
30 【完全RP村】とびだせ!脱獄の檻
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[答えのない自問自答を心の中で繰り返していれば、やがて牢獄へと辿り着く。
同室の受刑者には目もくれずに、私はベッドへと向かった。
そもそも同室者が居るのかも定かでは無い。
いくら見た目が少女であろうと、精神異常者の殺人鬼との同室は忌避されがちだろう。
どちらにせよ、顔を手酷く腫らしている囚人に声をかけるのは、憚られるだろうと私は見ない振り。
鬱々とした気持ちのまま、思考を断ち切るようにベッドへと倒れ込む。
薄汚れたシーツは、最低な寝具だったけど、今だけは涙を隠す隠れ蓑として都合が良かった。
あの子がいない世界で、私を未だここに結ぶ未練があるとすればそれは。]
……フィアに会いたいのよ……っ
[小さく零れた嗚咽は、誰にも聞こえないようにシーツをきつく被って隠した。
もしかしたら、なんて甘い期待に縋る事しか出来ない自分が恨めしくて、惨めだった。
諦め切れず、捨て切れず。
只々、私は欠落した片割れを追い求めている。**]
(238) 2024/11/29(Fri) 02:17:34

(-110) 2024/11/29(Fri) 02:27:43
[やがてフィアの牢屋前に運び屋の囚人は現れる。
ゴミを投げ入れる素振りで投げる包み。
それは見事なコントロールでフィアのベッド脇にぽすっと着地するだろう。>>238
フィアが包みをどうするかは分からない、が。
アレッキーノからすれば路上で一人泣いている少女に手を差し伸べるような道化の彼らしい自然なパフォーマンスの一環なので届かなくても構わない。
なんにせよ運び屋の囚人は何も言わずクールに去っていく**]
(306) 2024/11/29(Fri) 17:35:27

新入り少女への激励は
[疲弊し切って、泥のように眠り込んだ次の日
>>238 枕元にぽす、と何かが落ちる音が聞こえて目が覚める。
>>306 目を擦りながら包みを開けば、可愛らしい包装紙が顔を見せる。左右がねじれてリボンのようになっているそれは、あの子が偶に買ってきて、教えてくれたお菓子の1つ、飴だった。
干し肉や缶詰が主食だった私にとって、あの時初めて食べたのが飴であり、生まれて初めて食べる甘味の感覚は強烈だった事を思い出す。
贈り物を見たその時だけは少しだけ目を輝かせて、手に取って……はた、と添えられたメッセージ
>>305に気付く。]
(320) 2024/11/29(Fri) 19:48:40

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