26 ― 境界の先への手紙 ―
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……かの御仁に宛てたこの手紙、今の俺は全然忙しく動き回れる身分じゃないってことをしれっと伏せちまってるんだが……。まあ、旦那から急ぎの用件が来たって訳じゃあないし、大丈夫だよな……?
実はまだ脇腹が少し痛む、なんて馬鹿正直に書くのもなんだか気が引けてなあ……。
「そうだよ、こういう時は、
精神修養の術を使ってなぁ……」
城下街で受けられた医療の質は、決して悪いものじゃなかった。特に外科手術に関しては本当に綺麗に直してくれると言っていい。それでも退院してからも続く、身体の内側からの痛みってやつはあって――。
この時まですっかり忘れていた術と呼吸法とを、本当に久しぶりに、ここで俺は用いていた。
この自己治癒の法を思い出させてくれたのは、旦那からの手紙だったよ。ああ。
(102) 2024/09/21(Sat) 22:38:20
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