星狩りの国-暁の街-


22 【完全RP村】機械人類は、蒼穹の空の夢を見るか


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石火硝煙 ヒート・H・フットマン

現軸・王様とは違う場所で

[右へ左へ走り、隣できょうだいが死んでも、知らぬ顔で足を止めない彼らの眼前に降り立った少女>>262は、さながら金髪翠眼の天使に彼らには見えたのではないだろうか。

おはようございます、と言った彼女に、彼らは僅かに目を見開いた。
その格好の不格好さ?──そんなものを彼らは不気味に思う心は持ち合わせていなかった。
自分たちの王様ボスの気変わりの方がよっぽど恐ろしい。


彼らは困惑したように少女を見ていた。
『夜雀亭』の看板娘がこんなところに立っていて、あまつさえ自分たちに用事があるなんて!]
 

(296) 2024/06/23(Sun) 19:47:34

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 

「…アリシアのお嬢さん。
 偶然会ったのではなく、我々に用があったと見ます。」


[偶然玉になっていた『暮れぬ朝の王』の部下の中で、比較的彼女のことを知っている者が口を開いてそう言った。その声音は温和なものではなく、警戒対象に発する威嚇するような声音だ。

この世界で「用事がある」となれぱ、大抵はあまり良くない内容だ。
元は同じ組織だったとはいえ、今は違う組織だ。とりあえず、上下関係を分からせに来ました、などと言われてもおかしくない。


彼らが臨戦態勢に入りかけたとき、彼女が口にした「伝言を頼みたい」という言葉>>263に、彼らは上げかけた武器を僅かに下ろした。]
 

(297) 2024/06/23(Sun) 19:47:37

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 
[告げられたのは簡単な内容。
普通の組織であれば、嬉々として飛びついて「不戦協定」を結ぶか、そうでなければ此処で『夜の女王のアリア』なんかと!などと噛み付いて、ただの物言わぬ屍になるかの二択だろう。


──だけれど、アリシアに言葉をかけた男が見せたのはそのどちらでもなかった。
ただ、困ったような──或いは、悲しそうな顔。]
 

(298) 2024/06/23(Sun) 19:47:40

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 

「確かに、伝言>>264承りました。
だけどお嬢さん──貴方は、我々の王様ボスを知らなさすぎる。」


[それは、どこか慮るような声だった。
或いは、人によっては哀れむようにも聞こえたかもしれない。

ぼくらの王様、フットマン。
“常識的に“そんなふうに考えて接すれば、間違いなく痛い目を見る。

男がアリシアに「知らなすぎる」と忠告するような言葉をかけたのは、彼女が少なくとも夜雀亭の看板娘という、知らぬ相手ではなかっただろうか。
それとも、まだ20にも満たない幼い少女であったからであろうか。

事の真相は男にしかわからないが───。]
 

(299) 2024/06/23(Sun) 19:49:30

石火硝煙 ヒート・H・フットマン


[「かわいい娘からのお願いよ」>>264と可愛らしい言葉を付け加えた少女に、彼らは軽く頭を下げて、別れた。

直接言葉を交わした男が集団の中から外れて、単身でフットマンの元へ向かう。
射線を避けて、刃の軌道を避けて──彼は、フットマンの元へと辿り着いた。辿り着いてしまった。


そうして、一言一句違うことなく伝えられた“伝言“。
「かわいい娘からのお願いよ」と、彼女の父が聞けば大いに嫌がりそうな言葉には、フットマンは声を上げて笑ったけれど。

肝心の返事はNo!笑ったまま、フットマンはにこやかにそう言い放った。
“常識的に考えて“──無論、フットマンがそのように生きる者であれば、アリシアの考えた通りに動いただろう。だけど、そんな枠組みの中にフットマンはいなかった。

子どものように、生きている。
自由に、気ままに、気まぐれに。子供が駄々をこねるように、我儘に生きている。]
 

(300) 2024/06/23(Sun) 19:49:39

石火硝煙 ヒート・H・フットマン



まぁ、いいや。
私が自分で直接返事をしよう。

素でおしゃべりしたい、という“かわいい娘“たっての希望もあることだし。


[──さて。返事をするために、アリシアに会うまでの間に、フットマンが心変わりすればいいけれど──。*]
 

(301) 2024/06/23(Sun) 19:49:43

石火硝煙 ヒート・H・フットマン、メモを貼った。

(A82) 2024/06/23(Sun) 19:53:47

荼毘葬送 オクリビ

裏通り:工場近く・オーネストと

[ズィーの名に心当たりがあるらしい>>291とその返答から判れば、彼女について多く語る必要もなさそうか、と判断する。
 彼から返ってきた「煩ェガキ」という言葉を、この「女王陛下にお仕えする国民第一号」は全く否定せず、確りとした声で「はい」と肯定した。
 少女への悪意はない。男への忖度もない。ただ声の大きさと印象の幼さから「その通りだ」と思考しただけ。「煩い」の語をストレートに声の意に解釈していたこの機械女だった。

 「国」についての説明にも、目を白黒させながらも復唱し、理解して――…否、理解できなかったようだ>>292
 とりあえず、この件は置いておく。向こうも置いておくことにしてくれたのでそれで一先ず是とした。]

(302) 2024/06/23(Sun) 20:26:27

荼毘葬送 オクリビ

[彼>>292があの抗争について、少なくとも知識はきちんと得ていることが、その頷きから読み取れる。
 けれど己の機体の由来について述べてから口にした「化け物」の語については――判断保留>>293。予測外の回答に、伏しがちに固定していた人工の瞼を、ぱちりと見開く形に変える。
 更なる問いには――直接の理由がまず思考上には生成されるが、いきなりその結論を話しても意味が通らない可能性があったため、また言葉を選びながらゆっくりと話し始めた。]


 まず初めに、お話ししますと。
 私は、望んで、この機体を得ようと
 考えていた訳では、ありません。
 私は、知らぬ間に、電脳化されていました。
 かの、組織に、拉致されたのです。


[向こうの警戒が幾らか解けているような印象は、尋ねる言葉の形や声音から想起できる。
 けれども銃から手を離している訳では無い。それもあって、組織についての語は未だ濁したままに。]


 だから、私は、かの組織の一員ではありません。
 この身体を今も使いながら言っていても、
 説得力なんて、無いかもしれませんが。
 

(303) 2024/06/23(Sun) 20:27:49

荼毘葬送 オクリビ

[「シンギュラリティ」の一員でないことを訴えたことで(「訴える」というには淡々とした語気のままになってしまったが)彼の警戒が解けたのか、座り直す姿が視界に映る。
 オクリビは立ち位置を変えないまま、彼の態度の変化に合わせる形で、カタナから両手を離してだらりと下げてみせた。
 ……第三者がここで割り込んできた場合はそれなりに無防備な構えにはなるが、今は目の前のひとに向き合うことを優先する。

「リベリオン」の理念については当然リリオで耳にしていたから(故にこれまで対面を避けていた)、電脳化についての男からの「無くなりゃいい」の言葉は理解できた。
 無論、彼自身が見たままの生身の人間だということも。
 それを示すような傷の具合だって、この距離からの目視でも判別できる。
 それから漸く――「化け物」だ、という答えが返ってきた。
 ただ「欲望のために」、の言葉で始まる限定の形で。]


 ええ、貴方が仰る意味で言えば、
 私は「化け物」には当たりません。
 私は自分でこの身体を変えることを、選んだ訳、じゃ、
 

(304) 2024/06/23(Sun) 20:28:13

荼毘葬送 オクリビ



( ――――、本当にそう?>>0:385>>0:387 )

 

(305) 2024/06/23(Sun) 20:28:32

荼毘葬送 オクリビ


 ……いえ。本当のことを、言えば。
 私は確かに「何か」に頼って、私を変えようと欲した。
 ただその手段が、電脳化、機械化だとは知らなかった。
 知らされていなかった、というだけです。

 その結果、私の身体は「人非ざるモノ」と化し、
 この心まで、ヒトらしい感情の起伏の無い、
 「人非ざるモノ」に、なってしまった。


[譬え「作り物」でも大粒の涙を流せる「少年」や、譬え頭のネジが外れていようと「作り物」でない笑みを出せる「おじさま」のようにはいかない、そんな機体の女は淡々と語る。
 敢えて「悲しげな」表情や声色を作らずに、無機質に、機械的な音声で。]


 そしてそれでも、生きたい、と思った。
 死にたくない、って、思えるように、なったの。
 

(306) 2024/06/23(Sun) 20:29:19

荼毘葬送 オクリビ

[……ノイズ交じりに零した小声は、「何故今もこの機体を用いるのか」の直接の理由。
 今の距離からでは、聞き取れなかったかもしれないけれども。

 ――傷ついた生身を抱えた男は、どんな言葉を続けるだろう。*]

(307) 2024/06/23(Sun) 20:32:06

荼毘葬送 オクリビ、メモを貼った。

(A83) 2024/06/23(Sun) 20:39:46

荼毘葬送 オクリビ、メモを貼った。

(A84) 2024/06/23(Sun) 20:41:51

荼毘葬送 オクリビ

[ところでこの女はあの「少年」の零していた涙を、感情の偽装と言う意味で「作り物」と考えていた訳では無い。
 単に人工物、仕様上の機能、という程度に「作り物」>>306と認識してはいたのだが。

 「ご遺体の置き去り」の一件が落ち着いて、思考を整理して――裏側の顧客やスラムの出身者由来の噂>>0:146を耳にして。
 背景の裏付けまでは流石にしていないが――。
 「涙する」ような起伏を生じさせる要素は、確かにあったのだと認識している。]

(308) 2024/06/23(Sun) 20:55:54

マフィア『BloodSun』ボス ソル

街中・悪魔降臨


[各地でテリトリーを広げている配下に、
それぞれ指示を出しながら、戦場を駆け回る

侵攻に成功した場所には拠点を、
防衛を優先すべきテリトリーにはバックアップを。
各地に残った人員の要領にあわせて指揮しなければ、
こちらのテリトリーがむしろ蝕まれかねない。

…援軍が来るまでの間の時間稼ぎなら、
男がその場に直接参戦することで、
全体の士気を高めることで可能だ。

拳を振り上げ、戰えと鼓舞する。
この世のすべては、我らのものだと]

(309) 2024/06/23(Sun) 21:09:43

荼毘葬送 オクリビ

[あの日、陽の当たらぬスラムの片隅で一体何が起こったか>>229>>234、その事実自体は知らない。
 だからフアナが推測したのも、噂の虚実の中のピース程度のもの。そのカケラは、けれども、自分の通信で聞き取ったものと符合するもので――]


( うらやましいわ。 )


[「泣きたい」のに泣けない女がふっと浮かべた思念電子情報は、けれども、ここにいないその機体には届かない。**]

(310) 2024/06/23(Sun) 21:10:32

荼毘葬送 オクリビ、メモを貼った。

(A85) 2024/06/23(Sun) 21:13:43

マフィア『BloodSun』ボス ソル

[…そんな中、通信が入った。
この絶好の機会に、聴きたくなかった知らせの一つだ]

『…ボス!!!!やつが出た!!!!
赤い悪魔が…!!!今そっちに向かって…!!!!

機械化人員に撤退を…ボス、はやくにげt〈ガチャン!!〉』


おい!おい勝手におっちんでんじゃねえよ!!!
粘れやもうちょい生き汚くよぉ!!!!

[すぐそこから乱戦の音がする。
この辺りが一気に騒がしくなった原因がわかった。
この周辺地域の戦況が一気に悪化した理由も…!!!

壁を挟んで向こう側から、
仲間たちが慌てたような声を上げる。
まずい、何かが。
思った瞬間に、男は後ろに飛びずさり、
刹那、轟音とともに壁が破壊され、あの悪魔が姿を表した>>285]

(311) 2024/06/23(Sun) 21:18:18

マフィア『BloodSun』ボス ソル


Hello!!! Goodby!!! F✕✕kin' Human!!!こんにちはくたばれど変態野郎!!!

[ゆらりと立ち上がった男に対し、
スキなんて与えてたまるかと言わんばかりに、
挨拶がてら、右掌の銃口が轟音を鳴らす!!!
胴体、足元、そして脳天も狙うが、
先の戦闘の影響か、反動で少し視界がぶれてどれが当たってどれが当たらなかったかは定かではない。

撃ち終わったならば、即座に後ろへと駆け、距離を取る。
こいつとの直接の戦闘だけは本来避けねばならなかったのだ!!!!
こちとら触れられたら一発アウト。
一方相手は遠距離も近距離もそれなりにできる。

圧倒的不利な中で、男が選ぶ戦法は]

(312) 2024/06/23(Sun) 21:25:48

マフィア『BloodSun』ボス ソル

鬼さんこちら!!!!
捕まえてみろよ!!!ど変態悪魔!!!


[無数のチンピラ共が、男の前に立ちふさがり、
追い縋るようにして周囲を囲う。

大きく跳躍、人影や瓦礫の影に身を隠す。
長い金の髪をボロ布で隠す。
チンピラ共の相手をしている様子を確認し、部下たちの攻撃が止んだ瞬間、合図とともに殺傷性の手榴弾を群衆の中…男の目の前に投げ込んだ!!!

さて、人混みで完全にはやつの動きは捉えられていないが…少しはダメージは与えられたか?]

へっ…へへへ…!やっと殺せると思うと、
震えが止まんねえなあおい!


[切れるはずのない息が切れるのを感じる。

見つかるな、絶対に…!!!
地獄のHade and Seekかくれんぼが幕を開ける…!!!*]

(313) 2024/06/23(Sun) 21:33:33

マフィア『BloodSun』ボス ソル、メモを貼った。

(A86) 2024/06/23(Sun) 21:35:00

マフィア『BloodSun』ボス ソル、メモを貼った。

(A87) 2024/06/23(Sun) 21:35:13

夜の女王の アリシア

─暮れぬ朝の臣下─

 一目でわかるのね。それなら話は早いわ。

[などと付け加えていただろうか。既にわずかな血痕が目立つ腕に、暮れぬ朝が未だ触れていなければよいが。
少なくとも、それを察するに足る態度を見せるアリシアではなかっただろう。

さて、彼女を知るものであればその態度は明らか。
知らずとも、「アリシアのお嬢さん>>297」という言葉とその腕を見て、すぐに手を出さず様子見を決めた朝の王の臣下たちはきっと聡明だったに違いない。

武器を下ろす彼らの姿を見て安堵する。
多人数を相手に正面から戦うのは、単独で行うには当然リスクが高い。用意の無い相手に負けることはないにしても、我が身の代わりの効かなさは今この時においては厄介だ。]

 よかった、それじゃあ内容についてだけど──

[と語りだす内、聞いてる面々の表情は奇妙なものへと変わっていく。
それが少女に対する侮りか、事情、あるいは未来を察しての憐憫か、いずれにせよ好意的な表情では無いことは容易に察しうる表情で。]

(314) 2024/06/23(Sun) 21:57:06

夜の女王の アリシア

[「貴方は、我々の王様ボスを知らなさすぎる。」なんて代表の男が言うものだから。
だから武装しているのよ、なんて心の内で答えるだろうか。

たしかにアリシアの知るフットマン気のいいおじさまは、よく面倒を見てもらったようなちょっかいをかけられたような……あれ、そういえば何なのだろう、というような少しよくわからない人だ。
看板娘としては、快活なお客様の一人という程度でさらによくわからない。

しかし「暮れぬ朝の王」は知っている。時折見せる奇妙な行動原理と、フットマン暮れぬ朝の王様という人物について。

だからこれは、本当にただの挨拶だ。
アリシアとして、フットマンという人物を見極め、場合によっては──いや、そこまでするつもりは無いのだけれど。

いずれにせよ使えるものは何でも使う。
使えないのであれば放っておくだけ。
それも、彼がアリシアの大切なものを侵さないのであればの話だが。

少女はまだ知らない。
フットマンという男が、使えると判断した次の瞬間には背に刃を向ける危険性を孕むという事を。
しかして朝の王も知るまい。赤き悪魔をして「獣のよう」と言わしめる>>162>>163、永遠に幼い少女に眠る凶暴性を。]

(315) 2024/06/23(Sun) 21:58:31



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生存者 (10人)

□□□□
1回 残19976pt
ページボーイ
15回 残19327pt
ヒート・H・フットマン
54回 残17105pt
オクリビ
73回 残15813pt
ソル
45回 残17632pt
ヌル
18回 残19188pt
オーネスト
30回 残18127pt
フィジシャン
33回 残18218pt
アリシア
26回 残18146pt
ズィー
21回 残19015pt

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