22 【完全RP村】機械人類は、蒼穹の空の夢を見るか
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夜雀亭裏の宿舎・闖入者
[表通りは平和そのもの、裏の事情など知らず呑気に時間が流れてゆく。
単独陣営というのは、そして表社会で生きるというのは、そういった情報が流れてくるのが遅れるということで。
何も知らず宿舎で体を休めるアリシア。
しかし妙な胸騒ぎを覚え、気まぐれに
機械の腕を身に付けたまま窓から月を見ていた。
数日前に老婆から受け取った懐中時計はその用途通り、懐に。あれ以来、不安や恐怖といったような感情に襲われる夜もあったが、その音を聞いていると少しだけ心が落ち着くような気がした。
巨腕で慎重につまんで針を見る。
私を置いて時が流れていく。
小さな組織から探っていき、いざ本命をと目論んだ道に変わり者。気が抜けたし調べるのはまた明日にすればいい、という甘い見通しが甘すぎたことを知るまでもう少し。]
(46) 2024/06/22(Sat) 11:49:27
― 夜雀亭宿舎 ―
[その建物に鍵はかかっていたか。
ドアノブをひねりつぶすか、ピッキングをするか、電子錠を強制的にこじ開けるか。それらは大して重要な事では無い。
隠す気の無い重い足跡をたてながら、入り口から真っすぐに。向かう先はたったひとつ。
堅牢な城は静かに落ち、少女の部屋へ足を踏み入れる。>>46>>48]
ページボーイなら後から来るよ
女の子は支度に時間がかかるからね
[全て見通すような少女の口ぶりに、暗い笑みを浮かべる。
何処まで知っているのか、それとも自主的に調べたのか。トループ中にヒントはいくらでもあるし、自分に至っては隠すつもりも其処まで無かったから。]
あの子は君に、
店に隠れているよう言って居たけれど、
…それはあまり現実的な手段ではないから
[いつ誰が何処で暴れ出すか分からない状況、夜雀亭も安全とは言えない。
彼女が付けている大きな腕を一瞥し、話を続ける。]
(62) 2024/06/22(Sat) 13:02:23
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