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22 【完全RP村】機械人類は、蒼穹の空の夢を見るか
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“ 私ね、つい、想ってしまうのよ。
機械化人類、電脳化された人間を
拒む人と顔を合わせた時に――
「“私”じゃない私を殺してくれるかしら」って。
けれど今の私には、この場所がある。
私の生を望んだおばあさまも、
こうして共にいてくれる貴女たちも。
だから今の私は、死ぬわけにはいかない。
それで、できるだけ死を想わないように、
ああいった人たちとは極力会わないようにしているの。 ”
[これは、いつかリリオの後輩技師に打ち明けた内緒話>>42の一端。電脳化された意識がこのような思考を生成する程度には、彼女は己の死に対しての忌避感が薄い。
そしてこれは生き死にに関わらずとも、本来の“私”を失った>>6と認識する者としての、現在の自己への執着の薄さを示す言葉でもあった。
それでもなお、自死や自壊を積極的に選ばないのは。
端的に言えばこの告白の通り「自分と共にいる誰か」の存在故だ。]
(118) 2024/06/19(Wed) 12:31:13
![](img/flag.png)
[こうした事情>>117>>118を、赤い男が察しているか否かは兎も角として。
オクリビは「カサブランカのフアナ」だった頃と大して変わらない素振りで、笑って言葉を続ける。]
うち……いえ、私はもう辞めてしまいましたが。
市場に出回らないパーツをお求めなら、
またカサブランカに脚を運んでも宜しいかと。
[今や他の組織に与する身として、あくまでリリオとは縁を断つ心算ではいたのだが――。
「顧客」の顔を久しぶりに見るや否やこうなるのは、闇市場の商売人としての気質の名残。
客の勧誘にしては妙に歯切れの悪い言葉を発話しながら、きまり悪そうな苦笑を顔に作る。
なお、オクリビは自分がリリオを辞め、他の組織についたことを特に隠すつもりはない。
寧ろリリオ脱退の話が広まった方が古巣に迷惑が掛からない、と指向している節すらある。
もっとも、肝心の新たな所属先については、この時は曖昧に濁すだけだったが。*]
(122) 2024/06/19(Wed) 12:56:45
![](img/flag.png)
回想:太陽の名を冠する男の話
[ところでフアナの「ある種の」顧客に対する対応
>>41には、同僚らから疑問を呈されることがあった(件の若き技師には真相
>>118を既に話しているし、社の長もこの真相を解ってはいたが)
曰く、「お客様の心証を重んじるなら、何故貴女が『あんな連中』
>>158>>159の応対にも出るのか」と。]
ああいう荒くれのマッチョ共が来る時は
多少のことで動じない古株の一人として、
私が出なきゃいけない時もあるのよ。
いくらこの傷が理由でケチつけられようが、
苦虫嚙み潰したみたいな顔されようがね。
[かなり目立つ顔面の縫合痕を理由に、かの「荒くれ共」――手下を引き連れた「BloodSun」の首領が金払いを悪くしていたのは確かだ。
フアナと職歴の近い職員の中には、凡そ誰の目にも「見目麗しく」映る者もいるのだが――。
住み込み勤務式のこの葬儀社にも、職員ごとに定休日は存在するし、月経休暇だってある。時には予期せぬ負傷や急病も。
故に、対応要員として最適な職員を出せないことも、往々にしてあることだった。]
(263) 2024/06/20(Thu) 17:43:25
![](img/flag.png)
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