26 ― 境界の先への手紙 ―
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「 ── なんて事も、云いました、ね 」
一度手を離したならその希望は二度と掴めないと
とっくのとうに知っての言葉。
救いの御手は何度も差し伸べられない。
まあ、心配せずとも舟は定員を満たして、
皆きっと何処かで幸せにやっているだろう。
私も今はもう誰と喧嘩することも無い。
ここはとても静かだ。
息を吐く。点滴のかかったスタンドを片手に、
死者の寝床から(辛うじて)生者の居住スペースへと、
ゆっくり、ぎこちなく歩を進めて行く。
(26) 2024/09/20(Fri) 16:46:01
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