9 【R-12】イレイサー・イレイザー【RP村】
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【独】 装甲輸送兵 アンジェ
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お疲れ様です。IDを間違えたかげです。こんにちは。
折角なのでなかなか使う機会に恵まれなさそうなチップを使いたいと思ってチップを選びました。
記憶が消える前と後で落差があると楽しいな、と思ったのですが、PLの技量が足りなくてなかなか上手くいかず。
皆さんのヒトモドキRPいいなーと思って読んでいました、一人一人に物語があって好きです。
装甲輸送兵 アンジェ
［自身と異なるモノに対する好奇心というものでしょうか。
私の頭部アームに対し、目の前のヒトモドキは興味を示したようでした。］
『どうぞ。』
［触りたいとの要望に応えるべく、私は頭部アームを手が届く位置まで下げ、静止します。
どうしてでしょう。不思議な感覚を覚えました。
手が触れたことが切欠でしょうか、それとも、このヒトモドキが感情表現に秀でている機体だからでしょうか。
ただ要望に応えるだけでなく、私に向けられた視線、そこに込められた感情に少しでも応えられたらいいと、そう思いました。］
装甲輸送兵 アンジェ
［ヒトモドキは、D-FL-005と名乗りました。
私は即座に機体名を登録します。
D-FL-005は個人制作の範疇で制作されたヒトモドキであり、他にもナンバリングされた機体がいるとのこと。
記憶されてはいないようですが、他にもいるならばいつか会うこともあるのかもしれません。
彼らが何かしら運用されているのなら、D-FL-005も適切に運用されるはず、心配することはない、そのような意見は次の言葉で訂正せざるを得ませんでした。>>4:+28
特化スキルのデータが存在しないなら、特化スキルの運用は難しいでしょう。
自身のやることが分からなくても不思議はありません。
その次の言葉を聞いて、私は自身の思ったことを言葉にします。>>4:+29>>4:+30］
装甲輸送兵 アンジェ
『あくまで私の意見ですが、私はあなたをコミュニケーション能力に優れた個体だと判断します。
優れたコミュニケーションはヒトにとって精神的に良い影響を与えます。
ヒトはコミュニティを形成する生物であり、ヒトはコミュニケーションを通して意志の疎通を図り、また様々な社会的欲求を実現します。
コミュニケーションの質はヒトにとって自己の評価に影響しており、極めて重要な意味を持ちます。
あなたの豊かな感情、それに伴う感情表現は、ヒトモドキの私からしても好ましいと感じるものであり、戦争という状況で不安感を抱いているヒトの精神状態の改善や、ヒト同士で良質なコミュニティを築けておらず良質なコミュニケーションが不足しているヒトに対しての救済措置になり得ます。
あなたの輸送任務への適正はさておき、あなたの希望はあなたの長所を生かす選択だと考えます。
年齢を重ねたヒトは体力、精神力が徐々に劣化していきます。
ヒトモドキであるあなたには体力のカバーができ、あなたの長所はヒトの精神に好影響を与えると予測します。
あなたがお手伝いすることを、ヒトは、おそらく、喜んでくれると思いますよ。』
装甲輸送兵 アンジェ
［それから、D-FL-005の会話の結びには。］
『ありがとうございます。
こちらこそ、あなたが自身の希望に沿った仕事を与えられることを願います。応援していますよ。』
［D-FL-005の笑顔を見て、好ましいと思います。
私自身の希望はまだはっきりとしないけれど、少なくとも関わったモノがD-FL-005のような表情を見せてくれれば、私は嬉しい、のかもしれない、そう思いました。］*
【独】 装甲輸送兵 アンジェ
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長いんだ。ダイヤさんへのお返事ですが、これにて〆という感じで。お話ありがとうございました。
装甲輸送兵 アンジェ
［早朝、開かれる扉。射し込む光。四角く切り取られた扉の向こう側に広がる空と地面。そこに待つ迎えのモノたち。>>*5
数日間の間、私はヒトモドキたちと会話を重ねました。
全員と話すことはできませんでしたが、数人と交流する中で、そのモノたちと言葉を交わすことで得るものはあったと思います。
目覚めたときよりも、たった数日間で様々なことを知った気がしました。
あまり自分のものとして実感のなかった感情も少し慣れてきたようで、アイリスA型08少尉の“サヨナラ”という言葉に名残惜しさを感じる程度には。
寂しいと思えるようになっていました。］
装甲輸送兵 アンジェ
［各々、配置されるべき場所へと搬出されて、適切な任務を割り振られて仕事をする。
それがヒトモドキとしての役割であり、本来の在るべき姿なのでしょう。
私達はヒトのための道具、適切に運用されてこそ真価を発揮するのですから、それが当然のことだと知っています。
しかし、適切な運用をされれば、もう二度と会わないだろうヒトモドキがいることも、今の私は知っています。
輸送型ヒトモドキである私は、オペレータ業務に従事するヒトモドキと対面することはないだろうし、ヒトの側で運用されるヒトモドキと関わることもないでしょう。
私を応援してくれると、そう言ってくれたヒトモドキとも関わりを持てるかは分かりません。
また、戦地で行動することが多いと考えられるナビゲート機能を持つヒトモドキも、探索特化のヒトモドキも、戦車型ヒトモドキも、無事に会えるとは限らないのです。
お別れ。本当に、これが最後かもしれません。
そう思うと、寂しいと、そう感じて、それしかできなくて。
彼らの姿を、せめて戦場で見ることがないよう、ただ願い、祈るしかありません。］
装甲輸送兵 アンジェ
［そう考えて、ふと、約束のことを思い出します。
アイリスA型08少尉の方に視線を向けました。
少しずつ、迎えに連れられて人影の減る白い建物の中に、一人残るだろう、そのヒトモドキを。
それでもあなたは、戦場に朽ちることはないのでしょう。
稼働してさえいれば、きっと、いつかは来る。来ないとしても、そう思っていられる。
あと少しでロックされてしまう記憶でも、それは私にとって大切な約束です。］
『アイリスA型08少尉、お世話になりました。
またお会いしましょう。その時まで、お元気で。』
装甲輸送兵 アンジェ
［アイリスA型08少尉にそう挨拶をして、少し思考してから、まだ残っているヒトモドキに向けて、言葉を紡ぎます。］
『皆さんも。数日間、大変お世話になりました。
皆さんがそれぞれの配置先で最大限のパフォーマンスを発揮することができるよう祈ります。
私も補給などで関わることがあるかと思います、その時はよろしくお願いします。』
［会うことはないかもしれない。
しかし、どこかで彼らを支えることはできるかもしれない。
ここで別れても、廃棄されなければ、大破しなければ。
いつかは、また話すことができるかもしれないから。］
装甲輸送兵 アンジェ
［迎えのヒトモドキに連れられて、私は扉に向かって進みます。
あとわずかで、お別れが迫っていました。
扉をくぐります。外に出ると同時に、一部の記憶はロックされました。
残るのは、施設で共に過ごしたヒトモドキたちの記憶。
彼らとの交流で進化した機能を携えて、私は道を進みます。
今はただ、できることをするだけ。
自身に割り振られた任務に尽力し、ただヒトのために働く。
その先に未来があると信じて。］**
【独】 装甲輸送兵 アンジェ
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アンジェは一応これで〆です。
ドクター、延長ありがとうございます。
先に〆なきゃ！の勢いで書いたので、また何か思いついたら書きたいと思います。
【独】 装甲輸送兵 アンジェ
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ダイヤさん、ウキクサさん、こちらこそお話ありがとうございました。
ダイヤさんの人間らしい豊かな感情表現に感化されるのも、ウキクサさんとの消えていく時間の中で同じ時間を共有することができたのも、どちらも貴重な体験でした！ありがとうございます！
ドクターもお見送りありがとうございます。
一人残される相手に叶うかも分からない約束をしていくのは残酷だとも思うのですが、それでもいつか、戦争が終わって復興なんかをする時に会えたらいいなと思うのです。
多くのヒトモドキの記憶を背負う優しいドクターに、いつか穏やかな朝が訪れたらいいな。
本編中PKさんもお話ありがとうございました。車両仲間！嬉しい！は私も考えていました（頭部アームガシッ！）
機械的なAIヒトモドキ、素敵！と思ったのですが、あまりうまく話すことができず。アンジェの性質がもっと人間によっていたらもう少し話せたかも…。
誰にも見られなかったけれど、秘話でいただいた言葉は有り難く切なく、大切にしたいと思いました。
PLさんとはお久しぶりで、またお会いできたことを嬉しく思ったり。
【独】 装甲輸送兵 アンジェ
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>>47 PKさんの血を流せたというところがとても好きです。
>>54 ダイヤさん。ダイヤさんが最後に歌った歌がパスワードなの親父さん見越してたの凄い。
そして何度も繰り返して皆のところに行こうとしているのも、好きです。
【独】 装甲輸送兵 アンジェ
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うまく言語化できないのですが、それぞれに消えた過去があって、これからがあって、それらに向き合う姿勢が切ないけれど素敵だな、とずっと思っています。
【独】 装甲輸送兵 アンジェ
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更新時に起きていられないと思うので、ご挨拶を。
村建て様、素敵な村に参加させていただき、本当にありがとうございます。
ヒトモドキとしての悩みや葛藤に向き合って、他者と言葉を交わして、そして消えていく、終わりがあるからこそのどこか切ない空気がとても楽しかったです。
同村者様も、改めてありがとうございます。
それぞれのヒトモドキの在り方や心に沢山触れられて幸せでした。
忘れてしまったこともあるけれど、目覚めた時に話したことや一緒に過ごしたことをアンジェはこの先抱えて生きていくと思います。
PLはかげといいます。またどこかでお会いすることがあれば、よろしくお願いします。
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