言葉に頷いた
その数日後には恋人が出来た!と勢い込んだ様子>>340に、
身体に障らないかと心配しつつも一緒に微笑み喜びあった]

(363) nadia 2024/06/07(Fri) 20:39:23

小説家 サンシア

[とはいえ、そんなこんなもあったものの
アーネスト自身から聞いた訳ではないから

アーネストさんの妹さんが入院されていて
お話してる間に友達になったの、とは伝えていたものの
アーネストさんの恋?話はカラントさんには話さなかった。
その代わりに話すのは、別のこと]


 あのね、カラントさん、

 その、私…カラントさんの彼女って
 アーネストさんに言っても良い?


[そもそも言いふらすものでもないと思うけど、
周りに言われたくない人もいるらしいとは知っているから
確認に問いかけたのだが、カラントからはまだ言ってなかったのか?くらいの反応が返っただろう]

(364) nadia 2024/06/07(Fri) 20:39:41

小説家 サンシア

[というわけで、
ビューさんのお見舞いに丁度居合わせたアーネストさんに
直接カラントさんとのことを話したら、
優しい笑顔で祝福してくれたから>>343]


 うん、ありがと。

 アーネストさんも、いつでも話してね。
 …というか、
 愚痴以外も話してくれたらもっと嬉しいんだけど?


[こんな風に返したら、
アーネストさんはどんな顔をしてくれたか。
きっとビューさんが言っていた通りの、
恋する乙女の顔を見せてくれただろう]

(365) nadia 2024/06/07(Fri) 20:40:38

小説家 サンシア

[それから、カラントさんも一緒にアーネストさんと会ったのは
アーネストさんからチケットを貰った映画の席で>>327だろうか。

それならば観た映画>>284>>285>>286の感想でひとしきり盛り上がった後になるだろうけれど、
「なんでこんなヤツが良かったンだい?」とアーネストさんから聞かれたことにぱち、と瞬いた後]


 最初はね、
 カラントさんの絵が好きだなって思ったからだけど
 今はね、手とか、声とか、考え方とか、
 カラントさんの全部が好き。

 いっぱいドキドキして
 どうしたらいいかわかんなくなることも多いけど、
 カラントさんが傍にいてくれるだけで、
 安心できるし、息もしやすいの。

 
[カラント自身にも伝えていることだから、
照れも衒いも無く答えたのだが、二人の反応はどうだったろう**]

(366) nadia 2024/06/07(Fri) 20:40:58

渡航者 カラント

[近いとは思ったが生活圏内>>333に住んでいたサンシア。
結局その後に写真を送るよりも互いの家への案内で、それよりはやく家から見える海の光景を直に見ることになったり。
サンシアの家はやはり仕事と趣味を両立した蔵書とオーディオルームが圧巻ではあったが、物書きとして以上の余暇をあまりもっていないような家であったので、その点だけでいうと自分の家とは真逆だったのだろう]

 そりゃー、折角引っ越す以上、自分の理想図を叶えるほうがいいしな。

 まだ製作途中、あのあたりのごちゃついてる場所以外ならみていいし、なんならスクリーンでも映せるぞ。

[などと早速興味をしめしたジオラマについてのことを説明したり、それらを作ることもだが見ることも楽しめるようにできていたりというのもお披露目することになる]

(367) S.K 2024/06/07(Fri) 20:46:43

渡航者 カラント

[そんな感じで互いの新居のお披露目も終わって、隣で過ごすことも増えた。
お互いの時間もとりつつ、二人の時間も過ごしていたが、カラントは最初から注意していることがあった。

聞かされたサンシアの過去から、彼女は男性にトラウマ的なものを抱えている可能性が高そうだ。そう思えばこの変な距離の詰めかたと免疫のなさと理解してなさ加減にも多少納得がいく。

だから抱きしめるだとか、可愛いというぞ。とかいいはしたものの、あまり多くの熱を向けないようにしてきたし、色んな意味で慣れていくように相手をしっかりみながら控え目に過ごしていた。]

 (多分この言葉も、色っぽい意味合いじゃねーんだろうなぁ)

[そんなおかげで彼女が切ない表情を浮かべながらいう我儘>>351も、それは色のある誘いではないというぐらいあっさり認識できるようになってもいた]

(368) S.K 2024/06/07(Fri) 20:47:44

渡航者 カラント

[そんなサンシアを宥めたり、家へと送ったり、そんなこともあったし、絆された>>366というよりは今回は魔が差した。というほうが正しいかもしれない。
一度いい顔をすると、それが当たり前のように感じたんだろうか。―――まあ何がいいたいのかというと]

 なにを!当たり前のように!泊っていこうとしてんだよ!!

[仮眠用のベッドもあればソファーだってある。隣に家もあるがこのアトリエの空間だけでも寝食も問題なくこなせるそこに、家主に確認もせずに帰らず寝ようとするサンシアの毛布を引っぺがすことになるとは思ってもいなかったのであった*]

(369) S.K 2024/06/07(Fri) 20:48:10

小説家 サンシア

[カラントさんの新居は私のそれとは対照的で
空間そのものがカラントさんの個性と受け取れるものだった。

ジオラマを見せてもらったり、
スクリーンで映像を重ねて季節の変化を再現してもらったり>>367
あっという間に過ぎた時間を名残惜しく思いながら後にしたのだが]


 ……帰らなきゃダメ?


[二人で過ごす時間を重ねるにつれ、
離れたくない、帰りたくないという気持ちが大きくなって
もう少し、後少し、と帰宅の時間を伸ばすことが多くなった。
それはカラントの予想通り>>368の意味ではあったのだけど
でも、何の覚悟も無いまま男の人の、
好きな人の家に入り込んでいるわけではないし]

(370) nadia 2024/06/07(Fri) 21:25:46

小説家 サンシア



 …だって。


[当たり前だと思っているわけじゃない。
仕事の迷惑になる時なら、遠慮する。

でも、好きな人と一緒にいたくて、
近くにいたくて。
もっと近付きたいと思うのに、
どうしたらいいかわからなくて]


 ……離れたく、ない。


[被っていた毛布も取られてしまって心許ない手を、
カラントの頬に触れさせた後、シャツの胸元を握った*]

(371) nadia 2024/06/07(Fri) 21:27:36



情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点: 人


トップページに戻る


← ↓ ■ □ フィルタ

生存者 (10人)

ツァリーヌ
30回 残--pt(8)
グリーディア
12回 残--pt(8)
ドルチェ
20回 残--pt(8)
リーン
8回 残--pt(8)
サンシア
59回 残--pt(8)
スイッセス
104回 残--pt(8)
シャム
11回 残--pt(8)
カラント
33回 残--pt(8)
アーネスト
81回 残--pt(8)
コラーダ
10回 残--pt(8)

犠牲者 (1人)

アドニス(2d)
0回 残--pt(8)

処刑者 (1人)

レット(3d)
32回 残--pt(8)

突然死者 (0人)

見物人 (0人)

発言種別

通常発言
独り言
囁き/共鳴/念話/雄叫び
死者のうめき
秘話
アクション

一括操作



(0.093 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
当サイトは日本国内専用です。
海外からの操作・閲覧は保証しかねます。
管理人 by milk_sugar/Yuchica
副管理人 by マオ
星狩りの国告知用Twitterアカウントはこちら
副管理人連絡用Twitterアカウントはこちら