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おまたせ しました !
そしてさすがに むりは しないで こんやは ここまでに します ……!
連れて帰れるなら連れて帰ってエンデを発つし、その場に留まるなら留まるし……という感じで、マーチェンドは基本的にコルデリアの意思に沿う形で動きますので、
いない間の動かしはほんとうに自由におこなってくださってかまいません……!**
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おはようございます!!!!!!!
旦那とコルデリアはお返しありがとう!!
現在進行形のコルデリア優先しつつ これから拾えるところ拾いつつ+αのRTAいきます
息も絶え絶えな声での咳交じりの返答>>322からも、目の前にいるこの人がコルデリアであることは間違いない――ああ、別の誰かの幽霊なんかじゃあない!
やつれやせ細ったその人を持ち上げるのは俺の腕でも(冒険者ばりの屈強さはないんでな……)容易かった。衰弱した身なりにコルデリアに抵抗されることも考えていたが、実際にはそれもなく。咳き込みながらでも、ちゃんと背に捕まろうとするような力は感じ取れたさ。
そのまま、俺は一目散に退路を辿って駆け抜ける。
背後からはクロウのホバー音。それよりも近くで耳に届く、風吹くような喘鳴。
それらよりも幾らか遠く――けれども周囲一帯に、木々の枝葉や根の動きと思しきささやく音が、迫る。
コルデリアを背負った今の俺は両手塞がりで、腰に佩いた刀すら抜くことができない。だから木々の静かな侵食を切り払い撃ち払う力は、クロウにしかない。
――頼むぞ、クロウ。
頼むぞ、イオニス、ヘロン、……或いは、エナガも、
お前さんたちの技術の成果!
クロウの眼は、ちゃんと全方位の植生の動作を捉えている筈だ。
小型レーザー、機関銃、ブレード。
それらを振るう護衛の成果を、前だけを見る俺の目で捉えることはできない。エンデを無事に発った時に、その“自我”で盛大に自慢してくれりゃあいい!
こうして走り抜けている間に、コルデリアがぽつりと微かに零した問い>>323が耳に届く。
足は止めない。止められない。振り返りもできない。
ああ、手紙を書く時のように、悠長に冷静に考え抜いて語ることなんて、できやしないが――!
必死に走り続けて荒くなった呼吸のまま、俺は、答えた。
「いっぱい、いるから、だよッ、
アンタを、心配、してるヤツ、がッ!」
……「いっぱい」というのは誇張だったかもしれない。現にバラ・トルーパーズの役人が「わざわざ残っている」なんて宣いやがった例がある。
それでも、少なくとも、俺以外にこの人を案じている
蓬儡の旦那は、人の身にしてみれば遥かなる山のような御方で、人間への思いも確かにただの同情か憐憫なのかもしれない。それでも、確かにコルデリアを心配していた。
旦那が彼女のことをあれこれと聞けていないのは、
ああ、だからこその、あの追伸の一文だったのかもな。山の長よりもずっと自由で、かつ同じ短命の人間である俺に、「手を伸ばす」のを託したってやつだ。
それに言うまでもなく、エンデから逃れてきた多くの人々の存在がある。
あの“終焉”が起こる前にコルデリアの周辺にどんな人々がいたかは俺には定かには解らない――昔のエンデについての話に対してこの人が綴った想いの箇所も>>3:-21、読めなかったんだが。
それでも普通、滅びゆく故郷を追われた民にとって、同郷の民の存在は大きいもんだろ。
……俺だって、そうなんだ。故郷を捨てた身でありながら、そこに留まる友らを、ベアーたちを、想っている。
或いは、俺や旦那の元に手紙が来ていたくらいなんだ。
他にもコルデリアと手紙の遣り取りをしているひとが、いたんじゃないか。そのひとたちは、どうなんだ。
コルデリアの手紙から察するに、その中に彼女の友人――美術家のその人はいないんだろうがな。
……ガァドの「いろんなつながり」の中にコルデリアがいるかまでは、まあ、解らないんだが。
っていか結構な
……そう、深いことなんてこの時の俺には、何も考えられちゃいなかった。考えられないなりに、俺は、コルデリアへ背中越しに答えを続けたんだ。
「アンタを、助けたくても、助けられ、ない、
そういう、ヤツが、いるんだよ!」
走る。ひた走る。
少しずつ、日の光が木々と“獣道”の隙間から差し込み始める。
「知ってるんだぞ、俺は、……アンタ、が、
蓬儡の、旦那にも、手紙、送ってた、こと、
あのひと、も、アンタ、を、心配してたッ、」
ああ、コルデリアと、美術家の友との間に、実際のところ何があったのかは判りやしない。
友がこの小惑星を出る前のこと。友との別れ際のこと。別れてからのこと――相手の居所も知れないくらいに疎遠になっていること。
あの美術家とただのビジネス上の付き合いだった俺も、まだ、あの絵描きの心の深い部分まで零されちゃあいない、けれど。
それでも、このくらいは、言いたくもなったんだよ。
「アンタのご友人だって、そうだろうさ!
……実際のアンタらの事情は知らないがッ、
互いに言葉を繋げば、想いを、繋げば、
手を伸ばしてみりゃ、変わることもあるだろッ!」
――悪い、ガァド。これじゃお前さんの言の葉の受け売りだな。
それでもさ、少なくとも「友の居所も判らないくらいに疎遠にはなってるんだろう」ってことだけは察せられたから、俺はコルデリアにああ>>332言ったんだ。
「もし、旦那、や、友の、こと、が、
信じられないって、いう、なら、」
――光が、みえる。
木々の海の向こう側に、トーチバードの金と紅の翼がみえる!
「俺だけでも、信じろッ、コルデリア1
俺が、アンタに手を伸ばすから!」
――悪い、ガァド。これじゃお前さんの言の葉の受け売りだな。
それでもさ、少なくとも「友の居所も判らないくらいに疎遠にはなってるんだろう」ってことだけは察せられたから、俺はコルデリアにああ>>332言ったんだ。
「もし、旦那、や、友の、こと、が、
信じられないって、いう、なら、」
――光が、みえる。
木々の海の向こう側に、トーチバードの金と紅の翼がみえる!
「俺だけでも、信じろッ、コルデリア!
俺が、アンタに手を伸ばすから!」
俺はコルデリアを背負ったまま、トーチバードの胴体部分の搭乗口に滑り込んだ。背後を任せていたクロウも、ホバー音を建てながら機内に入り込み、搭乗口をロックする。
「クロウ、コルデリアを頼む!」
「マスター マーチェンド リョウカイ デス
コルデリア サマ ヲ オマモリ イタシマス」
決して広くはない機内の中、コルデリアを座席のひとつの上に静かに下ろしてから、俺は操縦席に就いた。離陸時に機体が揺れるから、その際にはクロウにアームで病身の彼女を支えて貰わないと。
こうしてエンデの空を発ってからは、事前に役所側から指定されたバラ・トルーパーズで検疫だけ済ませて――そのまますぐにゲッカへと直行する。コルデリアをバラの医療機関に診て貰うことも考えたが、シップの乗り降りが立て続けになることで身体に負担がことが考えられたため、このフライトを選んだ。
今頃ならおそらく、早ければ、俺からの手紙がもう蓬儡の旦那のもとに着いている頃だろう。だから心の準備くらいはできている筈だ。“この”可愛らしいトーチバードをすぐに俺のシップだと認識してくれるかはまた別だが。
あの小惑星の、カタコンベ有するあの半地下の建物に残されているもの――家屋の主が亡くなっていたならば持ち帰っていただろうもののことをふと思ったのは、この一連の決死行が落ち着いてからのことだった。*
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や やれるだけのことは やりまし た ……!!!
ど どうかしらコルデリアさん……とどきどきしつつ です が !
そして旦那はおつかれさまでした! 改めて、ご参加くださり、ありがとうございました!
またぜひぜひどこかでご一緒できたらうれしいです!
ところで此度のエンデの渡航に際しては、滞在期限が儲けられていた。
言い方を変えれば――“いつまでに帰れるか”の予定がはっきりと見えていたってことだ。
ここで俺は、届いた手紙への返信ではない手紙を――いや、厳密に言えば「出し損ねていた」返信を、ここで改めて綴ることにした。
『イオニス
あれから大分間が空いた気がするが、
この前の手紙への返信、ありがとな。
早速なんだが、次のX月のX日くらいには
トラッシュに一度立ち寄れる見込みになった。
この前の手紙を読む限りじゃ
そちらの物資状況は大丈夫だとは思うが、
ちょっくら多めに色々積んでくるから、
土産物ともども、期待してくれていいさ。』
『それと、この前の手紙のこと。
お前さんが救われたことも、
涙を流すくらいの嬉しさも、
感謝も、全部、受け取ったさ。
救われちまったのは、俺の方もだよ。
……俺こそ、ありがとな。
さて、俺はこれからちょっくらエンデに行ってくる。
死地を潜り抜けてくることにもなると思うが……
俺はクロウと共に、生きて帰ってくる。
この手紙を、遺言なんかにはしないさ。
だから、信じて待っていてくれ。
マーチェンド』
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実はイオニス宛てにこれだけどうしても送りたかったんです!
そしてコルデリアはああああありがとう……!
のこり拾えていない部分は潔く諦められるかいなかちょっとわからないです が
ぼくも簡単にですが ご挨拶!
皆様、この度はご参加、ありがとうございましrた!
ほんとうにたくさんの様々な世界と素敵な遣り取りと物語の変化とをみられて 村建て冥利につきます……!
皆様にも楽しんでもらえたならとても嬉しいです。村建て自信がめちゃくちゃ楽しんでいました!
またどこかで一緒に遊んでいただける際には、どうぞよろしくお願いいたします。
そして トルパは いいぞ!!!!!!!
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