21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して
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[地球から見た空は青く、宇宙から見る地球も青かった。ではホワイト・マーブルから見る宙はどんな色をしているのでしょうか
わたしは、宇宙船に揺られながらそんなことを考えます。
あの星に遺してきたものはありません。もちろん友達がいなかったわけではないですから、もう会えなくなる子たちへの未練が無いとは言えません。それでも私にははっきり言えます。
あの星に遺してきたものはありません。
ただ一つ遺ったとすれば、“わたし”だけ。
そんな”わたし”に未練はありません。だからわたしは、‥‥ ]**
(12) 2024/05/29(Wed) 12:37:58
かたわれ リーンは、メモを貼った。
(A3) 2024/05/29(Wed) 12:41:20
決して着いてこないでね。
そう告げて、出立の見送りは受け入れなかった。
さようならの一言を告げることすら拒んだのは、
言葉にしたら後悔してしまうと思ったから。
でも、結局電子端末は持ってきてしまった。
いくつか届くメッセージを開かないように、
電源を落として充電器に繋いで束の間の別れを告げた。
船内アナウンスを耳にして、気晴らしに漸く。
一度も出ることのなかった自室の扉を開けた。
それは、もう別れを告げた望郷の心を鎮めるため。
新しいその場所を受け入れるための、そう、これは成長。
(13) 2024/05/29(Wed) 12:42:37
いつか来るホワイト・マーブルでの生活。
きっと私は、地球を忘れられないまま、
この船の中をただ歩き続けるの。*
(14) 2024/05/29(Wed) 12:44:55
……それにしても、やることがないな。
まったく…社用に採用している通信機器の
アップグレードが必要なようだな…
[ワープを繰り返し、新たなる新天地を目指す「リベルテ」の中。この一ヶ月もの間、男の通信機器は非常に調子が悪かった。
地球本社との通信も、出来たばかりのホワイト・マーブル支社との通信も、ワープを行っていない数刻の間しか行えず、業務報告は滞るばかり。
最初の通信の際に、このままではまともに仕事にならないと、各所に通信が繋がらない間の指示ができたから良いが…一方で、もともと船内でやるつもりだった仕事もなくなり、退屈紛れに行っていた大量の電子書類の読み込みももう終わってしまった。
もともと趣味が多い方でもない男が感じているのは、手持ち無沙汰な感覚というか…正直。暇。]
(15) 2024/05/29(Wed) 12:58:41
…
[暇を持て余した男が何をするかといえば、
グラスを傾けながら、人々がどう動いているかの人間観察。
それはそれは、気だるげに**]
(16) 2024/05/29(Wed) 13:00:31
望郷 グリーディアは、メモを貼った。
(A4) 2024/05/29(Wed) 13:17:07
7人目、 小説家 サンシア がやってきました。
[船室の窓から見える宙空をなんとなしに見ながら
かりかりとペンを走らせる。
そんな中、
ポーン、と響いた音の後に続いたアナウンス>>#2>>#3に
ずっと動かしていた手を止めて]
……そっか、
宇宙の旅もあと一週間で終わりかぁ。
思ってたよりあっという間だったなぁ。
[いつの間にそんな時間が経っていたんだろう
と言いたげな声で、独り言ちた。]
(17) 2024/05/29(Wed) 14:06:29
……皆には無謀だって言われたけど、
でもやっぱ、気持ち良く書きたいもんねぇ。
[机の上は鉛筆と消しゴム、紙の束。
日常生活に置いては発達した文明技術の恩恵を受けまくっているし、
電子端末も使いこなしているけれど。
執筆道具だけは昔ながらのアナログな
──それこそ贅沢品と言えるかもしれないものでなければ
筆も気分も乗らないので、これだけは手放せない。
ホワイト・マーブルへの移住を決めたのも、
この愛用の道具の為だ。
遠くから取り寄せるよりも、
ペン軸と紙を作成できるだけの資源がある惑星に引っ越す方が
長い目で見ればきっと得となるだろう**]
(18) 2024/05/29(Wed) 14:17:50
小説家 サンシアは、メモを貼った。
(A5) 2024/05/29(Wed) 14:26:31
8人目、 曇硝子 スイッセス がやってきました。
[初めて宇宙から故郷の星を眺めた時。
まるでラテアートのようだ、と私は思った。
瑠璃色にクリーム色が綺麗に混じる様は、エスプレッソをキャンバスとして描く芸術に近い。流線のなだらかさに溜息が零れた。
美しい星、地球。
地上は大気も海も汚染が進んでいるのに、
遥かな高みから見る球体はあんなにも輝かしくて──
気持ちの良い詐欺のようである。
そんな大地から足を離してはや数週間。
私が乗り込んでいる宇宙船「リベルテ」は、沢山の乗客たちを運びながら惑星「ホワイト・マーブル」を目指している。
この箱船が新天地に到着する時、
私は長く勤めた仕事を終えているはずだ。
あと一週間で――。]
(19) 2024/05/29(Wed) 15:32:01
(20) 2024/05/29(Wed) 15:33:05
曇硝子 スイッセスは、メモを貼った。
(A6) 2024/05/29(Wed) 15:39:19
恋人のアンダーソンは最後まで私の旅立ちを非難した。
君の愛はそんなものだったのか、
どうして俺を置いていくんだ、
だったら最初から付き合ったりなんかしないでくれ。
そのすべての連絡を
電子端末に表示される短文だけで読み取った。
それほど感情的に殴りつけられた言葉たち。
私、貴方のそういうところ、好きじゃなかったの。
なんて一言言ってやれば、それまでなのに。
(21) 2024/05/29(Wed) 16:41:42
暗闇の中に浮かぶ星雲は船体の窓から姿を見せていた。
船室から見ていたのと変わらない。
きっと展望施設にでも行けばもっと見える景色は違うのにね。
遠くもう見えることのない故郷を想って、私はそこを避けた。
嗚呼、そうだ。
折角食事を摂れる場所があるのに引きこもっていたものだから。
保存食の味ばかりに慣れているかもしれない。
ねぇ、アンダーソン。貴方珈琲を淹れるのが上手だったわね。
今、貴方の淹れた珈琲が飲みたいわ。
(22) 2024/05/29(Wed) 16:41:53
── 食堂エリア ──
此処に、貴方の淹れてくれる珈琲なんてないのにね。
だから私は、まだ瑞々しいオレンジを絞って紅茶を注ぐ。
私たち、好きなことも得意なことも、全然違ったわね。
でも、嫌いなことが一緒だったから。
居心地がよかったの。
そんな貴方に、貴方が一番嫌うことをした。
さようなら、私の愛した人。*
(23) 2024/05/29(Wed) 16:42:26
[私は十年前に製造されたアンドロイドだ。
現所有者であるマイケル・サイフォンはこの船の目的地であるホワイト・マーブルに住んでいる。
彼には私を貨物として宇宙船に乗せ運ぶという選択肢もあった。が、幸い旧所有者である彼の母親が存命中に私の旅費(※運搬費ではない)を予め準備してくれていたので、私はこの船で乗客扱いを受けている。人と同等に。
貨物室にて寝ていたら、この一か月は私にとって悲惨なものであったろう。
亡きドロシーには感謝してもしきれない。
彼女は間違いなく私を愛してくれていた。
ただの機械であり、夫を模しただけである私を…。
お蔭で私はこの船旅を満喫していた。
窓の外に広がる宇宙の海を眺め、娯楽施設にて遊び、好きな珈琲を淹れて、ゆっくり思い出に浸る。
そんな風に自分の時間を味わっている。
ドロシーがくれた、最後のプレゼントだ。]
(24) 2024/05/29(Wed) 17:16:14
[この船に乗ってから日課にしていることがある。
それは、食堂にて珈琲を淹れる事だ。
ドロシーは珈琲の香りがとても好きだった。
私の淹れる珈琲を飲む時の幸せな表情を、今でも覚えている。
それを思い出すとつい…指が動いてしまうのだ。
食堂には自動で豆を挽く珈琲メーカーがあるのだが、その出来栄えは味気ない。
私は持参のドリッパーとサーバーにて美味しい珈琲を淹れては、その場にいる者に振舞っていた。
アンドロイドだって元は機械なのだから、珈琲メーカーで淹れるのと何が違うかって?
それは、飲む人が決める事である。
私は想いを込めて湯を注ぐ。
私に、アンドロイドに想いを溜め込む場所、つまり心があるのかと問われたら…それは答えられないけれど。]
(25) 2024/05/29(Wed) 17:18:54
――食堂エリア――
[いつもの時間に食堂を訪れ、カウンター内に入る。
やかんをコンロにセットし点火、珈琲を点てる準備を始めた。
その時にふと、見た事のない女性が目に止まる。>>23
リベルテは大きな船である。一か月弱過ごしていたところで、逢ったことがない乗客がいても不思議はないだろう。勿論、私は彼女がずっと船室に籠っていたという事情は知らない。>>13
彼女は紅茶を飲もうとしているのだろうか。
それであるなら珈琲を点てたら香りで邪魔をしてしまうかもしれない…
一拍考えてから、私は声を掛けてみる事にする。]
失礼、お嬢さん。
今から珈琲を点てようかと思っているのですが、
良かったら一杯如何ですか?*
(26) 2024/05/29(Wed) 17:23:46
曇硝子 スイッセスは、メモを貼った。
(A7) 2024/05/29(Wed) 17:26:21
折角淹れるのだから、良さそうなオレンジを。
茶葉は詳しくないからそれっぽいをの選べばいい。
食品の並ぶカウンターでそれを選んでいれば、声がかかる。>>26
カウンターの内側で今時電気ケトルではなくコンロを使って。
此処には電気ケトルがないのかもしれないなんて思わずに、
老齢のその人の手元、ドリッパーとサーバーのセットに気づく。
その人がそれを日課にしていることも
誰かに振舞っていること>>25も知らず
いくつか見比べるために手にしていたオレンジを戻して、
(27) 2024/05/29(Wed) 17:41:31
「良いんですか?
私、ちょうど珈琲が飲みたかったけれど
上手く淹れられる自信がなくて。」
その人の前まで移動して、カウンターの椅子に腰かける。
まるで老舗の喫茶店のマスターのような人。
「是非お願いします。」*
(28) 2024/05/29(Wed) 17:41:54
望郷 グリーディアは、メモを貼った。
(A8) 2024/05/29(Wed) 17:42:37
[男にとっての『地球』というものがなんだったか
そう問われたなら、男は臆面もなくこう言葉にするだろう
我々人類の生まれ故郷であり、
これまで生活してきた土地であり、
経済を回すべき社会であり、
自らの砂の城を築き続けた遊び場だ、と
清濁混じる人間の世界、悪意の泥すら飲み干し、
人間関係などという不安定な綱を渡る。
惨たらしい強者と悍ましい弱者が溢れる
夢を見るには薄汚れていて、
現実を見るには、狂気にあふれている。
そんな場所だった。]
(29) 2024/05/29(Wed) 17:43:37
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