
5 【半突発誰歓RP村】映画 ─玉響に“なけ”─
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[くしゃりと音が聞こえた。
カメラは結月の小さな手を捉える。
クロッキー帳の上に乗せた指が強くページを掴んでいた。
指の隙間から見える黒い線はよれた分だけ歪んでいる。]
……っ、はぁ。
[苛立ち混じりの吐息が結月の口から零れた。
背後では他の生徒たちが明るく語り合う声が聞こえる。
同じ場所、同じ時間を過ごしているはずなのに
画面の中で二組の温度は大きく違って見えた。]
――ふう。
[結月は深く息を吸う。
誰にも気づかれないように丸まっていた背を伸ばす。
小柄な体躯の背中はそれでも頼りなくて、
どこか心細いような印象を受けるだろう。]
(128) 2023/02/28(Tue) 22:16:40

[まだ幸阪が美術部に所属していた頃。
黙々と作業する幸阪の背が映し出された後、>>110
彼女の方へ微笑ましい表情を向けるシーンがある。
ひたむきに取り組んでいるかのような姿に眩しさを覚え、>>124>>125
励みにしていた美濃の心情が映し出された箇所だ。
同じ場所、同じ時間を過ごす筈なのに
大きく違って見えるそれぞれの温度感。>>128>>129]
(250) 2023/03/02(Thu) 01:19:44

― 回想/1年前・春・四月/美術室 ―
[朗らかな美術部の日常が画面に切り取られる。>>249
結月がキャンバスに向き合うシーン>>125と
美濃がその背を見守る姿が交互に映し出されることで
少女の異質さが上手く描かれていた。>>250]
……え?
[身を折るような息苦しさ>>128と息の止まる緊張感>>129、
それを一瞬で払しょくしたのが先輩である美濃>>251の声だった。
実際に息を止めていたのだろう。
数拍遅れて反応した結月の唇から吐息混じりの声が聞こえる。]
美濃先輩……?
[彼女を見上げた結月は最初困惑を表情に乗せた。
瞳がきょろきょろと周囲を確認するように動く。
状況を確認すると少女の眉尻が下がった。
結月は笑う。その表情は後に見せるもの>>135より弱々しい。]
(320) 2023/03/02(Thu) 20:02:00

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