21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して
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― 某老人ホーム ―
[彼の話を興味深く聞く。
思えば、アンドロイドとこうも長く話をしたのは人生で初めてといえるかもしれない。
しかしまあ人間臭い。
どういう暮らしをしてきたらこんな風に行動する様になるのだろうか。
雇ってくださいと土下座した、給料がいいのでクビになるまで働く予定、であれば壊れるまでずっとここで働くのも辞さないということか。
話は続き、地球に居る間の話を彼が少しだけ漏らす>>225
なるほど、主人が亡くなって、寄る辺なくこの星に来たということか。
と、少しだけしんみりした気持ちは、次のビーチに行きたいという発言で笑いに代わる。]
(385) wallander 2024/06/07(Fri) 23:39:37
はは、よくわからんが、塩水大丈夫なのか?
いや、俺の認識が古すぎるのかもな
そうだな、壊れるまでここで働くのも悪くないと思うぞ
でも、ビーチに行くのもきっといいだろう
あんたには、老い先短いとかそういう感覚もないんだろうな
だから焦って何かをする必要もない…
…いや、地球ではそうでもなかったのかな
人間と一緒に生きていくのも大変だろう
皆あんたを置いていくのだろうから
けれど、人間の俺としては、あんたのようなアンドロイドに、これからも人間と共に生きてほしいと思うよ
我儘で悪いな
もしかしたら、また会うこともあるかもしれないな
その時はよろしく頼むよ
[と、言って軽く手を上げるとその場を離れただろう。]*
(386) wallander 2024/06/07(Fri) 23:41:08
/*
こうっ……、上手く形にできないけど、こうっ……。
>>-254
この愛の囁きに。
シグルド
私の愛しい英雄。
とか返したかったとここに供養。
「解説:シグルドとは北欧神話に伝わる英雄。戦乙女ブリュンヒルデと結ばれる(その後ごたごたあるけど要は戦乙女と結ばれてラブラブな英雄と認識すればOK)」
でも、北欧神話しらない人が見たら「誰よその男ッ!」ってなるからやめました……。
(-394) sakura-mochi 2024/06/07(Fri) 23:43:42
― 宇宙港ターミナル ―
[ホワイト・マーブルで数十日を過ごした後、自分は再びターミナルへと大きなキャリーバックを持って訪れた。
ここに着いた瞬間ターミナルで予約した地球への連絡船が本日出発するのだ。]
おいおい、俺は手付金丸ごと失ったんだぞ
[端末に、地球からの仲間のメッセージがやっと届き、思わず突っ込みを入れる。
まさか煽りに乗るとは思わなかった、老人ホームに入居なんぞ絶対耐えられないとわかっていた、本人はわからんものなの?
など、更なる煽りが加えられたメッセージにもう苦笑しかない。
けれども、俺も息子も帰ってくるのを楽しみにしてる、という一言に、素直に笑った。]
(387) wallander 2024/06/07(Fri) 23:44:05
本当に、地球に着いたらやりたいことが一杯あるな
[失踪した主人を探す旅にでる。
「冒険」シリーズの作者の次なる作品を読む。
アンドロイドの友人の一つや二つも作ってみたい。
全部できる。
まだ自分には全部やることができるのだ。]
これは、暫くはここに戻ることもないかもしれんなあ…
[特にどこを見ることもなく振り返る。
いつか本当に自分の全ての興味や気力が尽きたとき、最後にたどり着く星はここかもしれない。
少しばかり遠い星、だけれども、まるで地球のような、知り合った人たちが一生懸命生きている身近な星。
ずっと燻る惜しい気持ちを振り切るように、踵を返すと搭乗口の方へと歩みを進めた。]**
(388) wallander 2024/06/07(Fri) 23:45:32
[よく理解してるな>>384、と
まるで私が自分から言い出したみたいに言う人に
何て言いかえしたら良いか言葉が出てこず、
うぅ…とかあぅ…とか声にならない声を上げながら
撫でられるままに身を任せて。
泊まっていけ、という声にも頷きを返すくらいの余裕しかなかったわけだが]
…ぁ…
[明日から忙しい、という言葉に
そうか、と思い至って小さな声を上げる。
一緒に暮らすなら、また転居となるわけだし
生活用品は少ないとはいえ、蔵書やデータはかなりの数があるわけで
あれをまた纏めて、倉庫なりを近くに借りる必要もあったりすると思うと
手続き含めやることはかなり増えるわけで]
(389) nadia 2024/06/07(Fri) 23:45:50
カラ…
[何から手を付けようか、と問うよりも
カラントさんの顔が近付いたのに気づくのが早くて。
さっきの自分がしたことを、
今度はカラントさんからしてくれるのだと分かったら
また声が出せなくなった。
代わりに目を閉じて、
大きな背に手を回すことで応え、
明日からのことは明日に任せることにして
今は、好きな人と近づける幸福に身をゆだねた**]
(390) nadia 2024/06/07(Fri) 23:46:03
― ホワイト・マーブル ―
[知らない星、知らない人と知らないものに溢れた場所。
地球でさえ知らないことだらけだったのだから
ここではもっと知らないことだらけ。
でもね、知らなくてもそんなに変だとは思われなかったの。
他所から来た人だから。
それに、知らないっていけないことではないって
知らないなら探せばいい、知ればいいって。
教えてくれた人のおかげで、
私は今日も知らない、を知っているに変える日々を送る。
暮らすために働いて、合間を縫って旅をする。]
(391) alice0327 2024/06/07(Fri) 23:46:09
/*
>>388 わ〜また帰ってきてください(ハンカチをふります
(-395) aI 2024/06/07(Fri) 23:46:18
[あの時一緒に選んだ服が目印よね。>>134
私、あなたとどこかですれ違えるってずっと思ってるの。
だから、知らないを探す旅路の途中、
柔らかな色を纏うあなたがいないか見ているの。
もしもどこかで会えたなら。
似合ってるよ、って微笑んで。
あの時よりずっと、好きがわかったよって。
レットのおかげだって伝えたい。]
(392) alice0327 2024/06/07(Fri) 23:46:34
[あの日、レットと選んだ服の一つ、
明るいオレンジのニットに
真っ白なカーゴパンツを身に着けて
海のよく見える街の一角に借りた
小さな部屋の中、私は綴る。]
あの時はありがとう。
今度、食事に行かない?
[あの日に交換した連絡先に>>301
今はもう、すっかり操作にも慣れた端末で送る誘い。
慣れたつもりで送って、仮に届かなくたって大丈夫。
私達、またどこかで巡り合えるから。]
(393) alice0327 2024/06/07(Fri) 23:48:19
今ね、とっても幸せなの。
空がこんなに広いんだと知ることが出来て。
あなたは、どうかな。
[船旅で出会ったひとたちの未来を想って。
あなたが幸せでありますようにと。
船旅から今日まで想いつづけて、
その想いが、私達を繋いでくれたら。
幸せなことよね、とっても。]
(394) alice0327 2024/06/07(Fri) 23:48:33
[籠から逃げた鳥は宙を渡り、
今日も自由に、飛んでいる。]**
(395) alice0327 2024/06/07(Fri) 23:48:54
/*
はさまってごめんなさい。わ〜〜そして最後にドルチェさんが泣かせにきます…。あとじゅ‥10分で!?おへ…おへんじ!??(難関)
本当にお疲れ様でした!またどこかで会えましたらよろしくおねがいいたします。
みずさんとねむさんは次の村でもお手柔らかに…
(-396) aI 2024/06/07(Fri) 23:50:08
/*
ホワイト・マーブルに着いたら肩書外そうと思ってたのに肩書外し忘れました()
ということでドルチェはこれで〆です。
レットさんとリーンさん、本当にお話ありがとうございました。コア薄で申し訳なく思いつつお話楽しかったです!
(-397) alice0327 2024/06/07(Fri) 23:50:22
[地球を飛び立つ所から始まった一か月の宇宙の旅と、
ホワイト・マーブルに着いてからの日々の間に色んなことがあった。
その中でも、
これから先の人生を共にするだろう人も、
もう会えないかもしれない人も、
一度も会えず仕舞い、言葉を交わさずに終わった人も
皆一緒に、
同じ船の中で過ごしたあの時間は
私にとっても掛け替えのない体験であり、
自分だけの『自由』を得られた経験を基に
認められたのは、
ホワイト・マーブルに着いて
二度目の転居を終えて、しばらくした後]
(396) nadia 2024/06/07(Fri) 23:50:58
/*
蔵書とか考えると倉庫のように使えそうなものとか近くにありそうだからそこ借りちゃうとかでもだろうとかその辺りは都合よく何かあるって思いつつ、サンシアも最後までありがとうな!さすがにもうここからロール書ける気はしないやつ。
(-398) S.K 2024/06/07(Fri) 23:51:16
『これから先も私は書き続けるだろう。
これまでも書いてきたように、
平凡な壮年の男性であったり、
AI搭載の機械であったり、
老いて光を失くした女性であったり
自分が選んだ道を進む少年であったり
色んな人生を進むものの物語を書くだろう』
『私にとって掛け替えのない出会いがあったように
この本との出会いが、
貴方にとってかけがえのない出会いとあれるように』
(397) nadia 2024/06/07(Fri) 23:51:48
『たとえ過去に置き去られようと、
何度だって頁を開けば
変わらぬものがあると伝え続けるために
何度だって、貴方の前に赴こう。
どれだけ時が隔てようと、
どれ程世界を跨ごうと、
夜間飛行で追い越して───』
[あの船で出会った人、
言葉を交わさずとも同じ空間を過ごした人、
一度も出会うことなく、すれ違うことも無かった人。
その中の誰かの手に届いてくれたら良い。
そんな思いを認めた、初めてのエッセイが出版された**]
(398) nadia 2024/06/07(Fri) 23:53:15
/*
小説家なので、経験をちゃんとお仕事に反映させました!
間に合ってよかったー!!!
(-399) nadia 2024/06/07(Fri) 23:53:56
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