10 【R18】Sweet Star XXX Night【RP】
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【念】 杓谷 薫
華蓮さん、わかっていってると思う。
気持ち良いのもそうだけど、この涙は嬉しくて流してるんだって。
だって大好きな人がこんなにも自分に想いを寄せてくれてるだなんて、私にとってはあり得ないような幸せだったから。
>>3:!26爆ぜた熱を嚥下していく様子に申し訳なさと喜びとが胸を占めていく。
苦しそうに飲み込む姿に、ああ、私のを飲み込んでくれたって嬉しくなってしまう。
握りしめられた手を握り返して、ふにゃ…時の抜けた笑みを浮かべてしまった。
本当に大好きで、本当に包容力のある女性。
この人に出会えて、結ばれてよかったと心から思う。
【念】 杓谷 薫
それからの私たちは、二人で星空を眺めていた。
もう少しエッチしたい気もしたけれど、胸が一杯で寄り添うだけでも満足できる気がしたから。
指を絡めて夜空を見上げる。
夏の大三角とか、オリオン座？とかくらいしか分からないけど。
今はそれ以外にも無数の星が輝いて見えた。
「…子供ができても、できなくても。
ずっと隣にいたいです。」
そんな決意表明じみた言葉を紡ぎながら、絡めた指先に力を込めて身を寄せる。
男でも女でもあって、女でも男でもない私だけど。
【念】 杓谷 薫
「…結婚、したいな。」
そんなことを夜空の下、ぽつりと呟く私は。
散々エッチなことをしておきながら、今更ながら照れくさそうに耳まで赤くなっていた。*
【念】 辺見 華蓮
二人してパジャマ姿で隣に座りながら、指を絡めて星を眺めている。
「私も夏の大三角とオリオン座くらいしか知らないんだよね。
あ、北極星の見つけ方はわかるよ。あっちが北。」
隣の薫さんに目を向けながら、星を指さして、それからまたただ黙って空を見上げる。いつもの夜の街では考えられないほど多くの星が見える。
「私も。子供とかはおいといて、薫さんとずっと一緒にいたい。
薫さんの事が、好き。大好きよ。
こんな気持ちになったことはないし、…これからもきっとない。」
握る手に力を込めて握り返す。
【念】 辺見 華蓮
「うん。結婚しよう。」
許されざる恋、結ばれない運命なんてものも世の中にはあるそうだけど、私達の場合は法は許してるからな。妨げになるようなものもない。
でも、たとえそうだったとしても、私は薫さんと一緒にいられる道を探した、と思う。
「帰ったら一緒に暮らす準備始めよっか。
私が薫さんのところに、かな？
あ、でも仕事は疎かにならないようにね。」
くすりと笑いながら見やった薫さんの顔は恥ずかしげで、いかにも恋する乙女という感じに見えた。
「薫さん…かわいい♡」
くすりと笑って覗き込み、頬にキスして、首筋に顔を埋める。
見上げた空に光るものがあって
「あ…流れ星かな？」
隣の薫さんに告げつつ、光った先を指さした*
【念】 杓谷 薫
「うん。結婚する。
結婚してください。華蓮さん。」
すんなりと落ちてきた言葉に、私も素直な言葉を返す。
言葉にするとそれはとても簡単で、でも出来るなんて思えてこなかったから。
頬が赤くて、じわりとまた涙が滲む。
空に煌めく星々が少しぼやける。
こくんと華蓮さんの言葉に頷きながら。
「うん、準備しよ。
私の部屋に来てくれるとありがたいけど
二人で新しい部屋を探すのも楽しい、かも。
病院も手配しなくちゃ。
入籍するならどっちの名前が良いですかね。
…楽しみ。」
【念】 杓谷 薫
頬へのキス。それを受けて、首筋に顔を埋める華蓮さんのこめかみにキスを返した。
きらりと空に流れる星。
束の間すぎてお願いことを三回、なんてできないけれど。
「…愛してます。」
もう何度めかのその言葉を口にして。
幸せな夜を過ごしていく。*
【念】 杓谷 薫
そして翌朝。
>>0それはアナウンスだったのか、そうした事前通達があったのか。
朝食をどうしようかと考えながら目を覚ます。
隣には愛しい温もりがあって、昨日のことを思い返してじんわりと胸が温かくなった。
「…がんばろ。仕事も、生き方も。」
いろんなことを諦めて生きてきたけれど。
これからはこの人だけは諦めたくない。
一緒に幸せに生きるために、もっと頑張らなくては。
そう考えると、色々真面目にならなくてはいけないけれど。
そう考えるのが楽しくて、ぎゅ、と抱きしめる。
目が覚めたなら、朝食は食べに行きますか、と問いかける予定。*
【念】 辺見 華蓮
「ありがとう。絶対二人で…二人かはまあ、まだわかんないけど…幸せになろうね。」
薫さんのプロポーズに、あっさりと言葉が出てきた。
涙を目の端ににじませる薫さんを見ていると、私もちょっと涙ぐんでしまう気がする。
薫さんの目じりに浮かぶものを拭きとって、新しい生活に思いを馳せた。
色々なアイデアが次々にわいてくる気がする。
「新しい部屋か。確かに二人なら収入も結構できそうだし、大きめの部屋でもいいかも。
でもあの近くよね。どこかあったかな…
入籍は…どっちでもいいのかな。でも、私はそれこそどっちでも…」
お返しに落ちるこめかみへのキス。
受けながら見上げる流れ星は瞬きより先に消えて、願い事をする間なんてないようなものだったけれど。
「私も、愛してる。」
何度目にもなる言葉を口にするのは、それが確かなものだって形に表したいから。
その後も二人でずっと…いつも以上に幸せな一晩を過ごした。*
【念】 辺見 華蓮
翌朝。目を覚ました頃には、薫さんは目を覚ましていて、抱きしめられていた。
「なあに、朝から… 情熱的ね。
おはよう。そう言えば朝どうしようかな。ここで食べるのもできたと思うけど…
せっかくだし食べに行く？朝は涼しそうだし、ついでに終わってから散歩なんかしたりして。」
薫さんの腕の中に納まりながら、そう問いかける。
なんとなく、前より抱きしめられる腕を頼もしく感じた気がして、ちょっと不思議げに顔を見上げた。
「チェックアウトまではきっとあっという間だねえ…
まあ、帰りは電車でぶらぶら、ゆっくりしながらってのもいいか。
……行く？」
素敵な場所だけど昼前にはお別れか、とちょっと残念そうな顔もしつつ、腕の中で見上げて問いかけた*
【念】 杓谷 薫
「ふふ、華蓮さんが隣にいる幸せを
噛み締めさせてもらってるんですよ♡
そうですね、食べに行きましょうか。」
折角ですし、と誘いに応じる。
起き上がって身だしなみを整えるとしよう。
その前に一度、触れ合わせるおはようのキスも忘れずに。
ベージュのノースリーブのトップスに、私にしては珍しく黒のロングフレアスカートを合わせる。
それにキャップを被って。
もちろんその前にお肌を整えて、ナチュラルと言えないまでの肌の色を整える程度のメイクを済ませてしまおう。
日焼け止めも塗っておかないと、あまりに日焼けし過ぎると痛くなる。
一先ずは歩く距離もないから上着は羽織らずそのまま外に出た。
今日はエッチなおもちゃを仕込んだりはしていない。
けれど指を絡め合わせて繋いで、離したりはしない。
【念】 辺見 華蓮
薫さんに合わせて私も起き上がる。
「うわ。薫さん、かわいい。
これ、私見るの初めて…な気がするけど。」
ベージュのノースリーブにフレアスカートはとても女の子らしくて、私も見惚れてしまう。
私の方は、今日はカーキ色のチノパンに白のブラウス。昨日ほどは特に変哲もないいつも通りの服装という感じ。ストローハットだけは昨日のままだけど。
ナチュラル程度にはメイクもきめて、日焼け止めは今日も二重に。
傍から見ても昨日よりはっきり仲の良さがわかるほどに手をつなぎ指を絡めてコテージを一緒に出た。
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