21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して
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…でも、私は嬉しい。
妹さんも無事を教えて頂けて。
そして…
貴女にもう一度、逢えて。
[そっと拳をそのまま持ち上げて。胸の上に添える。
そこに心臓はないけれど、私は鼓動を感じている。]
幸い、私の記憶は消去されていません。
マイケルは私とドロシーの思い出を、
両親の大切なものと考え直してくれたから。
…貴女は言ってくれましたね。
『記憶が消えても何度でも友達になる』と。
記憶は消えていないのですが…
あんなことをした私に、その権利はないと
思うのですが。
(237) CClemon 2024/06/05(Wed) 23:49:23
それでも。
私はもう一度貴女と友達になりたいと思うんです。
どうしても…
――貴女は私の特別だから。
[友達。そう口に出すと私の中で何かが少しまたざわめてしまうのだが、今は精一杯笑顔を作る。友達だって無理な申し出だ。だから…。]*
(238) CClemon 2024/06/05(Wed) 23:51:00
――カフェ(過去軸)――
[彼女の謝辞は丁寧極まる。人に甘えすぎないよう考えてるのだろうか。私は彼女の年齢も職業も知らないが、自立している、しっかりしているという印象を受けた。
勿論無理強いすることなく彼女の提案通りにし、隣の席へと。ご相伴にあずかるとしよう。>>244
珈琲の香りとブラウニーの甘い香りが混ざりあう極上空間を共有する。]
(275) CClemon 2024/06/06(Thu) 09:02:01
[私が『宙色の鍵』について熱意を込めて語ると、彼女の声のトーンがやや変わる。>>245
てっきり彼女も目を輝かせてあの素晴らしい本の感想を言ってくれると信じていたのだが。
はて…?
その答えはすぐに判明した。]
え?
……私の子?
サンシア・ロメロ?
それは――>>246
[みるみると繋がるピース。唐突に始まった本の話しも、私が感想を語ろうとすると何か思うような表情を浮かべたのも。それが、本の「作者」であるなら――。
私は壊れた機械のようにぶるぶると首を振った。アンドロイドだから故障を疑われるレベルで。彼女のにこやかな笑みは清々しく、ようやく言えたという感じのリラックスを醸し出している。
そうか、ずっと言い出せなくて彼女は…。]
(276) CClemon 2024/06/06(Thu) 09:02:48
まさか、まさか貴女があの本の作者さんだなんて。
目の前にいるなんて…!
これは夢ですか?奇跡ですか?
[昨日感想を言い合ったツァリーヌを今すぐ呼びたい。彼はこのことを知っているのだろうか?
私の目は輝き、子供みたいにはしゃいで声が上擦る。]
(277) CClemon 2024/06/06(Thu) 09:03:07
…とてもね、感動したのですよ。
本の主人公は少年なので、私とは歳も身の上も異なります。
でも彼が困難に立ち向かう決意をする時の心情が…
凄くわかるなあ、って。
妻が亡くなった後、私はパートナーを失った悲しみや、
自らの今後の処遇という問題に立ち向かねばならず…
でも、あんなに小さな少年だって頑張ったのだからと
思えたのですよ…。
私は独りではない、そんな気持ちになったのです。
(278) CClemon 2024/06/06(Thu) 09:06:14
あのラスト…とても良かった。
少年が未知の世界へ踏み出すところで、
その先は描かれず、読者の想像に委ねられて
いましたね?
作者から与えられるものを受け取るのも
楽しいのですが、そういった想像の余地がある、
すべてを押し付けられないのも
とても素晴らしくて…
本を読み終えてしまっても、
あの少年はまだ私の心の中にいて、
一緒に頑張れるように想えたんです…
(279) CClemon 2024/06/06(Thu) 09:06:31
ああ本当に、あの本に出逢えたことに
感謝したい。
いいえ、それを書いてくれた貴女にですね?
……て、あッ?!
わ、私夢中になりすぎて?!
すみません、すみません…!
(280) CClemon 2024/06/06(Thu) 09:06:46
[ツァリーヌからのめり込みすぎるなと有難い注意を戴いたのに、私はすっかり忘れて感想を捲し立てていた。彼女はびっくりしてしまったか、それとも。
そういえば作者は10年前に、若干15歳という若さにて文壇デビューを果たしたと作者紹介に書いてあったような。
名前は同じだし、よくよく考えれば年齢もあてはまり、売れっ子作家として一人前に道を歩んでいるのならしっかりしているのも納得で――
なにもかもが、腑に落ちる。
興奮から落ち着いて私の肩もすとんと落ちた。
そして、申し訳なさそうに少し目を細めて。]
(281) CClemon 2024/06/06(Thu) 09:07:00
……名乗っていただいたのに
名乗るのを忘れるなんて。
失礼いたしました。
改めて…
私はリッツ‐ルッカ社製アンドロイド、
製造番号はRS‐63857。
今の通り名はスイッセス・サイフォンです。
貴女がデビューしたのと同じ、
十年前に産まれました。
素敵な作品を私の心に届けてくれた、
貴女に出逢えて光栄です。
(282) CClemon 2024/06/06(Thu) 09:07:33
[スイッセスという名やアンドロイドであるのは告げてあるが、ここまではきちっと名乗っていなかったので、居住まいを正して。
それからの時間は、まだまだ私の口から溢れる本の感想を彼女に聞いてもらっただろうか。彼女から作家になった経緯や苦労などを語られたら、耳を傾けたろうか。
会話の最後は「部屋に戻り本を持ってきますので、もし大丈夫でしたらサインを下さい…!」とお願いしたろう。
大好きな本の作家さんに逢えて私は幸せの絶頂であった。
珈琲が冷めるのも忘れるほどの至福の時間に感謝を捧げたい――。]**
(283) CClemon 2024/06/06(Thu) 09:08:05
――自宅――
[私は、彼女が珈琲に口をつける様をじっと見つめる。
どうしてこんなにも胸が満たされてしまうのか。
彼女の嬉しそうな顔を見るだけで。
老人ホームでも、入居者の皆が喜んで珈琲を飲んでくれる。
その笑顔に差なんてないと想っていたのに。
……彼女は。]
お口にあったようで何よりです。
特別な日に飲むためにとっておいたもので…
貴女が来てくれたなら、
今日はそれにふさわしい日だと
思ったんですよ。
(287) CClemon 2024/06/06(Thu) 13:47:00
[豊かな香りに誘われ、私も彼女と一緒にパナマ・ゲイシャを堪能する。口に含むと舌先にコクが広がり、鼻孔はフルーティな香りに満たされて。
思わずうっとりする。
この素晴らしい豆を彼女に味わってもらえたことが本当に嬉しかった。
そして、珈琲が私に謝罪するきっかけと勇気をくれたのだ。]
誠意を込める。何かをしてしまったなら、相手に対して出来る事はそれだけだ。
謝罪は彼女に許しを強要してしまうのでは、とも懸念した。
それでも私が精一杯言葉を紡いだのは、彼女が…
どうしようもなく。
比べようもなく。
アーネストという女性がかけがえのない人だったから。
特別だ、と強く思ったから。]
(288) CClemon 2024/06/06(Thu) 13:47:35
[図々しいと突っぱねられるのも覚悟した。
しかし彼女はふわりとスカートの裾を揺らして立ち上がる。
あれよあれよと近づいてくる彼女。
すとんのその腰が私の隣に収まると、まるで昔からそこは彼女の特等席であったかのようだ。
そう、かつてはドロシーが座っていた場所。
今は誰も…座ることがなくなった場所に。]
アーネスト、さん…
(289) CClemon 2024/06/06(Thu) 13:47:54
[私は拒みなどしない。むしろまたあの時のように心臓が激しく脈打ち、高揚している。ただ、本当にいいのか?私はまた彼女を傷つけてしまわないか?
そんな一抹の不安を払拭したのは……]
……
[まるで湧き出でる泉のような彼女の想い。溢れては、溢れては私を濡らす。
真白な飛沫があがり、冷たくて澄んだ水が私の心に染み入る。
染み入って…しとど、濡らす。
この降ってくる水滴に打たれる感覚を私は覚えていた。]
(290) CClemon 2024/06/06(Thu) 13:48:18
……アーネストさん。
私は。
……私、は。
[大きく両手を広げて彼女は待っていてくれていた。私を受け入れようと、受け入れたいと。あの時にはすれ違った想いが今、一つに重なる……。
見れば、彼女の顔は恥らいに染まり真っ赤ではないか。
きっと勇気をふり絞り、こうしてくれているのだ。
人は畏れる。相手に拒まれることを。
何よりもそれは恐ろしい。
でも、手を延ばさねば何も掴めないのだ。
勇気を持って踏み出さなくては。
私は両腕を延ばし、彼女の背中を包み込む。柔らかで温かな人肌に触れる。]
(291) CClemon 2024/06/06(Thu) 13:49:09
貴女の勇気に惹かれました。
貴女の決心を応援したくなりました。
貴女の笑顔が好きです。
そして、こんなにも美しい貴女が…
麗しい貴女が。
……貴女が好きです。
一人の男として。
[シンデレラは魔法が解ければみすぼらしい姿になる。しかし、その心が、元々の容姿が美しいのなら、なんの問題もない。
彼女には魔法なんていらなかった。
私は微笑み、彼女と目線を絡める。
それはうっとりと重なって。]
(292) CClemon 2024/06/06(Thu) 13:49:39
確かに私の胸の中には、永遠にドロシーがいます。
でも彼女はもう、思い出の中にしかいてくれないんです。
温もりを与えてははくれないんです…。
ドロシーもきっと、私が一歩踏み出すことを
喜んでくれると思います。
[亡くなる直前まで私の行く末を案じてくれたドロシーは、私がずっと亡き妻に囚われているのを望みはしないだろう。
私が彼女の幸せを願ったように、彼女もきっと。
抱き締める腕に力を込めた。
決して離さないように。
大切な大切な人を、その想いを全部逃がさぬように。]
(293) CClemon 2024/06/06(Thu) 13:49:54
アーネストさん。
……アーネスト、と呼んでもいいですか?
どうか私の隣にいてください。
叶うならば、ずっと。
[様々な想いが去来する。アンドロイドであり人間ではない私が、彼女と恋に落ちる資格などあるのか。彼女を幸せに出来るのか。
でも。
二人の未来は、二人がこれから切り開いていくものだ。
どんな困難があろうとも。
彼女となら力強く歩んでいけると信じる。
私は祈るように目を閉じた。
この眩暈にも似た幸福に身を委ねて。]*
(294) CClemon 2024/06/06(Thu) 13:50:18
――自宅――
[この腕はなんの為にあるのだろう。
重い荷物を持つため?
高い所の物を取るため?
違う。
この手はなんの為にあるのだろう。
掃除のモップを握るため?
珈琲を淹れるため?
――違う。]
(303) CClemon 2024/06/06(Thu) 21:04:30
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