12 【突発】ヴァルハラ・ガレージ【R-18ランダ】
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已己巳己 ネグローニ
どうも、店長。
暫くぶりです―。
はー、疲れた。
日によって終わるのがまちまちだとお店通うのには困りものですよねー。
あ、今日は*牛頬肉の赤ワイン煮*と*冷えた水*の気分です！
[などと言いながら店の中に入って来たのは黒髪の女。
軽やかにテーブル席に腰かける。]
不眠不忘 ソウルキス
>>19ミーク
ふふ……貴方を一目見て忘れるような御仁は
宇宙を探してもなかなか居ないんじゃないかな
好きの対義語は無関心という言葉があるけれど
それには同意するよ……とは言え、大衆に嫌われようが
構わず生きられるほど精神が強くもないけどね……
[手にしているものはどう見たってお冷なのに、以前見た時と変わらず饒舌だ。身振り手振りを交えて喋っている為か、濁った血液がまた細く垂れようとしている。
席をゆっくり立つとパイロットへ歩み寄り、下を向かせておしぼりでそっと鼻の周りを覆おうとした。]
まあ……誰彼構わずという訳では……ね
ウル、「光輝」ね……それも悪くないか
魂も光も、瞬く間に過ぎ去るものだから
これで呼びやすくなったかい？
>>23
（超ディナーしに来てる……）
虚航船団 キスミークイック
……酒の為に人工臓器、か。
肉の処理できる酒の量には限りがある。
確かに合理的ではあるけれども、
生きた肉が欲しい立場の人間に
言いくるめられた可能性も無くはないね。
[酒場に残る、牛肉の残り香>>23をスンと嗅いで]
物質に価値がある限り、貿易航行は続く。
嘗ては絶えることの無い繁殖行為こそが
DNAの運び手にして方舟だったが、
今は何でも冷凍して何処までも運んで行ける。
そして文化の数だけ価値があり、
商人は利益が出るのならば何億光年でもソラを行く。
……二束三文で売り払われた肉たちは、
何処か、肉が肉としての価値を持てる場所で楽園を築いているのかもしれないね？
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