26 ― 境界の先への手紙 ―
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今日は朝から騒々しい。
研究員が慌てる中、ベアーはマチェットにぶんつーのルールをあれこれ聞いていた。
「なあなあ、なんでみんなあちこちはしりまわってるんだ?」
マチェットはゴノレウと呼ばれる生き物のキメラだ。
人間よりも遥かに大きく力強く、そして賢く心優しい。
実験体たちからも人間からも頼りにされる存在だ。
『どうやら大規模なステアが起こるようだね』
「すてあ?」
『そう。そうだな、前に嵐というものを教えただろう?
雨がいっぱい降って強い風が吹く……というやつだ。それが混沌で起こる』
それが何故人間たちが大慌てになるのかベアーにはピンと来ない。
「それになるとみんなはしりまわるのか!」
『そう、定期船が来なくなるからね。
定期船が来ないと他のリージョンとのやり取りができない、ベアーに関係するとしたら……そうだな、お菓子が手に入らなくなって文通もできなくなる。
と言ったところか』
(5) 2024/09/20(Fri) 10:52:28
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