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─ いつかのシアタールーム ─
[サンシアから”クレイジーハイヤー”と聞くと。>>0:219
ぱぁっと顔を輝かせ]
それが分かるなんてサンシアはツウだねェ!
そうだよ、アレもアタイがやったんだ!
いやーホントあの時は命懸けだったネ!
ワイヤーの上を爆走する正確なテクと度胸!
それに技術のスタッフと息を合わせてワイヤーがびゅーんとなってグッ!てなる最高潮の時にジャンプする勇気!
アタイだけじゃなく他の誰が欠けてもあのアクションはできなかったよ。
いやー、懐かしいねェ……。
[肝心のアクションの説明は感覚的で伝わりにくかっただろうが、勢いと身振り手振りでわいわい説明]
あれがCGだってェ!?
ハッ!素人には言わしておきナ。
分かるヤツには分かるってモンさネ!
監督も同じ気持ちだったんだろう。
分かるヤツには分かるんだってネ。
ほら、その証拠にサンシアに出会えた。
こんなに良い出会いはそうそうないよ!
[サンシアの鋭い観察眼>>220に嬉し気にそう語る。
「俺たちは純粋なアクションで売り込むんだ。
裏方の苦労話で買った同情票なんていらねェぜ!」
アクションバカな監督の暑苦しい力説はとりあえず映画ファンの前では伏せておくのが華だろう。
あーでも。詳しくインタビューされれば言っちゃうかもなー。
お酒とご飯なんて奢られたら話しちゃうかもナァー]
[すごいねと言われれば素直にうれしい。>>0:222
それに、その言葉には包み込むような優しさを感じた。
『すごいね、ねーちゃん!』
いつも弟妹たちが褒めてくれた言葉の裏。>>0:221
見ていてくれる人がいる。心配してくれる人がいる。
その言葉だけでいつでもアタイはヒーローになれるのサ]
へへっ、あンがとネ!
アタイもサンシアと話せて楽しいよ。
[小説のネタにと言えば、サンシアもいい笑みをする!>>0:222
しかもご飯とお酒のおごりだなんて!!]
ふっふっふ、ヌシもワルよのぅー。
そんなに奢られてはうっかり撮影現場の裏話をぽろっとこぼしてしまいそうだネェー。
でも酒が入ればフカコーリョクだからネェー。
まったくしょうがないネェー♪
[なんて笑いながら映画の後はよく一緒に食事やおしゃべりをしたものだ。
楽しくて、温かくて、朗らかに笑える。
そんなサンシアとの楽しい三週間。**]
── いつかのスポーツジム:レットと ──
[頭をくしゃくしゃ撫でれればニッと笑ってみせ。>>0:226
見下ろせば呆けたような表情でしばらく見上げられ。
あれ?アタイ何かしたっけ?
あーアレか!頭を撫でたのがマズかったか!
なんか良いトコの坊っちゃんみたいだモンな。
頭撫でるのはマナー違反ってやつなのかも知れん。
なんてアタイの背が高いのが原因とは気づかない。
しかも色々と勘違いをしている!
だが、その勘違いを(部分的に)気づいて勢いよく謝罪すれば返ってくるのは複雑な事情。>>0:227]
[”戦闘服”という言葉を使うということは、
レットは常に戦いに身を置く日々を心がしているのだと思った。
そうだ、女というのはそれだけで窮屈な人生だ。
男より弱いと虐められたり搾取されたり──]
…………。
[それが昔、近所の男子に虐められ助けを求めて泣きついてきた妹の姿>>0:79に重なった気がして]
もしこの船でレットになめたマネしたヤツがいたらアタイに言いナ。
やっつけてやるからさ、グーパンで。
[そう言って拳をぐっと握って笑ってみせた。
少しだけ瞳に悲しい影を落としつつも目を伏せ、閉じて]
そーだ!戦闘服って言うならアタイのもそーサ!
見てくれよこのライダースーツ!
この一着で各種トレーニングや格闘にも対応可能。
このままバイクに乗って爆走も可能!
しかも超カッコイイ!
レットも興味があれば一着どうだい?
着るだけでヒーローになった気分になれるヨ。
[瞳を開けばいつもの調子で陽気にくるりと一回転。
戦闘服を纏う幼き同胞にウィンク一つ]
[それから話題を強引に変えてトレーニングの話を。
真面目に話を聞いてくれる!素直!>>0:228
素直なのはいいコトだ。
きっと筋肉も素直にすくすく育つはずだ!
私が瞳を輝かせコーチングの話をする。>>0:229
よし!いけるいける!!
このままパワーで押し切るぞ!!
そしてこの子を育てて筋肉の素晴らしさを……!!
って、待てーい!!!!!
と急ブレーキで自分を制する。>>0:230]
あはは……、まっ!時間が合えばネ!
[なんて苦笑しながら軽い約束を一つ。
危ないあぶない、もう少しで暗黒の筋肉面に堕ちるところだった]
[なんて、心の中で安堵していたはずが。
レットの言葉でまたアタイの暗黒筋肉面が……!>>0:231]
はうっ……!!
我が弟子よーー!!
健全な精神は健全な肉体に宿る!
任せな! アタイがイイ感じに鍛えてやンよォ!
[握手の流れからガシッと手を握りしめ芽生える師弟愛。
やっぱりこの子、素質がある!(筋肉的な)
それからの三週間。
ジムで会えばアタイは愛弟子に熱心にコーチングをした。
トレーニング後には並んでプロテイン(牛乳割り)を飲んで。
とても楽しくて充実した時間を過ごせた。
これもレットのおかげだ、ありがとう。*]
―― ――
[気づけばこの旅ももうすぐ終わる。
館内アナウンス>>#2を聞きながらまだ見ぬ惑星に思いを馳せる。
存外に楽しい旅だった。
知り合いもたくさんできた。
昨日なんかはサンシアとシアタールームで映画裏話を話したり>>19、ここでよく寝ていたカラントを起こしてやったりもしたななんて思い出したり]
あのアドリブはアタイが監督に言ってできたシーンなんだ。
『俺はお前たちをいつだって守ってやる』
本当はこれだけの短い台詞。
でもサ、どんなに大切でも弟妹でも、現実じゃずっとは無理なんだ。
だからヒーローだけじゃ弟妹を守れない。
大切なのは自分で自分を守る力。
『だからお前たちもいつか自分を守れるように強くなれ。
自分を守れるヒーローに、お前たちもなるんだ。
できるさ、だってお前たちは俺の自慢の弟妹なんだから』
[そうしてヒーローは弟妹を守るために最終決戦の地へ向かう。
アドリブで出来た映画の台詞を諳んじながら]
そーいや、あの売店のたまごボーロの人元気かネェ?
まさかまだ菓子選びで迷ってる……ワケない、よな?
[ふっと思い出した売店で悩む人を思い出す。>>0:217>>0:223]
―― 回想・売店のたまごぼーるの人 ――
[たまたまアタイが地球に残した弟妹を思い出して子供の好きそうな駄菓子の売られた売店を覗くと、仕立てのいいスーツ姿の男がたくさんの菓子の前で立ち尽くしているのを見かけた。
これは……、ははーん。子供へのお土産に悩む父ってヤツだな!
サンシアと見たファミリー映画であーいう不愛想な父ちゃん見たコトあるし。
アタイはぴぴーんと来て子供ウケのいい駄菓子なら任せろ!とその男性に声をかける]
アンタさァ……、分かるよ。
子供へのお土産で悩んでるんだネェ。
任せときな!アタイが最高に子供にウケる菓子を選んでやンよ!
[ぐっと親指を突き立てて笑顔を見せる。
そうして相手の子供の年齢層や性別などを聞き
ふむ、とアタイオススメのお菓子を一つチョイス]
[うんまーい!(テーレッテレー!)
そんなキャッチコピーと共に数百年愛されるお菓子を紹介]
これなんかどーだい? ねるねるねるね!
粉と粉を水で混ぜてねるねるするお菓子さネェ。
これなら小さい子供でも喉を詰まらせない。
しかもウマい。
そして何より……
[ぐぐっと溜めて最も重要なこの菓子の強みをアピール]
親と一緒にわいわい菓子を作って食べるんだ。
子供にとっちゃこれ以上なく盛り上がるってモンだよ。
[思い出す弟妹とねるねるした日々。
なぜか子供はこういった作る系の駄菓子が大好きだ]
他にも作る駄菓子は種類が多いけどこれが入門編かネェ?
まっ、騙されたと思って一つ買ってみなよ。
作り方が分からないって時はまたアタイを見つけて声かけとくれ。
大体昼間はカフェで昼飯食ってるからサ。
後はシアタールームかスポーツジムとかかネェ?
[そう言うとアタイはねるねるねるねを押し付けてその場を去ろうと……]
あっ、そーいや自己紹介がまだだったネ。
アタイの名はアーネスト。
機会があったらまた会おうじゃないか。
んじゃ、アタイはこれで。
[自己紹介がまだだったので自分の名を名乗る。
相手の名前は言われたら覚えているし、言われなければまた会う時に聞けばいいと軽やかな足取りで去っていくだろう。*]
―― カフェ ――
[もうすぐ昼飯時の時刻、アタイはカフェに来ていた。
カフェは好きだ。
いや、正確にはアタイはこの船のカフェが好きだ。
今まで仕事だ弟妹の面倒だのでカフェでのんびり時間を過ごす時間なんてなかった。
だから、ここのカフェで出されるコーヒーも。
それを出してくれるスイッセスさんの周りを流れる穏やかな会話や雰囲気も大好きだった]
あー……、なんかじーちゃんの家とかってこんな感じなのかネェ?
じーちゃんなんてアタイにはいないけどサ。
[いつかそんなコトをスイッセスさんに零したコトもあったろうか。
自分は孤児で親の顔を知らないコト。
おじいちゃんがいればアンタみたいな人がいーなとか。
姉としてヒーローとして気を張らなくていい相手との会話は初めてで存外に居心地のいいものだった]
―― カフェ(スイッセスさんとの回想と現在) ――
[今日もアタイの服装はライダースーツだ。>>62
たまにトレーニング終わりの服装がラフなTシャツに東方の文字で「見敵必殺」「悪即斬」などと書かれたものにジャージズボンの時もあるが、その時はその時だ。
ちなみに、このライダースーツ一着しか服がないわけではない。
他にも色違いや別ライダーのもの(素人目では判別が難しい)を着回しているので何も問題はないのだ。(たぶん)
それはそれとして声をかけられれば>>64
嬉しそうに目を輝かせながらスイッセスさんを見上げて挨拶]
あっ!こんにちはっ、スイッセスさん!
そーなんだよ。雪国星雲ってヤツを見てたのサ。
でも、んー……なんだろな?
雪みたいな白いもこもこがぶわーって集まっててアタイには雪国より羊雲星雲ってカンジかな?
まぁどっちにしろ、今日も星がキレイでいいコトだ!
[雪国星雲の感想を言った後そう笑顔で締めくくる]
[アタイの身の上を話すとスイッセスさんも自分のコトを話してくれた。>>63
最初は人間じゃないコトに驚いたが、すぐにそれも気にならないほどスイッセスさんを好きだと思っていた。
だって10年間も奥さんを愛して家族として暮らしてきたんだ。
そんな人(機械だけど)が悪いヤツじゃないってネ!
むしろ超いい人じゃん!
こんな人がアタイのおじいちゃんだったらいいのになーなんて思えば、照れて頭をかくスイッセスさんを思い出してその人間らしさに愛嬌を感じもする]
『えーっと、こーいうのってアレだ!
”テセウスの船”ってヤツだろ?
テセウスさんが持ってた船をちょっとずつ部品を変えてー
最後には元の部品は全部変わって無くなってー
んで、それは本当にテセウスさんの船? ってヤツ!
アタイは無論テセウスさんの船だろって思うね!
体が変わったってサ、思い出までは変えれないだろ?
一緒に旅した思い出は変わらず船にあんならサ。
そりゃーもうその船は本物のテセウスさんの船なンだって!』
昔聞いた小難しい思考実験の話を思い出して熱弁したコトもあったか]
[最後にはその小難しい思考遊びにうぅーんと唸りながらも、
結論はブレずに一つ。
『つまり、アタイにとってはスイッセスさんはスイッセスさんなンだよ。
何者にも代えがたいただ一人なんだよ。
この船を降りて記憶が消えるなら。
アタイがスイッセスさんの思い出を持って生きていくサ。
そーすりゃ、少しでもスイッセスさんが生きた証がこの世界に残ってく。
だから、思い出はサ。簡単にゃ消えないよ』
だからここで終わりではないのだと、
寂しさが少しでも和らぐのならと、
アタイはそう熱く語ったのを覚えている]
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