
33 【完全RP村】終のお宿と始まりの旭。
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[それからまた時は流れ――。
“星月のバーバチカ”が見事に大ヒットを勝ち取り、志真もあの頃よりかなり忙しくなってしまった頃。
ところで近年ではアニメの主題歌のオファーも増えてきたようで……ええ、そろそろあの『魔王転生』の新シーズンのED曲を担当する日も訪れるかもしれません。あの【映す価値無し】の惨劇に見舞われた同士が、声優と主題歌という異なる形でひとつの作品に携わる、そんな未来の可能性ですね。
……とまあ、そんな近況話はさておいて。
理音の勤務がない日に志真は休みを合わせ、理音の職場とは別の植物園へと向かったことがありました。
(※流石にオフの日に自分の職場に遊びに行く、ということは理音もしたくなかったのでしょう)]
「うん、あの時はヒヤっとしちゃった。
あの時の紅いリボンの子も、今は高校生くらいかな」
そうだね。どこかでばったり会ったりして。
[なんて、すっかり年相応の大人になった理音と、当時から容貌の変わらない志真は笑いながら振り返るのです。]
(345) sakanoka 2025/01/04(Sat) 22:36:09

「本当に、月日が経つのは早いなあ。
今じゃ月面農業の研究とか、
新しい植物性繊維の開発とかのことも
植物園で展示組むようになったし」
[そう他愛なく呟きながら、理音はその植物園に生い茂る樹木――サクラやウメ、モモ、スモモ、リンゴといった植生のほうを見遣ります。
志真の目も自然と、そうした樹々に向かった訳でしたが……。]
…………コトネさん、何かあった?
そっちのモモとかスモモとか。
[そちらの方にぼんやりと理音の視線が留まっていたことに、志真は気づきます。
傍らで声を掛けられた理音ははっとしたように瞬きながらも、そのまま視線を変えずに話を続けます。]
(346) sakanoka 2025/01/04(Sat) 22:36:58

「シマちゃん、知ってる?
こっちのリンゴもサクラも、
モモも、スモモも。ここにはないけれどウメも。
みんな、バラ科。バラの仲間なんだ」
[「属」に関する話をすると少々ややこしい事情が発生してしまいますが、「科」に限ればだいたい大まかにこうなる、と。
まるで他愛ない世間話のように、理音は話を続けます。]
「私ね、ツバサ様を追いかけて、追いかけ続けて、
バラのことを学び始めたけれど……
狭義のバラだけじゃなくて、こうした樹々のことも、
同じくらいに愛せるようになったのかな、って」
そうなんだ、コトネさん。
本当に、植物のことを広く愛してるんだね。
[ところで“Rosa Acroiris”の13thアルバム辺りはこうした「広義のバラ」がコンセプトとなり、ファンや音楽界を驚かせた……なんてこともあったみたいですよ。]
(347) sakanoka 2025/01/04(Sat) 22:38:13

「うん。
今ならさ、あの“サボテン枯らしちゃった”動画にも
怒ったり花屋さんにもフォローしたりできるなあ。
昴にも、『こうはなるな』って
ちゃんと見せてあげれば良かった、かな」
[志真が生まれる前の動画>>1:157の話がとりとめもなく出てくる中で、志真の目はバラ科の樹々を追い始めます。]
(348) sakanoka 2025/01/04(Sat) 22:42:42

『あっ、結構ここ音聞こえるじゃん』
そーなんだよ
[と、二人で話しながら窓に近づき、外から聞こえはじめた音楽を聴き始める。
自然と無言になっていた。
女の子の伸びる声が、風に乗ってここまで聞こえてくる。
ありがとう!の声>>273が聞こえるまで、2人して窓の外を眺めていた。]
結構、ていうか、めっちゃいい歌じゃね
『おお、つーか涙ぐんでない?』
いや、ほんと、いい歌だなって思った
[自分は涙ぐんだつもりは全然ないのだが、気恥ずかしく目を拭った。]
(349) wallander 2025/01/04(Sat) 22:44:16

[リンゴの甘みは、ヒトに紛れる暮らしの中で既に知っています。
それ以前の甘露のごとき恵みの味は
おぼえておらずとも、確かに魂を満たしています。>>190
元々はここで作られる予定もなかったかもしれない、
ある意味、奇跡のような幸福だったのかもしれません。>>*0
サクラの散る花弁は、北国から都心へ渡る際にも見てきています。
これは、多くの日本のロックバンドによって
歌い上げられてきた花の樹でもあります。
その樹と同じ名前ながらも未だ散る時ではない、
愛らしいファンとの邂逅は、まだもう少し先の話。
そしてモモとスモモの味も、またその花の色も、
ヒトらしい暮らしの中で経てきてはいたのですが――。]
(350) sakanoka 2025/01/04(Sat) 22:44:53

『青春だねえ… なあ、やっぱここ閉めて演劇部とか見に行かね?
あとさなんかゲスト呼んでるらしいぜ。さすがにそれは見に行こうぜ』
へー誰くんの?芸人?こないだ南高にプレゼンターとか来たらしいじゃん
『いや、確か星月の…』
[少しだけ教室の片づけをして、友人と一緒に教室を出る。
まだまだ学園祭は終わらない。
この後にだって何か起こるのかもしれない。
そういう未来がこの先ずっと続くのかと思うと、何だか不思議にわくわくした。]**
(351) wallander 2025/01/04(Sat) 22:44:57

[この時、志真自身にも、理由のわからないぼんやりとした引っかかりはありましたが……。
理音の横顔に滲む影の色のほうが、ここではより強く印象に残っていました。]
コトネさん。
何か、悲しいことでもあった?
[そう問いながら、志真はいたって自然に理音の背に手を伸ばし……。
いつか自室に遊びに来てくれた際の連弾で(※理音の部屋にもショルダーキーボードがあったのを、昴の一方的な忖度からの誘いで訪れた際に、志真も見ていました)互いの手が触れた時の理音の、なんともいえない表情をふっと思い出して、その手を一度止めます。
理音はその手を見ないまま、一度だけ、小さく頷きを返しました。]
「うん。
何年経っても、色んな人と巡り合っても、
消えない傷って、あるんだなって」
……そっか。
[それから志真は暫く、手を所在なく宙に浮かせたまま――。]
(352) sakanoka 2025/01/04(Sat) 22:46:07

コトネさん。
ぎゅっとしていい?
[その伺いの言葉に、理音は目を丸くしました。そして何か>>197を考えこむように、暫く黙り込んでいましたが……。
やがて緩やかに笑って、うんとひとつ頷きを返しました。]
「ありがと、シマ――」
ありがと、コト……
[それぞれの感情で紡いだ感謝が被ってしまって、思わず互いに笑い出しながら。]
(353) sakanoka 2025/01/04(Sat) 22:48:05

(私は、翼のあるシマエナガ。
いつだって君の元に身を寄せられる。
そして君の痛みや苦しみに寄り添うよ。コトネ)
[それはいつかの白薔薇が、ここではないどこかでくちびるに載せた、“シマエナガ”に載せた願いとおなじ。>>2:265
自分自身でも記憶にない縁に自然と引き寄せられる形で、志真はここで抱いた想いと“彼女に触れている”快さ>>67に、緩やかに目を細めました。
さて、この「白雪 志真」と相対した昴があれだけ「殺した相手が化けて出てきた」という戦慄に襲われていた中で……。
理音は果たして、この志真のことを何者だと捉えていたのか――。
それは理音と、ここで彼女に直に触れた雪の妖精だけの秘密にしておきましょう。**]
(354) sakanoka 2025/01/04(Sat) 22:50:11

ワンゲル部の写真展
[文化祭の自由時間、水雪は各教室を一人で見て回っていた。
友達は部活の出し物や当番の時間が被ってしまったり、彼氏と回ると言われてしまった。
友人よりも一昨日出来た彼氏を選ぶなんて!]
『山の写真展』?
[写真部の展示かと思い入ってみるが、どうやら違うらしい。
目が合った生徒に挨拶をして、写真たちを見ていく。
登山は遠足で行ったことがあるぐらい。
写真とキャプションを、一枚一枚じっくりと眺める。]
この写真も、山で撮ったものなんですか?
[砂地に咲く一輪の花を指して聞く。
>>205山と言えば生い茂る木々や岩肌の印象が強い。]
(355) yatadayo 2025/01/04(Sat) 22:59:02

あの写真は?
これはどうやって撮ったの?
[聞かれれば答えると言われたので、遠慮なく質問攻めにする。
店番の生徒が嫌がらないのであれば、結局全ての写真についての説明を求めたことだろう。]*
(356) yatadayo 2025/01/04(Sat) 22:59:24

[このアニメは言うことを聞かない。勝手に動き出す。
などなど、制作陣が言葉にする。揶揄ではなく、本当のことだと誰が思うかね]
集いし宿命の印!
[勇者が敗北した世界は魔王が発動する呪文に覆われる。]
さぁ、みつけてみな。
世界中に置いてきたよ。
[こうして世界を巻き込んだ、印集めが始まる!*]
(357) DomanjiMarch 2025/01/04(Sat) 23:09:01

桜君END・A 異世界に転生した犬執事ですが何か?
[ある日、学校帰りに歩いていたらマンホールの蓋が開いていた!
ボクはうっかり落ちて気付けば異世界に召喚されていた!
『おお、よくお越しくださいました勇者様!
さあ魔王によって世界中に散らばった印を集めてください』
謎なことを言う召喚主の王様に促され。
ボクは何故か生えた犬耳と尻尾、そして犬の身体能力を得て。
動いて喋れるようになったエリー姫を肩に乗せ、
犬執事&勇者という肩書と共に旅をする。
魔王によって散らばった印を集めるために……。
>>357 ボクたちの旅は……これからだ!!(完)**]
(358) sakura-mochi 2025/01/04(Sat) 23:29:44

きみの名は
わたしは、えらばれしひかりの妖精、ソール!
いまはしんのちからをうばわれて、なにもできないが、
いずれこのちからをとりもどす!
「あらあら…」
[ぐ、と拳を握りしめて決めポーズを取る娘を見て、母親は「あまりにも産まれてくる前の話」をし過ぎただろうか、と内心思った。
悩むほどのことではなく、ただ微笑ましいだけではある。
そう思いながら、ちらりと娘の様子を見守る夫を横目で見る。]
(359) seira 2025/01/04(Sat) 23:40:10

「一体、誰に似たんだ?」
「そりゃあ、あなたでしょうね。」
「ぐ…っ、どうしていま急に刺したんだ…!」
「治らないもの、その病気。」
だでぃ!びょーきなの!?
「そうよ、厨二病。」
「やめて!」
[父親の悲痛な叫びが、昼の陽光が射し込む部屋に響く。
いずれ、この中に彼女の悲鳴も混じるのでしょう。**]
(360) seira 2025/01/04(Sat) 23:40:13

― 記録008:明けの空 ―
[雪降る夜空を見上げ、手を伸ばす。
白い月は何時も通り薄っすらと輝いて、手の中に納まってしまいそうな程小さかった。
遥か、遥か遠い距離。
けれど自分は、手が届かない場所では無い事を知っている。
だから、また会いに行くよ、アルテミスと一緒に。
たとえ生まれ変わった自分が覚えて居なくとも、何度でも、何度でも。
そうだといいなと微笑みながら。
そうして月は落ち、朝日が昇る。
僕は、部屋に置いてあった宇宙服をもう一度着込んで、外に出た。
薄く雪が積もった大地は、灰色の月面を歩く感覚に似ている。>>0:18
小さく地を蹴れば、軽い身体はゆっくりと浮き上がり、視線は随分と高い位置へ。
慣れない感覚にややバランスを崩すものの、重力に引き寄せられるまま、両足は静かに地面の上へ。
白いブーツが雪を踏んで、雪上に足跡を残した。]
(361) mzsn 2025/01/04(Sat) 23:57:44

[生まれ変わるって、一体どんな感じなのだろう。
分からない。けれど感じる高揚感は、宇宙船に乗り込んだあの時に似ている気がする。
希望に高まる胸の中には、少しの不安。けれどとても誇らしい。]
[宇宙船へ続くタラップを歩き、最後に一度だけ、地球を振り返る。
早く行けよなんて笑う同僚たちの顔の向こう側、広がる大地を見納めて。
僕は再び、前を向いて胸を張って歩きだす。]
[白い宇宙服は、あらゆる生命維持装置を詰め込んだ、小さな宇宙船。
だからもう一度、これと共に旅に出よう。
鐘の音を聞きながら、僕は再び、次に続く一歩を踏み出す。
残して来た物は沢山。けれど精一杯生きる事が出来ました。
ああ、生まれてきて、歩き続けて良かったなって、次も思えるように。
いい人生でした。*]
(362) mzsn 2025/01/04(Sat) 23:58:17

― 記録000 ―
お母さん、ぼくね、
大人になったら宇宙に行くんだ
[黒のクレヨンをたっぷり使って、一生懸命画用紙を塗った暗色の空。
数多の星をそこに描き、中央には丸く黄色い月。
なれるといいねと、微笑み頭を撫でる母親の手の感覚を感じながら、
きっと今日も明日も、おもちゃのロケットと宇宙飛行士のぬいぐるみ片手、段ボールで作った継ぎ接ぎのヘルメットを被って空を見上げるのだろう。]
(363) mzsn 2025/01/04(Sat) 23:59:07

3、2、1、0
発射します!
[遠く遠く、果て無き場所。
静かの海に、踏み出す為。
いつか一緒に行こうね、アルテミス。
たとえ空へ行く夢を諦めてしまったとしても、
空を目指す誰かを支えられたらいい。*]
(364) mzsn 2025/01/04(Sat) 23:59:17

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