彫金師 スカリオーネ

─パジャマパーティ：保護者席─

[なにやら異邦者同士で「ぱじゃまぱあてぃ」というものをやるらしい。
端的に言うと寝間着での情報交換会だそうだ。

お目付け役がいればある程度の自由は与えてもいいだろうし
宿舎やギルドの監視下なら問題はないだろうということで
どの部屋でやるにしても、男は警備よろしく外の扉の隣の壁に背を預けていた。
構わんだろうと葉巻を一本口に挟む。

彼ら、彼女らにだってプライベートというものがある。
ましてや、同じ世界の者達でしか話せないこともあるだろう。
異邦人たちの宴が終わるまではそこから動かず
護衛の任を全うしている。]*

戦士 ランディ

パジャパ：裏方会

　せんぱーい、やっぱ面倒見がいいっすねえ。
　いい事ありました？


［>>99尊敬する大先輩と共に部屋の前で待つ間、ランディは暇を持て余して語り掛ける。
魔法を信じるならば侵入者など居るまいが何かあったときにすぐに反応できる場所で待機することは大切だ。

　食堂で貰ってきたポットの薬草茶を木製のコップに注ぎこみスカリオーネに差し出す。
初日にあれだけ威圧的だったのが随分と献身的なものである。
知ってたけどと――滋養強壮・肉体疲労時の栄養補給に効果のある薬草茶を勧めているのは別に深い意味があるわけではない**］

きぐるみ ピギー

――　パジャパ：裏方会　――

　オラッ！！！

[重さを感じさせないピギーはランディの肩に乗って、脳天に衝撃を逃せれぬように真っ直ぐな拳骨を落としておいた。まあ受ける直前で直撃をずらしたりはしたかもしれないが、やることに意義があることがあるのです。]

　じゃあな。

[窓から入ったり宿舎にもおらず、ギルドの酒場兼食堂にいくぐらいしか姿を見せないピギーは、ランディ>>100に鉄拳を落とすだけ落とすと、何事もなかったように着地をして、護衛保護者席のスカリオーネ>>99とランディの二人へと軽く声をかけ、特に情報交換などすることもなく去っていった*]