護衛 オスヴァルト

閑話『ベイカー夫妻』

佐次詩羽

[あとは本来わたしの世話役だったという、この人のおじいさんに会う約束をした>>336]

　わたしがこっちに滞在している間はいつでもいいよ
　合わせるから段取りはよろしく

[何かにつけてはじいさんと口にするので、おじいちゃん子なのかな。
彼にとって本当の祖父ではない事>>253は、そのうち聞く事があるだろうか]

きぐるみ ピギー

[そうこうして話している間にハーブティーの熱が逃げ、夜明け草といわれる所以の一つが見えるように水色のお茶は紫色へと変わっていく。
夜明け草の名前に疑問>>380をもっていたようだが、それが答え>>387]

　面白いだろう。味もさっぱりしていて好きだがこういうのもあるって、とある夫妻(>>253）に教わってな。

　それに……酸っぱいものを足せばさらに時間が進む。

[りんごを手に取って、おおかみの伸びた爪で皮をむき、自分のカップに浸すと、空にある紫から時間が進み、 夜明けの空の光のような柔らかい桃色に変わる。そんな流れを見やすいようにカップをイヨリに近づけた。
ちなみに味としても控え目であるために何かを足すのは悪くないのだ。]