
30 【完全RP村】とびだせ!脱獄の檻
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― いつかの、交流スペース ―
傷、痛む?
[それは、いつだったか。少なくとも刑務中では無かったことは確かだ。
心配そうに顔の火傷を指さして。わたしは音も無く彼女の隣に顔を出す。
体罰の音、漏れるうめき声、罵り、傷つけ、怯え、諦め。
そう言う物が耳に入って来たから、声をかけた。]
医務棟まで付き添いましょうか
痛み止めとか、軽い抗生剤ぐらいなら
出してくれるかも
[火傷だけではなく、体罰による新しい傷もあるだろうから。せめてそれだけでも顔を覗き込んだ。
残念ながら自分には、包帯やガーゼ、救急絆創膏と言った治療道具の持ち合わせは無い。
自分は、看守に握らせるような金を所持していない。だから本当は彼女に何もしてあげられない。
出来るのは、気遣う声をかけてあげる事だけで。]
(149) 2024/11/28(Thu) 00:56:21

回想:交流スペース、ルミと
[その日の刑務終了後の、自由時間中のこと。
他の女囚の時と同じく(相手にもよるが、男囚でない分、心穏やかに接しやすかった)、その若き女囚
>>149とも至って何気なく顔を合わせたのだが――彼女から文字通り「顔」の火傷を指差された時、ハリコは火傷のない方の顔の皮膚を引き攣らせた。]
……大丈夫。もう、痛くは、ないわ。
心配してくれて、ありがとう。
[右眼ごと焼かれた顔の傷はそれなりに深く、もともと痛みは少なかった。ここでの「もう痛くはない」という言葉にも嘘はない――「身体の痛み」という意味であれば。]
(また顔の話)
[「顔は女の命」なんて大昔の価値観を持ち出さずとも、実際に顔を商売道具にするモデルやアイドルでなくとも、己の容貌の変化に塞ぐものはある。看守たちからの虐めの材料にもされてしまえば一層。
……あの火災現場での記憶も脳裏に過れば、なおのこと。
この場で浮かべた引き攣った笑みには、感謝の言葉とは裏腹の「心の痛み」が滲んでしまっていた。]
(294) 2024/11/29(Fri) 16:01:41

ところで
[他の囚人たちについて、例えばルミが看守同士の話を盗み聞きしてハリコの情報を得ていた
>>148ように、ハリコもまた情報収集に動き出すようになっていた……心算ではあった。
それでも自由時間以外は隔離された生活である故に、共同室の囚人たちに比べれば情報収集や共有の機会は多くない。裏社会との縁のなかったデザイナーには諜報の手腕もない。かといって「暴漢の囚人から逃れたい」自分が何故か今更共同室行きを求めるのも不自然に思えて(カネを握らせれば実行自体は可能だっただろうが)。
こうした事情から、ハリコに知れるこの監獄内の情報は、至って限られていた。
(こちらから動かずとも否応なく耳に届いてしまった話、というのもありはしたのだが……)
そんなハリコの元には、“ルミ・ビリヴァー”という無差別連続殺人鬼が収監されているという情報は届いていなかった。少なくとも、ルミ当人とのあの突然の出会い
>>149>>294より前には。]
(299) 2024/11/29(Fri) 16:51:54

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