星狩りの国-暁の街-


39 おひとりさまCafe7


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学生 ユキナ

[友達が好きだと言っていた男性アイドルグループ。
おススメ!聞いて!と押し付けられた音楽データ。

試しに聞いて、良い曲だなと思って他の曲も聞いて。
そのうち、メンバーのうちの一人の声がすごく好みだと気づいて。

その人の歌が聞きたくて、生まれて初めてコンサートに行ってみたりして。

でもクール系キャラを気取っていたから、せいぜい学校では「あのグループの中ではあの人が好き」というくらいで、熱心に語ったりはしなかった。

部屋の中をグッズであふれさせるような真似もしていなかったから、私がとあるアイドルにかなり夢中になっていたことは、周りはあんまり知らないと思う。]

(81) mikanseijin 2025/04/21(Mon) 21:31:31

学生 ユキナ

[そんな、私が大好きだった男性アイドルは。

数か月前に週刊誌に写真を撮られて熱愛発覚。
そして、先日電撃結婚してしまったのだ。

恋ではなく、ファンだったと思うのだけれど。
別に本気で付き合いたいとか付き合えるとも思っていなかったんだけど。

今までファンの皆に向けられていた愛は、これからはただ一人に向けられてしまうのだ……と考えるとどうしようもなくショックで。でも、私がその人を好きだったことはおおやけにはしていなかったから、私のショックは周囲にうまく打ち明けられなくて。

食事の量も減り、部屋に閉じこもりがちになってしまった私を、多分両親は心配していたことだろう。

一人で悲しさを抱えて、抱え続けて、重さに耐えられなくなって……気が付けば、私は全て忘れて草原に転がっていたというわけだ。>>0:75

(82) mikanseijin 2025/04/21(Mon) 21:32:04

学生 ユキナ

[目を開けた。

店を出た、と認識した後、視界が真っ白になって。
思わず目をつぶって、その後。

私はいつもの帰り道に立っていたのだ。]


……ゆめ?


[けれど、お腹はいっぱいで、そして胸の痛みも和らいでいる心地がする。きっとおいしいご飯を久しぶりにお腹いっぱい食べたせい。]

(83) mikanseijin 2025/04/21(Mon) 21:32:35

学生 ユキナ

……ふふ。


[思い出した傷はまだちょっと痛いけど、しばらく経ったら、そんな時もあったな、と笑えるだろうか。

お腹はいっぱいだけど、お母さんが夕飯を作ってくれているだろうから、少しだけでも食べようかな。

色々考えながら、私は帰り道を歩き出した。**]

(84) mikanseijin 2025/04/21(Mon) 21:33:16

メイド ラブ

[>>62採れたての木苺で作ったジュース。
酸っぱいかもしれないと言われたが、女にとってはいい塩梅だった。
キャロットケーキを食べて渇きを訴える喉を潤す。
それは女の心の傷をゆっくりと染み入るように癒していった。

>>57カウンター席の少年に始まり、>>73カウンター席の女性や>>78テーブル席の男性が席を立って、ドアを潜っていく。]

お気をつけて。

[その後ろ姿に、女は声を掛けた。
彼らの道行きによい事がある事を願って。
声を掛けられれば、応じるように微笑みを向けた。]

(85) 蒼生 2025/04/21(Mon) 21:36:42

メイド ラブ

[ケーキは段々と小さくなってゆき、いつの間にか最後の一口。
人参とアーモンドの味が女の口に残る。
その余韻をゆっくりと味わった後にジュースを飲んだ。


……かろん。
グラスをテーブルに置いた際に氷が小さな音を立てる。]

(86) 蒼生 2025/04/21(Mon) 21:37:15

メイド ラブ

[女は自分がケーキを食べながら“どうしたい”か、考えていた。
考えて、考えて──席を立つ。
>>71財布を置いていけばよかったのだろうか。]

私、帰ります。
本当に帰りたいところではないですけど。
この素敵なお店のお役に立てたらとも思いましたけど。

……それでも、帰りたいと思ったので。
美味しいものを食べたお蔭でしょうか。
頑張れる気がします。


[此処は不思議な店。
であれば、此処に来る事はもう二度とないかもしれない。
それも寂しいけれど。

──細い細い縁でもいいから、大切な人達と繋がっていたい。]

(87) 蒼生 2025/04/21(Mon) 21:38:45

メイド ラブ

ご馳走様でした。
出して頂いたお料理も、全部、とっても美味しくて。
……職場も斡旋できると言って下さって、とっても嬉しかったです。

どうぞ、お元気で。

[女は笑顔で一礼すると、手提げ鞄を下げてドアを潜る。
新しい職場へと向かう道を思い浮かべながら。

女はレグホーン色のワンピースの裾を翻して外へ出て行った。**]

(88) 蒼生 2025/04/21(Mon) 21:39:40

店員 テッド

[急がなくていいと言われたから、最後の紅茶はゆっくり淹れた。
 ブランデーは飲まないから、さてどれくらい入れたらいいのか。
 思いのまま入れたけれど、きっと濃すぎたり、薄すぎることはなかっただろう。

 ここは、そういうお店だからだ。]

おとなになったやくとく。

[ニコラさんの言葉を繰り返して、けれどその割にはすこし苦しそうなのを、ボクはそっと、見守っていた。]

(89) mmsk 2025/04/21(Mon) 21:44:52

客人 シュクル

な、泣いてない……は無理がある……か。

[ぐしぐしと荒く涙を拭いながら、小さな店員へと言葉を返す。>>63

泣いてもいいんだろうか。向こうにいる間は泣く時間なんてなかったから。
泣くことは、『ひつようなこと』なんだろうか。

……でも、泣いたらやっぱりちょっとスッキリしたから。

ぐちゃぐちゃの顔で小さな店員に笑いかけた。]

ありがとう、心配してくれて。

[そう告げて、ふと思う。そういえば、彼もまたこの不思議な店の店員なわけだから。見た目が少年なだけで中身は大人なのかもしれない。
なにせ、いっこ、前例が。]

あ、ありがとうございます。心配してくれて。

[今更の、敬語。
もしかしたら、小さな店員さんは気にしていないかもしれないけれど。]

(90) hotcake_nama 2025/04/21(Mon) 21:45:57

客人 シュクル

財布を。わかりました。

[カウンターに財布を置くと、ゆっくりとした動作で椅子から降りる。まだ少しだけこの店が名残惜しかった。
それでも、ボクは帰らないといけない。]

あのう、もしもまたボクが落ち込んだ時は、また呼んでくださいね。

[出口へと一歩二歩進んで、振り返って老婆に一言。
それから返事を聞かないでお店の出口へ。
返事は必要なかった。

きっとボクはまた傷ついていく。キミのことを乗り越えたとしても、また別のことで傷ついていく。
人の擬態が下手くそなボクに定められた、ある種宿命のようなものだろう。
でも、もしボクがなにか、また傷ついたとしても。そうしたらきっと、このやさしい喫茶店へ来ることができる。かもしれない。という、それだけで心の支えになると思ったから。

一番最後に来店した少女と、かつて少年だった青年も、メイド服の女性も、店の出口へと向かっている。
もし、もしここに来る面々が皆一様になにかに傷ついていたとするならば、彼らもその傷に決着をつけたのだろうか?
そうであればいいな、と思った。]

(91) hotcake_nama 2025/04/21(Mon) 21:47:08

客人 シュクル

[カウンター席で話した少女と__ドールさん、と、目があってもあわなくても、去り際に手を降って。]

またいつか、話しましょう。

[そう声をかけた。きっともう会うことはないだろうけれど、それでも、それでもまたいつかがあるのなら、なんて。これもきっとおまじない。

最後にふと思い出す。この店に案内してくれた黒い影のことを。
あのコは一体誰だったのだろうか。空腹のボクが生み出した幻覚だったのだろうか。

それとも、ボクの心の傷を心配してくれたキミが、案内してくれたんだろうか。

後者であってほしい、そう祈りながら店のドアを押した。

カラン、と『黎明街』のドアベルが鳴った。]**

(92) hotcake_nama 2025/04/21(Mon) 21:47:22

店長 バーバ

[
   かなしまないで

   わらっていて
             ]

(93) Ellie 2025/04/21(Mon) 21:51:40

店長 バーバ

[その願いの持ち主は、彼らを大切に想っていた人かもしれないし、
その魂をかつて愛した人かもしれないし、
これから先に出会い慈しみを向けてくれる人かもしれない。

彼らがどれだけ想われているかは所持金とは比例しないが
大切に想われたという事実は彼らのこの店への旅費と
食事代として変換される。

だからいくら食事しても足りないということはないし、
何日滞在しても所持金が尽きることはない。
財布の中身は元の場所に帰ると自然と消えるものだから、
「お会計」という儀礼を行わなくとも問題はない。]

(94) Ellie 2025/04/21(Mon) 21:51:58

店長 バーバ

[余談。
留まる選択をする多くの人はそれでも、何もしないことに
罪悪感を覚えて仕事を探すのだが。
そしてそういう人だからこそ、足りるだけの想いを
向けられてここまで来れるのだが。]

(95) Ellie 2025/04/21(Mon) 21:52:26

店長 バーバ



 テッドや。


[魔女は呼びかける。
この街で唯一、かなしみを癒す時間と場所を提供する
使命を持って自然に発生した概念は、長く存在する内に
さびしくてかなしくなってしまって、
でも自然発生した魔女はどれだけ長く存在しても
そのかなしみを忘れて過ごす旅費を得られないから

――「あげられる」存在になろうと思ったのだ。]

(96) Ellie 2025/04/21(Mon) 21:52:50

店長 バーバ


 次のお客さんが来たようだねえ。


[以来。魔女の傍には「愛しい」が形を成した
存在がいる。
かなしくない老婆は、これからもたくさんの客人に
料理を作ることができる。]

(97) Ellie 2025/04/21(Mon) 21:53:14

店長 バーバ



「いらっしゃいませ。
 冷えてはいませんか?
 まずはスープをいかが?」**

 

(98) Ellie 2025/04/21(Mon) 21:53:36

店員 テッド

[みんな、みんな、ひとりずつ、帰ってゆく。
 ほんのちょっぴりさみしい、けれどそういうお店だから、きっといいことなんだ。]

ありがとうございました。

[――だから、ボクはそうやって、小さく頭を下げるだけ。
 『またお越しください』は言わない。
 これから向こう、お客さんが少しでも、よく生きられますように**]

(99) mmsk 2025/04/21(Mon) 21:54:28

店員 テッド



いらっしゃいませ!

[おしまい、おしまいと思ったけれど。
 おしまいはまた新しい”はじまり”だった。

 次のお客さんは、さてどんな人だろう**]

(100) mmsk 2025/04/21(Mon) 21:56:07



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