20 ― 遺されたモノたちの手紙 ―
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―― “着” ――
[ 手紙を送信してみるという初の試みの後
如何ほどの時間が経過しただろう。
数時間かもしれないし、数日だったかもしれない。
繰り返し同じ日々を壁の内側で過ごしていると
時間の感覚は失われてゆくもので
はっきりとは分からないが。
本日もまた、己はルーティンワークを粛々とこなす。
その必要がなくなったことは理解していても
成すべき仕事が突然無くなると機械の身体が
どこか不具合を起こすように『思われた』。
機械人形と『ヒト』との数少ない共通点だろうか。
崩れた壁面から吹き抜ける風に
髪パーツを重たげに揺らされながら
今はもうがらんどうの独房をひとつひとつ検分し
最後に事務所に差し掛かったとき、 ]
(28) 2024/05/11(Sat) 06:59:28
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