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―― 移住から1カ月後・海辺の病院にて ――
[妹と一緒にスイッセスさんの話をした後。
アタイは時折ぼーっと窓を眺めて考え事をするようになった。
スイッセスさんに恋?アタシが?
でも――……
あれから何度も頭を過るのだ。
最後の別れの時に見せたスイッセスさんの悲しそうな顔が]
……ん、悩んでても仕方ない。
行こう。スイッセスさんの所に。
[幸いにもマイケルさんの住所は知っている。>>163
ひとまずマイケルさんの所へと足を運ぼうか。
妹に見送られ(行先を言えばまた恋バナをねだられるから秘密にした)いざ出発だ]
―― マイケルさんの家 ――
[マイケルさんの家に向かう時。
いつものライダースーツじゃ不審者扱いされるかもしれないと身なりを整えて向かう。
白いサマードレスにタフィーピンクのネックレス。
奇しくも最後の人同じ服装でマイケルさんの家を訪れる。
彼は「スイッセスさんの知り合いで彼に会いたい」と言えば少し驚いた表情を浮かべながらもスイッセスさんの働き先と住所を教えてくれる。
そして記憶の消去もしなかったことも教えてくれた。
スイッセスさんの記憶が残っている!
それを知った時のアタイは最高にいい笑顔でマイケルさんにお礼を言ったことだろう。
「大切な思い出を残してくれてありがとうございます」って。
『父さん』>>58なんてマイケルさんがスイッセスさんを呼ぶから。
マイケルさんも悪い人じゃないんだって思う。
うん、よく考えれば当然だよね。
だってスイッセスさんの息子さんなんだから!]
―― 考え中 ――
[マイケルさんの家を後にして歩く道中。
働き先と住んでいる場所、どちらに行けばいいだろう?
アタイは少し悩む。
職場まで押しかけると迷惑にならないかな、とか。
住んでる場所にいきなり押しかけるのも迷惑かも、って。
あれ?どっちにしても迷惑なんじゃ?
結局はどっちも迷惑かもしれないという事実に思い至りその場で頭を抱える。
相変わらず行き当たりばったり計画性皆無なアタイだ。
だが、ここで諦めるワケにはいかない。
アタイは勇気を奮い立たせてツイッセスさんの家に行くことを選んだ。
職場まで行くと確実に色んな人に迷惑をかける。
それなら、自宅に行くほうが気が楽だ。
もし留守だったら、諦めて帰るだけなんだから――]
―― スイッセスさんの家 ――
[私はスイッセスさんの家へとやって来た。>>57
勢いでここまで来たがやはりドアをノックするのは緊張する。
でも、思い切ってドアをノックする。
急にドキドキしてきた胸を押さえて深呼吸一つ。
――そうだ、留守だったら諦めよう。
諦めて、それで……、
んーーーーーーーーっ!
でもやっぱり諦めきれないから職場に行って――……
あれ?結局どっちも行くんじゃない?
なんて自分の計画性のなさにまた頭を抱えつつ。
しばしその場でノックの返事がないか待っていよう。*]
―― 正義のヒーローの子育て講座 ――
[それはアタイが妹を助け出して海辺の病院で穏やかな時間を過ごしていたある日曜日の朝の出来事。
悩めるパパからのエマジェンシーコール!>>39
任せろ!今助けるぞッ!!とーうっ!(その場でジャンプ)
『あーそりゃァね、不安なんだよ。
子供ってのは「日曜日はいつも仕事で家にいないお父さんが家にずっといてくれてずっと遊んでくれる最高の日」って思ってるからネェ。
少しでも子供たちの視界から消えようとすると泣くよ。
最高の一日を仕事なんかにとられるもんかって必死なのサ。
んで、解決法なんだけど。
1.書斎に行くのを諦めて一緒に遊ぶ。
2.お父さんが視界から消えても気にならないくらいクールな玩具かテレビを見せて気を逸らしてから書斎に行く。
3.子供たちも一緒に「探検ごっこ」って言って書斎に連れてって手早く要件を済ませる。
4.お母さんに説得を手伝ってもらう。
とりあえず今ちゃちゃっと思い浮かんだのはこの4案かネェ』]
[妹がアタイが電話してるのに興味を持って。
『おねーちゃん、誰と電話してるの?彼氏?』
とか冗談で言ってくるからしーっと人差し指で黙っててとお願いしつつ]
悪の組織の幹部の人だよ。
でもいずれ悪のヒーローとして戦う実はイイ人。
[受話器を押さえながらニヤリと言えば、
『なにそれー、最近やってるライダーのキャラじゃん!』
(>>2:284>>2:287)
なんて妹はおかしそうにあははと笑う。
――そんな平和で穏やかな日曜日の朝]
[こほんと咳払いしつつ受話器に向き直り。
『でもサ、安心したよ。
ツァーリさんちゃんといいパパやれてるじゃん!
子供が「いかないで!」って泣くなんて、
お父さん大好きって言ってるみたいなもンだよ。
順調みたいでなによりサ!
じゃ!また何かあったら連絡しておくれ。
正義のヒーローが助けてやっからサ!』
なんて、悩めるパパの奮闘の助っ人をするヒーローなのであった。*]
―― スイッセスさんのアパート ――
[ドアをノックするとすぐに返事があった。>>195
いる!この向こうに。スイッセスさんが。
そう思うと胸の鼓動が早くなった気がした。
ドアが開くとアタイを見て驚いたように目を見張るスイッセスさん。
――よかった、まだ覚えてくれていた。
記憶が消去されていないと教えられていたけれど、
こうして直にスイッセスさんの変わらない姿を見ると安心するんだ。
挨拶をされれば>>196]
……はい、お久しぶりです。
えっと、元気です。そっ、それに妹も、
[伝えたいコトがいっぱいあるのに上手く言葉にならない。
部屋の中へ促されれば丁寧にお辞儀して中に入れてもらおう。>>197]
[スイッセスさんの部屋――……。>>198
好奇心からついきょろきょろと部屋の中を見回して、]
……あ、アタイのサイン。
よかった……、まだ大事にしててくれてたンですね。
すごく、そごく嬉しいです……へへっ。
[壁に昔のように飾られたサインに安堵と共に嬉しそうにはにかみながら笑う。
(横にあるクロッキー帳のヤツってカラントの?
アイツ、アタイやサンシアの似顔絵とか描かなかったクセに。
ひ、贔屓だーーー!!!!)
横のクロッキー帳に秘かに拗ねつつ、でもお行儀よく何も語らず。
全体的に簡素に見える部屋。
それでもスイッセスさんの趣味のモノもちょこちょこある。
画一的なアパートの部屋でもこういった小さな違いから分かるスイッセスさんの普段の暮らしぶりを想像するとなんだか楽しく思えた]
[ソファを勧められればありがとうございます、と座って。
少し緊張してそわそわしていたが、
珈琲を飲むか聞かれれば驚いたように彼を見上げて]
えっ!?いいんですかっ……!?
……あ、ごめんなさいっ。
もうスイッセスさんの珈琲を飲めないと思ってたから。
そう言ってくれるとすごく嬉しいです。
はい。もちろん飲みたいです。
[素直に頷いてから――、は。と思い出したようにポケットをごそごそ]
[取り出したのは以前スイッセスさんから貰った贈り物の麻袋。
豆一粒分しか入っていないためとてもスリムだ]
実は、スイッセスさんが贈ってくれた珈琲飲ませてもらいました。
妹と一緒に――……。
アタイ、無事に悪い男を追い払って妹を守れましたよ。
[誇らしげに笑ってから麻袋を愛し気に見つめて]
この麻袋と中の珈琲豆はアタイの宝物です。
今でもずっと、宝物です。
[まだ会話はぎこちないけど麻袋を通して伝えたいんだ、
スイッセスさんのコト、今でも好きだよって。心から]
[――それからもう一つ。
小さな白い巾着袋も取り出してみせて]
実は飲んだ珈琲の搾りかす。
それも捨てるのが惜しくて簡易ポプリも自作してみました。
意外といい匂いが残ってるんですよ?
妹には『そこまでするの?』なんて言われましたけどね。
ははっ……、
[少し気恥ずかしそうにそう笑って、
スイッセスさんが珈琲を淹れてくれるなら大人しく待っていようか。*]
村の設定が変更されました。変更された箇所は以下の通りです。
村の更新日が延長されました。
―― スイッセスさんのアパート ――
[部屋の中をきょろきょろと見回しながら。>>231
サインを宝物と言ってくれるスイッセスさん。
どうしよう、すごく嬉しい。
そうやって安堵と嬉しさから笑顔を見せて。
珈琲を淹れにいく前のスイッセスさんを呼び止めて麻袋を見せた。>>234
同時に妹と男の撃退を語れば褒めてくれる。>>233
アタイは少し気恥ずかしそうに笑って]
へへっ……、ありがとーございますっ!
[スイッセスさんがアタイを褒めてくれるのが好きだ。
それはあの船の中でも思っていたこと。
今日また褒めてもらえて昔に戻ったみたいに懐かしくて、なぜか頬が赤くなった]
[自家製ポプリを見せれば感極まった様子のスイッセスさん。>>234
そこまで喜んでもらえるようなコトしたかなって、
(妹曰く『愛がなきゃここまでやらない!』らしいが)]
え、えぇっと。
アタイにとってはそれだけ大事なものなんです。
だから当然のことをしただけです。
[声が震え涙がこみ上げた様子のスイッセスさんをなんとか宥めようとそう声をかけつつ。
情熱的ともとれるほど珈琲を淹れる意気込み。>>235
それにくすぐったさを感じつつキッチンに消えていく彼を見送り、
しばし珈琲ができるのをソファでお行儀よく待っていた。
やがて漂ってくる香ばしい珈琲の匂いがした]
[トレイに二人分の珈琲セットがあるのを見て、一緒に飲めるのが嬉しくて珈琲を飲む用意を整えてくれるスイッセスさんを幸せそうに眺めつつ。
パナマ・ゲイシャ?
初めて聞く豆の名前に首を傾げつつ。
(後で調べたらけっこーなお値段の貴重な豆だと知り驚く後日談)
召し上がれと言われれば珈琲の熱さに気を付けながらもまず一口――……]
っ……!? す、スイッセスさん!!
この珈琲すっっっごく美味しいですッ!
今まで飲んだコトないくらいジューシーで甘くてっ、
しかも花の香までするっ!!
え、どうして? こんな美味しい珈琲初めて……!
すごいなァ、スイッセスさんっ……!
ホントに今まで飲んだ珈琲の中で一番美味しいですっ!
[一口だけで分かる違いに目を輝かせて美味しさを伝える。
そうして丁寧に一口ずつ大事にゆっくりと飲んでいく]
[いつもはミルクや砂糖を注ぐ時もあるけど、今日はストレートで飲む。
だってそれくらい美味しい珈琲だったから。
しばらく流れる穏やかな時間。>>236
飲み終わってカップを置く頃、スイッセスさんが語りだす。
アタイはその様子を困ったように見つめつつ]
スイッセスさん……、あんまり自分を責めないであげてくださいネ。
アタイ、スイッセスさんが苦しむトコあまり見たくないから……
[深々と頭を下げるスイッセスさんに、
謝罪を受け入れると共に心配そうにそう声をかける。
――そうだ、アタイそれが一番気がかりだったんだ。
ずっと最後の日の悲しそうな顔を思い出してた。>>187
その理由はコレだったんだとようやく思い至る。
優しいスイッセスさんが傷付いてないかな、って]
[胸の上に手を添えるスイッセスさんを見守る。
ホントにそこに心臓があるように思えたんだ。>>237
だからスイッセスさんの言葉を静かに聞いて、
もう一度友達に、と。
――特別だと。>>238
その言葉にまた胸がドキりとする。
特別、アタイ。スイッセスさんの特別になれるのかなって]
スイッセスさん…………。
あの、そっちのソファに行ってもいいですか?
[そう声をかけて立ち上がり、二人を隔てていたテーブルを迂回してスイッセスさんの座るソファの前に。
拒まれない限り、彼の隣に寄り添うように腰かけよう]
[そうして、まだ纏まらない想いのまま話し出す]
……アタイ、初めてだったんです。
男の人からあんなふうに抱き締められるなんて……、
最初はびっくりしました。
それに混乱もして、
スイッセスさんの知らない一面を知って怖くもなって、
でも、でもっ……、
[――この先を言ってもいいものか、後戻りできなくなったとしても。
でも、それでも。
溢れる想いのままにスイッセスさんを真っすぐ見つめて]
不思議とイヤじゃありませんでした。
ご、ごめんなさい。
奥さんがいる人に、こんなコト言って……、
[少し罪悪感を感じながら目を伏せて、
でも、ホントの気持ちを伝えなきゃってまたおずおずとスイッセスさんを見つめて]
アタイ、男女の愛とか恋とか経験なくて、分からなくて――……
でも、でもそれでも。
スイッセスさんが教えてくれるなら、って。
アタイの隣にいてくれたら、って。
奥さんと同じみたいに、って。
そうしたらどんなに幸せかな、って。
[戸惑うように、確かめるように、
アタイの中にあった想いを少しずつ言葉にしていく]
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