6 ― まだ、ちいさな手紙 ―
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[全て読み終えたら、目に焼き付けた本について、題名、著者、内容の要約を記憶装置に打ち込みます。
数冊分の作業を終えた後に本を書架に戻し、次の本達を書架から取ってきます。
作業はこの永続的な繰り返し。休憩及び充電のために12時間後に地表に戻るまで、私はひたすら本を記録し続け、記録した内容は充電中にまとめて本館に据え付けられた巨大サーバーに移されます。
書庫は暗闇といいましたが、実際には作業効率を上げるためにカンテラのほか、無線送電により周辺に照明を灯しています。1ブロック分の作業を終えるまで、周囲には星の光のようにうっすらと光が点るのです。
無限の暗黒宇宙の中にそこだけ文明が存在するかのように。
無限書庫の蔵書はその全てが本物の紙ではなく、極薄の合成樹脂によって編まれています。
年間を通して安定した地底の気温と湿度の中では経年劣化もせず、半永久的な保管が可能。
また、生物が存在しないセラエナスにはいかなるバクテリアも存在せず、本が食われてしまう事もないのです。]
(69) 2023/04/21(Fri) 00:21:54
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