
37 【手紙村】あなたの願いは叶いましたか
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現在所在が確認できるのは 仔猫 チビ、 西の魔女 フローラ、 南の羊飼い バーバ、 記者 ライト の 4 名。
[仔猫は駆ける。
森の中、街の中、海の近く、畑の脇、塔の上。
現れて消えて、またどこかに現れる。
そしてぽん、と。ある日出たのは。]
にゃあ!
にゃおー!
[ふかふかの腹を持つ母猫の前。]
(0) 2025/03/16(Sun) 07:43:08

仔猫 チビは、メモを貼った。 
(A0) 2025/03/16(Sun) 07:44:28
……ん、
[ふと、瞼が持ち上がる。
いつもと違う天井。空気。
手首や顔に違和感を覚える。
身体のあらゆるところに管が繋がっていた。]
(1) 2025/03/16(Sun) 12:01:44

[名前を呼ばれてそちらを見れば
白い清潔な服を着た女性が意識を確かめる。
短い受け答えをした後、
彼女は慌てて人を呼びに向かった。
ほどなくしてやってきた白衣の男性が
先ほどと同じように意識があるか、身体に以上はないかと。
そこで、ようやく自身の身体に異変があることを知った。]
(2) 2025/03/16(Sun) 12:01:59

[数日後、村の子ども達が泣きそうな顔をしてやってきた。
バーバ、と何度も呼んでくれる声に微かに笑みが浮かぶ。]
大丈夫だよ、少し働きすぎただけさ。
心配させてしまったねえ。
[以前よりも呂律の回らなくなった口で
ゆっくりと言葉を使う。
羊の面倒は村の人たちが見てくれているらしい。
そのことを聞いて、酷く安心して目尻に涙が浮かんだ。]
(3) 2025/03/16(Sun) 12:02:10

[倒れている間にバーバの元に届いたものがあるという。
送り主は、見慣れたものも初めて知るものもあった。]
子どもたち、
よかったらもう一つ頼まれてくれるかい?
[目を細め、口角を上げる。
鼻先についた管が少しだけ歪に形を変えた。]
(4) 2025/03/16(Sun) 12:02:21

[元人魚との彼女との暮らしにも慣れてきた。
彼女のほうも人間の暮らしを少しずつ理解してきたようだ。
丁度いい頃合いなので、
彼女と今後の陸の暮らしについて話し合う]
君もずいぶん陸の暮らしに慣れてきたようだ。
もう少ししたら独り立ちしていいかもしれないね。
海辺の街に丁度いい物件を何個か押さえておいた。
まずはそこで暮らすといい。
後は働き口だが、君、何か希望は……、
え? ミュージカル役者? それは……、
[働き口の希望を聞くと、彼女は目を輝かせて歌って踊れる役者になるんだと夢を語ってくれる]
(5) 2025/03/16(Sun) 16:59:06

[なかなかに厳しい道のりだ。
彼女の場合、歌唱力は問題ないがヒレではなく足を使う陸の踊りはさぞ習得に時間がかかるだろう。
困難だが、楽しそうだなと思った。
何より他人に幸せを委ねず、自分の足で歩いて夢を叶えようとするこの物語はハッピーエンドの匂いがした。
だからボクは楽し気に笑って頷いた]
フフッ、いいんじゃあないかい?
海辺の街は観光地、様々な劇場があったはずだ。
ボクが団員募集のある所に手紙を送っておこう。
君の歌唱力ならどこかの劇団が雇ってくれるはずサ。
それまで君は踊りの練習でもしているといい。
[ボクは机に向かい、複数の劇団に面接希望の手紙を送る。
彼女はそれを嬉しそうに見つめていた]
(6) 2025/03/16(Sun) 17:00:18

[書き終えた手紙たちを蝶にして放っていると。
『魔女さんって意外といい魔女さんね!』
なんて、彼女が言うものだから]
何を言っているんだか……、ボクは悪い魔女だよ。
君のことも面白そうだから面倒見ているだけだ。
もし願いが叶ったら、対価に何かいただくよ。
そうだなぁ、劇場の優待席のチケットなんかをね!
[そう言えば、彼女は元気よく頷いた。
やれやれ、ボクは悪い魔女なんだがな。
そう思いながら空を飛んでいく蝶たちを見ていた]
(7) 2025/03/16(Sun) 17:01:22

[蝶を見送っていれば、こちら側にも蝶が飛んでくる。
返信用封筒に変わったそれを開けば、中には牧歌的で愛らしい封筒が入っていた。
草原を走る馬……。
そういえば、最近は西の地に住み着いていて他の地に行っていない。
大窯が故障する前は大窯越しに世界を見ていたが、
それでも実際にその地に降り立ち風の匂いや感触を知るのはどれだけ心地いいものだろうか]
たまには世界を旅してみるのもいいかも知れないねェ。
[そう、呟きながら手紙を読み進める。
相変わらず素朴で素直な愛らしい文章だ。
こちらの贈り物に喜んでくれたらしい最後の一文も和やかな気分にさせてくれる]
(8) 2025/03/16(Sun) 18:27:59

[きっと送り主が住む場所は平和で美しい所なのだろう。
文章の端々から滲み出る善良で純粋な心根に触れ、
それを育んだ大地に思いを馳せる。
……と。封筒からころんと落ちた砂糖菓子。
手紙を読めば確かに星のように美しい。
フッと微笑むとボクは星の砂糖菓子を小さなビンに詰めてピンクのガーベラの横に並べた。
大丈夫、一年後にはちゃんと食べるよ。
それまでは眺めて楽しむ事にしよう]
(9) 2025/03/16(Sun) 18:29:09

[さっそく返事を書こうとペンをとる。
便箋は──驚きの提供に一風変わった仕掛けをしよう。
外の潮風に便箋を当て魔法をかける。
それから、手紙を書き綴ろう。
ユキナに送った首飾りの余りも添えておこう。
なるべく傷のない色鮮やかなものを。
そうして、うきうきとペンを走らせる]
(10) 2025/03/16(Sun) 18:29:28

[手紙を書き終え、背伸びをしていると。
クリーム色の蝶が飛んでくる。
あれは……、この前の返事だ!
カルカイト新聞社の社印が押されている!
ボクはうきうきと封筒を開けて内容を読む。
そしてガッツポーズをした!!]
よーし!これで物語が書けるぞー!!
さっそく返事を書かねば!
[ボクは踊るような心地で、しかし、仕事になるのだから丁寧に冷静にと心がけペンを走らせる]
(11) 2025/03/16(Sun) 19:34:05

[書き終えれば添えられていた返信用の封筒に便箋を入れ。
蝶に変えて空に放つ。
人狼少女の物語を詰めた手紙。
どこかかつて見た人狼少女のことを思い出し]
……自由にどこまでも行くんだよ。
[そう、どこかに駆けていったあの後姿を思い出すように。
晴れやかな気持ちで飛んでいく蝶を見送った]
(12) 2025/03/16(Sun) 19:36:15

[仔猫は不思議な力を持っていました。
仔猫はどこにでもいける、いけてしまう猫でした。
にゃあと鳴けばシルワ帝国へ。
にゃーと鳴けばルーナ王国へ。
にゃおんと鳴けばソル共和国へ。
にゃんと鳴けばマーレ連合国へ。
みゃーと鳴いて、なもなき小さな国へ。]
(13) 2025/03/16(Sun) 23:49:35

[けれども仔猫の本当に行きたい場所はたった一つでした。]
にゃあ、にゃああ、みゃああああ
[やっとやっと辿り着いた
ふかふかの親猫の腹に顔を埋めて。
兄弟猫たちの柔らかい舌で舐められて。
長い旅をしてきた仔猫は
ようやく丸まって寝息をたてました。]
(14) 2025/03/16(Sun) 23:50:12

[託した手紙が蒸気機関車に乗って帰って来た。
ホームを行き交う人のざわめき、新聞や軽食を売る声、発車を知らせる汽笛と笛の音。
そんな喧噪を聞きながら手渡された手紙を開ける。
内容を一通り読めば、肩の力を抜くように息をついて。
二度、三度目を通してから困ったように笑った。
頬っぺたを掻きながら駅を抜けると向かうのは雑貨屋。
ちょっと多めに魔法のレターセットとラッピングされたチョコレートを購入する。
一人で食べるには少し多めの量で、誰かと分けて楽しめるように。
そして新聞社へと戻りレターセットとお気に入りのインクを用意してから書き始めた。
途中でふと、手が止まる。]
(15) 2025/03/17(Mon) 00:35:19

……期待されるほど素敵な夢では無いんだよな。
でも書いた方が少しは励みになるのかな。
[夢も希望も無い事はできれば書きたくない。
せめて、文字上では誠実に素直でありたい。]
失望させたくは無いんだよな、難しいなぁ。
(16) 2025/03/17(Mon) 00:35:41

[しっかりと封をしたそれは、少し厚みがあり。
この状態で届くかどうか少し不安だったけれど、ざっくりした場所しか分からないせいで鳩のペペに任せる訳にもいかない。
どうか、無事に届きますように。
息を吹きかければ、ひらりふわりとクリーム色の蝶へ変貌し
新聞社の窓から飛び立った。]
(17) 2025/03/17(Mon) 00:41:08

……書けないよなぁ、俺の願いは叶いませんでした、なんて。
そんな夢も希望も無い事。
これから頑張って進んでいく子達には口が裂けても言えない。
(18) 2025/03/17(Mon) 00:42:41

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