10 【R18】Sweet Star XXX Night【RP】
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【赤】 比嘉 志朗
［喰らい付いた勢いは最初だけで
漸く触れられた安堵の吐息を鼻から漏らせば
差し出した舌は貪るでなく、甘えて絡み付く。
長衣の併せから手を差し入れて
まだ湿っているであろう肌に湿った掌を這わせた］
すこし、冷えちゃいましたね。
すぐ温めてあげますね。
［何時だって彼よりも温度の高い体温が
触れた場所からじわりと混ざって行くのが心地良くて
車内で服の上から触れたのと同じ動きで
掌一枚分の熱が、彼の膚を侵していった*］
比嘉 志朗
［>>1:58気に障る可能性があると判っているのなら
触れなければ良い話題なのに
バーテンダーを名乗る癖に接客に向いて居なそうだと
棘のある感想を抱くのは、単純に気が立っている所為だ。
あとは連れに、かっこいいとか言われていた嫉妬も大いに含む。
普段なら、浮かれているんだろうな、なんて
微笑ましく思うだけで終わる。どうでもいいので。
移動中運転がてら行き先を知っただけで
ここがどんな施設が理解しているだけで……
ここへの招待状には目を通して居ないため
>>0:#2『恋人と熱い時を』なんて文言が
存在したことを知らなかったが
もしも知っていれば
>>1:27肯定した彼の言葉を『幻聴』なんかで片付けず
目の前のバーデンダーに感謝すら奉げていただろう。*］
阿部 悠輝
いーち、に、
[一人になって部屋で
なんとなく数を口にしながら
閉じられていた部屋のカーテンをめくって外を見る。
夕陽はそろそろ山の端に消えようとしていて
各コテージの入口をぼんやりと照らす人工灯だけが
他の宿泊者の存在を示していた。
スタッフらしい人影が
メインコテージの周囲に動いているのが見える。
もしかしたら暗がりにも誰かいたかもしれないが、
目を凝らして探す程、他に興味を持てる心境ではないので。
時間を計りながら、カーテンから手を離した。]
【赤】 阿部 悠輝
[三十まで数えて、止めた。
カウントダウンのようで逆に落ち着かなくなってきたし、
戻ってくるまでの数が少ないほど、
あいつのがっつき度が示されてしまうと気付いたので。
こう、照れるというか、恥ずかしくなったというか。
つまりは柄にもなく緊張しているって話。
ばかみたいに広いベッドに座って
手もち無沙汰に髪の水気を拭い始めてすぐ。
雫が落ちなくなったかなってあたりでドアの音がした。]
おまえな――
[人にはタオルを被せておいて、
自分は髪どころか体も満足に拭いてない。
視線は当然、唯一腰に巻いてる布に向いたが、
それに対して反応する暇もなしに
志朗の髪から落ちた雫が頬に当たった。]
【赤】 阿部 悠輝
ん、
っは……がっついてんね。
[最初の勢いの割に緩やかな舌の動きに応えて、
離れた隙間で揶揄うように囁く。]
拭いてこないからびっしょびしょだろ。
落ちてきて冷てぇっての。
けど、それも気にならなくしてくれんだろ？
[タオルで拭いてやろうかと思ったけど
俺ももう余裕なんてないので。
腕を伸ばして水気の滴る髪を梳いて抱き寄せた。
どうせすぐ気にならなくなるのは同じだ。
無遠慮に長衣の中を這うのを許しながら
自分で腰紐の結びを解く。]
【赤】 阿部 悠輝
[タオルだけの志朗に対して、
こっちは長衣の下は何も身に着けていなかったので。
待っている間こそ大人しくなっていたものの
数十秒で簡単に熱を取り戻し始めたそこが露わになる。
こちとら昼から我慢していたんだから
少し性急に始めたっていいだろう？
タオル越しに押し付けるように体を寄せて
邪魔とばかりに濡れた布地の端を引っ張った。*]
【赤】 比嘉 志朗
［焦れた視線がほんの少しだけ咎めて責める色を乗せるのは
それが本当に今必要な言葉かと抱く不満から。
吐息が交わる距離で、けれど離れた口付けの代わりに
獣の挨拶みたいに鼻梁を摺り寄せる所作は
不貞腐れながらも甘えているようで
隙間なく触れ合って居たくとも、
紡ぐ彼のことばを奪う事はしなかった。］
着く前からわかってたでしょ、そんなこと。
おりこうに待てたのに、褒めてくれないんですか？
［揶揄う声に拗ねた様な声色で返して
こうして言葉を交わす時間分、伸びるお預けの時間に対し
物憂げな顔をして見せて］
【赤】 比嘉 志朗
［普段は誰に対しても綺麗に微笑むばかりのかんばせに
乗せる彼にだけ曝け出す感情は存外豊かだ。
主に甘える方向に。
甘やかされる事に慣れきった態度で、そら甘やかせと唆す。
彼の周りをうろつくどうでもいい異性を誘った
自分が男としていちばん魅力的に見える言動こそが
好いた相手に見せる正しい姿なんだと判ってはいる。
頭では。
それでも、彼の前で偽る気なんかなかった。
嘘塗れで始まった癖に、都合のいい話だ
ありのまま受け止めてくれる事を疑う余地もない
この安心感が、心地良くて］
【赤】 比嘉 志朗
［解かれる腰紐を、まるでプレゼントのリボンみたいだと
浮かれた頭で考えて、包装紙に見立てた長衣を、
後襟を引き摺り下ろすという大雑把かつ最短で剥ぎ取った。
布地が後ろに余分に引っ張られた分だけ
両開きカーテンみたいに露出する胸元に唇を降らせて、舌で舐る。
色付いた輪郭を擽って、小さな突起を口に食む様は
乳飲み子のようでもあり、しかし唇の内の粘膜と舌と歯とで、
すっかり開発しきったそこを責め立てる
外からは見えない動きに赤子の可愛げは一切ない。
平らな胸の薄い肉付きを集めるみたいに毎度寄せるせいで
最初の頃より若干柔らかくなってきた気すらする。
そう、興味のない女を胸しか覚えていないくらいに
おっぱいが好きなのがは、むしろ俺の方だ。
感覚を呼び覚ますつもりで勃ちあがらせて、反対も。
ぷくりと膨らみ唾液に濡れて粘膜らしい色に色付くのを
満足気に眺めるまでを恒例にするほどなのに、
喩え指摘されようとも、自覚は、そんなにない。］
【赤】 比嘉 志朗
［胸元にじゃれつきながらも膝でベッドに乗り上げて
じぶんの移動で彼をベッドに押し上げる様誘導すれば
理解してか無意識か従って手伝ってくれるくらいには
彼は何時だって協力的で。
二人きりの時間を……其処に含まれる行為の凡そを、
拒まれた事が無い気がする。
興味は、あるらしい。昔訊いた。
俺に、なのか、男との行為に、なのか
答えを聞いたところで信じ切れなそうだから
問い詰めた事はないけれど。
俺に、になればいいと願って奉仕を繰り返しながらも
未だに自惚れることはできずに居るのは
自信の無さの表れか、それとも臆病さ所以か。
少なくとも男との行為で思い出すのが俺だけになるように
記憶に刻み込む為努力を積み重ねている。
拗らせすぎて神聖視した彼が、離れた時間に既に
知らぬ男と奔放に遊び尽くしたなど夢にも思わないままで。］
【赤】 比嘉 志朗
［角度の分だけ持ち上げたタオルが擦れる感触は
地味に心地好くて、だからこそ今は辛くて。
解き放たれれば、喘ぎに満たない音色に吐息が震えた
安堵の様で、期待のようなその音と同じ色の眼差しが絡む。
触れて欲しい、はやく解放したい。
単純な欲求を乗せて縋り付く視線を瞬きで誤魔化して
甘え癖のついた己を無理矢理黙らせる。
今宵はそれよりももっと優先したい欲がある。］
くっそ、……チンポいってぇ。
……シャワーのついでに抜いてくりゃあよかった。
［譫言みたいにぼやく声に、普段の慇懃ながらも
最低限の丁寧さを取り繕った言葉遣いは無く
その荒さにこそ、余裕の無さが滲んでいた。］
【赤】 比嘉 志朗
［彼の頭の横に手を付いて上に覆いかぶさるよう腕を伸ばし
ヘッドボード近辺を適当に探して纏めて引っ張り出して来た
避妊具を手に取りやすいようシーツの上に散らかして。
早速ひとつ開封して、己の張り詰めた箇所でなく指へ纏わせた。
何時も使う指用のを鞄から出すのを忘れたので代替に。
意思に反して勝手に準備完了とばかりに上がって来る睾丸を
片手間に物理で引き摺り下ろすくらいの動作は見逃して欲しい］
さて。
『最低限』がどの程度かの確認から行きましょうか。
［薄っぺらなラテックスの表面にぬめりが足りないのを確認して
追加するためジェルローションのパウチの封を切りながら
直近の予定を読み上げる。
急いているのを誤魔化している声音は、
一周回って妙に落ち着いて違和感すらあるが
こちとら色々既になかなか限界なので笑い話にする余裕もない］
【赤】 比嘉 志朗
［甘えるばかりで噛み付く事も知らず牙を持たない分際で
捕食者の真似事みたいなぎらついた眼差しをして
呼吸に浅く上下する胸元を見下ろして……
我慢のしすぎで馬鹿になった頭でふらふら誘われるみたいに
絡めた唾液が渇き始めた乳頭にむしゃぶりつくのを
開始の合図の代わりにして
彼が『最低限』緩めて来たであろう場所に濡れた指を添わせた。
中に残って居た分と、足した分との滑りを借りて
然程抵抗なく沈む指にたっぷり絡む潤滑油を
内と外との境目から順に塗り込めて、奥へと足して行く。
彼が喜ぶ深さも堪らなくなる強さも知り尽くした指が
順当にそれらの場所に近付くけれど、何時もの様に
欲しがるタイミングで彼を喜ばせることはしなかった。］
【赤】 比嘉 志朗
先に出したいなら、手伝いますけど。
叶うなら……、今日は、
最初から最後まで、指じゃないので感じて欲しいんで。
あと少しだけ、我慢。……できますか？
［強く押し上げられて中で絶頂することを覚えさせた場所を
柔らかく撫で擦り擽りながら、問う。
取溢したローションで多少べたつく反対の手で
外側からその場所を挟み込むように
薄い下腹をそろりと撫でて、指で軽く叩いて指し示して*］
あとで、ちゃんと……ここまで届けて
いっぱい気持ち良くしますから、……ね？
【赤】 阿部 悠輝
出発してすぐ粗相したのに？
[拗ねた声に揶揄を深くして喉仏を擽る。
なんでも従順にこなす“わんこ”の下から
本来の欲が見える瞬間が好きだ。
請うたり、拗ねたり、強請ったり。
学生時代から人の懐に入り込むのが上手かったが
あの頃より何かしてやりたいと思うのは
惚れた欲目というものだろう。]
【赤】 阿部 悠輝
[長衣が水気を吸い取っていたから
肩が剥き出しになっても寒くはなかった。
ただ、これからに期待して不自然に胸が上下して、
肌に落ちてくる雫にも過敏に反応してしまう。
二人でベッドの上に寝転がるのも
こうやって家じゃない所で触れ合うのも
別に初めてってわけじゃないのに、
今日は勝手が違うらしい。]
ふ、ッ
[唇が触れた箇所から熱の花が咲く。
最初は何をされても擽ったいだけだったのに
今では周辺を舐められ、胸筋を揉まれるだけで
期待に疼くようになってしまった。
容赦ない愛撫に、喉から細い吐息が漏れる。
それは、声を殺しているというより
まだ胸からの快感の散らしが上手くできないからで。]
【赤】 阿部 悠輝
ァ ……―― なぁ、今日は、そん、 っ
[吸い応えなんてないような小さな粒を
毎回丹念に愛撫するのは楽しいんだろうか。
俺は別に楽しくなかったんだよな。
その疑問の答えは唾液にてらつく赤く腫れた突起を
眺める表情が如実に語ってはいるけれど。
今日は、満足するまで胸で遊ばせてやる気はなくて、
乗り上げてきた体に催促するように触れた。]
【赤】 阿部 悠輝
[どろどろとした液体が
下生えを濡らしていく独特の感覚の後、
指が触れただけで孔がひくついた。
忙しなく動いている胸に唇が落ちたとほぼ同時、
ずるりと入り込むそこに痛みはない。]
く、ぅ ――― ……
[異物感が胸からの刺激に上書きされて、
シーツに手で皺を刻みながら旋毛を見下ろす。
寝癖がつきやすい、今はまだ湿っている髪に指を絡めて
吸いつくなら胸よりこっちにしろと舌で誘った。
お前は人の胸があるからいいけど、
俺は口寂しいので、だめ。]
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