プラミア

祭りのあとに

[翌日。枕投げがいい運動になったのか
朝、すっきりと目を覚ますことができた。
アイスさんが個室希望でなければ同室で、
寝言や寝相で迷惑をかけなかったか確認を。
個室だったとしても顔を合わせれば挨拶をして]


　おはようございます、アイスさん。
　ぐっすり眠れましたか？
　忘れ物しないように気をつけなきゃですね。


[と話しつつ、朝食にも誘ってみよう。
せっかく泊まったんだから最後まで楽しまないとね。
*真鯛のポワレ*
*アップルパイ*
*ティーパンチ*
をいただいて、出発までの時間をゆったり過ごした。]
　

プラミア

　
[そうだ、帰りは海路という選択肢もある。>>248
昨日のお言葉に甘えてお邪魔してしまおうか。
あたしはワトルさんに断ってから、港へ足を向けた。]


　シフさん、おはようございます。
　本当に来ちゃいました。乗ってもいいですか？


[ひょっこり顔を出せば、そう挨拶をして。
返事はすでに貰っていると言わんばかりの勢いで
タラップを上る。人生初の船旅だ！
船室でゆっくりしてもいいんだろうけど
そわそわ、きょろきょろが隠しきれなかったため
甲板で景色を見ながら過ごすことに決めた。

はじめての船酔い度は60％の見込み
酷かったら今度から事前に薬を用意しよう]
　

プラミア

　
[そうして波間を眺めていた出港前。
駆け込んできたジョンとシフさんが話しているのに
気が付けば、こっそり腕の中の女の子を発見して
その小ささに二度見してしまったが特に何も言うまい。
親子の再会に水を差すつもりはない。

そのうちみんなの前で紹介してもらうことがあれば
もの言いたげな視線くらい向けたかもしれないけど、
娘さんの前で父親の尊厳は大事にしますとも。
お嬢さんにはこんな言葉をかけよう。]


　ちゃんと迎えに来てくれてよかったね。
　すてきなパパね。


[彼女は美魔女の次のモデルにぴったりな気がするから
店も紹介して。きっと似合いの服を仕立ててくれる。]
　

プラミア

　
[無事に帰ったあとは荷物を片付け、お土産を配り、
そうしてまた日常に戻ってゆく。

アイスさんのサンデー作りに顔を出して。
そうマシュマロにヤキを入れる大事なお仕事だ>>353
ハロウィンの思い出たっぷりのサンデーは
芸術が爆発していた。もちろん花火も添えたし>>355
フルーツケーキも宿で渡しましたとも。
可愛い兎も混ぜてもらったらお礼を言って>>354
でも何かひとつ足りないような…そんな気がして
シロクマかき氷だるまの追加を提案したら
頂上に乗せることはできただろうか。]
　

プラミア

　
[アデルファさんとは相変わらずの弟子談議。
そうそう、お互い成人したあかつきには
飲み慣れない酒を慣らす会を開いてもいいかもね。
酒のつまみは師匠の愚痴、彼の方は惚気話だろうか、
どっちも親しさの証みたいなものに違いない。
ダアトさんの授業、カボチャ割りくらいなら
一緒に参加しても許されるかな？
いっそタウンの皆で講習会を…さすがにダメか。
来年は全員60点以上を目指せたらいいなって
言うだけタダだから]
　

プラミア

　
[ルーリさんには約束通り暖かい冬を保証して。
どこからか飛んでくるかもしれない枕に>>310
警戒心と回避力を鍛えられる日々の始まりだ。
つい自慢のコントロール力を発揮してしまったけど
威力はあんなに加減したのにおかしいな…>>308
今のところあたしの回避は45ってとこ

ちなみに仮装については>>306
初歩的なことですよ、ジャックくん🎃
頭を取っても服は同じ
でしょ？中身に気付かなくても頭は見てましたからね
誰が小さいって？？追いTrickしますよ]
　

プラミア

　
[連絡は1分どころか10分前にはほしいんですが>>311
そう言ったところで聞き入れられず、
現状3分で落ち着いている。はずだ。そうですよね、
3分待ってやるって言いそうな顔してるもの>>312
今後の待遇改善に期待しよう。

心臓は…あたしには用意できる気がしなくて>>313
物理的より心理的な理由で、だ。
アドバイスにはありがとうございます、と返したものの
まだそちら側へ行く勇気、あるいは狂気が足りていない
そんな表情が見えてしまったことだろう。
しばらくは時間をかける方向でやって行くつもり。]
　

プラミア

　
[でも心臓だって何か代わりのものが生み出せるかも。
魔法の可能性はまだまだあると信じたい。
喋る鏡と話す権利をもらえたなら>>316
手始めにその研究をさせてもらおう。]


　でもタウンのことしか聞けないんでしたっけ…
　えーと、何聞こう…？

　鏡よ鏡　パンプキンタウンの
　新しい住民候補を見せてください


[なんて質問は有効だっただろうか。
もし人影が映ったなら、
「誰？この背景どこ！？む、迎えに行かないと！」
と騒いでしまったかもしれない。]
　

プラミア

　
[そんな話題が出た時か、
鍋ごとおでんを抱えて行って、つつきあうついでの話か
胃薬はなくても大丈夫ですよ！>>317
ルーリさんとは暖炉を囲んで
こんな話をすることもあっただろう。]


　ルーリさんは初めてこの町に来た時、…来る前、
　どんな気分でした？

　あたし、どこにも行き場がないんだ…って
　そんな気持ちで。でもこの町に辿り着けて、
　なんだかんだ毎日楽しく暮らしてて…
　……よかったなって思うんです。

　

プラミア

　

　それで、話は変わるんですけど
　この間のハロウィンで、迷子を見つけて
　家まで送って行ったんですよね、あたし。

　なんだか、気分が良くて。
　…迎えに来てもらえるって、
　嬉しいことだったなって思って。

　鏡にした質問もそれ思い出したっていうか。
　…いつかの自分みたいな誰かがいるなら、
　今度はあたしが迎えに行ってあげたいな…
　なんて、最近思うんです。

　

プラミア

　
[という話を、炎を眺めながら
少し気恥ずかしそうな顔でして。
雰囲気を変えようと、ぱっとルーリさんの方を見る。]


　でもほら、あたし一人じゃ外出できないし。
　ルーリさんって結構えらいんですよね？
　遠足でも引率の補佐してたって聞きました。
　もっと偉くなってフリーパス権獲得して、
　手伝ってくださいよ。
　ハロウィン以外の旅行にも行きたいし。


[最後は冗談交じりに言ったのだが、乗ってくれるなら
本当に新人獲得旅行（？）へ行くのも悪くない。
フリーパスがなくたって、陸路なら自力で行ける。
行き帰りはシフさんの不定期便を当てにして。
そんな長期旅行の計画がぼんやり頭に浮かんだ。]
　

プラミア

　
[でもその前に。
あたしは一度、故郷の土を踏むつもりだ。
その準備として、最近は以前よりも
バイトに入る頻度を増やしている。
もちろん魔法の勉強も続けているけど。]
　

プラミア

　
[そんな日をいくつも乗り越えれば。
きっとあたしも、笑って話せるはずだから。

暖炉の火を囲んで。
あたたかい炎の、思い出話をしよう。>>315]**