星狩りの国-暁の街-


21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して


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小説家 サンシア

[新しい病院は、私が住んでいる所から3駅程の近さだった。
連絡を貰ってそれ程待たせること無く訪問した病室には
全体的に細く、けれどきっと前よりはふっくらとしたのだろう女性が
ベッドの上、半身を起こして待っていてくれて>>323]


 いえ、私が手を貸せたのは
 アーネストさんが助けてって言ってくれたからです。

 それも、妹さんが助けを求めてくれなかったらできなかったことですから、
 こちらこそ、助けてと声をあげてくれて、アーネストさんに伝えてくれてありがとう。

 そして、初めまして。
 私はアーネストさんの友達の、サンシアです。
 お名前を、伺っても良いですか?


[こうして妹さんからも名乗ってもらった後は、
ビューさんへと変わった呼び方に
アーネストさんが居ない時にもお話出来るくらい距離が縮んでいった]

(335) nadia 2024/06/07(Fri) 02:19:32

小説家 サンシア

[お気に入りのパン屋さんで売っていたシフォンケーキが美味しかったから。

今日はそんな理由の手土産付で訪れた病室で
ビューさんといつも通りの他愛ない話をしていたのだが]


 え?
 アーネストさんも?

[おねーちゃん好きな人いるんだよ>>324のタレコミに、
思わず返した声は自分も、と取れるものだったが
それに気づくよりアーネストさんの想い人についてを話したい熱意の方が強かっただろう。
船で出会った人で、珈琲を淹れるのが上手い人、という言葉に
浮かぶのは一人の男性──
落ち着いていて包容力もありそうで、私の作品を大切に扱ってくれた人だ。
彼がアーネストさんの想い人で、想いを受け取ってくれるなら
きっとアーネストさんは、誰より大切に思われるだろう]

(336) nadia 2024/06/07(Fri) 02:19:50

小説家 サンシア

 …その人ならきっと、

 アーネストさんのこと
 誰よりも幸せにしてくれるよ。


 それだけじゃない。
 幸せにも、なってくれる。



 そうなったら、
 私たちも、幸せになれるね。

[自分がそうであるように、アーネストも恋をしているなら。
そしてその恋の相手があの人なら、きっと悪いようにはならないだろう。

言葉にした通り幸せを感じる笑顔でビューさんに同意しながら、いい加減恥ずかしさに甘えず自分もカラントとのことを話さないとな、と内心で呟いた**]

(337) nadia 2024/06/07(Fri) 02:27:47

小説家 サンシア、メモを貼った。

(A1) 2024/06/07(Fri) 02:32:17

【独】 小説家 サンシア

/*
Oh,もう2時半とな…
時間が経つのは早いなぁってなりつつ、頂いた分は返せた満足。

もう今日で村も閉まっちゃうから、日中も覗くくらいは出来たらいいなぁ・・・(すやぁ**

(-308) nadia 2024/06/07(Fri) 02:33:49

小説家 サンシア

[書けと言われたから書いた私の処女作は
曾祖父の著書の出版権を持つ会社から賞を貰った。

受賞の賞金は私の手元に来なかったものの、
三年間の作家契約は私のものとなって
結果、そのおかげで今いる私は守られた。

尊厳が踏みにじられそうになって、
無体を働かれる前になんとか逃げ出したけれど、
怖くてどうしたら良いか分からない私に
担当についてくれた人が、逃げて良いと言ってくれて。
作家としての立場を確立する為に書けるだけ書いて
自立する為の力を付けなさいと励まし、
支えると言ってくれた言葉通り
作家契約の更新と共に家出した私を引き受け、
共に暮らしながら自活できる術まで与えてくれたから]

(348) nadia 2024/06/07(Fri) 19:18:14

小説家 サンシア

[そのおかげで私の心は殺されずに済んだし、
家族の思惑を潰しまくった代わりに
血の繋がりだけの縁を切ることも出来て。

でも、それまでに間接的にも直接的にも向けられ続けたよこしまな悪意に、
大柄な身体や、大きな手は苦手になっていた。


勿論、非道を行うのは男性に限った話ではないし、
男性が全員そうではないことも知っている。
なので誰彼構わず避けることは流石にしなかったけれど、
新たに築いた人間関係は、以前より更に距離を保つようになった。

ろくに知らないのに、怖い、と押し付けるのは嫌だったから。
このまま誰にも近付かず、
物語を生み続けるだけで良いと思っていたのが
まさか、一人の人の隣にいたいと願って、
隣にいても良いと言ってもらえる日が来るなんて
地球にいた時には、思いも寄らなかった]

(349) nadia 2024/06/07(Fri) 19:18:32

小説家 サンシア

[そんな予想外から始まった新生活の拠点は
一人暮らしには大きな一軒家。

淡い橙色を基調とした煉瓦壁に、深みのある緑の屋根。
シンプルにクリーム色の壁紙で統一した部屋の中
一番目立つのは、オーディオルームと
壁にびっしりと本棚を並べた資料室だろう。
それ以外は必要最低限の家具家電と執筆用の机のみという
シンプルに書くことだけを想定した室内と、

連れてきてもらったカラントさんのおうちは、全然違った]



 ふわぁ…

 すごい、うちと全然違う…

 てゆか、あれ、あっちに置いてあるのってジオラマ?!
 カラントさん、あの、近くで見ても大丈夫なのってある?

(350) nadia 2024/06/07(Fri) 19:19:00

小説家 サンシア


[お互い荷解きやら何やらがあって、
家に連れてきてもらったのは早くても1週間は過ぎてから。
案内された自宅もだけれど、目を輝かせたのはやっぱりアトリエの方だった。
絵具や木、土などが混ざった独特な匂いは、意外と気にならなくて
カラントさんの隣と同じような、居心地の良さがあって。
わくわくとした様子を隠さない態度は、カラントにどんな表情を浮かべさせたか。
初めての訪問は、それでも長居せずに帰ったものの]


 …かえりたく、ないな。



[カラントの作る空間にずっといたい、と
彼自身の傍からも離れたくないという気持ちが、
訪れる回数を重ねるにつれ深くなって、
帰りたくないと我儘を言うことも、増えたのだった*]

(351) nadia 2024/06/07(Fri) 19:22:20

【独】 小説家 サンシア

/*
時間有限なので書けたとこだけ置いて一撃離脱の人です。
またのちほどー**

(-340) nadia 2024/06/07(Fri) 19:22:54

小説家 サンシア

[地球に居た頃には思いも寄らなかったことはもう一つ、
海辺の病院で初めましてとなったビューさんとの交流>>338

入院中で気持ちも滅入るだろうし
時間の自由が利く内はとなるべくビューさんとお話に伺って
何度目かの訪問時に彼女から切り出された話題>>339
私にとっても嬉しいことだったから]

 んー…
 お話しても良いんですけど
 私がここでどんな人か言っちゃうと、
 アーネストさんが惚気る分が減っちゃうんじゃないかしら。


[そう言って笑った後、
どうしても気になるようなら、
好きなものに真っすぐ向き合おうとする人だよとだけ話して
私たちも幸せになろうという彼女の言葉に頷いた
その数日後には恋人が出来た!と勢い込んだ様子>>340に、
身体に障らないかと心配しつつも一緒に微笑み喜びあった]

(363) nadia 2024/06/07(Fri) 20:39:23

小説家 サンシア

[とはいえ、そんなこんなもあったものの
アーネスト自身から聞いた訳ではないから

アーネストさんの妹さんが入院されていて
お話してる間に友達になったの、とは伝えていたものの
アーネストさんの恋?話はカラントさんには話さなかった。
その代わりに話すのは、別のこと]


 あのね、カラントさん、

 その、私…カラントさんの彼女って
 アーネストさんに言っても良い?


[そもそも言いふらすものでもないと思うけど、
周りに言われたくない人もいるらしいとは知っているから
確認に問いかけたのだが、カラントからはまだ言ってなかったのか?くらいの反応が返っただろう]

(364) nadia 2024/06/07(Fri) 20:39:41

小説家 サンシア

[というわけで、
ビューさんのお見舞いに丁度居合わせたアーネストさんに
直接カラントさんとのことを話したら、
優しい笑顔で祝福してくれたから>>343]


 うん、ありがと。

 アーネストさんも、いつでも話してね。
 …というか、
 愚痴以外も話してくれたらもっと嬉しいんだけど?


[こんな風に返したら、
アーネストさんはどんな顔をしてくれたか。
きっとビューさんが言っていた通りの、
恋する乙女の顔を見せてくれただろう]

(365) nadia 2024/06/07(Fri) 20:40:38

小説家 サンシア

[それから、カラントさんも一緒にアーネストさんと会ったのは
アーネストさんからチケットを貰った映画の席で>>327だろうか。

それならば観た映画>>284>>285>>286の感想でひとしきり盛り上がった後になるだろうけれど、
「なんでこんなヤツが良かったンだい?」とアーネストさんから聞かれたことにぱち、と瞬いた後]


 最初はね、
 カラントさんの絵が好きだなって思ったからだけど
 今はね、手とか、声とか、考え方とか、
 カラントさんの全部が好き。

 いっぱいドキドキして
 どうしたらいいかわかんなくなることも多いけど、
 カラントさんが傍にいてくれるだけで、
 安心できるし、息もしやすいの。

 
[カラント自身にも伝えていることだから、
照れも衒いも無く答えたのだが、二人の反応はどうだったろう**]

(366) nadia 2024/06/07(Fri) 20:40:58

【独】 小説家 サンシア

/*
ふぅ、これで最低限村の中で出しておきたいところは出すの間に合ったかな…!


そしてツァリーヌパパさんがとっても良いパパさんしてらっしゃる…!
着ぐるみ目撃するまで手が回らなかったから出来なかったけど、見たかったですね…
あぁそういえばスイッセスさんのテレビ中継もビューさんとのお話の中で触れようと思ってて忘れていた…

(-347) nadia 2024/06/07(Fri) 20:44:30

【独】 小説家 サンシア

/*
引っぺがされてる!!

ていうかこの理解度の高さよ…

(-351) nadia 2024/06/07(Fri) 20:50:18

【独】 小説家 サンシア

/*
ていうかとっても大事にしてもらえて嬉しいな…
こういうとこが好きになったんだなサンシア…

(-352) nadia 2024/06/07(Fri) 20:52:19

【独】 小説家 サンシア

/*
カラントさんかっこいい!!!

ってなりつつひそっとついったさんフォローさせていただきましたかっこいい・・・

(-360) nadia 2024/06/07(Fri) 21:04:25

小説家 サンシア

[カラントさんの新居は私のそれとは対照的で
空間そのものがカラントさんの個性と受け取れるものだった。

ジオラマを見せてもらったり、
スクリーンで映像を重ねて季節の変化を再現してもらったり>>367
あっという間に過ぎた時間を名残惜しく思いながら後にしたのだが]


 ……帰らなきゃダメ?


[二人で過ごす時間を重ねるにつれ、
離れたくない、帰りたくないという気持ちが大きくなって
もう少し、後少し、と帰宅の時間を伸ばすことが多くなった。
それはカラントの予想通り>>368の意味ではあったのだけど
でも、何の覚悟も無いまま男の人の、
好きな人の家に入り込んでいるわけではないし]

(370) nadia 2024/06/07(Fri) 21:25:46

小説家 サンシア



 …だって。


[当たり前だと思っているわけじゃない。
仕事の迷惑になる時なら、遠慮する。

でも、好きな人と一緒にいたくて、
近くにいたくて。
もっと近付きたいと思うのに、
どうしたらいいかわからなくて]


 ……離れたく、ない。


[被っていた毛布も取られてしまって心許ない手を、
カラントの頬に触れさせた後、シャツの胸元を握った*]

(371) nadia 2024/06/07(Fri) 21:27:36

【独】 小説家 サンシア

/*
怒られた上に毛布とられてしょんぼりしてるの想像するとワンコみたいやな…ってなりつつ

もう9時半か早いですね…!

自分以外のロール読み込めてないから読みたい気持ちも山盛りだけどキャパが足りない…
リーンさんがコラーダさんの幸せ祈ってるのとても尊いとか、ツァリーヌさんがめちゃいいパパさんしてるとか色々触れたいところはあるのに手が届かない・・・!

(-365) nadia 2024/06/07(Fri) 21:30:43



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