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アレッキーノ・コールマン。
私は貴方の在り方を肯定しない。
罪を裁くのは、いつだって正しき司法でなけれならない。
そうでなければ、この
悪を裁くのは、
この脱獄が成功した暁には「お義父さん」じゃなく「パパ」と呼んでくれないか?
今の呼び方でも嬉しいけど、
やっぱり「パパ」のほうが呼ばれて嬉しいから。
……ダメかな?
[小首を傾げ、ラビィを見つめる
心配性な父親の、小さなわがままだ。*]
[囁かれる言葉にくふふと楽し気に笑う!>>-190
キラキラちゃんアンチ、大いに結構!
くふふ! 我輩は貴女の事を好きになりましたよ!
この
とても健気でいじらしく善良でありながらも頑なで脆い。
不安定な台の上のガラス細工のように美しい貴女!
ああ、気骨あるアンチなど久しぶり。
我輩心が最ッ高に踊っております!
ええ、ええ。貴女は貴女のままでいいのです。
そうしていつかその正義でこの
我輩、その日をいつまでもいつまでも待っております。
貴女の肯定しない悪の星屑としてね!
[キラキラとした星屑のような笑顔を見せよう]
………やっぱり、
[聞こえないくらいの小さな声で呟けば、その後はあまりの気恥ずかしさに、
「
と、以降のパパからのわがままをシャットアウトし、暫く義父呼びが続くのだった。**]
譬えこれからお互いに、違う場所に行くとしても。
あたしはあなたの友達よ、ルミ。
[ただのハリコとして、この地獄で“友”として力になり合い、共に生きたかったからでもあったのだと。*]
…そ。じゃあついてきてもらうぜ?
暴いてみろよ。この世のすべての悪そのものを
[男は笑って、女の頭をワシワシっとなでた。
狂犬、猟犬、剛堅なお目付け役がどれだけの活躍をしてくれるか、みものだ]
女性の頭を乱すなんて、紳士ではありませんね。
[それでも、私はこの人に着いていく。]
…………!! ねえ、今のもう一回言って!
いいだろ? いいだろー?
[パパはラビィの小さな呟きを全力でキャッチした!>>-286
愛娘の事となると普段の倍以上の力を得るパパである。
キラキラとした笑みでおねだりするも、つれない態度!
うーん、そんな娘も最高に可愛いっ!!
キャッキャと無邪気にはしゃぎつつ。
しばらくの間は愛娘とパパ呼びおねだりの攻防を繰り広げただろう。*]
……それに。
[ハリコは陰りかけた微笑を保とうと――せず、素直に、憂いを顔に露わにして]
あたしの服を待ち望んでくれるあなたに……
きっと、眠れない夜も過ごしているあなたに、
あたしの分の業まで、背負わせたくない。
[今までピエロの化粧に隠れていた目の下の隈を間近にして、そんな呟きを零していたのだ。*]
[憂いある顔に、呟きに>>-405。
はっと驚いたように目を見開き、
そうして戸惑うように目を伏せ微笑もう]
……ふふっ。
そんな理由で復讐代行を断られるのは初めてです。
レディ・ハリコ。 陽だまりのような慈愛の人。
貴女は我輩の心にさした陽だまりです。
嗚呼、なんて温かい……。
[つう、と涙が一筋。アレッキーノの頬を伝った。
復讐に生きてきた道化の素顔と涙。
貴重なそれを見ることが出来るのは、今この場ではハリコのみだ。*]
……ううん、泣いたっていいわ。
今のあなたなら、メイク崩れの心配だってないし。
[憂いの顔は、眉を下げる形ながらも、“陽だまり”のような穏やかな笑みに変わる。
ひとしずくの涙が落ちきるまでは――ひとしずくに限らずとも――身を屈めたまま、復讐の道を歩む道化のその貴重な表情を見守ろう。]
……影あるところには、必ず光があるものよ。
ええ。あたしは、あなたの光でいるわ。
[先程の助力>>251とは逆の言い回しで、ハリコなりの「助け」を一つ添えて。**]
うん、……うん!
大事なお友達
[貴女は日の光の下を歩く人、暖かな日だまりが似合う人。
けれども、わたしはきっと違う。
怒りのままに他者を殺めた時に、何となくそれを理解したの。
それでも、お友達で居ましょう。>>-296
ずっとそうで居させてね、大好きなハリコ。]
[泣いてもいいと言われ、>>-432
陽だまりのような笑顔を向けられて、
光になると言われて、
ぽたり、ぽたり。
アレッキーノの目から一つ、また一つ。
涙が雪解け水のように流れ落ちては甲板に落ちていった。
思えばこうして涙を流したのはいつぶりだろう。
ああ、とてもとても温かい――……]
あり、がとうございます……、レディ・ハリコ……。
我輩の光。この温もりを我輩、いつまでも覚えております。
[やがて涙を拭い落ち着いたなら。
胸に手をあて、受け取った光を慈しむように穏やかな表情で目を閉じた。*]
──ねえ、お義父さん。
私、フィアと約束したのよ。
たくさん、たくさん、色んな所に連れていくって。
フィアは、居なくなってしまったけど。
私が代わりにお義父さんに伝えてあげるのよ。
フィアの言葉を、フィアの心を。
お義父さんが愛した人は、
"ラヴィ"だけじゃなくて"フィア"もなのよ。
だから、これからいっぱい覚悟するのよ。
一人分じゃなくて、二人分の幸せを……パパにあげるんだから。
ちゃんと、パパも幸せになるのよ。
[向日葵の様にぱっと明るい笑顔と共に、父へ言葉を紡いだ。
ここから、新たに始まる、門出の言葉。*]
[向日葵のように明るい笑顔。>>-476
ああ、なんて愛おしいんだろうと微笑みを見せ]
ああ、ああ、パパは二人の娘に愛されてるんだな。
……愛してるよ、ラビィ、フィア。
私に向日葵のような笑顔をくれる愛しい娘。
ふふっ、もちろん覚悟しているよ。
私に数えきれないほどの幸せをくれる娘たち。
パパは今、本当に幸せだ……。
って、今パパって言った!?
もう一回! もう一回言ってくれ!
[キラキラと目を輝かせながらパパ呼びをせがむ。
新しい門出に笑い合う親子が二人、幸せそうに寄り添っていた。*]
[幸せそうに微笑みながら、
アレッキーノはラビィをフィアごと抱き締めて]
愛してるよ、ラビィ。そしてフィア。
私を救ってくれてありがとう。
二人とも私の大切な娘だよ。
[そう言って、慈しむように頭をなでてあげるのだ。
――嗚呼、この幸せを今度こそ離しはしない。
そう心に決め、
アレッキーノは甘く優しく、ラビィを自らの腕の中に閉じ込めた。**]
[それでも――。
ハリコは躊躇を振りほどいて、自ずから、ルミの血まみれの身体を抱きしめた。
本当に、ほんとうに、これから同じ道を歩むことが叶わずとも。
――これから恐るべき事件>>311をニュース越しに知ることになろうとも。
“大事なお友達”>>-466のルミにも自分にも、嘘は吐きたくないのだから。]
[周囲の目が青い空に飛び立つ鳩に集まる一瞬。
ピエロは侯爵――……レイルに近付き]
もう一つの贈り物です、レイル様。
どうぞお受け取りください。
貴方たちがこれからも末永く幸せでありますように……。
[そっと差し出す花束。
その中にはお揃いの青空のように青い万年筆が添えられていた。
自由への対価にもらった万年筆。
その代わりになるかは分からないが、アレッキーノなりの謝罪の心だ]
[貴方は以前と変わらず私を覚えていた。
本当の祝いの言葉に、私は微笑む。]
最高の贈り物をありがとうございます。
大切に……"ふたり"で使っていきます。
[自由への対価に差し出した万年筆が、
こうした形で返ってくる。
私の選択は、間違っていなかった。]
貴方方の幸せも、祈っております。
[愛娘のようなレディを一瞬見遣り、
互いのこれからの幸せを祝していく。]
[そして、そんな遊園地の終わり間際に、ある面影を感じていた。
それは、『遊園地に行ってみたい』と願った私の大切な人の面影。
あの子の声が聞こえた気がして、振り返ると。]
『ほら、ラビィ。後ろ後ろ』</gray>
──? フィア……って、のよ〜!?
[そこには幸せそうに微笑みを浮かべながら、私を、"私達"を抱き上げるパパの姿。
最早"当たり前"になった慈しむその優しい手も、こちらを愛しく思ってくれるその言葉も。
"私達"の全てを愛してくれるその存在に、"私達"ははにかむ。]
<font color=gray>『……こちらこそ』
救ってくれてありがとうなのよ。
<ruby>パパ、大好き(『お父さん、愛してます』)!</ruby>
[甘く抱きしめられれば、抱き返して。
この幸せをまた噛み締めた。**]
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