21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して
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― 昨日・庭園 ―
[がさがさっ、という耳元の音で目が覚めた。
これは友人が焦って逃げ去る時の音だ。
目を開けるとやはりスナック菓子の袋の周辺にネズミの姿はなく、代わりに少し離れたところに女性の姿があった。
彼女はこちらを見ていて、図らずも目が合ってしまう。
そして、彼女のすみません、という謝罪>>1:280に、こちらも半身を起こすと、無言で頭を下げた。
そういえば、彼女の姿も見たことがあるようなないような…]
明日でこの旅も終わりですね
[酔っぱらいの不審者ではないぞ、という意味を込めつつ丁寧に声をかけた。]*
(60) 2024/06/02(Sun) 07:16:50
有象無象 シャムは、メモを貼った。
(A20) 2024/06/02(Sun) 07:20:10
― 展望室 ―
あれが、ホワイト・マーブルか
壮観だな
[最終日、今日は昨日読んだ1冊を返却し、読み切れなかったもう1冊をお供として持ち歩いている。
適当に読み始めたシリーズだが、今はさすがに作者の名前も覚えている。
アレクサンド・ロメロ。
どう考えてもこの船の中にいる間では「冒険」シリーズは読み切れないことが判明したためメモしたのだ。
これでこの旅程後もシリーズを読むことができる。
電子書籍なんか…と思っていたが、「冒険」シリーズのためなら導入するのもやぶさかではない。
そしていつものように訪れた展望室。
さすがに今日はいつもより人影が多い。
皆の目的は、厚いガラスの向こうの惑星の姿だ。
もう、遠目ながら表面の雲や大陸の様子までが見える。
全体にクリーム色のように白く見える星、しかしその惑星の陸地や海は地球と異なる形ながら地球と同様に存在しているのだ。]
(74) 2024/06/02(Sun) 07:59:31
…
[ふっと、いつもの隅っこの席にも着かず、踵を返した。
毒づく言葉ばかりが出てきそうだったのだ。
今日はバーにでも引きこもろうか。
バーからも星空が見えるとはいえ、訪れる客は酒が第一の目的だろう。
ここのどこか期待に満ちた雰囲気とは違う雰囲気に違いない。] **
(75) 2024/06/02(Sun) 08:00:27
有象無象 シャムは、メモを貼った。
(A23) 2024/06/02(Sun) 08:01:13
― 昨日・庭園 ―
ああ、本当に
[宇宙空間にいるというのが嘘みたい、という彼女>>102に同意を返すが、本当は今はそう思っていない。
最初にここに来た時には、自分も確かにそう思ったものだ。
温かい日差しに、今でも本物かどうか見分けのつかない植物たち、どこからか感じる大気の流れ。
下手な地球以上に地球らしいと思ったものだ。
けれども、1か月の間、特にここ最近は毎日のように訪れる中、そこは何も変わらなかった。
いつ来ても過ごしやすい、楽園のような場所。
雨も嵐も雷も、蜂もミミズも姿を見ない。
もちろん操作すれば虫や動物の発生、気候の変動、そういうこともできるのかもしれない。
けれどもペットの気晴らしの遊び場や旅行者の憩いの場として、そのような苦情の元となることはイベントでもない限りやるだけ手間ということはよく理解できる。
ここはあくまでも、完全に人間が管理している空間だ。]
(188) 2024/06/02(Sun) 22:38:43
昼寝をするのには、ちょうどいい
[これには完全に同意する。
要は、快適で退屈な空間なのだ。
小さい友人のみがそれを少しだけ乱している。]
(189) 2024/06/02(Sun) 22:39:36
[しかし本を読む姿を目撃されたという話を聞けば>>103、思わずまじまじと彼女を見てしまう。
毎回目立たぬ隅っこで読んでいたつもりだったが、見ている人間は見ているものだ。]
まあ、俺の場合は歳もあって紙の方が目に優しいってのもあるがな
[今は電子書籍もそのあたりは十分研究されつくされ、決して老人がすべて紙の本を好んでいるわけではないはずだが、自分はもう昔からの習慣もあり、どこか"目が痛くなる"と勝手に思い込んでいる節もある…というのは自覚している。]
絵本か…
好きなのか?
[これしか持ってきていない、という彼女の手元の本を見ながら問いかけた。]*
(190) 2024/06/02(Sun) 22:40:18
― バー ―
[バーには今日も、割合いつものメンツと思われる人々がいつものように飲んでいた。
その何も変わらない様子に少しほっとしつつ、それこそホワイト・マーブルが目前に迫る今、いつもと同じように飲み続ける皆は何を考えているのだろう、と自分のことを棚に置いて考えながら、ウォッカをジュースで割ったものを少しずつ飲んでいた。
持ってきた1冊の本には、大分よれてきたリーフレットもまた挟み込んでいる。
いつもの習慣で、リーフレットを開こうかというその時、少しだけ離れた席から話しかけられた。>>178]
ああ、早いものだ
[彼もバーに来た時よく見かける方の客だ。
一度か二度くらいは、話をしたことがあった。
確か、仕事と家庭の事情とやらでホワイト・マーブルを目指していたはずだ。]
(199) 2024/06/02(Sun) 23:04:58
今回の旅路は、そうだな、悪くはなかったよ
[ホワイト・マーブルを見て覚えたもやもやとした気持ちは晴れないまま答える。
いや、旅路自体はけして悪いものではなかった。
それは、本心だった。]
あんたは星についたら忙しくなるのかい?
今日が長き旅路兼休暇の終わりってわけか
俺はなあ…まだずっと旅が続く気分だよ
さっき展望室からホワイト・マーブルを見たが、こんなところに来てしまった、という気持ちしかない
なあ、慣れるもんかな
星を見た瞬間、出発の時に見た地球の美しさと比べて荒探しをしようとするような男が
[ついつい、聞かれても困るような問いかけを目の前の男に愚痴ってしまい、小さく首を振った。]
(200) 2024/06/02(Sun) 23:05:44
いや、俺の話はいいんだ
楽しい話をしようじゃないか
星に着いたら何をするんだ
確か、奥さんがもう星にいるんだろう
久しぶりの再会、それこそ旅行やら食事やら、行くところもあるだろう
[と問いかけた。]**
(206) 2024/06/02(Sun) 23:08:15
有象無象 シャムは、メモを貼った。
(A53) 2024/06/02(Sun) 23:12:41
― 昨日・庭園 ―
大切な絵本か
[彼女の手元の絵本>>209を見つめる。
それにしてもそれなりの年齢なのに絵本か、とは思う。
子どもの頃に買ってもらった本、ということだが、買ってもらった人物に何かあったのだろうか。
だとしたら、あまり深入りできる話ではなさそうだ。]
その、買った人間も嬉しいだろうな
地球から離れたこんなところまで大事に持ってきてもらって
[そう伝えるに留めた。]
(281) 2024/06/03(Mon) 19:13:42
[彼女の問いには笑って答えた。]
俺はそもそも本なんて読まないからな
すぐ飽きちまう
まあ、此処ならではだよ
こんなに暇でしかなかった日々は、人生で初めてだったかもしれない
ま、おかげで本の面白さってやつは多少理解したつもりだ
暇があれば図書室に行ってみるといい
「冒険」シリーズがお勧めだ
[言いながら、自分の読みかけの本を持ち上げた。
暫くの後、会話も尽きれば今度は近くの寄りかかれる木―なのだろうか―に寄りかかり、座ったまま本を読み始める。
近くに彼女がいても、お互い静かに穏やかな時間を過ごせたのではないだろうか。]**
(282) 2024/06/03(Mon) 19:14:22
― バー ―
[意気込みを新たに、という男>>261に、若いな、と思った。
彼もそれなりの年齢には見えるが、まだまだ先には目指すべき場所がたくさん見えているようだ。
自分も20年…いや、10年かもっと最近まではそんな風だった気もしないでもない。
今はもうよく思い出せないが。]
そうだろうな、慣れるだろうな
慣れたくないと思ったところで慣れるものだからな
[慣れが成長につながったもの、本当は慣れてはいけなかったもの。
自分の人生にも色々あったのだろうが、彼のいうことは正しい。
嫌でも人間慣れていく。
しかし、彼の次の言葉>>262には、少し言葉を詰まらせる。
誰に強制された訳でもなく、自分で、人生の終着駅としてここの星の施設を選んだ。
けれども、そこが終着駅ではない、ということも往々にしてありうる、と、彼は言う。]
(283) 2024/06/03(Mon) 19:48:17
あんたは、柔軟だな
そして優しい
あんたの家族が羨ましいよ
[にやりと笑って星に着いた後のことを聞けば、やはり小さく顔を綻ばせながら、家族との予定を語りだした。>>263]
ははは、なんとも楽しい話じゃないか
子どもも星にいるのか、会うのが楽しみだろう
奥さんや子どももきっと楽しみにしてるぞ
買い物も、奥さんと子どもの行きたいとこに行ってやるといいさ
子どもだって、いつまでだって一緒にいるわけじゃない
幸せな時間を大事に味わうといい
(285) 2024/06/03(Mon) 19:51:37
[こういう話を聞くと、ホワイト・マーブルに対する嫌悪感が薄れるのは不思議だ。
知らない不気味な星ではない。
ほんのわずかでも知っている人々が精一杯生きる場所だということを実感するだろからだろうか。]
俺もな、よく考えようと思うよ
けれど、まあ、多分だが…
[手元のカクテルを一口飲みながら考える。
多分だが、やはり、俺は地球に戻るんだと思う。]**
(286) 2024/06/03(Mon) 19:52:15
有象無象 シャムは、メモを貼った。
(A79) 2024/06/03(Mon) 19:55:52
― バー ―
[一見不愛想な彼が、笑いながら家族との再会がどれほど楽しみかを語る。>>296
こちらもその姿に思わず穏やかな笑みが零れる。
自分には妻も子もいない。
ずっと好きだった人は居たし、同じ主人に仕える仲間の子どもの面倒をみたことは数えきれないほどある。
けれどもこうやって伴侶を、血の繋がった子を得る機会はついぞなかった。
彼女が亡くなった後暫くは、少しだけ人のこのような話を聞くことが辛いこともあった。
あと少しの遠慮がなければ、自分にもこのような人生があったのかもしれない、と思うことがあった。
けれどもやはりそれを癒してくれたのも、主人に、仲間たちに、その子どもたちだった。
妻と子を大事にしようとする目の前の彼の姿は、彼らの姿と重なって、どうにも愛しかった。]
(307) 2024/06/03(Mon) 21:48:58
まいったな
[彼がこちらにカクテルを滑らせる。
そして、一緒に向けられた言葉>>298に思わず前髪を掻いて呟いた。
どうやら、自分の考えはそれなりに彼にはお見通しらしい。]
あんたもな、パパ
良い旅を
[うまく手元に収まったカクテルを、彼に向かって軽く持ち上げそう言った。
暫くの後、ツァリーヌの手元には、バーテンダーから小さな燻製ナッツの盛り合わせが届けられるだろう。
カクテルのお返しだ。
そのまま少し離れた場所で、お互い何かを思って飲み続け、彼が席を立った暫くの後、自分も席を立っただろう。]**
(308) 2024/06/03(Mon) 21:51:15
有象無象 シャムは、メモを貼った。
(A86) 2024/06/03(Mon) 21:53:27
― 展望室 ―
[部屋に戻る途中、図書室にとうとう読み切れなかった本を返却し、展望室に寄る。
起き抜けとは比べ物にならないほど大きいホワイト・マーブルが目の前に迫っていた。
けれども、その姿に以前よりも嫌悪感は抱かない。
皆、この船に乗っている者は少なくとも一旦はあそこに降りる。
そして、さらにそのいくらかは、あの新天地で新たな暮らしをスタートさせるのだ。
こんなに遠くの知らない星で、知っている人たちが生きている]
地球からは…点にしか見えないか
[いや、恒星でもないのだ。点ですら見えない気もする。
もし見えるのならば、地球に帰った暁には大きな支えの一つになる気がするのだが。
それならば、たくさん目に焼き付けておこう。
今目の前に広がるこの星を、そして、この星を発つときに同様に目前にするであろう、皆が降り立ったホワイト・マーブルを。
じっと厚いガラスの向こうのその星を、どこか温かい目線で見つめ続けた。]**
(319) 2024/06/03(Mon) 22:50:22
[1]
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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