星狩りの国-暁の街-


33 【完全RP村】終のお宿と始まりの旭。


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【独】 古寺 貴菜

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>>-232
可愛い…!自分むすっとしていて可愛い…!
仲良し三人組とかいいなー そして女将さん…!

(-254) wallander 2025/01/03(Fri) 18:17:44

【独】 古寺 貴菜

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>>-253
なんと作者さん…!ありがとうございます…!
貴菜さん可愛いです

(-255) wallander 2025/01/03(Fri) 18:19:56

古寺 貴菜

― 終のお宿の最後 ―

[皮をむき、栄養があるらしいが暇だしがっつり白い筋まで取ったみかんの粒を口に含む。
美味しい。
酒を飲んで少しイガイガしたのどに、たっぷりの甘い果汁がしみこんでいく。
そのまま粒の皮を噛んで飲み込めば、また手元のみかんを口に入れる。
これがこの身体で味わう最後の食べ物かと思えば、なんだか不思議な気がした。
すごく特別なものでもない、正月に食べるただのみかん。
けど、大体の死ぬ前…いや、死んでるけど…の食事なんて、きっとそんなもんなのだろう。

みかんを1つ食べ終わり、ふと庭に続く窓の外を見れば、外の色が紺色からすら薄くなっている。]

これは、もう、夜明けだね

[こたつから出て立ち上がると、一つ大きく伸びをして、玄関の方へと歩き出す。
女将さんの姿が見えれば、頭を下げた。]

(200) wallander 2025/01/03(Fri) 18:59:08

古寺 貴菜

 
お世話になりました。
最後の年越しが良いものでよかった。

[そして、そのまま宿の引き戸を開ける。
その瞬間、あまりにも成仏のイメージ通り、ふわっと身体が浮いた。
これは紛れもなく幽霊だ。もう何も触ったり、食べたりできないんだ。

勝手に体が少しずつ浮いていく中、今までいた宿を振り返る。
まだ今なら戻れる気がする。
だけど、戻ったところでもう自分の身体はその先への準備を始めている。
それならば最後に]

(201) wallander 2025/01/03(Fri) 19:00:03

古寺 貴菜

 
…見たい

[方向などただのカンだ。
それでも腕を水を掻くようにゆっくり動かし始める。
ふわふわと、少しずつだが確実に身体は勝手に高度を上げていく。
望むところだ。
最後に、あの山に行けたなら。

きっとこっちだ。
宿の周りは最初は何か薄暗くぼんやりとして、方向もよくわからなかった。
それが段々と空が明るくなるにつれ、遠くの山々が、見覚えのある山が見えてくる。
急げ。
幽霊でも息が切れるものなのか、必死で息を荒げながら平泳ぎの手を続けると、スピードが出てくる。
一掻きで、身体はすうっと推進力を得てその方向へと進んでいく。
身体の高度もこちらは勝手に大分高くなっている。

そして…]

(202) wallander 2025/01/03(Fri) 19:00:59

古寺 貴菜

 
すごい

[あの尾根に来た。
あんなにも暴風で、何にも見えなかった尾根は、一面真っ白な雪に覆われていたが、あまりにも遠くの山々までを見渡せる雲のない元日の朝を迎えていた。

そして、その遠く、東の海の方角から、明るい太陽が、少しずつ空を赤くし、そして横長の光の塊として顔を出す。]

(203) wallander 2025/01/03(Fri) 19:02:05

古寺 貴菜


これが、見たかったんだ

[見ている間にも、身体は尾根の高さを通り越し、上へ上へと昇っていく。
光の塊がどんどん大きくなる中、ふと一瞬山肌に強い風が吹き、パウダースノーが宙に舞った。
初日の出の陽の光に照らされて、舞い上がった雪の粒たちがきらきらと輝く。

自分は次にはどうなるんだろう。
陽の光になるのだろうか、それとも雪の粒になるのだろうか。
それだって全然悪くない。
宿の廊下で舞っていた"天使"の姿を思いだす。
仄かに温かくて、仄かに明るい存在。

身体はどんどん高度を上げる。
さらに辺りが眩しくなる中、自分は遠く下を見るのをやめて、上を見上げた。
ただひたすらに高い空があり、そのうち何も見えなくなった。]

(204) wallander 2025/01/03(Fri) 19:02:35

古寺 貴菜

― 学園祭 ―

いやー 想像通りだけど見事に誰も来ねえ

[『山の写真展』
一教室をワンゲル部で借りて合宿時の写真を展示しているのだが、まあ誰も来ない。
誰も来ないことは想定できていたので、とりあえず何となく1人2時間の時間制で見張っているが、正直無人でもだれも文句は言わない。
実際自分の前の係の友人はクラスの方に呼ばれて、自分が来た時は部員すらいない無人状態だった。
受付に座りながら、展示写真を見回す。]

まあこれ行かないとなんもわからんからな…

[砂地に咲く一輪の花の写真とか見せられてもわからん、の気持ちはよくわかる。
でも、行った自分は、いつどこで誰が撮ったのかよくわかって、それは何ものにも代えがたい思い出を呼び起こす。]

(205) wallander 2025/01/03(Fri) 19:03:24

古寺 貴菜

 
究極の自己満かもしれん
あ、軽音始まったな

[ふと、開いた窓の方から、ゆるい風に乗って少し遠い楽器の音が聞こえ始めた。
机に肩肘をついて目を閉じた。
あんまり生音に興味はないのだが、何故だろう、知っている声が聞こえた気がした。]**

(206) wallander 2025/01/03(Fri) 19:03:55

【独】 古寺 貴菜

/*
こういう成仏を元日にやりたかった…
でもまだ三が日だからセーフとしたい
そして山の写真展に絡まないわけにはいかなかった…!
古寺は逆に男の子に転生したということにしようかなあと思っています 
女の子でもよいのですがまるっきり古寺のままになってしまうので…

(-261) wallander 2025/01/03(Fri) 19:08:23

【独】 古寺 貴菜

/*
>>-260
良かった〜ありがとうございます!
遭難死したのに懲りない女古寺
そして桃李さんの絵も大好きです!
表情がちゃんと色々なんですが、極端じゃないというか、ゆるっとした感じのところが好きです…!

そして翼さんも具合が… ゆっくりお大事にしてください**

(-265) wallander 2025/01/03(Fri) 19:14:24

古寺 貴菜

[遠くから聞こえてくる軽音楽、開いた窓から時折穏やかな風を感じる中、頬杖をつきながらスマホを見ていたその時、突然の人影が教室の入口に現れた…!>>-272
人の気配を感じ、スマホから顔を上げてそちらを見る。
彼女と目があうと一瞬固まった。]

(知らん可愛い子が来たぞ…)

[救いはこの学校のワンゲル部には女子生徒の部員もおり、(こんな線の細い淑やかな感じでは全くないが)女子と話すこともそれなりによくあったということだろう。]

あぁ、自由に見てってください
何かわからないことあれば聞いてもらえれば答えますんで

[いったん椅子から立ち上がると、声をかけた。
何の用もなさそうなら、また椅子に座って、じろじろ見るのも失礼だしなとスマホを見始めただろう。]**

(214) wallander 2025/01/03(Fri) 22:15:34

【独】 古寺 貴菜

/*
突然来ていただいた方にはこのような対応をさせていただく山の写真展です ありがとうございます!

(-285) wallander 2025/01/03(Fri) 22:17:04

【独】 古寺 貴菜

/*
思わず雑談村の信子さん見に行ってしまったよね…瓜二つ!
お宿が永遠に不滅も心強いし3人+お宿ごと成仏もあり…
歳の差夫婦?親子?と思われたりするんだろうなあとか、死んでるんだけど色々この先がありそうなエンドで、好きです!

(-405) wallander 2025/01/04(Sat) 22:27:22

古寺 貴菜

― 山の写真展の終わり ―

[変わらずスマホをいじっていると、次の順番の友人がやってきた。
もう2時間近くも経ったのか…と立ち上がる。]

『おつかれ〜 人来た?』
いや来ねぇ。なんなら1時間に一人ペースだったぞ。

[この2時間余の訪問者の姿を思い出す。
儚げな女の子に、誰かの保護者か兄貴か…?というサングラスにマスクの男…]

でもなんか、結構山好きそうな人来たな。
撮った場所とか時期とか高度とか聞かれたり、今思えば、部員の兄貴とかだったかも。

[その時聞けばよかったのだが、対応していた時は思わずそのマスクとサングラスという怪しい出で立ちの男の正体を色々勝手に推理してしまっていた。
怪しい、が、何かやらかしそうというよりは本当に正体隠している感がある、陽キャというわけではないがやばめの陰キャってわけでもなさそうなんだよなあ…と不躾に考えているうちに話が途切れ、聞くタイミングを見失ったのだった。]

(342) wallander 2025/01/04(Sat) 22:33:47

古寺 貴菜

 
あとは…
いや、それくらいだな

[一瞬、教室の外をウサギの乗った犬が走って行った気がした、などと言ったら完全に居眠りしていたと思われる。
いや、実際居眠りしていたのかもしれない…]

『なんか真昼間からそれかよ。これからってもう〆近いじゃん。俺いる意味ある?』
いや微妙。どっか行く?

[と相変わらず誰も来ない教室でだらだら喋っていたその時、窓の外からシャーン、と仕切り直しのドラムのシンバルの音が響いた。]

(344) wallander 2025/01/04(Sat) 22:35:15

古寺 貴菜

 
『あっ、結構ここ音聞こえるじゃん』
そーなんだよ

[と、二人で話しながら窓に近づき、外から聞こえはじめた音楽を聴き始める。
自然と無言になっていた。
女の子の伸びる声が、風に乗ってここまで聞こえてくる。
ありがとう!の声>>273が聞こえるまで、2人して窓の外を眺めていた。]

結構、ていうか、めっちゃいい歌じゃね
『おお、つーか涙ぐんでない?』
いや、ほんと、いい歌だなって思った

[自分は涙ぐんだつもりは全然ないのだが、気恥ずかしく目を拭った。]

(349) wallander 2025/01/04(Sat) 22:44:16

古寺 貴菜

 
『青春だねえ… なあ、やっぱここ閉めて演劇部とか見に行かね?
あとさなんかゲスト呼んでるらしいぜ。さすがにそれは見に行こうぜ』
へー誰くんの?芸人?こないだ南高にプレゼンターとか来たらしいじゃん
『いや、確か星月の…』

[少しだけ教室の片づけをして、友人と一緒に教室を出る。
まだまだ学園祭は終わらない。
この後にだって何か起こるのかもしれない。
そういう未来がこの先ずっと続くのかと思うと、何だか不思議にわくわくした。]**

(351) wallander 2025/01/04(Sat) 22:44:57

【独】 古寺 貴菜

/*
一方山の写真展は閉店しました…
みんなが教室をスルーして廊下を走っていくの解釈一致すぎます

中々時間が取れないことも多く、ソロル可ののんびり系の村にいることが多いので、このような村を建てていただける村建てさんには感謝しかありません…
村建て同村ありがとうございます 楽しかったー
この後階段から落ちる等により魔王との異世界バトル編に行くのも全然あり!
皆さままたの機会にはよろしくお願いいたします。

(-408) wallander 2025/01/04(Sat) 22:58:46

【独】 古寺 貴菜

/*
銀太さんごゆっくり…
バンドの話と同時に宇宙の話ができるような村ってやっぱりいいなぁと思います
それではそろそろ、おやすみなさい

>>-409 貴重な一人、来てくれてありがとうございました!

(-411) wallander 2025/01/04(Sat) 23:03:31



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