26 ― 境界の先への手紙 ―
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まあそんなこんなで、今日も多量に来た手紙を机上に並べて――俺がその手紙を真っ先に確認しようと思った理由は、正直、分からない。
何かの予感、みたいなもんだったのかもしれない。
――まさか。
脳裏に過ったのは、「ペリアンス」のことだった。
今やもうその名では呼ばれなくなったあのリージョンも、人間も含めて生き物が死に絶えた訳じゃないらしいこと、まだそこで生きている者がいるらしいことは、俺だって情報として知っている。
けれどもあの事故以来……というより俺があの“故郷”を飛び出して以来、一度も戻ったことのない場所。
階下に降りるべきだとせがむクロウの合成音を他所に、俺は暫く、その手紙の文面に向き合っていた。
(23) 2024/09/20(Fri) 15:34:56
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