【赤】 風の子 ルヴァ

　　本当、残念
　　司教さま



［　賽は既に投げられた。
　　 此方からも>>#0、向こうからも>>*84

　　 嬰児の肉を削いで砥がれた二対のナイフを構え、
　　 其の喉元……、…いえ、
　　 足元を狙いましょうか。

　　 　　　　身動きが取れなくなる様に。
　　 　　　　命を奪わずとも戦線から降ろせる様に。 * ］

　　　　　　 11^(20x1)
　

【赤】 愛溢るる王 シャマシュ

7年前の追憶・決別の日　─キロン─

[ それから、オレたちの口論は続いた。 ]

　　オレがいつ略奪のみ（・・）を行った？>>*89
　　常々行っているのは周辺探索だろう。>>0:426>>0:427

　　略奪後の遺恨？　全て殺せば関係ない。
　　確かにオレは敵の悲鳴を聞くのは好きだがな……、

　　貧困の差の対策、罰則の法整備。>>*90
　　その話を、オマエの口から提言された覚えがないな。

　　ずっと気にしていたのなら、なぜ言わない。
　　オマエがしたいのはこの国の改善ではなく、破壊だ。

　

【赤】 愛溢るる王 シャマシュ

　

　　オレがいつ『オレを愛さなかっただけの者』を
　　裏切り者と呼んで殺したか、
　　事例を挙げてみせろ。どこの誰だ、何人だ？>>*91

　　オレを愛さないだけでは敵ではない。>>0:673
　　オレに敵意を向け、反抗するから敵なんだ。


[ だが、これだけオレが理解されていないのなら、
　そして相手に敵意があると思えるのなら。

　もはや会話を交わす意味は無い。
　キロンは国家転覆を図るオレたちの敵。
　今すぐ殺さねば。
　そうして怒りと共にあるこの悲しみを癒そう。>>0:236 ]
　

【赤】 愛溢るる王 シャマシュ

　

　　謀反人キロン。
　　オマエを処刑する。


[ 去ろうとするキロンに、
　オレが向けたのは熱光線銃の銃口。>>0:582>>0:583
　滅すべき敵の命を確かに奪い去るために。 ]
　

【赤】 愛溢るる王 シャマシュ

　


[ ──だが、処刑は失敗した。>>0:237 ]**


　

【赤】 謀反人 キロン

　
[　石と同時に夜闇に紛れて放り投げられるもの。
　 その正体は、粉塵ではなく。
　 私と相棒の手が共に加わった、燃料の多い爆弾。
　
　 もう少し時間稼ぎができていれば。
　 …これほど大量に投げ込む事はなかった筈。
　
　 どうして「作戦」そのものが成功したのか。
　 それは寧ろ、私達にしかわからないのでしょうか。
　
　 >>285
　 昔馴染みだって、情があったとしても、
　 …場所すら王国愛に満ち足りていると、
　 ひと目で、わかるものなのに。>>134>>137　]
　
　

【赤】 謀反人 キロン

　
[　狙いは物資の消滅。
　 爆弾の数が少ないのであれば、
　 それだけ果たせれば問題ないでしょう。
　 　
　 "あわよくば。"
　 少将殿を始めとした重要人物に
　 打ちどころが悪ければ、なんて。
　
　 蒼のような、淡い淡い願いは。
　
　 【被害状況】に如何程叶えられたのでしょう。　]*

　9^(20x1)
　

【赤】 愛溢るる王 シャマシュ

【>>*73→>>289→>>290】

夕陽の中、少将の指揮の元。
反乱を試みた者たちは次々殺害されていった。

中には捕虜となった者もいるかもしれないし、
もしかしたら濡れ衣の者もいたかもしれない。

集落内の捜索も進み、反抗勢力の拠点候補地は
どんどん絞り込まれていく。

伝令は本来ダビー少将が意図したもののほか、>>*73
イクリールが添えた情報を合わせて、>>*98
夜早いうちには白耀城へと到着するだろう。**

【赤】 大佐 プラチナ

　― 城下町〜城 ―

［　俺は気配が読めると言っただろ？
　　息遣い、瞬きの音
　　心臓の鼓動が速くなる音すら

　　己の情報を俺に伝えているんだ>>*77　］

　

【赤】 大佐 プラチナ

　　上等……！
　　その向かってくる勇気を
　　俺が全部受け取ってやるさ

　　全部もらって返さないから
　　俺って欲張りだからさ

　

【赤】 大佐 プラチナ

［　走るだけなら正直なんとかなった。
　　一時出血がひどくてふらついたのも
　　もう少し話して時間を稼げれば
　　動けるようになる。　］


　　俺って本命いるんだよね
　　だからこんなにモテても
　　本命に求めてもらえない俺って
　　可哀想でしょ？


　　　　　　　だから慰めてよ
　　　　　　　君たちでさ

　　　　　　　　　　　　　10^(20x1)
　

【赤】 大佐 プラチナ

［　赤い華を咲かせよう。
　　出来れば鮮やかな方がいい。　］


　　俺を足止め？
　　違うよ、殺す気でおいでよ

　　君たちの殺意も過去も未来も
　　俺が全部奪うから

　

【赤】 大佐 プラチナ

［　地面を蹴って一人の懐へ。
　　その瞬間を目で追うことが出来たとしても
　　回転する力によりその体は刻まれる。

　　気付いた時には視界は正方形に割れ。
　　サイコロステーキの出来上がりだ。
　　美味しくなさそうだけどね。

　　銃なら顔を
　　剣なら首を狙う

　　確実に仕留められ痛みは一瞬だ。　］

［　それに、最期に見えるのが
　　自分の首のない体というのは

　　一生体験できるものじゃないよ。　］
　

【赤】 大佐 プラチナ

　― 精鋭部隊 ―

［　足止めを片付けるのも一瞬だった。
　　時間的にもそんなに経過していない。
　　それ故現れた精鋭部隊は
　　統率の良さを顕著に語っていた。
　　ただ、たまたま迅速に事が運んだだけ
　　かもしれないけれど。　］

　　へえ、君たち……少しは見直してあげる
　　寄せ集めなんて思ってちゃ失礼だったね

　　俺にどこまで本気出させるか
　　ほら、いいよ。俺が欲しいんでしょ？

［　ここで怪我なんてしたら
　　部下に示しがつかないよ。
　　上着を一枚脱いで、バサリと風に攫わせた。　］
　　　　　　　　　　　　　　　12^(20x1)
　

【赤】 大佐 プラチナ

　　っ！？

［　直前で軌道を変えた相手の長刀を
　　避けるようにして距離をあける。
　　同時に腰元から投げナイフを抜いて投合する。
　　首を狙ったそれは咄瑳の判断だろう。
　　回避されるがそれでいい。

　　次の一手で仕留める……！　］

　

【赤】 大佐 プラチナ

［　一気に足を踏み込むと同時に
　　上段からの振り下ろしを放った。

　　狙いは顔面――だがこれはフェイク。
　　斬ったフリして下がる瞬間に
　　しゃがみ込み体を回転させ下段への攻撃だ。
　
　　思っていた以上の使い手で
　　大きく息を吐くいた。
　　
　　俺はいつだって真剣だよ。
　　真剣に命と向き合ってる。
　　正面を敵に塞がれその先には城。

　　はやる気持ちを抑えて剣を振るう。
　　一人を仕留めたけれど
　　体勢が悪かった。
　　飛んできたナイフが右肩に当たる。　］
　

【赤】 大佐 プラチナ

　　くっ……
　　俺に一撃入れるなんてね
　　ご褒美あげるよ


［　右肩を庇う事なく相手の急所を突き刺した。　］


　　まあ、こんなもんだよね

［　右肩のナイフを抜き取り、
　　血だけは止める手当を。　］

　

【赤】 愛溢るる王 シャマシュ

夕暮れの殲滅作戦進行中、
まだ夜になる前のこと。>>*108

イクリールの報告>>*95>>*96>>*97を受け、
ダビー少将は『ラッツ＆スター』跡地の再調査を決定した。

初回の調査では爆発で吹き飛んだことしか確認していないが>>*50、新たな調査で何か得られる情報、あるいは危険はあるだろうか。

なお調査へは数人の兵が派遣され、少将は臨時医院に留まった^{(少将自らが兵を率いて赴いたor数人の兵が派遣され、少将は臨時医院に留まった)}。【5^(20x1)】

【赤】 孤児 ディディエ

─ 現在 大通り─

[ イクリールの周りに居た兵士達からは
無事に逃げ切る事が出来た

…とはいえ、数少ない爆弾を一つ
無駄にしてきてしまった

あれは本来然るべき場所へ設置する事で
最大の威力を発揮するべきもの。

主要の重要度、建物の強度や密集具合
逃げ道の有無など、様々な条件を元に
設置するべき場所を地図上に示している ]

【赤】 孤児 ディディエ

　　さて、一つだけしか無いから…


[ とあるポイントに目星をつけ
爆弾を設置し上にボロを乗せて隠した

上に誰かが乗ると爆発する仕組み。
そこは狭い路地裏であり爆風の逃げ道が
一方向しかないので、近くに居たものは
無事では済まないだろう

加えて爆風により上から割れた
硝子が降り注ぐというオマケ付き

心得のある者が見れば
解除されてしまったかもしれないが
果たして──？ * ]

14^(20x1)