5 【半突発誰歓RP村】映画 ─玉響に“なけ”─
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
[1]
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
全
ー 春・五月下旬 放課後 校舎前花壇にて ー
[ケンとの約束が果たされたのは、事件から少し間をおいてからのこと。
明確な日時を決めていなかったため、その日の昼休み、彼のクラスに赴いて放課後残ってくれるよう(いなければクラスメイトに伝言を)伝えた。
本当は事件のその日にやっておけば、彼のクラスで悪目立ちすることもなかったのかもしれないが、五月下旬の方が飯島にとって都合がよかったのだ。
彼との約束、パンジーの植え替え。
もうすぐ時期の終わるこの頃に植え替えをしてもそんなに意味はない。そんなわけで。]
ごめんね。ケンくん。
植え替えもしてもらうんだけど、切り花も手伝ってもらっていーい?
[まだパンジーの花が元気な内に切り花にし、各教室の花瓶へと生ける。
切り花にした花の株は用済みなので処分する。
切り花にしなかった数株をプランターへと植え替え、種を取る準備をする。
これらを一人でやるのは重労働だと考えていたので、人手が増えたのは嬉しいことだった。
まして彼は体格もいいし力もある。予定になかった労働を断られたところで植え替えの手伝いをしてくれるだけで万々歳だ。
…あわよくば株の処分までは手伝ってもらおうと考えているのはここだけの話。]**
(313) 2023/03/02(Thu) 16:21:59
― 5月下旬・放課後・校舎前花壇 ―
いいすよ。
[>>313 飯島の申し出に軽く首肯する。
断る理由はどこにもなかった。
バスケットボール花壇襲撃事件からしばらく経って、
責務としてケンの中に留まっていたから
声がかかってむしろほっとしたくらいだ。]
切り花? ……て、上手く切るコツとかある?
[ここの花が各教室に配られているなんて知らなかった。
教室で確かに目にしていた筈の花。花瓶の色だって覚えていない。
教室に踏み込んだ時の花の匂い、思い出そうと空を睨む。]
(314) 2023/03/02(Thu) 17:40:17
― 春・五月/登下校 ―
[美術部を退部したからといって、幸阪結月は消えたりしない。
特徴的なツインテールを揺らし、大神高校の中で生きている。
移動教室のタイミング、購買の人ごみに流された昼休み。
体育の授業に、毎日の登下校。
去年の靴箱は特に大変だった。
出席番号順に割り振られた場所が上の方だったのだ。
届かない訳じゃない。背伸びも必要ない。ちょっと取りにくいだけ。
片手をぐっと伸ばして靴を取るのは一日二回の日課だった。
結月が癖のように花壇に視線を向けると、
今日もまだ萎びた花が横たわっていた。>>295
なぜかその様子が気になって、彼女は毎日一瞬だけ足を止める。
紙芝居を一枚捲ったように
色とりどりのパンジーが消えたのは五月下旬のことだった。>>313]
(369) 2023/03/02(Thu) 23:17:10
[1]
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
全
トップページに戻る