20 ― 遺されたモノたちの手紙 ―
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[ 夜鷹は、人間の残り香を辿り、
朽ち果てつつある人工的な床を歩く。
人類の足跡は、今やもうひび割れて
僅かに夜鷹の足元で土くれの代わりに道案内をする
植物の蔦が這い、部屋の中すら見えてしまう壁の亀裂。
A-71研究室、遺伝子実験室、被験体管理室…
扉の横に掲げられたプレートはほとんど朽ちていたが
夜鷹には、人間たちがその部屋で、
どのようにして幼子たちを守ろうとしていたか
今でも鮮明に覚えている。
『楽園の花園』を受け入れない勢力は、
その実験や研究を外道と呼び、侵略してきた。
一般的に考えれば、おそらく受け入れられざる技術だと
今の夜鷹は理解している。
理解してなお 幼子を愛し育んできた]
(56) 2024/05/11(Sat) 18:36:24
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