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[湧き上がる想いは、初めての想いは、
どこまでも透き通って絶え間なく心を満たしていく。
あたたかくて、優しくて、愛おしい――……]
[両手を広げてスイッセスさんを招く。>>291
そうすれば彼はアタイを抱き締めて包み込んでくれた。
スイッセスさんの胸の中で彼の言葉を聞く。>>292
すごく真っすぐな想いが胸に染み入る。
一人の男として好きだと言われ、
目線が絡めばうっとりと見惚れてしまい、
微笑まれればまた顔が赤くなる。
何か、何か言わなきゃってアタイは思い]
あ……、アタイも、好き、ですっ…
大好きですっ…、お、女としてっ……!
[言葉にするとまた顔が赤くなり、胸の鼓動が早くなる。
こんな大胆な台詞。真っすぐに伝えてくれるスイッセスさんはすごい、ってそう思う]
[奥さんの話になれば真面目に聞き入って。>>293
スイッセスさんの言葉にアタイの中にわだかまっていた引け目や罪悪感が軽くなっていくのを感じた]
アタイでも、いいんですね。
スイッセスさんと一緒にいても、いいんですね……。
……よかった……、よかったァ……。
[気付けば瞳から涙が一筋流れ、抱き合う二人の服を濡らす。
そのまま強く抱き締められたなら、
アタイも同じように力を込めて抱き締め返す。
少しでもこの愛しさを伝えたくて、強く強く]
[呼び捨てにしていいか聞かれたら、>>294
幸せそうに微笑んで頷こう。
隣にいてくださいと願われたなら]
はい……、ずっと、ずっと一緒にいます。
あ、ぁ………、あなた……、
っ〜……!! い、いえ、スイッセスさん……。
[アーネストと呼ばれたから、アタイも呼び名を変えてみよう。
そう思い口にした呼び方に顔を真っ赤にしていつもの呼び方に戻る。
「あなた」なんて、まるで結婚したみたいだ。
そう思うだけで二人で仲良く新婚生活を送る想像をしてしまうから、困る]
も、もちろんっ、
ずっとと言ってもアタイは人間だから……、
永遠には無理です、けど。
この命が尽きるまで、ずっと隣にいます。
ずっと、ずぅっと……!
[誓うように、祈るように、愛を紡ぐ。
そうしてスイッセスさんが目を閉じたなら、
勇気を出してその唇に口付けをおくろう。
愛しいあなたへ、誓いの口付けを。
健やかなる時も病める時も、ずっと隣にいよう。*]
[サンシアは船を降りてからとても世話になった。
病院への付き添いや警備の指示に万が一の法的措置。
数えたらキリがないほどだ。>>311>>312
男を撃退して転院をする時はすぐにサンシアに連絡をした。
場所はサンシアやカラントの住む付近から、
電車に乗って3駅ほどの距離の場所にあったらしい。
驚きつつも、友達が会おうと思えばすぐの所にいるのは嬉しいものだ。
妹と話したいとサンシアが言うから。>>313
アタイは喜んで承諾した]
もちろんだよ! ちょうど妹にも話してたンだ。
「おねーちゃんの友達でアンタを救ってくれたもう一人のヒーロー」ってね。
妹もぜひ会いたいって言ってたよ。
[目を輝かせながらサンシアのヒーローっぷりを称賛する。
もはやサンシアはアタイの戦友。
―― とある日・海辺の病院 ――
[妹の体調が安定している日にサンシアを病室に招待する。
妹はベッドから身を起こし身なりを整えた姿でサンシアに丁寧に頭を下げた。
『おね…、姉から話をきいています。
私を助けるために尽力してくださって感謝します。
本当にありがとうございました』
アタイといる時より緊張した面持ちの妹。
それでも、どこか晴れやかな顔でサンシアを見て。
『姉と友達になってくださってありがとうございます。
……あの、正直とても驚きました。
姉がこんな風に誰かに頼る事ってありませんでしたから。
サンシアさんが姉のヒーローになってくれたんですね。
すごいなぁ……、あ、じゃなっくて!か、感謝します!』
最後に幼く尊敬の念を滲ませた言葉を零しつつ、
妹はそうやって初対面の時は努めて礼儀正しい態度と言葉遣いでサンシアを歓迎しただろう]
[それから妹とサンシアは好きな時に話をしているようだった。
何を話しているのかはアタイがいない時は分からないが、妹に友達ができてよかった、と。
また一つ、サンシアへの感謝の念を増やすのだ。
『あのね、サンシアさん!聞いてよー。
おねーちゃん好きな人がいるみたいなんだよっ!
珈琲飲んでる時に教えてもらったの。>>183>>184>>185
船で出会った人でね。珈琲を淹れるのが上手い人!
それで、優しい笑顔が大好きだって!
その人に貰った珈琲豆。
飲んだ搾りかすまで大事に取ってあるんだよ。
絶対恋だよー。おねーちゃんの心の春っ!
ねえ、サンシアさんはどう思う?』
なんて、妹はサンシアと二人きりの時に話すが、
おいバカやめろ、やめろーッ!!
なんて、アタイがいたらきっとそう叫んだだろうが、あいにくとアタイはいなかったからね。*]
―― 某日 ――
[おっ、カラントからの着信だ。>>310
なんだなんだ、と端末を開くと――……]
わおっ!こいつァクールだネェ。
ってかカラント、こんなコトも出来るのか。
[スリーヒーローズの撮影で使われていたジオラマの映像。
街並みを見れば思い出す、あの戦い(仕事)の日々を。
さっそく返事を送ろう。
『アンタ個性光りすぎだろ。
絵も描いてジオラマも作って、一体ドコに行くつもりやら。
まっ!イイ仕事してるのは確かだけどネ。
あ、映画のタダ券いる?
二枚あっから誰かと行ってきなよ!
んで、アタイの活躍をしかと目に焼き付けな!』
なんて、相変わらずの態度のメールを送った。*]
── 海辺の病院・妹とサンシア ──
[初対面の時、妹は緊張しつつもサンシアの言葉を真面目な表情で聞いて、何度も感謝の言葉を口にした。
でも、自己紹介がまだだと気付いた時には>>335
素に戻って慌てた様子を見せ
『ああっ!自己紹介がまだでしたね!
ご、ごめんなさいっ、お礼を言うのに必死で……!
改めて、私の名前はビューです。
今後ともどうかよろしくお願いしますっ!』
なんて、勢いよくぺこりと頭を下げたのだ。
そんなこんなでサンシアと妹との交流は始まった]
[その後、何回か交流を重ねてすっかり打ち解ける妹。
今日もサンシアが持ってきてくれた手土産のシフォンケーキを嬉しそうに受けとって、冷蔵庫に入れてあったオレンジジュースをお供に世間話に花を咲かせる。
姉の恋愛話になれば自分のコトのように熱弁したりしてすっかり姉の恋路を応援モードだ。
サンシアの言葉を聞けば。>>337
『えっ!サンシアさんも知ってる人なんですかっ!?
わあぁ……! お話、聞いてもいいですかっ?
ふふっ、おねーちゃんに好きな人ができてよかった。
実は心配だったんです。
おねーちゃんが私たちのために頑張ってくれるのは嬉しいけど、それでおねーちゃんが普通の女の子みたいな恋愛や暮らしをする機会を犠牲にしてるんじゃないかって……、
だから、その人がおねーちゃんを幸せにしてくれたらいいなぁ。
ね、サンシアさん。
私たちも、幸せになりましょうね』
にっこり笑って甘いシフォンケーキを頬張る。
穏やかで幸せな、そんな日常の一幕]
[その数日後、
サンシアが妹を訪ねると妹が興奮気味に熱く語り出すのだ。
『サンシアさん!聞いて聞いてっ!
おねーちゃんぜーったい!恋人できたよっ!!
ある日行先も言わないでふらっと出かけた日があったんだけどね。
その日から明らかに様子が変なの!
毎日着てたライダースーツをやめてワンピースとかスカートとか女の子らしい服を着るようになったし、メイクやアクセサリーなんかもこだわるようになったし。
急に思い出したみたいに顔を赤くしたり、幸せそうな顔で笑ってたりとかさ!
顔つきも「恋する乙女」!みたいでねー。
ぜーったい恋っ!!!!!
あー今日はお赤飯たかなきゃっ』
なんて、自分の事のように姉の恋路(勝手に認定)を祝福するのだ。
そうしてサンシアとその喜びを共有しようとするのだ]
[ちなみに、その数年後。
体調が一般並みに回復してきた妹は、サンシアが手配してくれていた法的措置を使い元夫に今までの暴言・暴行への慰謝料請求の裁判を始める。
辛いこともあった、昔を思い出してまた体調を崩す事もあった。
それでも最後には裁判に勝利し多額の慰謝料を元夫から巻き上げる。
そうして妹は手にした多額の慰謝料を元手にこの地でたくましく生きていくのだ。
今度は自分の幸せのために、人生のために。
自分を救うヒーローになるために。
妹は姉の背を励みに前を向いてたくましく生きていく。
こうしてまたこの地に新しいヒーローが生まれた。
おめでとう!そしてありがとう。
妹の旅路に幸多からん事を。**]
── とある日の一幕 ──
[サンシアとカラントが付き合っていた!!
その事実を知ったアタイは即座に。
『こンの薄情モノーーーーー!!!
えっ!カラントよく連絡取り合ってたよね?
彼女いるって言ってたよね。(興味無くて流してたけど)
共通の友人のサンシアとは聞いてないっ!
ひどいっ!アタイだけ仲間外れにしたー!
ちゃんと言えよ!もぉー!!
アンタ言葉数少なすぎなんだよォッ!』
などと、電話や直接会って伝えただろう。
あったかもしれないそんな日常の一幕]
[ちなみに、サンシアの場合はカラントのように怒ったりしない。
驚きつつも妹の事情もあったのだ。
その気遣いを感謝こそすれ怒ることなどない。
少し驚きつつも優しく笑って。
『そっか、教えてくれてありがと。
アイツ、無骨で口数も少なくてさー
たまに何考えてるのか分かんない時もあっけど、
悪いヤツじゃないのは確かだからネェ。
おめでと!幸せになりなよ。
後、アイツの愚痴とかあったらいつでも聞くから!』
なんて二人のコトを祝福するだろう。
カラントの前では『なんでこんなヤツが良かったンだい?』なんて悪態をつく距離感で。*]
── 海辺の病院・サンシアと ──
[ビューのお見舞いに来てくれたサンシアと話をする。>>365
カラントと付き合っているという言葉に驚きつつも祝福をおくり。
アタイにも話してほしい、愚痴以外にも、なんて。
何やら聞きたげなサンシアの気配を察し]
あ、あー………、アタイかい?
ど、どうだろうネェ? あはは……
[なんて笑顔で誤魔化そうとするけれども。
やばい、なんか勘付かれてる。
そう言えば今日のアタイの服装は花柄のワンピースだし、首元には愛弟子から貰ったネックレスと、指先にはピンクのネイルでお洒落をしている。
妹の視線もどことなく微笑ましげだし、
ううぅーーーーーん………!]
[アタイは観念してサンシアと妹に打ち明ける事にした。
気恥ずかしそうに頭をかきながら]
実は、サ。恋人ができたんだ。
スイッセスさんって言って船の中で出会った人なんだけど。
すごく優しくて、アタイを大事にしてくれて。
それから、それからっ……、
……、ま、まァそんなトコだよっ!
[顔を真っ赤にして照れつつもそう告げる。
その顔はまさに「恋する乙女」そのものだったろう。
すると妹から待ってましたとばかりにクラッカーぱぁんされた。
どうやらこの時の為に用意していたらしい。
『きゃー!おめでとー!』
そう心から祝福してくれる妹の頭をうりうり]
[それはそれとしてカラントは後でシメる。
サンシアと付き合っていると教えてくれなかったヤツだ。
妹やサンシアと話し終わって一人になれば、
超速でカラントに電話してやる。>>342
悪びれずしれっと説明するカラントに。>>356]
今!まさに!サンシアから聞いたッ!
[そう言えば、かるーく謝られた。
こいつぅーと思いつつもカラントはこんなヤツかと思えばまあ許してやるかとも思う。ウマイ飯も奢ってくれるらしいし]
じゃーソレで許してやるよ。ありがたく思いな。
[雑な反省を雑に受け取り、その時は電話を切った]
[──その時のアタイは知らなかった。
まさかアタイの身にも同じコトが起こるなんて……。
スイッセスさんと恋人なのがバレて今度はアタイがシメられる番だ。
悪かった悪かったとカラントに謝りつつ]
だ、だってさァ、恥ずかしかったんだよォ……、
この年で恋なんて初めてとかサァ……、
なんて言っていーか分かンなかったんだよォ……
頼む、許しとくれ!ウマい飯奢ってやるから!!
アタイだって許しただろ? なっ!なァっ?
[パァンと両手を合掌して必死に謝る、そんなある日]
── 後日・映画館にてサンシアとカラントと ──
[船以外では久しぶりに三人で訪れた映画館。
デートの邪魔かとも思うが、まァいいか。
二人とも近所みたいしココ以外でもよく会うんだろう。
アタイは映画が終わってから二人の感想を聞いたり、
撮影の裏話なんかを話したりしながら。
流れでカラントのどこがいいかとサンシアに聞き。
返ってくる返事があんまりにも真っすぐだったから>>366]
カラント……、
サンシアのコト泣かしたらグーパンすっからね?
[こんなに真っすぐで純粋な子、アタイは知らない。
傷付けたら容赦しないよ、と。
カラントに拳を握りしめ軽く忠告。
……まっ、この二人なら大丈夫そうだけど。*]
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