6 ― まだ、ちいさな手紙 ―
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[惑星ポールのある初等学校の一室に、不慣れな銀河語が途切れ途切れに紡がれる。
教室の黒板には『自分の生まれた星について』という一文。
作文を手に、少年、サダルが一生懸命にそれを読み上げているのだった。]
マリクは山と川と泉と建物のある星。海はないです。でも川と泉が多い。困りません。
海はない。しかし砂の海がある。 です。そこは星のかけらがあります。星取りはそれを探します。
星集めは祝福を与えます。
祝福だからといって難しい。子供を産むというのが正しいです。
マリクで生まれる人々は必ず星のかけらを持ちます。星片とは特別な石です。
星片を与えられる。それは星に誕生を認められる。祝福される。
あまり彫刻のない夫婦は子供を産まないと聞きました。
でも、それが本当なのかわかりません。
それは私が星拾い。石を見つけられなかったことはありません。
とにかくマリクに住む人、そうやって生まれます。
これで私の発表。終わるです。ありがとうございます。
[ぺこりとお辞儀をすれば、同年代の子供たちの拍手が室内に響く。]
(46) 2023/04/20(Thu) 10:47:39
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