星狩りの国-暁の街-


21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して


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小説家 サンシア



 ……なりふり構ってない、
 わけじゃない、よ?


[顔を上げれば、
先程よりもずっと近くなった距離でカラントと目が合う。
更に顔を寄せて、自分から唇を重ねた後]


 …好きな人と、

 もっと近くなりたいって、
 ちゃんと、思ってる。


[真っ赤になった顔を逸らさず、
まっすぐ見つめたまま、カラントの返事を待った*]

(380) nadia 2024/06/07(Fri) 22:18:54

渡航者 カラント

[自分がいっていることに理解を示す>>279ところと、そうじゃない>>380ところ。
そうか?と首をかしげてみるのは、顔を間近で見つめて、そこに触れやすいような体勢になっていたのだろう。
触れた感触と状況を認識して目を瞬かせ、すっと細める。
これまでは控え目にしていて攻撃的で、身を乗り出すような積極的眼差しだ]

 じゃあ、こういえるな。

[触れるほど近く、サンシアの耳に寄せた口。響く声がサンシアの鼓膜を揺らす]

 可愛いぞ。

 ……ほら、自分でもいってみろ。私は可愛い。って、豊かな感情と素直さも魅力的です。って…

[思えば自分もその点については遠慮していたからこそ、遠慮しすぎていたかもしれない。それもあるから理解させるように囁いて]

 帰りたくないなら、もう一緒に住むか?

[もちろん、自分のことをちゃんといえたらであるが、彼女はどこまで応えられただろうか*]

(381) S.K 2024/06/07(Fri) 22:51:18

小説家 サンシア

[自分から口づけたのは勿論だけど、
恥ずかしさに顔を逸らすことなく真っすぐに見つめたのも初めてで。

カラントさんの目が瞬いて、細まる>>381のも間近に見ながら
返事を待っていたら、耳元に顔を寄せられて]


 ひぁ…っ?


[低く響いた声と、言われた言葉両方に鼓動を跳ねさせながら
そのまま続けて促される声は、
耳を擽る吐息と違った動揺を呼ぶもので]


 え、ぇ…

[言ってみろと言われても、
自分で言うには自惚れが過ぎる言葉に躊躇いは強くある。
でも、言わないというのは許してくれない強引さが声の響きにあって]

(382) nadia 2024/06/07(Fri) 23:13:08

小説家 サンシア



 わ……私、かわいい…?


[それでも、自分で言うのは恥ずかしすぎたから、
問うような語尾になってしまったのは言い直させられただろうか。
続けて、ほら、と促されるままにもう一文も声に出して]



 豊かな感情と、
        素直さも、魅力的、です…


[自分でこんなことを言うという羞恥心と、
カラントとこんなに密着していることへの動悸の早さに涙目になってしまって。

言えたご褒美とばかり向けられた問いかけに、
言葉を返す余裕もなく、それでも一緒にいたいという気持ちを頷きで示した*]

(383) nadia 2024/06/07(Fri) 23:13:22

渡航者 カラント

 そうだぞ。

[いってみろ>>383と自分でしておいて、自分でいったら、それをさも当たり前のように肯定を返す]

 そうだな、よく理解してるな。

[その口ぶりは自分で言わせているなんてことのない態度で肩に手を回していた手はそっと美しい菫色の髪を撫でて]

 今日は泊まっていけ。

[今までの絆された。魔が差した。とかでの言葉ではない。
自惚れでも構わないし、まだよくわからっていなくても構わない。そもそも泊っていくということに元々拒否をする気はないし、自分を肯定できることを一つでも増えていってもらえるなら、拠り所とすることだってなくなるだろう]

 ……明日から忙しいわけだしな。

[短い期間で二度目の転居をするのは大変だろう。
頷くサンシアへと、今日は少しだけ我慢をやめて、自分からもそっと唇を交わした*]

(384) S.K 2024/06/07(Fri) 23:32:42

有象無象 シャム

― 某老人ホーム ―


[彼の話を興味深く聞く。
思えば、アンドロイドとこうも長く話をしたのは人生で初めてといえるかもしれない。

しかしまあ人間臭い。
どういう暮らしをしてきたらこんな風に行動する様になるのだろうか。
雇ってくださいと土下座した、給料がいいのでクビになるまで働く予定、であれば壊れるまでずっとここで働くのも辞さないということか。

話は続き、地球に居る間の話を彼が少しだけ漏らす>>225
なるほど、主人が亡くなって、寄る辺なくこの星に来たということか。

と、少しだけしんみりした気持ちは、次のビーチに行きたいという発言で笑いに代わる。]

(385) wallander 2024/06/07(Fri) 23:39:37

有象無象 シャム

 
はは、よくわからんが、塩水大丈夫なのか?
いや、俺の認識が古すぎるのかもな
そうだな、壊れるまでここで働くのも悪くないと思うぞ
でも、ビーチに行くのもきっといいだろう

あんたには、老い先短いとかそういう感覚もないんだろうな
だから焦って何かをする必要もない…
…いや、地球ではそうでもなかったのかな
人間と一緒に生きていくのも大変だろう
皆あんたを置いていくのだろうから
けれど、人間の俺としては、あんたのようなアンドロイドに、これからも人間と共に生きてほしいと思うよ
我儘で悪いな

もしかしたら、また会うこともあるかもしれないな
その時はよろしく頼むよ


[と、言って軽く手を上げるとその場を離れただろう。]*

(386) wallander 2024/06/07(Fri) 23:41:08

有象無象 シャム

― 宇宙港ターミナル ―

[ホワイト・マーブルで数十日を過ごした後、自分は再びターミナルへと大きなキャリーバックを持って訪れた。
ここに着いた瞬間ターミナルで予約した地球への連絡船が本日出発するのだ。]


おいおい、俺は手付金丸ごと失ったんだぞ


[端末に、地球からの仲間のメッセージがやっと届き、思わず突っ込みを入れる。
まさか煽りに乗るとは思わなかった、老人ホームに入居なんぞ絶対耐えられないとわかっていた、本人はわからんものなの?
など、更なる煽りが加えられたメッセージにもう苦笑しかない。
けれども、俺も息子も帰ってくるのを楽しみにしてる、という一言に、素直に笑った。]

(387) wallander 2024/06/07(Fri) 23:44:05

有象無象 シャム

 
本当に、地球に着いたらやりたいことが一杯あるな


[失踪した主人を探す旅にでる。
「冒険」シリーズの作者の次なる作品を読む。
アンドロイドの友人の一つや二つも作ってみたい。
全部できる。
まだ自分には全部やることができるのだ。]


これは、暫くはここに戻ることもないかもしれんなあ…


[特にどこを見ることもなく振り返る。
いつか本当に自分の全ての興味や気力が尽きたとき、最後にたどり着く星はここかもしれない。
少しばかり遠い星、だけれども、まるで地球のような、知り合った人たちが一生懸命生きている身近な星。
ずっと燻る惜しい気持ちを振り切るように、踵を返すと搭乗口の方へと歩みを進めた。]**

(388) wallander 2024/06/07(Fri) 23:45:32

小説家 サンシア

[よく理解してるな>>384、と
まるで私が自分から言い出したみたいに言う人に
何て言いかえしたら良いか言葉が出てこず、
うぅ…とかあぅ…とか声にならない声を上げながら
撫でられるままに身を任せて。
泊まっていけ、という声にも頷きを返すくらいの余裕しかなかったわけだが]


 …ぁ…

[明日から忙しい、という言葉に
そうか、と思い至って小さな声を上げる。
一緒に暮らすなら、また転居となるわけだし
生活用品は少ないとはいえ、蔵書やデータはかなりの数があるわけで
あれをまた纏めて、倉庫なりを近くに借りる必要もあったりすると思うと
手続き含めやることはかなり増えるわけで]

(389) nadia 2024/06/07(Fri) 23:45:50

小説家 サンシア



 カラ…

[何から手を付けようか、と問うよりも
カラントさんの顔が近付いたのに気づくのが早くて。

さっきの自分がしたことを、
今度はカラントさんからしてくれるのだと分かったら
また声が出せなくなった。

代わりに目を閉じて、
大きな背に手を回すことで応え、
明日からのことは明日に任せることにして

今は、好きな人と近づける幸福に身をゆだねた**]

(390) nadia 2024/06/07(Fri) 23:46:03

籠の鳥 ドルチェ



― ホワイト・マーブル ―


[知らない星、知らない人と知らないものに溢れた場所。

 地球でさえ知らないことだらけだったのだから
 ここではもっと知らないことだらけ。

 でもね、知らなくてもそんなに変だとは思われなかったの。
 他所から来た人だから。

 それに、知らないっていけないことではないって
 知らないなら探せばいい、知ればいいって。
 教えてくれた人のおかげで、
 私は今日も知らない、を知っているに変える日々を送る。

 暮らすために働いて、合間を縫って旅をする。]
 

(391) alice0327 2024/06/07(Fri) 23:46:09

籠の鳥 ドルチェ


[あの時一緒に選んだ服が目印よね。>>134
 私、あなたとどこかですれ違えるってずっと思ってるの。
 だから、知らないを探す旅路の途中、
 柔らかな色を纏うあなたがいないか見ているの。

 もしもどこかで会えたなら。

 似合ってるよ、って微笑んで。
 あの時よりずっと、好きがわかったよって。

         レットのおかげだって伝えたい。]
 

(392) alice0327 2024/06/07(Fri) 23:46:34

籠の鳥 ドルチェ


[あの日、レットと選んだ服の一つ、
 明るいオレンジのニットに
 真っ白なカーゴパンツを身に着けて
 海のよく見える街の一角に借りた
 小さな部屋の中、私は綴る。]


   あの時はありがとう。
   今度、食事に行かない?


[あの日に交換した連絡先に>>301
 今はもう、すっかり操作にも慣れた端末で送る誘い。
 
 慣れたつもりで送って、仮に届かなくたって大丈夫。
 
 私達、またどこかで巡り合えるから。]
 

(393) alice0327 2024/06/07(Fri) 23:48:19

籠の鳥 ドルチェ



   今ね、とっても幸せなの。
   空がこんなに広いんだと知ることが出来て。

           あなたは、どうかな。


[船旅で出会ったひとたちの未来を想って。
 あなたが幸せでありますようにと。

 船旅から今日まで想いつづけて、
 その想いが、私達を繋いでくれたら。

       幸せなことよね、とっても。]
 

(394) alice0327 2024/06/07(Fri) 23:48:33

渡り鳥 ドルチェ



[籠から逃げた鳥は宙を渡り、

         今日も自由に、飛んでいる。]**
 

(395) alice0327 2024/06/07(Fri) 23:48:54

小説家 サンシア

[地球を飛び立つ所から始まった一か月の宇宙の旅と、
ホワイト・マーブルに着いてからの日々の間に色んなことがあった。

その中でも、
これから先の人生を共にするだろう人も、
もう会えないかもしれない人も、
一度も会えず仕舞い、言葉を交わさずに終わった人も

皆一緒に、
同じ船の中で過ごしたあの時間は
私にとっても掛け替えのない体験であり、

自分だけの『自由』を得られた経験を基に
認められたのは、

ホワイト・マーブルに着いて
二度目の転居を終えて、しばらくした後]

(396) nadia 2024/06/07(Fri) 23:50:58

小説家 サンシア

『これから先も私は書き続けるだろう。

これまでも書いてきたように、

平凡な壮年の男性であったり、
AI搭載の機械であったり、
老いて光を失くした女性であったり
自分が選んだ道を進む少年であったり

色んな人生を進むものの物語を書くだろう』



『私にとって掛け替えのない出会いがあったように
 この本との出会いが、
 貴方にとってかけがえのない出会いとあれるように』

(397) nadia 2024/06/07(Fri) 23:51:48

小説家 サンシア

『たとえ過去に置き去られようと、
 何度だって頁を開けば

 変わらぬものがあると伝え続けるために
 何度だって、貴方の前に赴こう。


 どれだけ時が隔てようと、
 どれ程世界を跨ごうと、


   夜間飛行で追い越して───』


[あの船で出会った人、
言葉を交わさずとも同じ空間を過ごした人、
一度も出会うことなく、すれ違うことも無かった人。

その中の誰かの手に届いてくれたら良い。
そんな思いを認めた、初めてのエッセイが出版された**]

(398) nadia 2024/06/07(Fri) 23:53:15

ふたり旅 リーン

─いつか─

[>>393お食事のお誘いがあれば、もちろんうれしくなって飛び上がって、一度深呼吸してから、文面を確かめたりなんかして。そうして賛成の意とともにわたしは送ります]

わたしも、とっても幸せなの
わたしの居場所を見つけたから

[窓を開ければカトレアとジャスミンの良い香りがしました。

次に会いに行くときには、いつもよりすこしだけ、あなたの隣に相応しいような明るい色の服を着ていきましょう。まだ人の目を気にする性格は治ってないけれど、でも、それもきっと生まれ変わったわたしの一部だから。

わたしはあなたに渡すために花を一輪摘みました。「幸せ」という花言葉も持つジャスミンの花を。]

わたしの、一番大切な花なの。実はね…

[あなただから話す、わたしの秘密 **]

(399) aI 2024/06/07(Fri) 23:59:48



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