
30 【完全RP村】とびだせ!脱獄の檻
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そんな檻、無限にも広がる牢獄の世界の一つに、
壁一面に日付を記した部屋があった。
その囚人は、一日、一日、その日が終わるたびに
壁を傷つけ、数を数えた。
毎日毎日、一年、十年、そろそろ何年?
数字を追いかける日々を続けた彼は
ゲホゲホと血の咳をしながらこういった。
(#1) 2024/11/30(Sat) 00:01:14

[此処に来て何人か見てきた、壁面に傷をつける者>>#1。
その内のひとりが溢した、貴重な情報を、私は聞き逃さなかった>>#2。
実しやかに囁かれる暗号の行き先>>#3。
嗚呼、私の天使。
お嬢様も会いたいと、想ってくださっているのですね。
それならば、この先人の残したカウントダウンを
大切に大切に致しましょう。
だって、私は貴女を今も愛しているのだから。
まずは、この監獄の建築図面を探し出さなければ。
先人の知恵を借り得て、私はその罪を背負いましょう。]
(4) 2024/11/30(Sat) 00:09:12

カウントダウン前夜
[どこかの房の誰かにとっては運命の日
>>#1>>#2>>1の前夜だったその日もまた、ハリコにとってはだいたいいつもの収監の日常であった。
否、ひとつだけ非日常があったとすれば――いつもとは少し違う内容での“本職”の出番があった、ということだ。
この日のハリコの刑務は、耐久性テストと称してひたすら冷蔵庫を開け閉めする作業。比較的左目への負担が少なく済む作業だった(拷問に転用できる程に単調だったが)。
刑務終了後にハリコは看守にささやかな額の紙幣を握らせ、「特別に」縫製作業用の個室とリネン室の使用許可を得ていた。勿論、その看守の監督下の上ではあったが。
(この程度の頼みなら、必要なカネは本当にささやかで済んだ)
こうした形での「規律違反な」縫製室利用は、この時に始まった話ではない。
ハリコが普段から着ている深緑基調のワンピースとケープ――囚人用のスーツの上に纏われた衣服の継ぎ接ぎは、自由時間を利用してハリコ自ら縫製室で繕ったものだ。
なお継ぎ接ぎをするほどに服が傷んだ原因は、言うまでもなく、これまでの看守たちによる数々の暴力行為である。ちなみに例の恐怖の人形工房>>0:324の際に服が破けたこともあった。アポアポ人形はこわいぞ! キミがプロ級の超改造造形師スキル>>0:325でも持っていない限りは!!]
(89) 2024/11/30(Sat) 18:20:59

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