5 【半突発誰歓RP村】映画 ─玉響に“なけ”─
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[潤む瞳。それを冷めた瞳で見据える竹村茜。
クルリと背を向ける。
怒ったような表情は、原作の竹村茜の心情そのものだ。
怒っているのだ。
それでいてどうしようもないと思っている。
人の想いは止められないと、竹村茜は理解している。あの子が自分を好きと言う気持ちも、それを受け入れられないと言う茜自身の気持ちも。
一番怒っているのは、無責任な外野にだ。
自分が好きになれない相手に告白され、断ったら外野に責められる。
文字にすればその通りで、それが異性だろうと同性だろうと、迷惑なのは同じだと竹村茜は感じていたのだ。
乱暴な足取りで向かうのは放送準備室。
扉の前で一度足を止め、胸に手を当て深呼吸をする。
そうしてからゆっくりと扉をノックした。]
(318) 2023/03/02(Thu) 18:53:36
─梅雨・放送準備室─
[窓ガラスを叩く雨。
梅雨の季節は、普段はグラウンドを利用している野球部やテニス部といった運動部の練習が屋内に切り替わる。
体育館を順番に利用しているようだが、この季節だけは廊下をランニングなどに利用してよい事になっていた。
運動靴が廊下の床と擦れる音は耳馴染みがなくて新鮮でもある。
けれど窓の向こうから彼らの歓声が聞こえてこないのは、ほんの少し寂しい。
放送部内には、一種、弛緩した空気が広がっていた。
全国高校放送コンテストの県大会が終わった。
残念ながら決勝に上がる事が出来たのはアナウンス部門が一人だけ。
皆の期待を一身に背負った先輩も、全国大会に進む事は出来なかった。
とはいえ、これから一大イベントである体育祭や文化祭も控えているし、来年の全国高等学校総合文化祭の参加権がかかった選考や、新人大会などが残っているのだが。
>>318そんなところに、ノックの音が響いた。]
(346) 2023/03/02(Thu) 21:37:54
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